Cisco Catalyst Blade Switch 3000 シリーズ

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 for HP

データ シート





Cisco Catalyst Blade Switch 3020 for HP


Cisco® Catalyst® Blade Switch 3020 for HP(図 1)は、HP c-Class BladeSystem 用の統合スイッチです。復元力のあるセキュアなシスコのインフラストラクチャ サービスをサーバ エッジまで拡張し、既存のネットワークへの投資を活用して運用コストを削減します。

図 1 Cisco Catalyst Blade Switch 3020

図 1 Cisco Catalyst Blade Switch 3020

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 for HP は、HP c-Class BladeSystem をご使用のお客様に、ケーブル敷設の複雑さを大幅に抑えた統合スイッチング ソリューションを提供します。このソリューションは、ハイ アベイラビリティ、Quality of Service(QoS; サービス品質)、セキュリティといった一貫性のあるネットワーク サービスを実現します。総合的なシスコ管理フレームワークを採用しているため、継続的な運用を簡単に行うことができます。シスコの先進的なネットワーク サービスと容易な管理を組み合わせ、TCO(総所有コスト)を削減します。


構成

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 for HP のハードウェア構成は、次のとおりです。

  • c-Class BladeSystem バックプレーンからサーバに接続された内部 1000BASE ポート× 16
  • 最大 8 つの外部ギガビット イーサネット アップリンク ポート:
  • 外部デュアル メディア イーサネット インターフェイス× 4。各インターフェイスは、1000BASE-SX Small Form-Factor Pluggable(SFP)または 10/100/1000BASE-T ポートとすることができます。SFP ケージは、シスコ製のギガビット イーサネット光ファイバ短波長 SFP モジュールをサポートします。
  • 追加の外部 10/100/1000BASE-T ポート× 4。これらのポートのうち 2 つは、追加の Cisco Catalyst Blade Switch 3020 への内部クロスオーバー接続を提供するように設定できます。
  • HP Enclosure Onboard Administrator へのファスト イーサネット接続× 1
  • 外部コンソール ポート× 1

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 は、LAN ベースの Cisco IOS® ソフトウェアとの併用で充実した数々のインテリジェント サービスを提供し、サーバ ファーム アクセス環境でのセキュリティ、QoS、およびアベイラビリティを実現します。


サーバ アクセス ネットワークにおけるインテリジェンス

企業では、戦略的なビジネス インフラストラクチャとしてネットワークへの依存度を高め、ギガビット イーサネット機能を備えたサーバを使用するようになっています。このため、サーバ エッジからネットワーク エッジのクライアントに及ぶ全面的なネットワーク セキュリティ、優れたアベイラビリティ、および QoS を常に維持することが、これまで以上に重要になりました。

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 などの Cisco Catalyst スイッチを使用することで、企業では各種インテリジェント サービスのネットワークへの導入価値を十分に活用でき、サーバ ネットワーク インフラストラクチャに次の機能が追加されます。

  • 機密情報を保護するセキュリティ
  • タイムクリティカルなニーズを満たす優れたアベイラビリティ
  • クリティカルなビジネス アプリケーションの増加に対応するための、トラフィック フローの分類および制御機能
  • 容易な管理による運用コストの削減

セキュリティの強化

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 が提供するさまざまなセキュリティ機能により、企業は重要な情報の保護、ネットワークへの不正アクセスに対する防御、プライバシーの保護、および処理の継続性を実現できます。

DoS(Denial of Service)攻撃などへの対策として、Access Control List(ACL)を使用し、ネットワークの機密データが収められた領域へのアクセスを制限できます。ACL では、送信元/宛先 MAC アドレス、IP アドレス、または TCP/UDP ポートに基づいてパケットを拒否することで、サーバおよびアプリケーションへの不正アクセスをブロックします。ACL ルックアップはハードウェアで行われるため、ACL ベースのセキュリティを実装しても、フォワーディング パフォーマンスは低下しません。

ポート セキュリティを使用すると、接続中のデバイスの MAC アドレスに基づいて、イーサネット ポートへのアクセスを制限できます。また、スイッチ ポートにプラグインするデバイスの合計数を制限して、不正なサーバがブレード エンクロージャに搭載される危険性を減らすこともできます。

Secure Shell(SSH; セキュア シェル)プロトコル、Kerberos プロトコル、および SNMPv3(簡易ネットワーク管理プロトコル バージョン 3)を使用すると、管理者およびネットワーク管理に関する情報を暗号化して、ネットワークを改ざんまたは傍受から保護できます。TACACS+ および RADIUS 認証では、スイッチのアクセス コントロールを集中管理し、不正ユーザによって設定が変更されるのを防ぐことができます。また、スイッチ自体にローカル ユーザ名およびパスワード データベースを設定することも可能です。スイッチ コンソールで 15 種類、Web ベース管理インターフェイスで 2 種類の許可レベルに対応し、管理者ごとに異なる設定権限レベルを割り当てることができます。

MAC アドレス通知機能を使用すると、管理ステーションに送られるアラートによって、ネットワークのモニタリングとサーバの追跡が可能になります。これにより、ネットワーク管理者は、ブレード エンクロージャへブレードの取り付けおよび取り外しが行われた場所と時間を把握できます。Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)インターフェイス トラッカー(オプション 82)機能では、スイッチおよびポート ID の両方が DHCP サーバに渡され、ロケーションに基づく IP アドレスの割り当てが可能です。
Cisco Network Registrar(CNR; Cisco ネットワーク レジストラ)など、オプション 82 対応の DHCP サーバは、この情報を使用して要求側のサーバに特定の IP アドレスを割り当てることができます。

プライベート VLAN エッジ機能を使うと、スイッチ上のポートを分離できます。トラフィックはエントリ ポイントからアグリゲーション デバイスへと、常に仮想パス経由で直接転送され、別のポートには転送されません。この機能により、特定のサーバを同じブレード エンクロージャ内の他のサーバから分離することができます。


ハイ アベイラビリティ

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 では、複数のハイ アベイラビリティ機能を提供することでネットワークのダウンタイムを最小限に抑え、ミッションクリティカルなサーバとアプリケーションの動作を継続させ、TCO を削減します。

Per-VLAN Spanning Tree Plus(PVST+)、UplinkFast、PortFast などを利用し、標準のスパニング ツリー プロトコルを強化すると、ネットワークのアップタイムを最大化できます。PVST+ では、冗長リンクでのレイヤ 2 ロード シェアリングが可能になり、冗長設計の特徴である豊富なキャパシティを効果的に使用できます。UplinkFast および PortFast が使用できるので、通常 30 ~ 60 秒かかるスパニング ツリー プロトコルのコンバージェンス タイムを短縮できます。ループ ガードおよび Bridge Protocol Data Unit(BPDU; ブリッジ プロトコル データ ユニット)では、スパニング ツリー プロトコルのループを回避できます。

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 でブレード エンクロージャの冗長電源と冷却機能を使用すると、サーバ ファーム データ ネットワークでは最大限の電力および冷却能力を実現できます。


高度な QoS

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 では、マルチレイヤ対応の詳細かつ高度な QoS 機能によって輻輳を回避し、ネットワーク トラフィックの適切な分類と優先順位付けを可能にします。Cisco Catalyst Blade Switch 3020 では、着信パケットを分類、ポリシング、マーキング、キューイング、およびスケジューリングでき、出力パケットのキューイングおよびスケジューリングも可能です。パケット分類により、ネットワーク エレメントではさまざまなトラフィック フローを正しく区別し、レイヤ 2 および レイヤ 3 QoS フィールドに基づいてポリシーを実施できます。

QoS を適用するために、Cisco Catalyst Blade Switch 3020 では最初にトラフィック フロー、すなわちパケット グループを識別し、Differentiated Services Code Point(DSCP)フィールドまたは 802.1p Class-of-Service(CoS)フィールドを使用して、これらのグループを分類または再分類します。分類は、送信元/宛先 IP アドレス、送信元/宛先 MAC アドレス、またはレイヤ 4 TCP/UDP ポートなど、特定の基準に基づいて行われます。入力時にはさらに、Cisco Catalyst Blade Switch 3020 でポリシングを実行してパケットのプロファイルへの適合性を判断し、マーキングによって分類ラベルを変更し、パススルーまたはアウト オブ プロファイル パケットを廃棄し、分類に基づいてパケットをキューイングしたあとで、設定の重み値に基づいてサービスを提供します。すべてのポートでコントロール プレーン ACL およびデータ プレーン ACL がサポートされるため、常にパケット単位での適切な処理を実行できます。Cisco Catalyst Blade Switch 3020 では、ポートごとに 4 つの出力キューがサポートされます。このため、ネットワーク管理者は、サーバ ファーム内のさまざまなアプリケーションに対して、明確かつ具体的なプライオリティを割り当てることができます。出力時、スイッチではスケジューリングと輻輳制御が行われます。スケジューリングは、キューの処理順序を決定するプロセスです。Cisco Catalyst Blade Switch 3020 では、Shaped Round Robin(SRR)と完全優先キューイングがサポートされています。SRR キューイング アルゴリズムを使用すると、優先順位付けを差別化することができます。


管理

Catalyst Blade Switch 3020 には、標準で GUI デバイス マネージャが付属しており、スイッチの初期設定を簡単に実行できます。このあとユーザは、Web ブラウザからスイッチをセットアップできます。シスコの CLI(コマンドライン インターフェイス)を使い慣れているユーザは、CLI を使用して初期設定およびセットアップを実行することもできます。これにより、ユーザが新たに知識を身に付ける必要はありません。

Cisco Catalyst Blade Switch 3020 は、CiscoWorks などの SNMP ネットワーク管理プラットフォームを使用することで、幅広い管理機能を提供します。管理に CiscoWorks を使用すると、Cisco Catalyst スイッチを設定および管理して、エンドツーエンド デバイス、VLAN、トラフィック、およびポリシーを管理できます。CiscoWorks の機能には、Web ベースの Cisco Resource Manager Essentials(RME)があり、自動インベントリ収集、ソフトウェア導入、ネットワークの変更の容易な追跡、デバイスのアベイラビリティ表示、およびエラー箇所の迅速な分離が可能です。


製品仕様

表 1 に、製品の機能と利点を示します。

表 1 製品の機能と利点

カテゴリ 機能と利点
優れた操作性と容易な導入
  • デバイス マネージャにより、Web ブラウザを使用して簡単に初期設定を実行できます。
  • ブート サーバによって複数のスイッチの DHCP を自動設定することで、スイッチをスムーズに導入できます。
  • 自動検知機能により、アップストリーム スイッチの速度を検出し、各 10/100/1000 アップリンク ポートを、それぞれ 10 Mbps、100 Mbps、または 1,000 Mbps で動作するよう自動設定します。これにより、10BASE-T、100BASE-T、および 1000BASE-T が混在した環境に、簡単にスイッチを導入できます。
  • 10/100/1000 ポートでの自動ネゴシエーションにより、半二重または全二重の伝送モードを自動的に選択して、帯域幅を最適化します。
  • Dynamic Trunking Protocol(DTP; ダイナミック トランキング プロトコル)により、すべてのスイッチ ポートをカバーするダイナミック トランク設定が可能です。
  • Port Aggregation Protocol(PAgP)により、Cisco Fast EtherChannel® グループまたは Gigabit EtherChannel グループを自動的に作成し、アップストリームのスイッチ、ルータ、またはサーバ ブレードに接続します。
  • Link Aggregation Control Protocol(LACP)により、IEEE 802.3ad に準拠したアップストリーム スイッチを使用して、イーサネット チャネリングを可能にします。これは、Cisco EtherChannel テクノロジーおよび PAgP と同様の機能です。
  • Auto-Media-Dependent Interface crossover(Auto-MDIX)により、10/100/1000BASE-T 銅線ポートに取り付けられたケーブル タイプがクロスオーバーでもストレートでも、送受信のペアを自動的に調整します。
  • コンボ ポートは、自動的なメディア検出機能をサポートしています。SFP の代わりに銅線インターフェイスを使用する場合にも、特殊な設定は不要です。
  • DHCP リレーにより、DHCP リレー エージェントからネットワーク DHCP サーバへと DHCP 要求をブロードキャストできます。
  • フラッシュ メモリに格納されたデフォルト コンフィギュレーションを使ってスイッチをすばやくネットワークに接続し、ユーザは最小限の設定を行うだけでトラフィックを伝送できます。
アベイラビリティとスケーラビリティ
フォールト バックアップの優れた冗長性
  • IEEE 802.1D スパニング ツリー プロトコルによる冗長バックボーン接続のサポートと、ループフリーのネットワークにより、ネットワーク構成を簡素化して耐障害性を向上させます。
  • Cisco UplinkFast および BackboneFast テクノロジーにより、迅速なフェールオーバー リカバリが実現され、ネットワーク全体の安定性と信頼性が向上します。
  • PVRST+ により、スパニング ツリー インスタンスを実装しなくても、VLAN スパニング ツリー単位でスパニング ツリーの迅速なコンバージェンスが可能です。
  • PVST+ では、冗長リンクでのレイヤ 2 ロード シェアリングが可能になり、冗長設計の特徴である豊富なキャパシティを効果的に使用できます。
  • IEEE 802.1s Multiple Spanning Tree Protocol(MSTP)により、VLAN 単位のスパニング ツリー インスタンスを許可し、各 VLAN で異なるアップリンクを使用可能にすることで、アップリンクの利用率を向上させます。
  • IEEE 802.1w Rapid Spanning Tree Protocol(RSTP)により、スパニング ツリー タイマーには依存せず、迅速なスパニング ツリー コンバージェンスを実現します。
  • Unidirectional Link Detection(UDLD; 単一方向リンク検出)と Aggressive UDLD により、単一方向リンクを検出して無効にすることで、スパニング ツリー ループなどの問題を回避できます。
  • VLAN1 の最小化機能により、個別の VLAN トランク リンクで VLAN1 を無効にできます。
  • VLAN Trunking Protocol(VTP; VLAN トランキング プロトコル)プルーニングにより、宛先デバイスまで到達するトランク リンク上にのみブロードキャスト トラフィックをフラッディングすることで、VTP トランクでの帯域幅消費を制限します。
  • トランク フェールオーバー機能により、プライマリ スイッチのすべてのアップリンクに障害が発生しても、ブレード エンクロージャ内の冗長スイッチに迅速にフェールオーバーできます。アップリンクに障害が発生すると、スイッチはブレード サーバに接続されたポートをシャットダウンし、Network Interface Card(NIC)チーミング ソフトウェアを使ってトラフィックを冗長スイッチに送信します。この機能は、リンク ステート トラッキングとも呼ばれます。
  • スイッチ ポートの自動リカバリ(errdisable)機能により、ネットワーク エラーで無効となったリンクに対し、自動的に再有効化が試行されます。
  • ブレード エンクロージャの冗長電源と冷却機能により、電力および冷却能力が強化されます。
  • Gigabit EtherChannel テクノロジーを使用して、最大 6 Gbps まで帯域幅を集約できます。耐障害性が向上し、この統合スイッチとアップストリーム スイッチまたはルータ間で、帯域幅の集約による通信の高速化が実現します。
  • ポート単位のブロードキャスト、マルチキャスト、およびユニキャスト ストーム制御により、サーバの障害でシステム全体のパフォーマンスが低下するのを防ぎます。
  • Internet Group Management Protocol(IGMP)スヌーピングにより、クライアントのマルチキャスト ストリームの受信登録および解除を迅速に実行し、大量に帯域幅を消費するビデオ トラフィックを要求者のみに配信します。
  • Multicast VLAN Registration(MVR)により、マルチキャスト ストリームを常にマルチキャスト VLAN で送信し、それらのストリームをサブスクライバ VLAN から分離することで、帯域幅とセキュリティを維持します。
QoS
高度な QoS
  • ワイヤレート パフォーマンスによる高度な粒度の QoS 機能(たとえば、きめ細かいレート リミットなど)。
  • エンド ステーションからのアップストリームおよびダウンストリーム、またはアップリンク上の非同期データ フローは、入力ポリシングと出力シェーピングを使用することで簡単に管理できます。
  • 802.1p CoS および DSCP フィールド分類は、送信元/宛先 IP アドレス、送信元/宛先 MAC アドレス、またはレイヤ 4 TCP/UDP ポート番号に基づいて、パケット単位のマーキングと再分類を使用して行われます。
  • QoS ACL(IP ACL または MAC ACL)、クラス マップ、およびポリシー マップを使用し、送信元/宛先 IP アドレス、送信元/宛先 MAC アドレス、レイヤ 4 TCP/UDP 情報、またはそれらのフィールドの組み合わせに基づいてレート制限を実施できます。
  • ポートごとに最大 64 のアグリゲート ポリサーまたは個別のポリサーを適用できます。
  • すべてのポートでシスコのコントロール プレーン QoS ACL およびデータ プレーン QoS ACL がサポートされるため、パケット単位で適切なマーキングが行われます。
  • ポートごとに 4 つの出力キューに対応するため、最大 4 つのトラフィック フローを区別して管理できます。
  • SRR スケジューリングにより、出力キューをインテリジェントに処理することで、パケット フローの優先順位付けを差別化できます。
  • Weighted Tail Drop(WTD)により、入力および出力キューの輻輳を回避し、ネットワークの中断を防ぎます。
  • 完全優先キューイングにより、プライオリティが最も高いパケットが、常に他のトラフィックよりも優先して処理されます。
  • Cisco Committed Information Rate(CIR)機能により、最少 8 Kbps までの帯域幅の増加を保証します。
セキュリティ
ネットワーク全体のセキュリティ機能
  • IEEE 802.1X により、動的なポートベースのセキュリティが提供され、サーバ認証が実行されます。
  • IEEE 802.1X と VLAN 割り当てにより、サーバの接続場所には関係なく、特定のサーバに対してダイナミック VLAN 割り当てを実行できます。
  • IEEE 802.1X とポート セキュリティにより、サーバを含むすべての MAC アドレスに対して、ポート認証およびネットワーク アクセスの管理を実行できます。
  • IEEE 802.1X と ACL 割り当てにより、サーバの接続場所には関係なく、特定の ID ベースのセキュリティ ポリシーを実施できます。
  • IEEE 802.1X とゲスト VLAN により、802.1X クライアントを使用しないサーバには、ゲスト VLAN 上でのみネットワーク アクセスが許可されます。
  • すべての VLAN でシスコのセキュリティ VLAN ACL(VACL)を使用することで、不正なデータ フローが VLAN 内でブリッジングされるのを防ぎます。
  • Port-based ACL(PACL)により、個々のスイッチ ポートにセキュリティ ポリシーを適用できます。
  • SSH プロトコル(v2)、Kerberos、および SNMPv3 により、Telnet と SNMP セッションにおける管理者トラフィックを暗号化し、ネットワーク セキュリティを提供します。SSH、Kerberos、および SNMPv3 の暗号化バージョンには、米国の輸出制限によって、特別な暗号化ソフトウェア イメージが必要です。
  • Secure Sockets Layer(SSL)により、HTML ベースのデバイス マネージャなど、Web ベース ツールを使用するためのセキュアな手段を提供します。
  • プライベート VLAN エッジにより、各スイッチ ポート間を分離してセキュリティを向上させ、ユーザが他のユーザのトラフィックをスヌーピングできないようにします。
  • Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)ポートで双方向データをサポートすることで、Cisco Secure Intrusion Detection System(IDS; 侵入検知システム)を使って、侵入者の検出時にアクションを起こすことができます。
  • TACACS+ および RADIUS 認証により、スイッチ制御を集中管理し、不正ユーザによって設定が変更されるのを防ぎます。
  • MAC アドレス通知により、管理者はネットワーク内のサーバの追加または削除状況を把握できます。
  • ポート セキュリティにより、MAC アドレスに基づいたアクセス ポートまたはトランク ポートへのセキュアなアクセスを実現します。
  • エージング機能により、一定時間の経過後にスイッチから MAC アドレスを削除することで、同じポートへ別のサーバを接続できます。
  • コンソール アクセスでのマルチレベル セキュリティにより、不正ユーザによってスイッチの設定が変更されるのを防ぎます。
  • ユーザが選択可能なアドレス学習モードにより、設定の簡素化とセキュリティ強化が可能です。
  • BPDU ガードにより、BPDU を受信した時点でスパニング ツリー プロトコル PortFast 対応のインターフェイスをシャットダウンして、予期せぬトポロジー ループの発生を防ぎます。
  • Spanning Tree Root Guard(STRG)により、ネットワーク管理者の制御下にないエッジ デバイスが、スパニング ツリー プロトコル ルート ノードになるのを防ぎます。
  • IGMP フィルタリングにより、非サブスクライバを除外することでマルチキャスト認証を実行し、ポートあたりで同時に処理できるマルチキャスト ストリーム数を制限します。
  • VLAN Membership Policy Server(VMPS; VLAN メンバシップ ポリシー サーバ)クライアント機能の実装により、ダイナミック VLAN 割り当てをサポートし、VLAN へのポート割り当てを柔軟に実行します。ダイナミック VLAN を使用すると、IP アドレスの迅速な割り当てが可能です。
  • セキュリティ アクセス コントロール エントリは、1,000 までサポートされます。
管理性
 
  • Cisco IOS ソフトウェア CLI のサポートにより、すべての Cisco ルータと Cisco Catalyst デスクトップ スイッチで、共通のユーザ インターフェイスおよびコマンド セットを使用できます。
  • Cisco Service Assurance Agent(SAA)のサポートにより、LAN 全体でのサービス レベル管理を容易に実行できます。
  • 標準ベースの 802.1Q タギングまたは Cisco ISL(スイッチ間リンク)VLAN アーキテクチャを使用して、任意のポートから VLAN トランクを作成できます。
  • スイッチごとに最大 1,005 の VLAN と、最大 128 のスパニング ツリー インスタンスがサポートされます。
  • 4,096 の VLAN ID がサポートされます。
  • Cisco VTP により、すべてのスイッチについてダイナミック VLAN およびダイナミック トランク設定をサポートします。
  • IGMP スヌーピングにより、クライアントのマルチキャスト ストリームの受信登録および解除を迅速に実行し、大量に帯域幅を消費するビデオ トラフィックを要求者のみに配信します。
  • Remote Switch Port Analyzer(RSPAN)により、管理者は同じネットワーク内にある任意のスイッチから、レイヤ 2 スイッチ ネットワーク内のポートをリモートで監視できます。
  • 高度なトラフィック管理、モニタリング、および分析を実現するために、組み込みの Remote Monitoring(RMON)ソフトウェア エージェントでは、4 つの RMON グループ(履歴、統計情報、アラーム、およびイベント)をサポートします。
  • レイヤ 2 トレースルートにより、パケットが送信元から宛先に配信されるまでの物理パスを特定できるので、トラブルシューティングが容易になります。
  • 4 つの RMON グループすべてを SPAN ポートでサポートするため、1 つのネットワーク アナライザまたは RMON プローブから、個々のポートまたはポート グループのトラフィック モニタリングを実行できます。
  • Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)により、ユーザ定義のデバイス名を使用して IP アドレス解決を実行します。
  • Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)により、中央ロケーションからダウンロードを実行し、ソフトウェア アップグレードの管理に付随するコストを削減します。
  • Network Time Protocol(NTP)により、すべてのイントラネット スイッチに、正確かつ一貫性のあるタイムスタンプを付与できます。
  • ポートごとに装備された多機能 LED にポート ステータスを表示し、スイッチレベルのステータス LED にシステム ステータスを表示します。
デバイス マネージャ
  • デバイス マネージャにより、Web ブラウザを使用して簡単にスイッチの初期設定を実行できます。
  • Web インターフェイスを使用することで、経験の少ない担当者でもスイッチの設定を迅速かつ簡単に行うことができるため、導入コストを削減できます。
CiscoWorks のサポート
  • CiscoWorks ネットワーク管理ソフトウェアは、ポート単位およびスイッチ単位での管理機能を提供し、シスコ製ルータ、スイッチ、およびハブで共通の管理インターフェイスを利用できます。
  • SNMP v1、v2c、v3、および Telnet インターフェイスのサポートにより、包括的なインバンド管理を実行し、CLI ベースの管理コンソールにより、詳細なアウトバンド管理を実行できます。
  • Cisco Discovery Protocol バージョン 1 および 2 により、CiscoWorks ネットワーク管理ステーションを使ってスイッチを自動的に検出できます。


表 2 に、ハードウェアの詳細を示します。

表 2 ハードウェア

説明 仕様
パフォーマンス
  • 48 Gbps スイッチング ファブリック
  • 64 バイト パケットに基づくフォワーディング レート:最大 36 Mpps
  • 128 MB の DDR SDRAM および 32 MB の フラッシュ メモリ
  • 最大 8,192 の MAC アドレスを設定可能
  • 最大 1,000 の IGMP グループとブリッジング エントリを設定可能
  • 最大 9,018 バイト(ジャンボ フレーム)の Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)を設定可能
コネクタとケーブリング
  • 最大 8 つの外部ギガビット イーサネット アップリンク ポート:
  • 外部 10/100/1000 SFP または 10/100/1000BASE-T コンボ ポート× 4。SFP ケージは、シスコ製のギガビット イーサネット光ファイバ短波長 SFP モジュールをサポートします。
  • 追加の外部 10/100/1000BASE-T ポート× 4。これらのポートのうち 2 つは、追加の Cisco Catalyst Blade Switch 3020 への内部クロスオーバー接続を提供するように設定できます。
  • 管理コンソール ポート:PC 接続用の RJ-45-to-DB9 ケーブル
消費電力 12V @ 5A(60 W)
インジケータ
  • 前面プレートに合計 18 個の LED
  • アップリンク ポート ステータスを示す LED × 12
  • スイッチ ステータスを示す LED × 4
  • 健全度と UID ステータスを示す HP 固有の LED × 2
寸法(奥行×幅×高さ) 10.5 × 7.6 × 1.1 インチ
重量 2.8 ポンド
環境条件
  • 動作温度:0 ~ 40°C
  • 保管温度:-25 × 70°C
  • 相対動作湿度:10 ~ 85%(結露しないこと)
  • 相対保管湿度:5 ~ 95%(結露しないこと)
予測される Mean Time Between Failure(MTBF; 平均障害間隔) 334,000 時間


表 3 に、サポートされる管理機能および規格を示します。

表 3 サポートされる管理機能および規格

項目 仕様
MIB のサポート
  • BRIDGE-MIB(RFC1493)
  • CISCO-CDP-MIB
  • CISCO-CLUSTER-MIB
  • CISCO-CONFIG-MAN-MIB
  • CISCO-ENTITY-FRU-CONTROL-MIB
  • CISCO-ENVMON-MIB
  • CISCO-FLASH-MIB
  • CISCO-FTP-CLIENT-MIB
  • CISCO-IGMP-FILTER-MIB
  • CISCO-IMAGE-MIB
  • CISCO IP-STAT-MIB
  • CISCO-MAC-NOTIFICATION-MIB
  • CISCO-MEMORY-POOL-MIB
  • CISCO-PAGP-MIB
  • CISCO-PING-MIB
  • CISCO-PROCESS-MIB
  • CISCO-RTTMON-MIB
  • CISCO-STP-EXTENSIONS-MIB
  • CISCO-SYSLOG-MIB
  • CISCO-TCP-MIB
  • CISCO-VLAN-IFTABLE-RELATIONSHIP-MIB
  • CISCO-VLAN-MEMBERSHIP-MIB
  • CISCO-VTP-MIB
  • ENTITY-MIB
  • ETHERLIKE-MIB
  • IF-MIB(VLAN の入力/出力カウンタはサポート対象外)
  • IGMP-MIB
  • OLD-CISCO-CHASSIS-MIB
  • OLD-CISCO-FLASH-MIB
  • OLD-CISCO-INTERFACES-MIB
  • OLD-CISCO-IP-MIB
  • OLD-CISCO-SYS-MIB
  • OLD-CISCO-TCP-MIB
  • OLD-CISCO-TS-MIB
  • RFC1213-MIB(エージェント単位、CISCO-RFC1213-CAPABILITY.my で指定されている機能)
  • RFC1253-MIB
  • RMON-MIB
  • RMON2-MIB
  • SNMP-FRAMEWORK-MIB
  • SNMP-MPD-MIB
  • SNMP-NOTIFICATION-MIB
  • SNMP-TARGET-MIB
  • SNMPv2-MIB
  • TCP-MIB
  • UDP-MIB
規格
  • IEEE 802.1s
  • IEEE 802.1w
  • IEEE 802.1X
  • IEEE 802.3ad
  • IEEE 802.3x(10BASE-T、100BASE-TX、および 1000BASE-T ポート上での全二重通信)
  • IEEE 802.1D スパニング ツリー プロトコル
  • IEEE 802.1p CoS 優先順位付け
  • IEEE 802.1Q VLAN
  • IEEE 802.3 10BASE-T 仕様
  • IEEE 802.3u 100BASE-TX 仕様
  • IEEE 802.3ab 1000BASE-T 仕様
  • IEEE 802.3z 1000BASE-X 仕様
  • 1000BASE-SX
  • RMON I および II 規格
  • SNMPv1、SNMPv2c、および SNMPv3


表 4 に、安全性と適合規格を示します。

表 4 安全性と適合規格

項目 仕様
安全性認定
  • UL/CSA 60950-1 への UL/CUL 認定
  • EN 60950-1 への TUV
  • すべての国別要求項目を含む IEC 60950-1 への CB レポートおよび認定
  • CE Marking
EMC(電磁適合性)認定
  • FCC Part 15 クラス A
  • EN 55022 クラス A(CISPR22 クラス A)
  • VCCI クラス A
  • AS/NZS 3548 クラス A または AS/NZS CISPR22 クラス A
  • MIC クラス A
  • CE Marking
テレコミュニケーション CLEI コード
保証 90 日



サービスおよびサポート

シスコは TCO の最小化を実現するため、シスコのテクニカル サポート サービスを通じて、お客様によるシスコ製品の効果的な運用と優れたアベイラビリティの維持をサポートし、最新のシステム ソフトウェアを提供します。表 5 に、シスコおよび販売代理店で直接提供可能なサービスおよびサポートを示します。

表 5 サービスおよびサポート

テクニカル サポート サービス 機能 利点
Cisco SMARTnet®
  • Cisco IOS ソフトウェア アップデートへのアクセス
  • テクニカル サポート ツールおよびリポジトリへの Web アクセス
  • Cisco Technical Assistance Center(TAC)による 24 時間の電話サポート
  • 交換用ハードウェアの配送
  • 信頼性の高い日常的サポートにより、ネットワークのダウンタイムを最小限に抑え、クリティカルなネットワークの問題を迅速に解決
  • シスコのネットワーキング技術者および専門知識を活用することで TCO を削減
  • パッチおよび新機能を提供する Cisco IOS ソフトウェア アップデートにより、ネットワーク投資を保護


表 6 に、発注情報を示します。

表 6 発注情報

製品番号 説明
WS-CBS3020-HPQ Cisco Catalyst Blade Switch 3020 for HP
GLC-SX-MM= ギガビット イーサネット SFP、LC コネクタ、短波長トランシーバ(マルチモード)
CON-SNT-CBS3020 Cisco SMARTnet、8 時間×週 5 日、NBD(翌営業日)の交換用ハードウェア配送
CON-SNTE-CBS3020 Cisco SMARTnet、8 時間×週 5 日、4 時間以内の交換用ハードウェア配送
CON-SNTP-CBS3020 Cisco SMARTnet、24 時間×週 7 日、4 時間以内の交換用ハードウェア配送
CON-S2P-CBS3020 Cisco SMARTnet、24 時間×週 7 日、2 時間以内の交換用ハードウェア配送


シスコ製品についての詳細は、http://www.cisco.com/jp を参照してください。

HP の c-Class BladeSystem についての詳細は、http://www.HP.com を参照してください。