Cisco Catalyst 6500 シリーズ

Cisco Catalyst 6500 シリーズ 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール

Q&A





Cisco Catalyst 6500 シリーズ 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール


機能と利点

Q:高密度のほかに Cisco® Catalyst® 6500 シリーズ 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールがサポートしている新機能について教えてください。
A:Cisco Catalyst 6500 シリーズ 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールは、表 1 の機能をサポートしています。

表 1 Catalyst® 6500 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールの新機能

新機能 説明 利点
ポート バッファの増強 200 MB/ポート 輻輳管理の向上
新しいスケジューラ 出力(egress)側の Shaped Round Robin(SRR; シェイプド ラウンド ロビン) バースト トラフィック処理の効率化
新しいキューイング メカニズム Differentiated Services Code Point(DSCP)ベースのキュー メカニズム レイヤ 3 TOS に基づく入力および出力の両方向のキューイングを使用して、トラフィック クラスを細分化
メモリの増強 デフォルト 1 GB DRAM より大きなフォーワーディング テーブルを格納



仕様

Q:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールの電力要件について教えてください。
A:電力要件は次のとおりです。
  • DFC3C を搭載した 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール(WS-X6708-10G-3C):444.36 W(10.58 A @ 42 V)

ベース モジュール:375 W(8.93 A @ 42 V)、DFC3C:69.3 W(1.65 A @ 42 V)

  • DFC3CXL を搭載した 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュール(WS-X6708-10G-3CXL):473.76 W(11.28 A @ 42 V)

ベース モジュール:375 W(8.93 A @ 42 V)、DFC3CXL:98.7 W(2.35 A @ 42 V)


Q:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールの性能について教えてください。
A:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールは 40 Gbps ファブリック接続を使用して、最大 64 Gbps のローカル スイッチングを行うことができます。DFC は 48 Mpps でトラフィックを転送できます。

Q:半数のポートのみを使用する場合、8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールはオーバーサブスクライブされないのですか。
A:はい。ポート 1、2、5、および 6 のみを使用して、40 Gbps のローカル スイッチングを行うことができます。

ネットワーク設定を容易にするために、パフォーマンス モードを開始する新しいソフトウェア コマンドが提供されています。このソフトウェア コマンドは次のとおりです。

router(config)#[no] hw-module slot x oversubscription

このコマンドによって、オーバーサブスクライブ ポート(ポート 3、4、7、および 8)は管理上のディセーブルになり、「シャットダウン」状態になります。このモードでは、ユーザはディセーブル ポートで「no shut」を実行できません。ディセーブル ポートで「show interface」を使用すると、出力に「disabled for performance」と表示され、通常のポートのシャットダウンとパフォーマンスのためのシャットダウンが区別されます。

Q:このモジュールにデフォルトで搭載されているメモリはいくつですか。
A:WS-X6708-10G-3C および WS-X6708-10G-3CXL には 1 GB の DRAM が付属しています。


DFC

Q:WS-X6708-10G-3C と WS-X6708-10G-3CXL の違いは何ですか。
A:どちらのモジュールも 10 ギガビット イーサネット ポートを 8 つ備えており、同じベース ボード(WS-X6708-10GE)を使用しています。WS-X6708-10G-3C には DFC3C(WS-F6700-DFC3C)が付属しており、WS-X6708-10G-3CXL には DFC3CXL(WS-F6700-DFC3CXL)が付属しています。

Q:DFC3C と DFC3CXL の違いは何ですか。
A:DFC3CXL では DFC3C よりも多くのルート数や NetFlow エントリ数がサポートされています(表 2)。

表 2 DFC3C と DFC3CXL の機能の違い

機能 DFC3C DFC3CXL
IPv4 ルート数 256,000 1,000,000
IPv6 ルート数 128,000 500,000
NetFlow エントリ数 128,000 256,000
再帰 Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト) 128,000 256,000


Q:DFC を使用しない 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールの導入予定はありますか。
A:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールは、40 Gbps のファブリック接続を使用します。このようにポート密度の高い 10 ギガビット イーサネット モジュールの場合、大半のお客様は DFC を使用してスイッチング性能を最大限に高めようと考えます。現時点で、DFC を使用しない 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールを導入する予定はありません。DFC を使用しない 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールに関心をお持ちの場合は、販売代理店を通じてご意見をお寄せください。

Q:Centralized Forwarding Card(CFC)や別の DFC が搭載された他のモジュールと、これらの 10 ギガビット イーサネット モジュールを同じシャーシ内で混在させることは可能ですか。
A:はい。同じシャーシで DFC と CFC を同時に使用することは可能です。シャーシは、動作モードの低いものに合わせて動作します(表 3)。

表 3スーパーバイザ エンジンと DFC が混在した環境でのシャーシの動作モード

  DFC3A DFC3B DFC3BXL DFC3C DFC3CXL
Supervisor Engine 720-3A PFC3A の機能 PFC3A の機能 PFC3A の機能 PFC3A の機能 PFC3A の機能
Supervisor Engine 720-3B PFC3A の機能 PFC3B の機能 PFC3B の機能 PFC3B の機能 PFC3B の機能
Supervisor Engine 720-3BXL PFC3A の機能 PFC3B の機能 PFC3BXL の機能 PFC3B の機能 PFC3BXL の機能


Q:DFC3C がサポートする新機能について教えてください。
A:DFC3C は DFC3B のすべての機能をサポートしています。PFC3C ベースのスーパーバイザ エンジンはまだ提供されていないため、現時点(2006 年時点)で DFC3C はシステム内で DFC3B と同じ動作をします。

Q:購入ずみの WS-X6708-10G-3C を DFC3CXL にアップグレードしたいと考えています。フィールド アップグレードは可能ですか。
A:お客様は WS-F6700-DFC3CXL= を購入して、WS-X6708-10G-3C から WS-X6708-10G-3CXL にフィールド アップグレードすることができます。WS-F6700-DFC3CXL= は、次の Cisco IOS® ソフトウェア リリース時にあわせて提供される予定です(2007 年前半を予定)。
WS-F6700-DFC3CXL= アップグレード キットには、DFC3CXL ドータ ボードと 1 GB DRAM が含まれます。WS-X6708-10G-3C には 1GB DRAM がデフォルトで付属するため、DFC をアップグレードする際に 1 GB DRAM キットを WS-X6708-10G-3C にインストールする必要はありません。

Q:DFC3CXL アップグレード キットに付属の 1 GB DRAM を使用する必要がない場合、他のモジュールに転用することは可能ですか。
A:はい。転用できます。


シャーシ/スーパーバイザ/ソフトウェアの相互運用性

Q:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールがサポートされているのはどのシャーシですか。また、何らかの制約はありますか。
A:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールは、Catalyst 6500 および 7600 のすべてのシャーシでサポートされています。E シリーズ シャーシ(6503-E、6504-E、6506-E、6509-E)、6509-NEB-A シャーシ、または Cisco 7604/7609 シャーシで使用する場合、NEBS 3 準拠(最大 55°C の動作温度をサポート)となります。E シリーズ以外のシャーシ(6506、6509、6513)または Cisco 7606/7613 シャーシで使用する場合には、ファン トレイ 2 および 2500 W 以上の電源装置が必要で、NEBS 3 非準拠(最大 40°C までの動作温度をサポート)となります。このモジュールは Catalyst 6503 シャーシ(Non-E の Catalyst 6503 シャーシ)ではサポートされません。

Q:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールは、どのスーパーバイザ エンジンでサポートされますか。
A:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールは、任意の Supervisor Engine 720(WS-Sup720、WS-Sup720-3B、および WS-Sup720-3BXL など)で動作します。

Q:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールをサポートしているのはどのソフトウェアですか。
A:このモジュールは、Catalyst 6500 シリーズおよび 7600 シリーズ ルータのいずれにおいても、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(18)SXF5 でサポートされます。詳細については、リリース 12.2SX のリリース ノートを参照してください。
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/lan/cat6000/122sx/ol_4164.htm


光モジュール

Q:販売開始時点で、8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールで利用可能な光モジュールは何ですか。
A:販売開始時点において、8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールでサポートされる光モジュールは、次のとおりです。
  • X2-10GB-SR:26 m までの FDDI グレード MMF(マルチモード光ファイバ)、300 m までの 50 μm 2000 MHz*km MMF
  • X2-10GB-LR:10 km までの SMF(シングルモード光ファイバ)
  • X2-10GB-ER:40 km までの SMF
  • X2-10GB-LX4:300 m までの FDDI グレード MMF
  • X2-10GB-CX4:15 m までの 8 ペア 100 Ω InfiniBand ケーブル

この 8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールでサポートされるのは、上記の X2 プラグの -02 以降のバージョンのみです。-01 バージョンの X2 プラグはサポート対象外です。


Q:これらの X2 プラグの -02 バージョンの発注方法について教えてください。
A:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールの出荷開始後に出荷される X2 プラグはすべて -02 以降のバージョンです。そのため、通常の方法で上記の X2 プラグを発注すると、-02 以降のバージョンの X2 プラグを入手できます。

Q:以前に購入した Cisco X2 プラグのバージョンは、どのようにして確認できますか。
A:バージョン番号はシスコの製品番号の下 2 桁です。シスコの製品番号は、ラベルの 2 行目に記載されています(図 1 の場合、10-XXXX-XX)。

図 1 Cisco X2 プラグに記載されているシスコの製品番号

図 1 Cisco X2 プラグに記載されているシスコの製品番号

Q:X2 プラグの -01 バージョンと -02 バージョンの違いは何ですか。
A:-02 バージョンでは、-01 バージョンから電磁波干渉(EMI)の改善とラッチの改良が行われています。

Q:8 ポート 10 ギガビット イーサネット モジュールで X2 プラグを使用した場合、XENPAK をサポートするデバイスを接続することは可能ですか。
A:X2 と XENPAK は、フォーム ファクタが異なるだけです。トランシーバ タイプが同じであれば、X2 と XENPAK を接続することが可能です。


関連情報

Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチの詳細については、次の URL を参照するかシスコの販売代理店にお問い合わせください。
http://www.cisco.com/en/US/products/hw/switches/ps708/index.html