UCS C シリーズ ラックマウント サーバ

Cisco UCS C210 M2 汎用ラックマウント サーバ

注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。本製品を含むシリーズ全体については Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ をご覧ください。

データ シート





Cisco UCS C210 M2 汎用ラックマウント サーバ



製品の概要


Cisco® UCS C シリーズ ラックマウント サーバは、ユニファイド コンピューティングの革新技術を業界標準のフォーム ファクタに結集したもので、Total Cost of Ownership(TCO; 総所有コスト)を削減し、ビジネスの俊敏性を向上させます。UCS C シリーズはスタンドアロン環境でも Cisco Unified Computing System™1 の一部としてでも動作するように設計されています。このシリーズに採用されているシスコ テクノロジーにより、お客様は作業や処理負荷に関する困難な課題を解決できるようになります。このシリーズにはユニファイド ネットワーク ファブリックに標準構成で対応でき、Cisco VN-link 仮想化がサポートされますので、お客様は投資を有効に活用しながら、ユニファイド コンピューティングへの移行を進めることができます。

Cisco UCS C210 M2 汎用ラックマウント サーバは 2 ソケット、2 ラックユニット(2RU)ラックマウント サーバで、最大 16 の内部 Small Form-Factor(SFF)SAS または SATA ディスク ドライブを搭載可能で、ストレージ総容量を 8 テラバイト(TB)まで拡張できます(図 1)。Cisco UCS C210 M2 サーバは、パフォーマンス、密度、効率がバランスよく設計されています。低コストで信頼性の高い大容量内蔵ストレージを必要とするような作業負荷に対応できます。6 コア Intel® Xeon® 5600 シリーズ プロセッサを搭載したこのサーバは、仮想化、ネットワーク ファイル サーバ、アプライアンス、ストレージ サーバ、データベース サーバ、コンテンツ配信サーバなど、さまざまな用途に使用できるように設計されています。

Cisco UCS C210 M2 サーバは、定評のある Cisco UCS C210 M1 汎用ラックマウント サーバを基盤としています。また、次世代の Intel プロセッサ技術である Intel® Xeon® 5600 シリーズ プロセッサを使用して、Cisco Unified Computing System の機能を拡張します。この強力なプロセッサによって、以前のモデルと同程度の消費電力で、処理可能なコア数、スレッド数、およびキャッシュが増え、投資回収期間の短縮と、生産性およびエネルギー効率の向上が可能になりました。Cisco Unified Computing System と Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサを組み合わせて稼動させることで、TCO をさらに削減し、ビジネスの俊敏性を向上させ、データセンターの仮想化を大きく前進させることができます。

図 1 Cisco UCS C210 M2 サーバ

図 1 Cisco UCS C210 M2 サーバ


用途


Cisco UCS C210 M2 サーバは、今日の市場で最速の Intel プロセッサと大容量の内部ストレージが組み合わさっています。標準的で仮想化された環境をより高速化するプラットフォームが作成され、大容量ストレージを必要とする次のような用途のパフォーマンスを最適化します。

  • 単独サーバおよび大規模な仮想化プールのサーバとして負荷に対応。オプションの Cisco UCS P81E 仮想インターフェイス(VIC)カードにより、Cisco Unified Computing System のフルパワーをプラットフォームで活用できるようになります。VIC カードにより仮想化環境と非仮想化環境の両方のニーズを満たすよう設計されています。オンデマンドでプログラムできる、最大 128 個のイーサネットまたはファイバ チャネル仮想インターフェイスに対応し、ダイレクト I/O 対応インテル バーチャライゼーション・テクノロジーを活用し、仮想マシンから物理インターフェイスに直接アクセスすることで、仮想マシンの I/O 処理の高速化を実現します。
  • 大容量の内部ストレージ搭載が可能で、データベースプラットフォームとしてもパフォーマンスを向上させます。
  • 最新の Intel Xeon は、複数のプロセッサ コアを利用でき、高性能な処理能力を利用したアプリケーション サーバとしても最適です。
  • データ ウェアハウス、医療用画像、ビデオ監視、ドキュメント イメージング、コンテンツ配信など、I/O 処理が多いアプリケーションプラットフォームとしても利用できます。アプリケーション データ用に最大 9.6 TB のディスク ストレージを装備可能です。

機能と利点


シスコは、Cisco UCS C210 M2 サーバによって製品ポートフォリオを拡大し、ラックマウント型サーバを選択するお客様のニーズに応えます。このサーバを活用すれば、現在必要とされる数のサーバをより効率的に配置し、事業のタイミングと予算に応じて、最適なスケジュールでシステムを拡大していくことができます。

このサーバは、スタンドアロン環境でも、Cisco Unified Computing System の構成要素の 1 つとしても使用できるように設計されています。ディスク ストレージや I/O を構成可能で、ユニファイド ネットワーク ファブリックやネットワーク認識型の Cisco VN-Link テクノロジーなど、シスコの新技術が組み込まれています。

このサーバは、これまで仮想化データセンターのニーズに対応できる製品がなかった商品市場に、差別化と新たな価値をもたらす製品です。シスコとそのデータセンター ネットワーク インフラ(DCNI)パートナーがこのサーバを提供することにより、ラックマウント サーバ市場は、表 1 で概説する機能によって大きく進化します。

表 1 機能と利点

機能 利点
10 Gbps ユニファイド ネットワーク ファブリック
  • 低遅延、ロスレスの 10 Gbps イーサネットと業界標準の Fibre Channel over Ethernet(FCoE)ファブリックをサポート
  • I/O 設定を変更しても、アダプタを取り付け直したり、ラックやスイッチの配線を変える必要のない wire-once(配線は初回のみ)設定運用を実現
  • ネットワーク構成がシンプルで、構成パーツ点数が少なく導入費用や消費電力を削減するとともに、設定、保守が必要なインターフェイス カード、ケーブル、アップストリーム ネットワーク ポートが少ない
仮想化への最適化
  • Cisco VN-Link テクノロジー、I/O 仮想化、そして Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサの機能により、仮想マシンにまでネットワークを拡張
  • 一貫性をもったスケーラブルな運用モデルの実現
  • 複雑さを軽減しセキュリティ確保と効率性を向上
統合管理
(Cisco Unified Computing System に統合した場合)
  • Cisco UCS Manager により、UCS システム全体を単一ドメインとして管理でき、運用効率と柔軟性を改善
  • ロールベースおよびポリシーベースの管理を実装するサービス プロファイルとテンプレートを使用することにより、熟練したサーバ管理者、ネットワーク管理者、ストレージ管理者がそれぞれより効率的に設定および運用管理が可能
  • プロビジョニングの自動化とビジネスの俊敏性の向上により、データセンター管理者は、一般的に数日かかるような設定やサービス提供が、分レベルでプロビジョニング可能
6 コア Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサ
  • アプリケーションのニーズに応じてサーバ パフォーマンスをインテリジェントに調整。必要なときにだけ自動的にパフォーマンスが増大するので、消費エネルギーの大幅な節約が可能
  • 必要とされるパフォーマンスを実現しながらも、プロセッサとメモリの電力状態を可能なかぎり自動的に節約することによって、エネルギー コストを削減
  • 移行および直接 I/O のためのプロセッサ サポートを含め、仮想化環境のパフォーマンスを最適化する柔軟な仮想化テクノロジー
  • 以前のモデルと同程度の消費電力で、処理可能なコア数、スレッド数、およびキャッシュが増加。Cisco Unified Computing System と Intel Xeon 5600 シリーズ プロセッサを組み合わせることで、TCO をさらに削減し、ビジネスの俊敏性を向上させ、データセンターの仮想化を大きく前進させることが可能
  • シスコの C シリーズ サーバは、Intel Xeon プロセッサの革新的技術に対応するために、プロセッサの周波数とセキュリティ機能が向上した最新シリーズの 5600 プロセッサを搭載。クロック速度が向上した Intel Xeon 5600 シリーズを搭載した UCS C シリーズ ラックマウント サーバは優れた価格/性能を実現し、業界でトップクラスのベンチマーク性能を実現
大容量で柔軟性のある内部ストレージ
  • 最大 16 基の内蔵ディスクが搭載可能。ディスク ストレージはスモールフォームファクタ(SFF)6G SAS ドライブまたは SATA ドライブ(前面アクセス、ホットスワップ可能)をサポートし、冗長性および保守の簡易性が実現
  • パフォーマンスと容量のバランスに優れ、アプリケーション ニーズを最大限に満たす
    • 15,000 RPM SAS ドライブで最大のパフォーマンスを実現
    • 10,000 RPM SAS ドライブでコストと容量の高いバランスを実現
    • 7200 RPM SATA ドライブで大容量と高い価値
RAID 0、1、5、6、10、50、60 のサポート PCIe およびメザニン カードの RAID カード搭載により、最大 16 台の SAS ドライブまたは SATA ドライブのデータを保護する柔軟な RAID 構成が可能
Cisco UCS Integrated Management Controller
  • サーバ管理用の Web ユーザ インターフェイス、リモートのキーボード、ビデオ、およびマウス(KVM)、仮想メディア、および管理機能を標準で搭載
  • リモートからキーボード、ビデオ、およびマウス(KVM)、CD ドライブ、DVD ドライブをまるでローカルであるかのように操作できる、仮想メディアのサポート
  • サードパーティ製エンタープライズ管理システムを活用した管理環境に統合できる、Intelligent Platform Management Interface(IPMI; インテリジェント プラットフォームの管理インターフェイス) 2.0 をサポート
  • サーバ管理用 Command-line interface(CLI; コマンド ライン インターフェイス)
fast メモリのサポート 12 個の DIMM スロットで 1333 MHz メモリを最大 192 GB サポートし、パフォーマンスを最適化
冗長ファンと電源装置 エンタープライズクラスの信頼性とアップタイムを実現するためのデュアル冗長ファンと電源装置
PCI Express(PCIe)2.0 スロット× 5
  • 柔軟性とパフォーマンスの向上、および業界標準との互換性
  • PCIe 2.0 スロットは、帯域幅を前世代の 2 倍にしてさらなる柔軟性を提供しながらも、PCIe 1 との互換性を維持
  • 2 個のフルハイト、フルレングス x8 PCIe スロット、および 3 個のフルハイト、ハーフレングス x8 PCIe スロット(すべて x16 コネクタ)による I/O パフォーマンスと柔軟性
統合デュアルポート ギガビット イーサネット
  • 優れたネットワーク I/O パフォーマンス、およびネットワーク効率と柔軟性の向上
  • フェールオーバー構成で設定した場合、ネットワーク可用性が向上
オプションの光学式ドライブ CD メディアと DVD メディアに前面パネルから直接読み取り/書き込みアクセス


製品仕様


表 2 は Cisco UCS C210 M2 サーバの仕様です。

表 2 製品仕様

項目 仕様
プロセッサ
  • Intel Xeon シリーズ 5500 または 5600 プロセッサ 1 基または 2 基
  • プロセッサの選択肢:Intel Xeon X5670、X5650、X5675、E5649、E5645、E5640、E5620、E5506、E5606、L5640、L5630、L5609 等に対応
メモリ
  • 12 個の DIMM スロットがあり、16 GB DIMM を使用した場合最大 192 GB のメモリ(4 GB DIMM および 8 GB DIMM も使用可能)
  • DDR3 registered DIMM をサポート
  • DDR3 低電圧 DIMM をサポート
  • アドバンスド ECC
  • ミラーリング オプション
PCIe スロット
  • PCIe x8 スロット× 5
  • x8 スロット× 5
  • すべてのスロットで x16 コネクタ
  • 3 個のフルハイト、ハーフレングス スロット、および 2 個のフルハイト、フルレングス スロットを使用可能
メザニン カード LSI 1064 コントローラベース メザニン カード(RAID 0 または 1、4 ポート)
ハード ドライブ 最大 16 台の 2.5 インチ SAS または SATA ドライブ(前面アクセス、ホットスワップ可能)
ハード ディスク オプション
  • 73 GB SAS、6G、15,000 RPM 
  • 146 GB SAS、6G、10,000 RPM 15,000RPM
  • 300 GB SAS、6G、10,000 RPM
  • 600 GB SAS、6G、10,000 RPM
  • 500 GB SATA、7200 RPM
光学式ドライブ オプションの 24x CD-R/RW DVD±R/RW 読み取り/書き込み光学式ドライブ
統合グラフィックス ServerEngines Pilot-2 Baseboard Management Controller(BMC)に Matrox G200 コアを組み込み済み
Cisco UCS Integrated Management Controller
  • Integrated ServerEngines Pilot-2 BMC
  • IPMI 2.0 に準拠(管理および制御)
  • 10/100BASE-T アウトオブバンド管理インターフェイス× 1
  • 自動 Lights Out 管理用の CLI および WebGUI 管理ツール
  • KVM
前面パネル コネクタ アクセスしやすい前面パネル ビデオ ポート、USB ポート(2 個)、シリアル コンソール
前面パネル ロケータ LED 大規模データセンター環境で判別が容易な管理者注意を喚起するサーバ単位のインジケータ
その他の背面コネクタ DB-15 ビデオ ポート(1 個)、USB 2.0 ポート(2 個)、DB-9 シリアル ポート(1 個)を含む追加のインターフェイス
寸法(高さ×幅×奥行) 2RU:8.76 × 43.69 × 72.14 cm (3.45 × 17.2 × 28.4 インチ)
温度:動作時 10 〜 35 °C(50 〜 95 °F)
温度:非動作時 -40 〜 65 °C(-40 〜 149 °F)
湿度:動作時 5 〜 93%(結露しないこと)
湿度:非動作時 5 〜 93%(結露しないこと)
高度:動作時 0 〜 3000 m(0 〜 10,000 フィート)(最大周囲温度は、300 m ごとに 1 °C 低下)
高度:非動作時 12,000 m(40,000 フィート)


適合規格


表 3 は適合標準規格の情報です。

表 3 適合標準規格:安全性および EMC

仕様 説明
安全性
  • UL 60950-1 No. 21CFR1040
  • CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1
  • IRAM IEC60950-1
  • CB IEC60950-1
  • EN 60950-1
  • IEC 60950-1
  • GOST IEC60950-1
  • SABS/CB IEC6095-1
  • CCC/CB GB4943-1995
  • CNS14336
  • CB IEC60950-1
  • AS/NZS 60950-1
  • GB4943
EMC:放射
  • 47CFR Part 15 (CFR 47) Class A
  • AS/NZS CISPR22 Class A
  • CISPR2 2 Class A
  • EN55022 Class A
  • ICES003 Class A
  • VCCI Class A
  • EN61000-3-2
  • EN61000-3-3
  • KN22 Class A
  • CNS13438 Class A
EMC:イミュニティ
  • EN55024
  • CISPR24
  • KN 61000-4 Series, KN 24


シスコ ユニファイド コンピューティング サービス:Cisco C シリーズ ラックマウント サーバ


シスコは、業界をリードするパートナー企業とともに、データセンターのリソースを一元的に扱うことで、Cisco UCS C シリーズ ラックマウント サーバ ソリューションへの移行を促進するサービスを提供します。シスコ ユニファイド コンピューティング サービスを利用することにより、サーバの配置や、ビジネス ニーズに応じた運用の最適化、シスコのユニファイド コンピューティング アーキテクチャへの移行を加速することができます。詳細についてはシスコ パートナーもしくはシスコ担当営業にお問い合わせください。データセンターネットワーキングサービスメニューは以下からも参照いただけます。http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/as/index.html

関連情報


http://www.cisco.com/jp/go/unifiedcomputing/ を参照してください。


1 製品の出荷開始(FCS)後に使用可能になる計画段階の機能