データシートCisco Redundant Power System 2300Cisco® Redundant Power System 2300(RPS 2300)は、データ、音声、およびビデオの統合ネットワークのアベイラビリティを向上させます。このシステムは、Power over Ethernet(PoE)を含む、さまざまな電源要件のための電源の冗長性および復元性を提供します。RPS 2300 は、Cisco Catalyst® 3750-E シリーズ スイッチなどのシスコ スイッチ、およびサービス統合型ルータなどのルータにシームレスなフェールオーバーを提供することにより、中断のない運用と、デバイスの電源障害に対する保護をサポートします。 Cisco RPS 2300 は、使い勝手のよい 1 ラックユニット フォーム ファクタで、接続された 6 台の 48 ポート PoE デバイスのうちの最大 2 台に冗長電源を提供します(図 1)。Cisco Catalyst 3750-E または 3560-E シリーズ スイッチに接続した場合、RPS 2300 はインテリジェント管理機能も提供します。
図 1 Cisco RPS 2300 柔軟性とハイアベイラビリティCisco RPS 2300 は、最大 2 台の接続されたネットワーク デバイスに対する完全冗長化電力供給が可能です。RPS 2300 には 2 つの電源ベイがあり、1150 W AC または 750 W AC 電源モジュールを収容できます。これらの電源モジュールは、Cisco Catalyst 3750-E および 3560-E シリーズ スイッチでも使用されます。2 つの 1150 W AC 電源モジュールを使用した場合、Cisco RPS 2300 は、すべてのポートで 15.4 W の PoE を供給する 2 台の 48 ポート スイッチにバックアップ電源を供給できます。Cisco RPS 2300 は、交換可能なファン モジュールも備えています。 使いやすさCisco Catalyst 3750-E および 3560-E シリーズ スイッチに Cisco RPS 2300 を接続した場合は、次のような機能を通して電源の冗長性を管理することができます。
これらの機能は、スイッチの Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)、または Cisco Network Assistant や CiscoWorks CiscoView などの Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)ツールから利用できます。 RPS のデフォルトでは、到着順でフェールオーバーが処理されます。デフォルトの優先順位を無効にして、別の優先順位をプログラムすることができます。高い優先順位を持つようにプログラムされたポートは、低優先順位のポートよりも優先されます。このようにして、ネットワーク管理者は RPS フェールオーバー ポリシーを柔軟に定義できます。 Cisco RPS 2300 は、障害を検出すると、Cisco Network Assistant で監視可能なステータス情報を送信します。また、Cisco Catalyst 3750-E、3750、3560-E、3560、3550、2960、および 2950 シリーズ スイッチからは、内部電源障害が発生したときにトラップが送信されるので、障害が発生したスイッチのバックアップ電源として Cisco RPS 2300 を機能させることができます。 製品の導入例Cisco RPS 2300 は、ミッション クリティカルなアプリケーションのネットワーク復元力を確保するために、さまざまなケースで導入できます。図 2 は、IP フォンや PC に接続されたスイッチを持つ音声/データ統合ネットワークにおける Cisco RPS 2300 の導入例を示しています。スイッチの内部電源の障害が発生したときは、代わりに Cisco RPS 2300 から電源が供給されるので、音声およびデータのネットワークの運用中断を防ぐのに役立ちます。このシナリオでは、複数の PoE スイッチが Cisco RPS 2300 に接続されています。
図 2 10/100 IP フォンとデスクトップ コンピュータの接続 ワイヤリング クローゼットを設計またはアップグレードする際は、所要電力、特に PoE 導入のための所要電力について考慮する必要があります。要求されるアベイラビリティのレベルに基づいて、電力アーキテクチャを選択します。対策が必要な電源障害には、主に次のようなものがあります。
Cisco RPS 2300 は、最初の 2 つの問題に対処できます。最後の問題には、無停電電源装置(UPS)が必要です。AC 回路が 1 つだけの場合は(図 3)、電力が UPS から供給されているかどうかに関係なく、RPS に接続されたデバイスを 2 台まで電源障害から保護できます。もう 1 つ AC 回路がある場合は(図 4)、電力が UPS から供給されているかどうかに関係なく、内部電源障害に加えて AC 主供給源の障害からも RPS による保護が可能です。アベイラビリティを最大にするには、RPS を常に UPS と共に使用します(図 5)。
図 3 Cisco RPS 2300 と接続ネットワーク デバイスが同じ AC 回路を使用
図 4 Cisco RPS 2300 と接続ネットワーク デバイスが異なる AC 回路を使用
図 5 アベイラビリティを最大にするために、Cisco RPS 2300 と接続ネットワーク デバイスと共に UPS を使用 機能と利点ハイアベイラビリティおよびネットワーク アップタイムの増加
使いやすく導入が容易
コスト効率の高いソリューション
技術仕様サポートしている製品
モジュラ電源 Cisco RPS 2300 で使用する電源は次の 2 つから選択できます。これらの電源は、Cisco Catalyst 3750-E および 3560-E シリーズ スイッチでも使用できます。
Cisco RPS 2300 は、電源が 1 台でも 2 台でも動作します。2 台の電源を搭載する場合は、両方が同じ型式である必要があります。表 1 に、Cisco RPS 2300 が同時にバックアップできるスイッチの数を構成別に示します。 表 1 Cisco RPS 2300 がアクティブにバックアップできるスイッチの数
表 2 に、1150 W および 750 W 電源の電源仕様を示します。 表 2 電源仕様
表 3 は、電源の対応表です。 表 3 電源対応表
表 4 に、Cisco RPS 2300 の DC 出力定格を示します。 表 4 供給電力(DC 出力定格)
表 5 に、Cisco RPS 2300 の発熱量に関する情報を示します。 表 5 発熱量
表 6 に、1150 W および 750 W 電源の物理仕様と環境仕様を示します。 表 6 電源の物理仕様と環境仕様
表 7 に、Cisco RPS 2300 の音響ノイズ仕様を示します。 表 7 Cisco RPS 2300 の音響ノイズ仕様3
寸法および重量C3K-PWR-1150WAC または C3K-PWR-750WAC 電源なし:
C3K-PWR-1150WAC 電源 2 基搭載時:
C3K-PWR-1150WAC 電源 1 基搭載時:
C3K-PWR-750WAC 電源 2 基搭載時:
C3K-PWR-750WAC 電源 1 基搭載時:
コネクタおよびケーブル接続Cisco RPS 2300 と外部デバイスとの接続:
Cisco RPS 2300 電源ケーブルの接続:
ファンCisco RPS 2300 は、現場で交換可能なファン モジュール(BLWR-RPS2300=)を備えています。
インジケータ
アクセサリ キットアクセサリ キット(ACC-RPS2300=)には次のものが含まれます。
RPS 2300 の MTBF(平均故障間隔)
保証制限付きライフタイム保証 発注情報Cisco RPS 2300 の一般的な発注構成は次のとおりです。
注文可能なスペアを表 8 に示します。 表 8 Cisco RPS 2300 用に発注可能なスペア
サービスとサポート表 9 Cisco RPS 2300 の Cisco SMARTnet® メンテナンス契約
シスコが提供するサービスについての詳細は、下記の URL を参照してください。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
