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Cisco ME 3400 シリーズ イーサネット アクセス スイッチ


Cisco® ME 3400 シリーズ イーサネット アクセス スイッチは、イーサネット サービス接続向け宅内機器(CPE)を想定した次世代レイヤ 2/3 スイッチ シリーズです。この製品は、Cisco Catalyst® 2950 や 3550 シリーズといった、今日最も広く導入されているアクセス スイッチから得たノウハウに基づいて設計および開発されました。


製品概要

イーサネット サービスの接続デバイスとして扱いやすいハードウェアとソフトウェアを備えた Cisco ME 3400 シリーズは、シスコ アクセス スイッチ ファミリとして Ethernet-To-The-Home(ETTH)のトリプル プレイ サービスと、Ethernet-To-The-Business(ETTB)VPN サービスの両方をサポートするのに最適なスイッチです。この製品シリーズには、加入者のネットワークを全面的に保護するために必須のセキュリティ機能が実装されています。また、複数タイプのソフトウェア イメージを選択可能であるため、「設置後も必要に応じて機能拡張する」ことができます。トリプル プレイ サービスやレイヤ 2 および レイヤ 3 VPN サービスなどの幅広いサービスに対応することで、単一の ETTH/ETTB アクセス ソリューションによる Total Cost of Ownership(TCO; 総所有コスト)と運用コストの削減が可能になります。

Cisco ME 3400 シリーズ(図 1)には、次の構成が用意されています。

  • Cisco ME 3400G-12CS AC(製品番号 ME-3400G-12CS-A) — デュアルパーパス(10/100/1000 と SFP [Small Form-Factor Pluggable] のどちらかを選択可能)ポート× 12、SFP アップリンク× 4、固定型冗長 AC 電源装置× 2
  • Cisco ME 3400G-12CS DC(製品番号 ME-3400G-12CS-D) — デュアルパーパス(10/100/1000 と SFP のどちらかを選択可能)ポート× 12、SFP アップリンク× 4、固定型冗長 DC 電源装置× 2
  • Cisco ME 3400G-2CS AC(製品番号 ME-3400G-2CS-A) — デュアルパーパス(10/100/1000 と SFP のどちらかを選択可能)ポート× 2、SFP アップリンク× 2、AC 電源装置
  • Cisco ME 3400-24FS AC(製品番号 ME-3400-24FS-A) — イーサネット 100 SFP ポート× 24、SFP アップリンク× 2、AC 電源装置
  • Cisco ME 3400-24TS AC(製品番号 ME-3400-24TS-A) — イーサネット 10/100 ポート× 24、SFP アップリンク× 2、AC 電源装置
  • Cisco ME 3400-24TS DC(製品番号 ME-3400-24TS-D) — イーサネット 10/100 ポート× 24、SFP アップリンク× 2、DC 電源装置
図 1 Cisco ME 3400 シリーズ

図 1 Cisco ME 3400 シリーズ

Cisco ME 3400 シリーズでは、3 種類の Cisco IOS® ソフトウェア フィーチャ イメージがあり、機能要件にあわせて選択できます。METROBASE イメージは、拡張 QoS(Quality of Service)、レート リミット、安定性の高いマルチキャスト制御、包括的なセキュリティ機能を備えています。METROACCESS イメージは、METROBASE の機能に加え、802.1Q トンネリング、Layer 2 Protocol Tunneling(L2PT; レイヤ 2 プロトコル トンネリング)、Flex Link などの豊富なメトロ イーサネット アクセス機能を備えています。METROIPACCESS イメージは更に、高度な IP ルーティング プロトコルのサポート、Multi-VPN Routing and Forwarding Customer Edge(Multi-VRF CE)、Policy Based Routing(PBR; ポリシーベース ルーティング)などの先進的なレイヤ 3 機能を備えています。

SFP ベースのギガビット イーサネット ポートは、100BASE および 1000BASE SFP トランシーバに幅広く対応しています。オプションには、Cisco 100BASE-LX、100BASE-FX、100BASE-BX、1000BASE-T、1000BASE-SX、1000BASE-LX、1000BASE-ZX、および Coarse Wavelength Division Multiplexing(CWDM; 低密度波長分割多重)と Dense Wavelength Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)の両方の SFP トランシーバなどがあります。これらのポートは、低価格のギガビット イーサネット ポイントツーポイント接続を実現する Cisco Catalyst 3560 SFP 相互接続ケーブルもサポートしています。

サービス プロバイダーが扱いやすいハードウェア

通常、メトロ イーサネット アクセス スイッチは、オフィス ビルや集合住宅の地階の小さなスペースに設置されるため、Cisco ME 3400 シリーズはコンパクトな外観サイズで設計されており、多様な設置方法に柔軟に対応します。さらに、コネクタの接続をすべて前面から行うことができるため、現場でのインストールやトラブルシューティングを容易に行うことができます。Cisco ME 3400 シリーズは業界標準に準拠するために、Network Equipment Building Standards Level 3(NEBS3)および ETSI 認定規格を取得しています。

業界標準のサービス

キャリア イーサネットは、新しい接続サービスにおいて大きな成長が見込まれている分野です。キャリア イーサネットはシンプルで費用対効果に優れ、扱いやすいテクノロジーであるため、このテクノロジーを WAN に移行することでネットワーク接続が柔軟になるとともに、IT コストも削減できます。各メーカー間での機器の相互接続性・相互運用性を保証するために、Metro Ethernet Forum(MEF)において一連の標準規格と認定プログラムの作成が進められました。Cisco ME 3400 シリーズは、業界標準のレイヤ 2 サービスおよび QoS 機能への対応に関して MEF 9 および 14 で認定されています。

ギガビット イーサネット

高帯域幅を必要とするアプリケーションの増加に伴い、企業および個人のお客様両方から 100 Mbps を超えるアクセス速度が求められています。この要求に対応するため、Cisco ME 3400 シリーズでは、あらゆるメトロ イーサネット機能を備えたワイヤ速度のギガビット イーサネットを提供しています。1000 Mbps の速度によるギガビット イーサネットの帯域幅により、ネットワークへの新たな要求への対応、ボトルネックの軽減、およびパフォーマンスの向上を実現すると同時に、既存インフラストラクチャへの投資も保護できます。

メトロ専用ソフトウェア

Cisco ME 3400 シリーズ スイッチは、メトロ イーサネット マーケット向けに設計されたソフトウェアを使用します。この製品シリーズには数多くの新しい機能が追加されており、サービス プロバイダーにとって最適なアクセス スイッチとなっています。また、デフォルト動作の多くが従来のイーサネット スイッチの動作とは異なるため、設定、管理、セキュリティ保護、トラブルシューティングを容易に行うことができます。

UNI/NNI

Cisco ME 3400 シリーズ ソフトウェアには、イーサネット アクセス スイッチのユーザネットワーク インターフェイス/ネットワーク ノード インターフェイス(UNI/NNI)という概念が導入されています。ソフトウェアは各ポートの用途を識別できるため、効果的なデフォルト動作を数多く提供できます。表 1 に、UNI/NNI のデフォルト動作と利点の一部を示します。

表 1 UNI/NNI のデフォルト動作
デフォルト動作 利点
UNI デフォルト:ダウン お客様へのサービス提供開始にあたっては、サービス プロバイダーがポートをアクティブにすることが必要
UNI デフォルト:ローカル スイッチングなし お客様同士が影響を与え合わないように保護
UNI デフォルト:コントロール プレーン セキュリティに対応 UNI からコントロール プレーンへのパケット入力をハードウェアで廃棄することで、DoS 攻撃(サービス拒絶攻撃)を防御
NNI デフォルト:アップ DHCP/BOOTP サーバを通じたスイッチの自動設定が可能

ソフトウェア機能の柔軟な導入オプション

Cisco ME 3400 シリーズでは、METROBASE、METROACCESS、METROIPACCESS という 3 種類の Cisco IOS ソフトウェア フィーチャ イメージから用途に合わせた選択ができます。したがって複数サービスを展開するサービス プロバイダーは、必要に応じて機能拡張でき、費用対効果の高い形態でのサービス提供が可能です。つまり、当面必要のない機能に投資する必要はなく、将来必要となったときに簡単なソフトウェア アップグレードでその機能を導入することが可能になります。

複数のソフトウェア フィーチャ イメージを選択可能であることは、複数タイプのイーサネット サービスを提供するサービス プロバイダーにとって、ハードウェアを Cisco ME 3400 シリーズ スイッチで統一化しやすいということになります。これにより、複数製品使用にまつわる運用コストを削減し、サポート技術者の教育を簡素化、サービスごとに異なる製品をサポートする煩雑さを解消します。

表 2 に、Cisco ME 3400 シリーズ向け Cisco IOS ソフトウェア イメージの主な機能を示します。

表 2 Cisco ME 3400 シリーズ向け Cisco IOS ソフトウェア イメージの主な機能
METROBASE METROACCESS METROIPACCESS
UNI/NNI すべての METROBASE の機能 すべての METROACCESS の機能
IGMP フィルタリングおよびスロットリング 802.1Q トンネリング、L2PT スタティック ルーティング
Multicast VLAN Registration(MVR; マルチキャスト VLAN レジストレーション) Ethernet OAM(運用管理および保守)(802.1ag、802.3ah、E-LMI) Multi-VRF CE(VRF-Lite)
拡張 QoS 設定可能な VLAN 単位の MAC 学習 PBR
コントロール プレーン セキュリティ Flex Link RIP バージョン 1 および 2
コンフィギュレーション ファイル セキュリティ Dynamic ARP Inspection(DAI)、IP ソース ガード EIGRP、OSPF、および IS-IS
DHCP スヌーピング ポート/VLAN 単位のイングレス ポリシング BGPv4
プライベート VLAN リンクステート トラッキング 全ポートで NNI が設定可能
コンフィギュレーションのロールバック Resilient Ethernet Protocol(REP) Source Specific Multicast(SSM)
MAC アドレス ラーニングとエージング通知 イーサネット IP SLA マルチキャスト対応 VRF(mVRF-Lite)
  Embedded Event Manager(EEM) VRF 対応サービス(ARP、ping、SNMP、HSRP、uRPF Syslog、traceroute、FTP、および TFTP)

包括的なセキュリティ ソリューション

メトロ イーサネット ネットワークの拡大にともない、他のアクセス テクノロジーと同レベルのセキュリティを提供することが課題となっています。Cisco ME 3400 シリーズ スイッチは、加入者、スイッチ、およびネットワーク セキュリティの 3 つの分野のセキュリティ機能に対応することで、イーサネット アクセス ネットワーク向けの包括的なセキュリティ ソリューションを提供しています。

加入者セキュリティは、お客様間の保護に役立ちます。お客様同士が影響を与え合わないようにすることは、複数のお客様で共有デバイスを使用する場合の主要な課題です。Cisco ME 3400 シリーズは、複数の機能によってこの課題に対処しています。UNI/NNI 機能は、お客様ごとにトラフィックを分離する回線型の動作を実現します。DHCP スヌーピング、DAI、IP ソース ガードを使用すれば、MAC アドレスや IP アドレス、ポート情報に基づいて個々のお客様を識別し、悪意のあるユーザがアドレスを偽装して中間者攻撃(man-in-the-middle 攻撃)を仕掛けてくるのを防ぐことができます。

スイッチ セキュリティは、外部攻撃からスイッチ自体を保護するためのものです。Cisco ME 3400 シリーズには、CPU とコンフィギュレーション ファイルを攻撃から保護する機能が用意されています。CPU はイーサネット スイッチの重要なコンポーネントで、プロセス制御プロトコルやルーティング アップデートを処理します。DoS 攻撃によって CPU が過負荷状態になると、これらの制御パケットが廃棄され、ネットワークが停止する恐れがあります。このような攻撃から CPU を保護するための方策として、コントロール プレーン セキュリティやストーム制御などの機能があります。また、メモリを保護する機能としてポート セキュリティ機能があります。この機能を使用すると、各加入者が使用可能な MAC アドレス数を制御できるため、大量のトラフィックでスイッチのメモリが枯渇するのを防ぐことができます。

ネットワーク セキュリティ機能は、すべての着信トラフィックをフィルタリングして、有効なトラフィックのみがスイッチを通過するように制御することです。Cisco ME 3400 シリーズ スイッチは、Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)や IEEE 802.1X 認証などの機能を使用して、スイッチ経由でのトラフィック伝送が許可されているユーザやパケットを識別します。

表 3 に、セキュリティ ソリューションの主な機能を示します。

表 3 包括的なセキュリティ ソリューションの各分野における主な機能
加入者セキュリティ スイッチ セキュリティ ネットワーク セキュリティ
UNI デフォルト:ローカル スイッチングなし コントロール プレーン セキュリティ ACL
DHCP スヌーピング および IP ソース ガード ストーム制御 IEEE 802.1X
DAI ポート セキュリティ UNI デフォルト:ポート ダウン
プライベート VLAN 設定可能な VLAN 単位の MAC 学習 コンフィギュレーション ファイル セキュリティ

イーサネットの保守運用管理とプロビジョニング

イーサネットがメトロポリタンおよびワイドエリアのネットワーキング テクノロジーとして登場して以来、OAM & P(保守運用管理とプロビジョニング)用の新しいプロトコルの必要性も高まってきました。サービス プロバイダー ネットワークは、加入者の増加に伴って巨大化、複雑化しているほか、多くの場合、エンドツーエンドのサービスを企業に提供するために、さまざまなオペレータと連携する必要があります。企業顧客の需要に応えるために、サービス プロバイダーは、Mean Time To Repair(MTTR; 平均修復時間)を短縮し、サービス アベイラビリティを向上させる必要があります。イーサネット OAM & P 機能がこうした課題に対応することで、サービス プロバイダーは、キャリアクラス サービスの提供が可能になります。

Cisco ME 3400 シリーズは、IEEE 802.1ag Connectivity Fault Management や Ethernet Local Management Interface(E-LMI)プロトコルなど、業界標準の OAM & P ツールをサポートしています。IEEE 802.1ag ツールはエンドツーエンド イーサネット ネットワークのモニタリングとトラブルシューティングに利用できるため、サービス プロバイダーは接続のチェック、ネットワークの問題の特定、ネットワークの問題の影響を受けたお客様の特定が可能になります。MEF が開発した E-LMI プロトコルにより、サービス プロバイダーは、加入サービスに合わせてカスタマー エッジ デバイスを自動で設定できます。この自動プロビジョニングにより、サービスの設定作業が軽減されるだけでなく、サービス プロバイダーとその顧客企業間で必要となる調整作業にもつながります。また、Cisco ME 3400 シリーズは、顧客機器とサービス プロバイダー ネットワーク間のリンクのモニタリング、リモート障害表示、ループバック、OAM 検出に対応した、IEEE 802.3ah Ethernet in the First Mile(EFM)規格をサポートしています。


REP

REP はシスコ独自のプロトコルで、Spanning Tree Protocol(STP; スパニングツリー プロトコル)に代わるプロトコルとして、ネットワーク ループの制御、リンク障害の処理、コンバージェンス時間の改善を実現します。REP は、レイヤ 2 ネットワークの高速かつ予測可能な再コンバージェンス ソリューションを必要とするサービス プロバイダー向けに設計されています。また、REP は VLAN ロード バランシングをサポートするため、冗長リンクを効率的に利用できます。


アプリケーション

サービス プロバイダーは、Cisco ME 3400 シリーズ スイッチを使用することで、ETTB および ETTH の両マーケットにおいて、レイヤ 2 VPN サービス、レイヤ 3 VPN サービス、トリプル プレイ サービスといった収益性の高い各種の差別化サービスを提供できます。

トリプル プレイ サービス

トリプル プレイ サービスは、インターネット アクセス、音声、ビデオ サービスを融合させたサービスのことで、Average Revenue Per Unit(ARPU; ユニット単位の平均収益)を向上させることができることから、サービス プロバイダーによって広く提供されています。また、より多くのお客様を維持することで、トリプル プレイ サービスは新たな価値を生み出します。Cisco ME 3400 シリーズはトリプル プレイ サービスの提供に最適であり、サービス プロバイダーはカテゴリ 5 ケーブルまたは光ファイバを使用して加入者の接続に柔軟に対応できます。サービス プロバイダーは、QoS、マルチキャスト、セキュリティ分野における主要な機能を備えた Cisco ME 3400 シリーズを使用することで、優れたトリプル プレイ サービスを展開できます(図 2)。

図 2 トリプル プレイ サービス

図 2 トリプル プレイ サービス

インテリジェント イーサネットの境界

企業のワイヤリング クローゼット内の TDM 回線に代わってイーサネット回線が使用されるのに伴い、境界デバイスの交換も必要になります。従来、サービス プロバイダーは、境界デバイスを使用して管理責任を分離してきました。境界デバイスによりサービス プロバイダーは、カスタマーのワイヤリング クローゼットまで、回線のあらゆるところでモニタリングおよびトラブルシューティングを行うことが可能になります。Cisco ME-3400G-2CS スイッチは、イーサネットベースのネットワーク向けに同じ機能を提供します。業界標準のイーサネット OAM & P 機能を備えた Cisco ME-3400G-2CS では、イーサネット回線のモニタリングおよびトラブルシューティングをリモートで実行できます。これにより、ネットワーク障害のトラブルシューティングで現場に出向く回数が減るため、運用コストが大幅に削減されます。また、Cisco ME-3400G-2CS は、QoS、イーサネット セキュリティ、マルチキャストなど、Cisco ME 3400 シリーズの他のスイッチと同じインテリジェントな機能も備えています。

レイヤ 2 VPN サービス

レイヤ 2 VPN サービスを利用すると、お客様はプライベート接続を使用することなく、サービス プロバイダー ネットワーク経由でリモート オフィスを相互に接続できます。Cisco ME 3400 シリーズには 802.1Q トンネリングや L2TP などの機能が備わっているため、メトロ アクセスでの使用に最適です。Cisco ME 3400 シリーズを使用すると、サービス プロバイダーは大規模〜中規模企業向けにレイヤ 2 VPN サービスを提供できます(図 3)。この場合、一般には、オフィス ビルの地階に設置されて複数のお客様が Customer Located Equipment(CLE; 顧客配置機器)として利用します。

図 3 レイヤ 2 VPN サービス

図 3 レイヤ 2 VPN サービス
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レイヤ 3 VPN サービス

IP テクノロジーの普及に従い、レイヤ 3 VPN サービスもまたサービス プロバイダーによって広く提供されています。レイヤ 3 VPN サービスには、各種の伝送テクノロジー、拡張 QoS、高度なセキュリティを、共通のコントロール プレーンで実現できるという利点があります。Cisco ME 3400 シリーズでは、Multi-VRF CE 機能を使用してお客様ごとに個別のルーティング テーブル機能を提供します。これにより、お客様のルーティング情報は確実に分離されます(図 4)。

図 4 レイヤ 3 VPN サービス

図 4 レイヤ 3 VPN サービス


主な機能と利点

表 4 に、Cisco ME 3400 シリーズの機能と利点を示します。

表 4 機能と利点
機能 利点
次世代型イーサネット アクセス スイッチ(メトロ イーサネット マーケット向け)
  • すべての作業が前面から行えるため、現場での設置やトラブルシューティングが簡単
  • コンパクトなフォーム ファクタ(1 RU × 9.52 インチ)で、スペースが限られている場所にも設置可能
  • 2 種類の速度に対応した SFP トランシーバ(100BASE および 1000BASE)のサポートにより、柔軟なアップリンク オプションを実現
  • AC 電源および DC 電源の選択が可能
  • メトロ イーサネット アクセス向けに最適化されたソフトウェア
  • 3 種類のソフトウェア フィーチャ イメージで幅広いサービスに対応
  • ソフトウェア アップグレード オプションにより、サービス プロバイダーは現在必要な機能だけを導入し、必要なときに簡単なソフトウェア アップグレードで他の機能へと拡張することが可能
  • 運用コストを削減するアップグレード オプションにより、さまざまな製品のサポートにかかるコストを抑制し、必要なスペア製品数を削減
  • METROBASE ソフトウェア フィーチャ イメージ — トリプル プレイ サービス向け
  • METROACCESS ソフトウェア フィーチャ イメージ — プレミアム トリプル プレイ サービスまたはレイヤ 2 VPN サービス向け
  • METROIPACCESS ソフトウェア フィーチャ イメージ — レイヤ 3 VPN サービス向け
幅広いサービス
トリプル プレイ サービス
  • 拡張 QoS により、トリプル プレイ サービスをサポートするためのさまざまな Class of Service(CoS; サービス クラス)を提供
  • MVR により、リングベース ネットワークでのマルチキャスト配信に要する全体の帯域幅要件を緩和
  • 包括的なセキュリティ ソリューションにより、ネットワーク エッジで加入者、スイッチ、およびネットワークを保護
  • カテゴリ 5 および光ファイバ インターフェイスにより柔軟な展開を実現
  • SSM により IP マルチキャスト アドレス管理が不要になり、受信者への DoS 攻撃を防御
インテリジェント イーサネットの境界
  • 業界標準の OAM & P 802.1ag(CFM)機能により、ネットワークのモニタリングとトラブルシューティングをエンドツーエンドでサポート。これにより、ネットワーク障害のトラブルシューティングで現場に出向く回数が減るため、運用コストを削減
  • E-LMI により、サービス プロバイダーは、加入サービスに合わせてカスタマー エッジ デバイスを自動で設定可能
  • EFM OAM & P(802.3ah)は、顧客機器とサービス プロバイダー ネットワーク間のリンクのモニタリング、リモート障害表示、ループバック、および OAM 検出をサポート
  • キャリア クラスの冗長性機能(Flex Link、RSTP、REP)によってハブ & スポーク ネットワークとリング ネットワークの両方をサポート
レイヤ 2 VPN サービス
  • 標準的な 802.1Q トンネリングで 802.1Q タグを階層化することで、複数の VLAN を持つお客様を単一の VLAN でサポート可能。また、お客様の VLAN ID を維持し、サービス プロバイダーのインフラストラクチャで異なるお客様のトラフィックを分離することが可能
  • L2TP を使用してお客様の制御プロトコルを伝送。これにより、サービス プロバイダーの共有インフラストラクチャ上で真の仮想回線サービスを実現
レイヤ 3 VPN サービス
  • Multi-VRF CE(VRF-Lite)を使用し、各 VRF に 1 つまたは複数のレイヤ 3 インターフェイスを関連付けて仮想パケット転送テーブルを作成。これにより、単一の Cisco ME 3400 シリーズ スイッチに複数のレイヤ 3 VPN を構成。VRF のインターフェイスは、物理インターフェイス(イーサネット ポートの場合)または論理インターフェイス(VLAN Switch Virtual Interface [SVI; スイッチ仮想インターフェイス] の場合)のいずれでも可。この機能を使用する場合は、METROIPACCESS フィーチャ イメージが必要
  • Multi-VRF CE で IP マルチキャストをサポートすることで、お客様は IP マルチキャストを使用するアプリケーションやサービスに影響を与えることなく VRF-Lite への移行が可能
  • VRF 対応サービス(ARP、ping、SNMP、HSRP、uRPF Syslog、traceroute、FTP、および TFTP)により個々の VRF を管理
  • 複数の IP ルーティング プロトコル(RIPv1/v2、EIGRP、OSPF、IS-IS、BGPv4)のサポートにより、顧客とサービス プロバイダー間を柔軟にピアリング
アベイラビリティとスケーラビリティ
優れた冗長性による障害回復
  • 新プロトコル REP がリング ネットワークにおけるレイヤ 2 の高速再コンバージェンスを提供し、STP に代わるプロトコルとして機能
  • シスコの Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホット スタンバイ ルータ プロトコル)のサポートにより、冗長性のあるフェールセーフ型のルーティング トポロジを作成
  • UniDirectional Link Detection(UDLD; 単一方向リンク検出)プロトコルおよび Aggressive UDLD により、光ファイバの接続ミスまたはポート障害に起因する単一方向リンクを光ファイバ インターフェイスで検出し、無効化
  • Flex Link により、STP などの制御プロトコルのオーバーヘッドを伴わずに、ポートの高速フェールオーバーを実現
  • スイッチ ポートの自動回復機能(errdisable)により、ネットワーク エラーが原因で無効になったリンクを自動で有効化
  • 等価コスト ルーティングによりロード バランシングおよび冗長構成を実現
  • Cisco Fast EtherChannel® テクノロジーによる最大 800 Mbps の帯域アグリゲーションで耐障害性を強化し、スイッチ間とルータおよび個々のサーバに高速アグリゲーション帯域を提供
  • リンクステート トラッキングにより、関連する NNI がダウンしたときに UNI をダウンさせることで、レイヤ 3 再コンバージェンスを高速化
  • IEEE 802.1w Rapid Spanning Tree Protocol(RSTP)により、スパニングツリー タイマーとは無関係の高速スパニングツリー コンバージェンスと分散処理の利点を提供
  • Per-VLAN Rapid Spanning Tree(PVRST)により、スパニングツリー インスタンスを実装しなくても、VLAN 単位のスパニングツリーでスパニングツリーの高速再コンバージェンスが可能
高性能 IP ルーティング
  • Cisco Express Forwarding(CEF)ハードウェア ルーティング アーキテクチャにより、卓越した IP ルーティング パフォーマンスを実現
  • 小規模ネットワークでのルーティングに適した基本的な IP ユニキャスト ルーティング プロトコル(スタティック、RIP バージョン 1 および 2)のサポート
  • ロード バランシングやスケーラブルな LAN 構築に必要な高度な IP ユニキャスト ルーティング プロトコル(OSPF、EIGRP、IS-IS、BGPv4)をサポート
  • HSRP によるルーテッド リンクのダイナミック ロード バランシングおよびフェールオーバー(1 ユニットあたり最大 32 の HSRP リンクをサポート)
  • VLAN 間 IP ルーティングにより複数の VLAN 間で完全なレイヤ 3 ルーティングを実現
  • Protocol Independent Multicast(PIM)による IP マルチキャスト ルーティングをサポート(PIM sparse モード [PIM-SM]、PIM dense モード [PIM-DM]、PIM sparse-dense モードをサポート)。Cisco IOS IP Services イメージが必要
  • 128 個の SVI を推奨。最大サポート数は 1000 個(ルートおよびマルチキャスト エントリの数によって異なる)
マルチキャスト
効率的なマルチキャスト配信
  • MVR により、1 つの VLAN をマルチキャスト専用にして、リング ネットワークでの効率的なマルチキャスト配信を実現。他の VLAN でのマルチキャスト トラフィックの複製を抑止
  • PIM-SM により、複数の WAN にまたがる配信ツリーを構築して、マルチキャスト トラフィックの効率的なルーティングを実現
  • SSM により IP マルチキャスト アドレス管理が不要になり、受信者への DoS 攻撃を防御
安定性の高いマルチキャスト制御
  • IGMP スヌーピングにより、IGMP メッセージを検査してマルチキャスト トラフィックをインテリジェントに管理
  • IGMP 高速脱退処理により、IPTV サービスでの素早いチャネル変更が可能
  • IGMP フィルタリングにより、各ユーザがアクセスできるグループを制御
  • IGMP スロットリングにより、各ユーザがアクセスできるマルチキャスト グループの最大数を制御
  • IGMP プロキシにより、ダウンストリーム ネットワークのあらゆるユーザが、アップストリームのマルチキャスト グループに加入可能
QoS と制御
拡張 QoS
  • Cisco Modular QoS CLI(MQC; モジュラ QoS CLI)により、QoS を展開するための拡張性に優れたモジュール型フレームワークを提供。Cisco IOS ソフトウェアによってサポートされるすべてのプラットフォームで、QoS 機能の CLI およびセマンティックスを統一
  • 標準的な 802.1p CoS および Differentiated Services Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)フィールド分類を提供。送信元および宛先 IP アドレス、送信元および宛先 MAC アドレス、VLAN ID、またはレイヤ 4 TCP/UDP ポート番号に基づくパケット単位のマーキングおよび再分類が可能
  • すべてのポートにシスコのコントロール プレーンおよびデータ プレーン QoS ACL を使用することで、パケット単位の適切なマーキングが可能
  • Shaped Round Robin(SRR)スケジューリングにより、キューをインテリジェントに処理することで、パケット フローの差分優先順位付けが可能
  • Weighted Tail Drop(WTD)により、キューで QoS クラス単位の輻輳回避を行い、中断を未然に防止
  • 完全優先キューイングにより、最高のプライオリティを持つパケットを他のすべてのトラフィックよりも優先的に処理
  • プライオリティ キューのレート リミットにより、プライオリティの低いキューの枯渇を防止(オプション)
  • 拡張 QoS 機能によるパフォーマンスの低下はなし
高度なトラフィック制御
  • イングレス ポリシングおよびイーグレス シェーピングを使用して、エンド ステーションやアップリンクからのアップストリームおよびダウンストリーム トラフィック フローを簡単に管理可能
  • イングレス ポリシングによる 8 kbps 単位での細かな帯域幅モニタ
  • CoS、VLAN ID、DSCP、および QoS ACL(IP ACL または MAC ACL)に基づいたイングレス ポリシングの実行。QoS ACL には、送信元と宛先 IP アドレス、送信元と宛先 MAC アドレス、レイヤ 4 TCP/UDP 情報、またはこれらの任意の組み合わせを含めることが可能
  • 出力 WFQ(Weighted Fair Queuing; 重み付け均等化キューイング)により、トラフィック フローとキュー間で Committed Information Rate(CIR; 認定情報レート)を保証
  • キューごとのイーグレス シェーピングにより、利用可能帯域幅でのスムーズなトラフィック制御を実現
  • 出力ポート レート リミットにより、サービス プロバイダーはポートから送信されるトラフィック レートの制御が可能
ネットワーク セキュリティ
包括的なセキュリティ ソリューション

加入者セキュリティ

  • IEEE 802.1X によるユーザ認証を提供することで、ダイナミックなポートベース セキュリティが可能
  • IEEE 802.1X と VLAN 割り当てにより、ユーザの接続先にかかわらず、特定のユーザに対するダイナミックな VLAN 割り当てが可能
  • IEEE 802.1X とポート セキュリティによるポートの認証、およびすべての MAC アドレスに対するネットワーク アクセスの管理
  • ローカル スイッチングのない動作により、セキュリティおよび UNI 間の隔離を実現。ユーザのトラフィックが同一スイッチ上に存在する他のユーザによって傍受、受信されることを防止
  • DHCP スヌーピングにより、悪意のあるユーザが DHCP サーバを偽装して偽のアドレスを送信することを防止。この機能では、Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)ポイズニングなど、他のさまざまな攻撃の防御も可能
  • DAI により、悪意のあるユーザが ARP プロトコルのセキュリティ上の不備を利用するのを防止し、ユーザの整合性を保護
  • IP ソース ガードにより、クライアント IP アドレス、MAC アドレス、ポート、および VLAN 間のバインディング テーブルを作成して、悪意のあるユーザによる別のユーザの IP アドレスの偽装や乗っ取りを防止

スイッチ セキュリティ

  • コントロール プレーン セキュリティにより、CPU への DoS 攻撃を防止
  • Secure Shell(SSH)プロトコル、Kerberos、および SNMPv3 により、Telnet や SNMP セッション時の管理トラフィックを暗号化することでネットワーク セキュリティを実現米国の輸出規制により、SSH、Kerberos、SNMPv3 の暗号化バージョンを使用する場合は、特殊な暗号用ソフトウェア イメージが必要
  • ポート セキュリティにより、MAC アドレスに基づいてアクセス ポートまたはトランク ポートへのアクセスを保護。一定の時間経過後は、エージング機能によってスイッチから MAC アドレスが削除され、別の装置が同じポートに接続することが可能
  • コンソール アクセスに対するマルチレベル セキュリティにより、権限のないユーザによるスイッチの不正な設定変更を防止
  • TACACS+ および RADIUS 認証により、スイッチの集中制御が可能。権限のないユーザによる設定変更を制限
  • コンフィギュレーション ファイルのセキュリティにより、権限のあるユーザだけがコンフィギュレーション ファイルにアクセス可能
  • MAC アドレス ラーニングとエージング通知により、管理者は加入者のアクティビティを追跡可能

ネットワーク セキュリティ

  • すべての VLAN 上に実装されるシスコ セキュリティ VLAN ACL(VACL)により、未認証のデータ フローが VLAN にブリッジされるのを防止
  • シスコの標準および拡張 IP セキュリティ ルータ ACL により、コントロール プレーンおよびデータ プレーン トラフィックに対するルーテッド インターフェイスにセキュリティ ポリシーを定義
  • レイヤ 2 インターフェイスに対応するポートベース ACL により、個々のスイッチ ポートにセキュリティ ポリシーを適用
  • MAC アドレス通知により、ネットワーク ユーザの追加または削除を管理者に通知

ネットワーク モニタリング

  • Remote Switched Port Analyzer(RSPAN)により、ユーザ インターフェイスをリモートでモニタ
  • Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)ポートでの双方向データのサポートにより、侵入検出時にシスコの侵入検知システムを実行
管理性
優れた管理性
  • Cisco IOS CLI により、すべての Cisco ルータと Cisco Catalyst デスクトップ スイッチと共通のユーザ インターフェイスとコマンド セットを提供
  • Cisco SA エージェント(Service Assurance Agent)により、ネットワーク全体でのサービス レベル管理が可能
  • IEEE 802.1ag Connectivity Fault Management により、転送障害管理を標準でサポート。これにより、レイヤ 2 サービスに使用するパスの検出および確認が可能
  • E-LMI により、メトロ イーサネット サービスをサポートする CLE による CPE の自動設定が可能
  • IEEE 802.3ah EFM により、顧客機器とサービス プロバイダー ネットワーク間のリンクのモニタリング、リモート障害表示、ループバック、および OAM 検出を標準でサポート
  • レイヤ 2 および レイヤ 3 に Switching Database Manager(SDM; スイッチング データベース マネージャ)テンプレートを使用することで、管理者は配置固有の要件に基づき、必要な機能へのメモリ割り当てを簡単に最適化
  • 標準ベースの 802.1Q タギングにより、VLAN トランクを任意のポートから作成可能。スイッチあたり最大 1005 の VLAN と最大 128 のスパニングツリー インスタンスをサポート
  • 4000 の VLAN ID をサポート
  • RSPAN により、管理者は、レイヤ 2 スイッチ ネットワーク上のポートを同じネットワーク内の他のスイッチからリモートでモニタ可能
  • 組み込み型の Remote Monitoring(RMON)ソフトウェア エージェントで 4 つの RMON グループ(履歴、統計、アラーム、イベント)をサポートすることで、高度なトラフィック管理、モニタリング、分析が可能
  • レイヤ 2 traceroute によりパケットの送信元から宛先までの物理パスを識別することで、トラブルシューティング時の負荷を軽減
  • 9 つの RMON グループをすべて SPAN ポートでサポートすることで、単一のネットワーク アナライザまたは RMON プローブから、特定のポート、ポート グループ、またはスタック全体のトラフィック モニタリングを実行
  • Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)により、ユーザ定義のデバイス名の IP アドレス解決を実行
  • TFTP を使用した中央からのダウンロードによって、ソフトウェア アップグレードの管理コストを削減
  • Network Timing Protocol(NTP)により、すべてのイントラネット スイッチに正確で一貫性のあるタイムスタンプを提供
  • Cisco ISC のリソースの自動管理機能とプロファイルベースの迅速なプロビジョニング機能により、管理コストを削減
  • コンフィギュレーションのロールバックでは、現在の実行コンフィギュレーションを保存されている Cisco IOS コンフィギュレーション ファイルに置き換える機能が提供されるため、エラーからの回復が可能
  • EEM は、イベントのモニタリング機能を提供し、モニタ対象イベントが発生した場合またはしきい値に達した場合にユーザ定義の処置を実行
CiscoWorks のサポート
  • CiscoWorks ネットワーク管理ソフトウェアにより、ポート単位およびスイッチ単位の管理が可能。シスコのルータ、スイッチ、ハブに共通の管理インターフェイスを提供
  • SNMPv1、v2c、v3 および Telnet のサポートによる包括的なインバンド管理。CLI ベースの管理コンソールによる詳細なアウトバンド管理も可能
  • Cisco Discovery Protocol バージョン 1 および 2 により、CiscoWorks ネットワーク管理ステーションでスイッチを自動検出
  • CiscoWorks 2000 LAN Management Solution をサポート


製品仕様

表 5 に、Cisco ME 3400 シリーズ イーサネット アクセス スイッチの製品仕様を示します。

表 5 製品仕様
項目 仕様
パフォーマンス
  • フォワーディング帯域幅:
    • Cisco ME 3400G-12CS AC:32 Gbps
    • Cisco ME 3400G-12CS DC:32 Gbps
    • Cisco ME 3400G-2CS AC:8.0 Gbps
    • Cisco ME 3400-24FS AC:8.8 Gbps
    • Cisco ME 3400-24TS AC:8.8 Gbps
    • Cisco ME 3400-24TS DC:8.8 Gbps
  • フォワーディング レート:
    • Cisco ME 3400G-12CS AC:26 Mpps
    • Cisco ME 3400G-12CS DC:26 Mpps
    • Cisco ME 3400G-2CS AC:6.5 Mpps
    • Cisco ME 3400-24FS AC:6.5 Mpps
    • Cisco ME 3400-24TS AC:6.5 Mpps
    • Cisco ME 3400-24TS DC:6.5 Mpps
  • 128 MB DRAM および 32 MB フラッシュ メモリ
  • 最大 8000 個の MAC アドレスを設定可能
  • 最大 5000 個のユニキャスト ルートを設定可能
  • 最大 1000 個の IGMP グループおよびマルチキャスト ルートを設定可能
  • ギガビット イーサネット ポートでのブリッジングでは最大 9000 バイトの最大伝送ユニット(Maximum Transmission Unit; MTU)、ファスト イーサネット ポートでのブリッジングとルーティングでは最大 1998 バイトの最大伝送ユニットを設定可能
コネクタおよびケーブル

10/100 ポート:

  • 10/100BASE-TX ポート:RJ-45 コネクタ、2 ペア カテゴリ 5 シールドなしツイストペア(UTP)ケーブル

SFP ポート:

  • 1000BASE-T SFP ベース ポート:RJ-45 コネクタ、4 ペア カテゴリ 5 UTP ケーブル(SGMII インターフェイスを持つホスト システムでは 10/100/1000BASE-T で動作)
  • 100BASE-FX および -LX:デュプレックス LC ファイバ コネクタ(マルチモードおよびシングルモード)
  • 100BASE-BX:シングルファイバ LC コネクタ(シングルモード ファイバ)
  • 1000BASE-BX:シングルファイバ LC コネクタ(シングルモード ファイバ)
  • 1000BASE-SX、-LX/LH、-ZX、および CWDM と DWDM:デュプレックス LC ファイバ コネクタ(マルチモードおよびシングルモード ファイバ)
  • Cisco Catalyst 3560 SFP 相互接続ケーブル
  • 管理コンソール ポート:RJ45/DB9 ケーブル(PC 接続用)
インジケータ
  • ポート別のステータス LED:リンク状態、ポート ディセーブル、アクティビティ
  • システムステータス LED
寸法(高さ×幅×奥行)
  • Cisco ME 3400G-12CS AC:4.4 × 44.5 × 27.9 cm(1.73 × 17.5 × 11.0 インチ)
  • Cisco ME 3400G-12CS DC:4.4 × 44.5 × 27.9 cm(1.73 × 17.5 × 11.0 インチ)
  • Cisco ME 3400G-2CS AC:4.4 × 26.9 × 18.2 cm(1.73 × 10.6 × 7.1 インチ)
  • Cisco ME 3400-24FS AC:4.4 × 44.5 × 24.2 cm(1.73 × 17.5 × 9.52 インチ)
  • Cisco ME 3400-24TS AC:4.4 × 44.5 × 24.2 cm(1.73 × 17.5 × 9.52 インチ)
  • Cisco ME 3400-24TS DC:4.4 × 44.5 × 24.2 cm(1.73 × 17.5 × 9.52 インチ)
重量
  • Cisco ME 3400G-12CS AC:4.2 kg(9.3 ポンド)
  • Cisco ME 3400G-12CS DC:4.1 kg(9.0 ポンド)
  • Cisco ME 3400G-2CS AC:1.6 kg(3.5 ポンド)
  • Cisco ME 3400-24FS AC:2.9 kg(7.5 ポンド)
  • Cisco ME 3400-24TS AC:2.9 kg(6.9 ポンド)
  • Cisco ME 3400-24TS DC:2.9 kg(6.9 ポンド)
MTBF(平均故障間隔)
  • Cisco ME 3400G-12CS AC:247,563 時間
  • Cisco ME 3400G-12CS DC:297,688 時間
  • Cisco ME 3400G-2CS AC:486,352 時間
  • Cisco ME 3400-24FS AC:396,000 時間
  • Cisco ME 3400-24TS AC:391,823 時間
  • Cisco ME 3400-24TS DC:492,603 時間


電源仕様

表 6 に、Cisco ME 3400 シリーズの電源仕様を示します。

表 6 電源仕様
説明 規格
消費電力
  • Cisco ME 3400G-12CS AC:65 W(通常)、80 W(最大)、273 BTU/Hr
  • Cisco ME 3400G-12CS DC:55 W(通常)、70 W(最大)、239 BTU/Hr
  • Cisco ME 3400G-2CS AC:15 W(通常)、20 W(最大)、68 BTU/Hr
  • Cisco ME 3400-24FS AC:50 W(通常)、70 W(最大)、170 BTU/Hr(通常)、240 BTU/Hr(最大)
  • Cisco ME 3400-24TS AC:25 W(通常)、30 W(最大)、102 BTU/Hr
  • Cisco ME 3400-24TS DC:25 W(通常)、30 W(最大)、102 BTU/Hr
AC 入力電圧および周波数
  • Cisco ME 3400G-12CS AC:100 〜 240 VAC、0.8 〜 1.6 A、50 〜 60 Hz
  • Cisco ME 3400G-2CS AC:100 〜 240 VAC、0.25 〜 0.5 A、50 〜 60 Hz
  • Cisco ME 3400-24FS AC:100 〜 240 VAC、0.3 〜 0.7 A、50 〜 60 Hz
  • Cisco ME 3400-24TS AC:100 〜 240 VAC、0.5 〜 1.0 A、50 〜 60 Hz
DC 入力電圧
  • Cisco ME 3400G-12CS DC:–72 〜 –36 VDC、2.0 〜 4.5 A
  • Cisco ME 3400-24TS DC:–72 〜 –36 VDC、1.0 〜 2.0 A

管理および規格

表 7 に、Cisco ME 3400 シリーズの管理と規格に関する情報を示します。

表 7 管理および規格
説明 規格
管理
  • BRIDGE-MIB(RFC 1493)
  • BGP4-MIB(RFC 1657)
  • CISCO-CABLE-DIAG-MIB
  • CISCO-BULK-FILE-MIB
  • CISCO-CDP-MIB
  • CISCO-CONFIG-COPY-MIB
  • CISCO-CONF-MAN-MIB
  • CISCO-DATA-COLLECTION-MIB
  • CISCO-ENVMON-MIB
  • CISCO-ERR-DISABLE-MIB
  • CISCO-ETHERNET-ACCESS-MIB
  • CISCO-FLASH-MIB
  • CISCO-FTP-CLIENT-MIB
  • CISCO-IGMP-FILTER-MIB
  • CISCO-HSRP-MIB
  • CISCO-HSRP-EXT-MIB
  • CISCO-PAGP-MIB
  • CISCO-PAE-MIB
  • CISCO-PING-MIB
  • CISCO-PRIVATE-VLAN-MIB
  • CISCO-PROCESS-MIB
  • CISCO-PORT-QOS-MIB
  • CISCO-PORT-SECURITY-MIB
  • CISCO-PORT-STORM-CONTROL-MIB
  • CISCO-IMAGE-MIB
  • CISCO-LAG-MIB
  • CISCO-L2L3-INTERFACE-CONFIG-MIB
  • CISCO-MAC-NOTIFICATION-MIB
  • CISCO-MEMORY-POOL-MIB
  • CISCO-RTTMON-MIB
  • CISCO-STACK-MIB
  • CISCO-STP-EXTENSIONS-MIB
  • CISCO-SYSLOG-MIB
  • CISCO-TCP-MIB
  • CISCO-UDLDP-MIB
  • CISCO-VLAN-IFTABLE-RELATIONSHIP-MIB
  • CISCO-VLAN-MEMBERSHIP-MIB
  • ENTITY-MIB(RFC 2737)
  • ETHERLIKE-MIB
  • IEEE8021-PEA-MIB
  • IEEE8023-LAG-MIB
  • IF-MIB(RFC 1573)
  • IGMP-MIB
  • IPMROUTE-MIB
  • OLD-CISCO-CHASSIS-MIB
  • OLD-CISCO-FLASH-MIB
  • OLD-CISCO-INTERFACES-MIB
  • OLD-CISCO-IP-MIB
  • OLD-CISCO-SYS-MIB
  • OLD-CISCO-TCP-MIB
  • OLD-CISCO-TS-MIB
  • OSPF-MIB(RFC 1253)
  • PIM-MIB
  • RFC1213-MIB(MIB-II)
  • RMON-MIB(RFC 1757)
  • RMON2-MIB(RFC 2021)
  • SNMP-FRAMEWORK-MIB(RFC2571)
  • SNMP-MPD-MIB(RFC 2572)
  • SNMP-NOTIFICATION-MIB(RFC 2573)
  • SNMP-TARGET-MIB(RFC 2573)
  • SNMPv2-MIB(RFC 1907)
  • SNMP-USM-MIB(SNMP-USER-BASED-SM-MIB)(RFC 2574)
  • SNMP-VACM-MIB(SNMP-VIEW-BASED-ACM-MIB)(RFC 2575)
  • TCP-MIB(RFC 2012)
  • UDP-MIB(RFC 2013)
規格およびプロトコル
  • IEEE 802.1s
  • IEEE 802.1w
  • IEEE 802.1X
  • IEEE 802.3ad
  • IEEE 802.3ah
  • IEEE 802.1ag
  • IEEE 802.3X 全二重(10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T ポート)
  • IEEE 802.1D STP
  • IEEE 802.1p CoS 分類
  • IEEE 802.1Q VLAN
  • IEEE 802.3 10BASE-T
  • IEEE 802.3u 100BASE-T
  • IEEE 802.3ab 1000BASE-T
  • IEEE 802.3z 1000BASE-X
  • IP ルーティング:スタティック、RIP バージョン 1 および 2、EIGRP、OSPF、BGPv4、PIM-SM、および PIM-DM(メトロ IP アクセスのみ)

管理:SNMPv1、v2、v3

安全性および適合規格

表 8 に、Cisco ME 3400 シリーズの安全性および適合規格を示します。

表 8 安全性および適合規格
項目 規格
電磁適合性
  • FCC Part 15 クラス A
  • EN 55022B クラス A(CISPR22 クラス A)
  • EN 55024
  • EN 300 386
  • GR-1089 CORE クラス A
  • VCCI クラス I
  • AS/NZS 3548 クラス A または AS/NZS CISPR22 クラス A
  • MIC
  • CE マーキング
安全基準
  • UL 60950, Third Edition
  • UL-CAN/CSA 22.2 No.60950, Third Edition
  • TUV/GS-EN 60950(Amendment A1-A4 および A11 を含む)
  • CB-IEC 60950(各国の規定に基づく)
  • NOM-NOM-019-SCFI
  • AS/NZS 3260、TS001
  • CE マーキング
  • CLEI Code
NEBS GR-63-CORE および GR-1089-CORE:レベル 3、タイプ 2
ETSI EN 300 019 — 保管時:クラス 1.2、運搬時:クラス 2.3、使用時:クラス 3.2
ノイズ仕様
  • シスコ オフィス製品仕様:
    • 48 dBA(音圧)
    • 4.8 ベル(音響出力)
  • EN 300 753
動作環境
  • 温度:0 〜 +50°C(温度/高度カーブは NEBS 仕様に従う)
  • 高度:最大 4,000 m(13,000 フィート)
  • 相対湿度:5 〜 95%(結露しないこと)
保管時の環境
  • 温度:–40 〜 70°C
  • 高度:4,570 m(15,000 フィート)


発注情報

表 9 に、Cisco ME 3400 シリーズの発注情報を示します。シスコ製品の購入方法の詳細は、「購入案内」を参照してください。

表 9 発注情報
製品番号 説明
ME-3400G-12CS-A
  • デュアルパーパス(10/100/1000 および SFP)ポート× 12
  • SFP ベースのギガビット イーサネット ポートおよび 100BASE-X ポート× 4
  • 固定型デュアル冗長 AC 電源装置
  • 26 Mpps のフォワーディング レート
  • 1 RU のマルチレイヤ スイッチ
  • ギガビット イーサネット アクセス スイッチ(メトロ イーサネット マーケット向け)
  • 3 つの Cisco IOS ソフトウェア フィーチャ イメージ(METROBASE、METROACCESS、METROIPACCESS)が利用可能
ME-3400G-12CS-D
  • デュアルパーパス(10/100/1000 および SFP)ポート× 12
  • SFP ベースのギガビット イーサネット ポートおよび 100BASE-X ポート× 4
  • 固定型デュアル冗長 DC 電源装置
  • 26 Mpps のフォワーディング レート
  • 1 RU のマルチレイヤ スイッチ
  • ギガビット イーサネット アクセス スイッチ(メトロ イーサネット マーケット向け)
  • 3 つの Cisco IOS ソフトウェア フィーチャ イメージ(METROBASE、METROACCESS、METROIPACCESS)が利用可能
ME-3400G-2CS-A
  • デュアルパーパス(10/100/1000 および SFP)ポート× 2
  • SFP ベースのギガビット イーサネット ポートおよび 100BASE-X ポート× 2
  • AC 電源装置
  • 6.5 Mpps のフォワーディング レート
  • 1 RU の小型フォーム ファクタ マルチレイヤ スイッチ
  • インテリジェント イーサネット境界スイッチ
  • 3 つの Cisco IOS ソフトウェア フィーチャ イメージ(METROBASE、METROACCESS、METROIPACCESS)が利用可能
ME-3400-24FS-A
  • 100 SFP イーサネット ポート× 24
  • SFP ベースのギガビット イーサネット ポートおよび 100BASE-X ポート× 2
  • AC 電源装置
  • 6.5 Mpps のフォワーディング レート
  • 1 RU のマルチレイヤ スイッチ
  • イーサネット アクセス スイッチ(低密度 FTTH 展開向け)
  • 3 つの Cisco IOS ソフトウェア フィーチャ イメージ(METROBASE、METROACCESS、METROIPACCESS)が利用可能
ME-3400-24TS-A
  • 10/100 イーサネット ポート× 24
  • SFP ベースのギガビット イーサネット ポートおよび 100BASE-X ポート× 2
  • AC 電源装置
  • 6.5 Mpps のフォワーディング レート
  • 1 RU のマルチレイヤ スイッチ
  • イーサネット アクセス スイッチ(メトロ イーサネット マーケット向け)
  • 3 つの Cisco IOS ソフトウェア フィーチャ イメージ(METROBASE、METROACCESS、METROIPACCESS)が利用可能
ME-3400-24TS-D
  • 10/100 イーサネット ポート× 24
  • SFP ベースのギガビット イーサネット ポートおよび 100BASE-X ポート× 2
  • DC 電源装置
  • 6.5 Mpps のフォワーディング レート
  • 1 RU のマルチレイヤ スイッチ
  • イーサネット アクセス スイッチ(メトロ イーサネット マーケット向け)
  • 3 つの Cisco IOS ソフトウェア フィーチャ イメージ(METROBASE、METROACCESS、METROIPACCESS)が利用可能
S340XB-12240SE
  • Cisco ME 3400 シリーズ METROBASE ソフトウェア フィーチャ イメージ
  • トリプル プレイ サービスに対応した標準のレイヤ 2 フィーチャ イメージ
  • 拡張 QoS:イングレス ポリシングおよびイーグレス シェーピング
  • 安定性の高いマルチキャスト:IGMP フィルタリング/スロットリング、MVR
  • 包括的なセキュリティ:UNI/NNI、コントロール プレーン セキュリティ、コンフィギュレーション ファイル セキュリティ
S340XA-12240SE
  • Cisco ME 3400 シリーズ METROACCESS ソフトウェア フィーチャ イメージ
  • プレミアム トリプル プレイ サービスおよびレイヤ 2 VPN サービスに対応した拡張レイヤ 2 フィーチャ イメージ
  • 高度なレイヤ 2 トンネリング:802.1Q トンネリングおよび L2PT
  • 業界標準のレイヤ 2 管理:802.1ag(CFM)および E-LMI
  • 高速コンバージェンス:Flex Link、リンクステート トラッキング
S340XI-12240SE
  • Cisco ME 3400 シリーズ METROIPACCESS ソフトウェア フィーチャ イメージ
  • レイヤ 3 VPN サービスに対応したレイヤ 3 フィーチャ イメージ
  • IP ルーティング(RIP バージョン 1 および 2、EIGRP、OSPF、IS-IS、BGPv4)
  • セキュアなレイヤ 3:Multi-VRF CE
  • 拡張ルーティング:PBR
CD-ME3400-B2A= METROACCESS イメージ アップグレード キット(METROBASE イメージ搭載の Cisco ME 3400 シリーズ スイッチ用)
CD-ME3400-B2I= METROIPACCESS イメージ アップグレード キット(METROBASE イメージ搭載の Cisco ME 3400 シリーズ スイッチ用)
CD-ME3400-A2I= METROIPACCESS イメージ アップグレード キット(METROACCESS イメージ搭載の Cisco ME 3400 シリーズ スイッチ用)
RCKMNT-1RU= スペア ラックマウント キット(Cisco ME-3400-24FS、ME-3400-24TS、Catalyst 3750-24TS、Catalyst 3750-48TS、Catalyst 3750G-24T 用)
RCKMNT-REC-1RU= 1 RU の埋め込み型ラックマウント キット(Cisco ME-3400-24FS、ME-3400-24TS、Catalyst 2970、Catalyst 3550、Catalyst 3750 用)
RCKMNT-ETSI-1RU= ETSI ラックマウント キット(Cisco ME 3400 シリーズ製品用)
RCKMNT-23IN-1RU= 23 インチ NEBS ラックマウント キット(Cisco ME シリーズ製品用)
GLC-LH-SM= ギガビット イーサネット SFP、LC コネクタ、LH トランシーバ
GLC-SX-MM= ギガビット イーサネット SFP、LC コネクタ、SX トランシーバ
GLC-ZX-SM= ギガビット イーサネット SFP、LC コネクタ、ZX トランシーバ
GLC-T= ギガビット イーサネット SFP、RJ-45 コネクタ、10/100/1000BASE-T トランシーバ
GLC-BX-D= シングルストランド SMF 用 1000BASE-BX10 SFP モジュール(1490 nm TX/1310 nm RX 波長)
GLC-BX-U= シングルストランド SMF 用 1000BASE-BX10 SFP モジュール(1310 nm TX/1490 nm RX 波長)
GLC-FE-100FX= ファスト イーサネット ポート用 100BASE-FX SFP
GLC-FE-100LX= ファスト イーサネット ポート用 100BASE-LX SFP
GLC-FE-100BX-U= 100BASE-BX10-U SFP
GLC-FE-100BX-D= 100BASE-BX10-D SFP
GLE-GE-100FX= 100BASE-FX(マルチモード光ファイバ)(Cisco Catalyst 3560、Catalyst 3750 [非メトロ型]、Catalyst 2970 シリーズなどの他のシスコ製プラットフォームの「マルチスピード」ギガビット イーサネット SFP ポートで使用)
GLC-FE-100FX24 GLC-FE-100FX × 24 ユニット
GLC-FE-100FX48 GLC-FE-100FX × 48 ユニット
GLC-FE-100LX48 GLC-FE-100LX × 48 ユニット
GLC-FE-100BX-D48 GLC-FE-100BX-D × 48 ユニット
CWDM-SFP-1470= Cisco CWDM SFP、1470 nm、ギガビット イーサネットおよび 1 GB/2 GB ファイバ チャネル(グレー)
CWDM-SFP-1490= Cisco CWDM SFP、1490 nm、ギガビット イーサネットおよび 1 GB/2 GB ファイバ チャネル(バイオレット)
CWDM-SFP-1510= Cisco CWDM SFP、1510 nm、ギガビット イーサネットおよび 1 GB/2 GB ファイバ チャネル(ブルー)
CWDM-SFP-1530= Cisco CWDM SFP、1530 nm、ギガビット イーサネットおよび 1 GB/2 GB ファイバ チャネル(グリーン)
CWDM-SFP-1550= Cisco CWDM SFP、1550 nm、ギガビット イーサネットおよび 1 GB/2 GB ファイバ チャネル(イエロー)
CWDM-SFP-1570= Cisco CWDM SFP、1570 nm、ギガビット イーサネットおよび 1 GB/2 GB ファイバ チャネル(オレンジ)
CWDM-SFP-1590= Cisco CWDM SFP、1590 nm、ギガビット イーサネットおよび 1 GB/2 GB ファイバ チャネル(レッド)
CWDM-SFP-1610= Cisco CWDM SFP、1610 nm、ギガビット イーサネットおよび 1 GB/2 GB ファイバ チャネル(ブラウン)
DWDM-SFP-6061= Cisco DWDM SFP 1560.61 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5979= Cisco DWDM SFP 1559.79 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5898= Cisco DWDM SFP 1558.98 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5817= Cisco DWDM SFP 1558.17 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5655= Cisco DWDM SFP 1556.55 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5575= Cisco DWDM SFP 1555.75 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5494= Cisco DWDM SFP 1554.94 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5413= Cisco DWDM SFP 1554.13 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5252= Cisco DWDM SFP 1552.52 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5172= Cisco DWDM SFP 1551.72 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5092= Cisco DWDM SFP 1550.92 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-5012= Cisco DWDM SFP 1550.12 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-4851= Cisco DWDM SFP 1548.51 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-4772= Cisco DWDM SFP 1547.72 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-4692= Cisco DWDM SFP 1546.92 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-4612= Cisco DWDM SFP 1546.12 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-4453= Cisco DWDM SFP 1544.53 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-4373= Cisco DWDM SFP 1543.73 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-4294= Cisco DWDM SFP 1542.94 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-4214= Cisco DWDM SFP 1542.14 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-4056= Cisco DWDM SFP 1540.56 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3977= Cisco DWDM SFP 1539.77 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3898= Cisco DWDM SFP 1538.98 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3819= Cisco DWDM SFP 1538.19 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3661= Cisco DWDM SFP 1536.61 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3582= Cisco DWDM SFP 1535.82 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3504= Cisco DWDM SFP 1535.04 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3425= Cisco DWDM SFP 1534.25 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3268= Cisco DWDM SFP 1532.68 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3190= 1000BASE-DWDM 1531.90 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3112= 1000BASE-DWDM 1531.12 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
DWDM-SFP-3033= Cisco DWDM SFP 1530.33 nm SFP(100 GHz ITU グリッド)
CSS5-CABLX-LCSC= Cisco CSS 11500 シリーズ コンテント サービス スイッチ、10 m シングルモード光ファイバ、LX LC/SC コネクタ
CSS5-CABSX-LC= Cisco CSS 11500 10 m マルチモード光ファイバ、SX LC コネクタ
CSS5-CABSX-LCSC= Cisco CSS 11500 10 m マルチモード光ファイバ、SX LC/SC コネクタ
CAB-SFP-50CM= Cisco Catalyst 3560 SFP 相互接続ケーブル(50 cm)
CAB-SM-LCSC-1M 1 m シングルモード光ファイバ、LC/SC コネクタ
CAB-SM-LCSC-5M 5 m シングルモード光ファイバ、LC/SC コネクタ
CAB-MCP-LC= モード調整パッチ ケーブル、LC コネクタ


サービスおよびサポート

シスコは、お客様がそのネットワーク サービスを最大限に活用するため、各種サービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化しネットワーク インテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。サービスについての詳細は、以下の URL を参照してください。

シスコシステムズでは TCO の削減に取り組んでいます。シスコ製品を効率的に運用してハイアベイラビリティを維持するとともに、最新のシステム ソフトウェアの利点を活用していただけるよう、豊富なテクニカル サポート サービスを用意しています。表 10 に示すサービスおよびサポート プログラムは、シスコ メトロ イーサネット スィッチング サービスおよびサポート ソリューションの一環として提供され、直接シスコから、あるいは代理店を通じてご利用いただけます。

表 10 サービスおよびサポート
サービスおよびサポート 特長 利点
アドバンスト サービス

Cisco Total Implementation Solutions(TIS) — シスコから直接提供

Cisco Packaged TIS — 代理店を通じて提供

  • プロジェクト管理
  • サイト調査、設定、導入
  • インストレーション、テキスト、カットオーバー
  • トレーニング
  • 大規模な移行、追加、変更
  • 設計レビューおよび製品のステージング
  • 既存スタッフの補完
  • ニーズに合った機能の確保
  • リスクの緩和

Cisco SP Base サポートおよび Service Provider-Based Onsite サポート — シスコが直接提供

Cisco Packaged Service Provider-Based サポート — 代理店を通じて提供

  • ソフトウェア アップデートに 24 時間アクセス可能
  • Web の技術情報へのアクセス
  • Cisco Technical Assistance Center(TAC)による電話サポート
  • ハードウェアのアドバンス交換
  • 問題の未然防止および迅速な解決
  • シスコの技術とノウハウの利用による TCO の削減
  • ネットワーク ダウンタイムの最小化