Cisco UCS Director

Cisco UCS Director による包括的な VCE Vblock の管理

ソリューション概要





Cisco UCS Director による包括的な VCE Vblock の管理



概要


最高情報責任者(CIO)や IT マネージャは、ビジネスの俊敏性とデータセンターの即応性を高めることが可能な、真の IT 変革を生み出す方法を求めています。しかし、この変革は、IT 組織がより柔軟性のあるインフラストラクチャを構築して、データセンター間でのサービスの方向付けをサポートすることを必要とします。

組織では、サイロ化された IT アーキテクチャ モデルから、コンピューティング、ネットワークおよびストレージのコンポーネントがあらかじめ統合されたコンバージド インフラストラクチャ ソリューションへと移行しつつあります。このアプローチは、コストを削減しながら、IT の即応性と俊敏性を高めます。

Intel と VMware の出資を受けて Cisco と EMC により創設された VCE は、IT のコストを大幅に削減しながら、IT の柔軟性と俊敏性を高めるコンバージド インフラストラクチャ コンピューティング モデルの採用を促進します。VCE™ Vblock™ System は、全面的に統合され、全面的に仮想化された、業界で唯一のコンバージド インフラストラクチャを提供します(図 1)。

Vblock System は、Vblock ソリューションのポートフォリオ全体に反映されている単一のアーキテクチャを使用して設計されており、Cisco、EMC および VMware の先進的なテクノロジーを使用しています。Vblock System は、Cisco UCS のほか、EMC VNX および VMAX ストレージ、ならびに VMware ベースの仮想化に基づいています。Vblock System は、データセンターのサイロを排除して IT の生産性を向上させ、ビジネスに必要となるパフォーマンスとアプリケーションの可用性を提供することに役立ちます。

ソリューション


Cisco UCS Director は、Vblock System に不可欠の要素です。Cisco UCS Director を使用すると、単一ビューのポータルから、総合的な管理ならびに中央集中型の自動化およびオーケストレーションが可能になります。Vblock System と Cisco UCS Director を組み合わせると、効率向上により IT が解放され、インフラストラクチャの管理から新たなサービス革新へと時間と労力を転換できるようになります。

図 1 Vblock System 700 およびそのコンポーネントの上位レベル ビュー

図 1 Vblock System 700 およびそのコンポーネントの上位レベル ビュー


図 2 Vblock System 720 のストレージ使用率の詳細

図 2 Vblock System 720 のストレージ使用率の詳細


ビジネス上の利点


Cisco UCS Director は、Vblock System に次のような利点をもたらします。

  • Vblock System 200、Vblock System 300 および Vblock 720 の単一のビューによる管理
  • Vblock System の集中管理に加えて、顧客固有のタイムフレームに設定済みのトレンドに基づく使用率と消費量のリアルタイム レポーティング(図 2 および図 3)により、導入コストと運用コストを大幅に削減
  • コンピューティング、ネットワーク、ストレージおよび仮想化のチーム間のコラボレーションを強化し、日々の運用を簡素化することを支援
  • 各分野の専門家により定義されたポリシーおよびプロセスにより、リソースを割り当てる際に、時間のかかる、手作業のタスクからスタッフを解放
図 3 追跡と管理を容易にするサマリー ダッシュボード

図 3 追跡と管理を容易にするサマリー ダッシュボード


Cisco UCS Director の広範なタスク ライブラリを使用すると、Vblock 200、Vblock 300 および Vblock 720 のワークフローをアセンブル、構成および管理することが可能になります。ワークフローをすぐに使用することも、インフラストラクチャ カタログに公開することもできます。特定のワークフローを組織全体に、または組織構造に応じて特定のグループに割り当てることができます。これらのワークフローは、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)からインポートできます。

Cisco UCS Director のインストール中、そのモデルベースのオーケストレーションにより、インフラストラクチャの検出が行われます。これにより、Vblock System 内の各コンポーネント レイヤの物理的および論理的な関係がマッピングされます。この情報は、Microsoft SQL Server データベースに格納され、実稼働前にワークフローを検証するために使用されます。同情報は、詳細なステータス、使用率および消費量のレポートを提供するためにも使用されます。

Cisco UCS Director と Vblock System は、IT の効率性と柔軟性を実現する、包括的かつ総合的な管理により、データセンターの変革を支援します。

関連情報


Cisco UCS Director の詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ucs/ucsd/index.html を参照してください。

Cisco UCS Director の仕組みについては、シスコの YouTube チャネルでアニメーションによるビデオ、
http://youtu.be/q-NX772MR78 を参照してください。

VCE および Vblock ソリューションの詳細については、http://www.vce.com/ を参照してください。