Cisco UCS 2100 シリーズ ファブリック エクステンダ

Cisco UCS B シリーズ ブレード B200/B250 M1 サーバ

データ シート





Cisco UCS B シリーズ ブレード B200/B250 M1 サーバ






Cisco Unified Computing System の概要


Cisco® Unified Computing System は、コンピューティング、ネットワーク、ストレージ アクセス、および仮想化を統合して 1 つのシステムにまとめる、次世代のデータ センター プラットフォームで、総所有コスト(TCO)を削減し、ビジネス アジリティ(俊敏な対応力)を高めることを目的として設計されています。このシステムは、低遅延のロスレス 10 ギガビット イーサネット ユニファイド ネットワーク ファブリックを、エンタープライズクラスの x86 アーキテクチャ サーバと統合します。また、統合されたスケーラビリティの高いマルチシャーシ プラットフォームであり、システム内のすべてのリソースが、統合された管理ドメインの実現に貢献しています(図 1)。

図 1 可用性の高い統合されたアーキテクチャの Cisco Unified Computing System

図 1 可用性の高い統合されたアーキテクチャの Cisco Unified Computing System


製品概要


Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバは、Cisco Unified Computing System を構成する非常に重要な要素です。同シリーズは、現在と将来のデータセンターにスケーラブルで柔軟なコンピューティングを提供しながら、TCO も削減します。

Cisco UCS B シリーズ B200/B250 M1 ブレード サーバは、業界標準のサーバ テクノロジーに基づいており、次のような特長があります。

  • 最大 2 基の Intel Xeon シリーズ 5500 マルチコア プロセッサ
  • オプションの 2 つの SAS ハード ドライブ(前面アクセス、ホットスワップ可能)
  • デュアルポート メザニン カード接続を 2 つまでサポートし、最大 40 Gbps の冗長 I/O スループットに対応
  • 業界標準の DDR3 メモリ
  • 統合サービス プロセッサによるリモート管理(Cisco UCS Manager ソフトウェアで確立されたポリシーも実行)
  • 各サーバのフロント コンソール ポートを通じて、ローカルのキーボード、ビデオ、およびマウス(KVM)にアクセス可能
  • リモート KVM、Secure Shell(SSH; セキュア シェル)プロトコル、および仮想メディア(vMedia)によるアウトオブバンド アクセスと、Intelligent Platform Management Interface(IPMI; インテリジェント プラットフォームの管理インターフェイス)

Cisco UCS B シリーズには、Xeon 5500 シリーズに対応するブレード サーバは 2 モデルあります。Cisco UCS B200 M1 2 ソケット ブレード サーバと、Cisco UCS B250 M1 2 ソケット拡張メモリブレード サーバです(図 2)。Cisco UCS B200 M1 は、DIMM スロット 12 本を備えて最大 96 GB のメモリに対応するハーフ幅のブレードで、1 台のメザニン アダプタをサポートします。Cisco UCS B250 M1 は、DIMM スロット 48 本を備えて最大 384 GB のメモリに対応するフル幅のブレードで、2 台までのメザニン アダプタをサポートします。

図 2 Cisco UCS B200 M1 および UCS B250 M1 ブレード サーバ

図 2 Cisco UCS B200 M1 および UCS B250 M1 ブレード サーバ


表 1 に、Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバの機能の比較を示します。

表 1 Cisco UCS B200 M1 および UCS B250 M1 の機能の比較

モデル 最大メモリ容量 メモリのサイズと速度 サイズとフォーム ファクタ 各シャーシの最大サーバ数 各システムの最大サーバ数 メザニン アダプタ スループット
Cisco UCS B200 M1 DIMM 12 本、最大 96 GB 4、8 GB の DDR3、1066 Mhz および 1333 Mhz ハーフ幅 8 320 1 最大 20 Gbps の冗長 I/O スループット
Cisco UCS B250 M1 DIMM 48 本、最大 384 GB 4、8 GB の DDR3、1066 Mhz フル幅 4 160 2 最大 40 Gbps の冗長 I/O スループット


機能と利点


Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバは、要件の厳しい仮想アプリケーションと非仮想アプリケーションに対応するために、パフォーマンス、エネルギー効率、柔軟性の向上を目的として設計されています。Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバは、Intel Xeon シリーズ 5500 プロセッサをベースとしています。このサーバはアプリケーションの要求にプロセッサのパフォーマンスを適応させることができ、利用状況に応じてエネルギー使用量をインテリジェントに調節します。

Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバは、ユニファイド ファブリックへのアクセスに統合型ネットワーク アダプタ(CNA)を使用します。この設計により、従来の LAN および SAN の接続性を維持しながら、アダプタ、ケーブル、アクセスレイヤのスイッチ数を削減することが可能になっています。このようなシスコの革新的技術により、初期投資と運用コスト(管理オーバーヘッドや、電源と冷却のコストを含む)を削減できます。

Cisco UCS Manager に組み込まれているシスコの革新的なサービス プロファイル テクノロジーは、Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバと、その I/O 特性をプロビジョニングします(詳細については、Cisco UCS Manager の概要 (PDF - 1.03 MB) を参照してください)。サーバのプロビジョニングとアプリケーションの導入に必要なインフラストラクチャ ポリシーは、サービス プロファイルにカプセル化されています。たとえば、電源と冷却、セキュリティ、アイデンティティ、ハードウェアの健全性、イーサネットとストレージのネットワーキングなどに関するポリシーです。サービス プロファイルを使用することで、プロビジョニングに必要な手動ステップ数、人的ミスの可能性、サーバとネットワークの導入回数を減らすことができます。さらに、サービス プロファイルによって、Cisco Unified Computing System 全体でのポリシーの一貫性と整合性が向上します。

Cisco UCS B250 M1 は、最大 384 GB の業界標準メモリを使用して、要件の多いバーチャライゼーションと大型データセットの作業負荷に対応するために、パフォーマンスと容量を強化します。このテクノロジーは、要件の多い作業負荷に対して、コスト効率の高い効率的なメモリ設置面積を実現します。

Cisco UCS B200 M1 は、実稼働レベルのバーチャライゼーションと、その他の主流となるデータセンター作業負荷に対応するために、簡易性、パフォーマンス、高密度をバランスよく兼ね備えています。

表 2 は、Cisco UCS B B200/B250 の機能と利点です。

表 2 機能と利点

機能 利点
ユニファイド ファブリック 必要なネットワーク インターフェイス カード(NIC)、ホスト バス アダプタ(HBA)、スイッチ、ケーブルの数を減らすことによって、TCO を削減できる
サービス プロファイル サポート
  • アプリケーションの導入とサーバのプロビジョニングに必要なすべてのインフラストラクチャ ポリシーを完備している
  • 必要な手動ステップ数と人的ミスの可能性が減少し、サーバ ポリシーの一貫性と整合性が向上する
  • 数日かかっていたサーバとサポート インフラストラクチャのプロビジョニングを数分で行えるため、IT 部門の視点をメンテナンスから戦略的イニシアチブへと切り換えることができる
自動検出 設定不要。Cisco Unified Computing System のすべてのコンポーネントと同様に、ブレードの認識と設定は Cisco UCS Manager によって自動的に行われる
Cisco 拡張メモリ テクノロジー
  • Cisco UCS B250 M1 を使用することで、最大 384 GB の DDR3 メモリを使用可能
  • 大幅にメモリ設置面積を増やすことで、パフォーマンスと容量を強化し、要件の多いバーチャライゼーションおよび大型データセットの作業負荷に対応する
  • 仮想から物理への統合比率が高いため、サーバ数とライセンス コストを削減できる
  • 高価な高密度 DIMM の代わりに低密度 DIMM を使用して、よりコスト効率の高いメモリ設置面積を実現できる
2 タイプのサーバ ブレード アプリケーションの要件を満たすために、メモリおよび I/O 帯域幅の柔軟性を提供する
メザニン アダプタ 柔軟性、パフォーマンスの向上、業界標準との互換性、仮想環境に対するネットワーク ポリシーの一貫性を提供する
ホットスワップ可能な SAS ドライブ
  • 各ブレードがローカル ストレージとしてドライブ(前面アクセス、ホットスワップ可能)を 2 台までサポートするため、冗長性オプションと容易なサービサビリティが提供される
  • 効率と容量のために 10,000 RPM のドライブ、パフォーマンスのために 15,000 RPM のドライブをサポートする
内蔵 RAID 0 および 1 のサポート 追加のコストをかけずにデータを保護できる
Intel Xeon シリーズ 5500 マルチコア プロセッサ
  • アプリケーションの要求にプロセッサのパフォーマンスを適応させ、利用状況に応じてエネルギー使用量をインテリジェントに調節する
  • Cisco UCS B200 M1 を使用することで、最大 96 GB の DDR3 メモリを使用可能(前世代の Intel Xeon ベースの 2 ソケット ハーフ幅ブレード サーバと比較して、メモリ容量が 50% 増)
インテル インテリジェント パワー テクノロジー パフォーマンスの要求を満たしながら、プロセッサとメモリを可能な限りの低電力状態に自動的に切り換えて、エネルギー コストを削減
インテルの次世代バーチャライゼーション テクノロジー 最高レベルのバーチャライゼーション パフォーマンス、優れたスケーラビリティ、高い柔軟性、サーバ管理の簡素化を実現
高度なモニタリング
  • 各ブレードに、高度な環境モニタリングを提供
  • ブレードの環境管理を最適化するために、ユーザのしきい値を使用可能


仕様


Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバは Cisco Unified Computing System 環境で使用する設計になっており、この統合環境で機能するためには、Cisco UCS Manager、UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクト、UCS 5100 シリーズ ブレード サーバ シャーシ、および UCS 2100 シリーズ ファブリック エクステンダが必要です。

表 3 は、Cisco UCS B シリーズの B200/B250 M1 の仕様です。表 4 は、適合標準規格です。

表 3 製品仕様

項目 仕様
プロセッサ Intel Xeon シリーズ 5500 プロセッサ 1 基または 2 基
メモリ
  • Cisco UCS B200 M1 1 台あたり、最大 12 本の DIMM スロット
  • Cisco UCS B250 M1 1 台あたり、最大 48 本の DIMM スロット
  • DDR3 に登録された DIMM をサポート
メザニン アダプタ スロット
  • Cisco UCS B200 M1 1 台あたり 1 本
  • Cisco UCS B250 M1 1 台あたり 1 本または 2 本
メザニン アダプタのタイプ
  • Cisco UCS 82598KR-10 ギガビット イーサネット ネットワーク アダプタ
  • Cisco UCS M71KR-Q QLogic 統合型ネットワーク アダプタ
  • Cisco UCS M71KR-E Emulex 統合型ネットワーク アダプタ
  • Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カード
ハード ドライブ ブレード 1 台あたり、最大 2 台の 2.5 インチ SAS ドライブ(前面アクセス、ホットスワップ可能)
ハード ドライブのオプション
  • 73 GB SAS(15,000 rpm)
  • 146 GB SAS(10,000 rpm)
管理 Cisco UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトから、Cisco UCS Manager により管理
温度:動作時 10 〜 35°C(50 〜 95°F)
温度:非動作時 -40 〜 65°C(-40 〜 149°F)
湿度:動作時 5 〜 93%(結露しないこと)
湿度:非動作時 5 〜 93%(結露しないこと)
高度:動作時 0 〜 3,000 m(0 〜 10,000 フィート)(最大周囲温度は、300 m ごとに 1°C 低下
高度:非動作時 12,000 m(40,000 フィート)


表 4 適合標準規格:安全性および EMC

仕様 説明
適合認定 本製品は、指令 2004/108/EC および 2006/108/EC による CE マーキングに準拠しています。
安全性
  • UL 60950-1
  • CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1
  • EN 60950-1
  • IEC 60950-1
  • AS/NZS 60950-1
  • GB4943
EMC:放射
  • 47CFR Part 15(CFR 47)Class A
  • AS/NZS CISPR22 Class A
  • CISPR2 2 Class A
  • EN55022 Class A
  • ICES003 Class A
  • VCCI Class A
  • EN61000-3-2
  • EN61000-3-3
  • KN22 Class A
  • CNS13438 Class A
EMC:イミュニティ
  • EN50082-1
  • EN61000-6-1
  • EN55024
  • CISPR24
  • EN300386
  • KN 61000-4 シリーズ


保証に関する情報


保証については、Cisco.com の製品保証 [英語] のページを参照してください。

シスコ ユニファイド コンピューティング サービス


シスコは業界をリードするパートナー企業と共に、データセンターのリソースを一元的に扱うことで、ユニファイド コンピューティング環境への移行を促進するサービスを提供します。シスコ ユニファイド コンピューティング サービスは、お客様のビジネス ニーズに適切に対応するために、データセンター リソースの迅速な配置と、継続的な運用の簡素化をお手伝いします。これらのサービスおよびその他のシスコのデータセンター サービスの詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/services/portfolio/as/as_dcn.html を参照してください。

シスコが選ばれる理由


シスコは、お客様の要求に耳を傾け、エンタープライズ データセンターのための確かな技術革新を提供することに関する豊富な経験があります。シスコが提供する標準ベースのソリューションは、業界をリードするさまざまな企業から成るパートナー エコシステムに支えられて、お客様のソリューションをエンドツーエンドでサポートします。ユニファイド コンピューティングは、製品をネットワーク、サーバ、ストレージ、オペレーティング システム、およびアプリケーションに分類する従来の方法を改善し、データセンター全体としてのビジョンへと高めます。シスコは世界最大級のテクノロジー プロバイダーとして、ユニファイド コンピューティングのビジョンを実現するためのリソースと経験を持ち、カスタマー フォーカスに力を入れています。

関連情報


最新の Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバの詳細は、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ucs/ucs_b/index.html を参照してください。