Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチ

Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチ Q&A

Q&A





Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチ



概要


Q. Cisco® Catalyst® 3650 シリーズ スイッチとはどのような製品ですか。
A. Cisco Catalyst® 3650 シリーズは、1 つのプラットフォームに有線とワイヤレスを完全統合した、エンタープライズクラスの次世代スタンドアロンおよびスタッカブル アクセス レイヤ スイッチです。高度な Cisco StackWise®-160 テクノロジーを基盤とし、シスコの新しい Unified Access Data Plane(UADP)の Application-Specific Integrated Circuit(ASIC)を使用する Cisco Catalyst 3650 は、一貫した有線/ワイヤレス ポリシーの適用、アプリケーションの可視性、柔軟性、アプリケーションの最適化、優れた復元力を実現します。Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチは、フル IEEE 802.3at Power over Ethernet Plus(PoE+)、冗長ファン、および新しいフロントエンド電源装置もサポートしています。Cisco Catalyst 3650 スイッチは、真のボーダレス ネットワーク体験を実現する IP テレフォニー、ワイヤレス、ビデオなどのアプリケーションをサポートしており、生産性を向上します。

Q. Cisco Catalyst 3650 は、有線スイッチとして機能しますか。
A. Cisco Catalyst 3650 スイッチは、統合型の有線/ワイヤレス スイッチとしてだけでなく、有線スイッチとしても機能します。

Q. Cisco Catalyst 3560-X モデルと比較して Cisco Catalyst 3650 スイッチが優れているのはどのような点ですか。
A. Cisco Catalyst 3650 スイッチは、機能性と特長の両面で革新的なスイッチです。表 1 は、Cisco Catalyst 3560-X との比較対照表です。

表 1 Cisco Catalyst 3560-X スイッチと Cisco Catalyst 3650 スイッチの比較対照表

項目 Cisco Catalyst 3560-X Cisco Catalyst 3650
オプションのスタック構成 非対応 対応(160 Gbps)
Cisco IOS® ソフトウェア上でのネイティブ ワイヤレス コントローラのサポート 非対応 対応
10 GE アップリンク 10 GE X 2(現場交換可能ユニット(FRU)) 10 GE X 4/10 GE X 2(固定)
48 ポートごとのバッファ サイズ 6 MB 12 MB
ネイティブ Flexible NetFlow のサポート 非対応 対応
ホステッド サービス用のマルチコア CPU 非対応 対応
ポートごとの Quality of service(QoS)モデルとキュー MLS、4 つの出力キュー MQC、8 つの出力キュー
Flash/DRAM サイズ 64 MB/256 MB 2 GB/4 GB
外部電力システム(XPS-2200) 対応 非対応
統合アクセス ソリューション 非対応 対応
オペレーティング システム Cisco IOS ソフトウェア Cisco IOS-XE ソフトウェア


Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチの機能と Cisco Catalyst 3850 の機能はどのように異なりますか。
A. 表 2 は Cisco Catalyst 3850 との機能比較表です。

表 2 Cisco Catalyst 3650 スイッチと Cisco Catalyst 3850 スイッチの機能比較表

項目 Cisco Catalyst 3650 Cisco Catalyst 3850
スタッキング帯域幅/最大スタック メンバ 160G/9 480G/9
Cisco StackPower™ 非対応 対応
アップリンク 固定アップリンク モジュラ アップリンク
メモリ/フラッシュ 4 GB/2 GB 4 GB/2 GB
ワイヤレス モビリティ コントローラとして最大 25 のアクセス ポイント モビリティ コントローラとして最大 50 のアクセス ポイント
スタック構成モジュール オプション 組み込み
電源 デュアル FRU デュアル FRU、eXpandable Power System(XPS)*
L3 機能 Open Shortest Path Firs(OSPF)、Protocol Independent Multicast(PIM)、ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS) OSPF、PIM、BGP、EIGRP、IS-IS
Smart Operations CLIENT、DIRECTOR CLIENT、DIRECTOR
Cisco TrustSec® Secure Group Tagging(SGT)、Secure Group Access(SGA)、Media Access Control Security(MACsec) SGT、SGA、MACsec
アプリケーションの可視性と制御(AVC) Flexible NetFlow、Collaboration Protocols Recognition and Control(CPRC)、Wireshark Flexible NetFlow、CPRC、Wireshark
高可用性 Stateful Switchover(SSO) SSO
電源装置 新しいフロントエンド電源装置:250 W AC、640 W AC、640 W DC、1025 W AC フロントエンド電源装置:350 W AC、715 W AC、1100 W AC、440 W DC

* Cisco Catalyst 3850 ロードマップ

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチは、どのフィーチャ セットをサポートしていますか。
A. 表 3 に、サポートしているフィーチャ セットを示します。詳細については、Cisco Feature Navigator を参照してください。

表 3 Cisco IOS ソフトウェア フィーチャ セットの違い

機能 LAN Base IP Base IP Services
レイヤ 2+ エンタープライズ アクセス レイヤ 2
企業環境向けのさまざまなレイヤ 2 アクセス機能
コンプリート アクセス レイヤ 2
Cisco Catalyst 2000 および Cisco Catalyst 3000 の全レイヤ 2 機能をサポート(ホット スタンバイ プロトコルを含む)
レイヤ 3 スタティック IP ルーティングのサポート
スイッチ仮想インターフェイス(SVI)のサポート
IPv6 ホスト サポート
IPv6 ポート ACL
HTTP(s)、SNMP、Syslog over IPv6
IPv6 First Hop Security
エンタープライズ アクセス レイヤ 3
Routing Information Protocol(RIP)、スタティック、PIM スタブ、EIGRP スタブ、ルーテッド アクセス用の OSPF
コンプリート アクセス レイヤ 3
OSPF、EIGRP、BGP、Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコル
VRF-lite(Virtual Routing and Forwarding)、Web Cache Communication Protocol (WCCP)、ポリシーベース ルーティング(PBR)
モビリティ 一元化された Cisco Unified Wireless Networking モビリティ アーキテクチャをサポート 新しい分散型 Cisco Converged Access モビリティ アーキテクチャをサポート(アクセスでの Control and Provisioning of Wireless Access Points(CAPWAP)終端処理)) 新しい分散型 Cisco Converged Access モビリティ アーキテクチャをサポート(アクセスでの CAPWAP 終端処理)
管理性 基本管理機能
さまざまな MIB、IP SLA Responder、およびリモート スイッチド ポート アナライザ(RSPAN)をサポート
エンタープライズ アクセス レイヤ 3、有線およびワイヤレス トラフィック向け Flexible NetFlow
Embedded Event Manager(EEM)、Generic Online Diagnostics(GOLD)Lite、および Smart Install Director
セキュリティ エンタープライズ アクセス セキュリティ
ダイナミック ホスト コンフィギュレーション プロトコル(DHCP)スヌーピング、IP Services Gateway(IPSG)、ダイナミック ARP インスペクション(DAI)、ポート ACL(PACL)、Cisco Identity 4.0、Network Admission Control(NAC)、および 802.1x 機能
コンプリート アクセス セキュリティ
ルータおよび Virtual LAN(VLAN)アクセス コントロール リスト(ACL)、コンプリート アイデンティティおよびセキュリティ、Cisco TrustSec SXP、および IEEE 802.1AE へのハードウェア対応
QoS エンタープライズ アクセス QoS
入力ポリシング、信頼境界、AutoQoS、および Differentiated Services Code Point(DSCP)マッピング
コンプリート アクセス QoS
Cisco Catalyst 2000 および Cisco Catalyst 3000 の全 QoS 機能をサポート(per-VLAN ポリシーを含む)


Q. Cisco Catalyst 3650 ではどのようなタイプの固定アップリンクを使用できますか。
A. Cisco Catalyst 3650 には、次の固定アップリンク Small Form-Factor Pluggable/Small Form-Factor Pluggable Plus (SFP/SFP+) ポート オプションがあります。

  • ギガビット イーサネット SFP X 4
  • 10 ギガビット イーサネット SFP+ X 2、またはギガビット イーサネット SFP X 4
  • 10 ギガビット イーサネット SFP+ X 4、またはギガビット イーサネット SFP X 4(48 ポート スイッチでのみ使用可)

Q. 10 G X 2/1 G X 4 アップリンク タイプで SFP および SFP+ モジュール スロットを組み合わせて使用できますか。
A. はい。SFP モジュールのペア(左側の 2 つ)と SFP+ モジュールのペア(右側の 2 つ)を、Cisco Catalyst 3650 の 10 G X 2/1G X 4 アプリンク タイプで組み合わせて使用できます。この組み合わせにより、最大 22 Gbps のアップリンク帯域幅が提供されます。

Q. Cisco Catalyst 3650 と Cisco Catalyst 3560-X のアップリンクには互換性がありますか。
A. いいえ、Cisco Catalyst 3650 は固定アップリンクです。

Q. Cisco Catalyst 3650 に使用できるサービス モジュールはありますか。
A. Cisco Catalyst 3650 にはサービス モジュールはありません。Cisco Catalyst 3650 では、3560-X のサービス モジュールでサポートされる機能をサポートしています。Cisco Catalyst 3650 は、MACsec 対応のハードウェアです。ソフトウェア サポートは今後のリリースで追加される予定です。可用性については、リリース ノートを参照してください。

Q. Cisco Catalyst 3650 はどのように管理すればよいですか。
A. Cisco Catalyst 3650 は Cisco IOS ソフトウェア CLI、Web GUI、Cisco Prime™ Infrastructure 2.0.1、または Cisco Network Assistant ソフトウェアを使用して管理できます。

Q. Cisco Catalyst 3650 には管理用の Web GUI がありますか。
A. はい。Cisco Catalyst 3650 は、基本的なワイヤレス管理機能を提供する Web GUI を実装しています。有線のサポートは将来のソフトウェア リリースで追加される予定です。可用性については、リリース ノートを参照してください。

Q. Cisco Catalyst 3650 は、ダウンリンク ポートで 802.1ae をサポートしていますか。
A. Cisco Catalyst 3650 は、スイッチの全ポートで 802.1ae をハードウェア サポートしています。ソフトウェア サポートは、今後利用可能になる予定です。可用性については、リリース ノートを参照してください。

Q. Cisco Catalyst 3650 ではどのような管理ポートを使用できますか。
A. Cisco Catalyst 3650 には、スイッチ背面のコンソール ポートの下に 10/100/1000 イーサネット専用管理ポートが 1 つ搭載されています (図 1 を参照)。このポートは、「Mgmt-vrf」という別の VRF にあり、スイッチのグローバル ルーティング テーブルから管理トラフィックを区分します。

図 1 Cisco Catalyst 3650 スイッチの背面パネル

図 1 Cisco Catalyst 3650 スイッチの背面パネル


Q. 両方のコンソール ポートを同時に使用できますか。
A. いいえ。USB コンソール使用時には、RJ-45 コンソールも同様に USB コンソールの出力を受信します。こうした設計により、管理者は USB コンソールが使用中であることがわかります。この機能は、リモート管理者にとって便利です。

Q. このスイッチは、コンソール ポートでオートボー(auto-baud)をサポートしていますか。
A. いいえ。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチは、前面から背面へのエアーフローをサポートしていますか。
A. はい。Cisco Catalyst 3650 は前面から背面へのエアーフローをサポートしています。

Q. Cisco Catalyst 3650 のモデル タイプにはどのようなものがありますか。
A. 表 4 に、Cisco Catalyst 3650 のモデル タイプを示します。ここに示されている各モデル タイプは、LAN Base、IP Base、および IP Services の各種ライセンスで使用できます。すべての PoE PID が フル PoE および フル PoE+ 対応です。

表 4 Cisco Catalyst 3650 のモデル タイプ(デフォルト構成)

PID ポート PoE+ のサポート 4 X 1 GE アップリンク 2 X 10 GE/4 X 1 GE アップリンク 4 X 10 GE/4 X 1 GEアップリンク
WS-C3650-24TS 24      
WS-C3650-24PS 24    
WS-C3650-48TS 48      
WS-C3650-48PS 48    
WS-C3650-24TD 24      
WS-C3650-24PD 24    
WS-C3650-48TD 48      
WS-C3650-48PD 48    
WS-C3650-48TQ 48      
WS-C3650-48PQ 48    
WS-C3650-48FS 48 ○ (フル PoE)    
WS-C3650-48FD 48 ○ (フル PoE)    
WS-C3650-48FQ 48 ○ (フル PoE)    


Q. Cisco Catalyst 3650 にはファンがいくつありますか。
A. Cisco Catalyst 3650 には熱管理用の FRU ファンが 3 つあります。

Q. Cisco Catalyst 3650 でファンに障害が発生した場合、どうなりますか。
A. Cisco Catalyst 3650 は、周囲温度 25 °C の環境で 2 つのファンが稼働した状態で、4 時間まで問題なく動作します。4 時間を超えると問題が発生し、スイッチの信頼性が損なわれる可能性があります。このため、障害の発生したファンは 4 時間以内に交換してください。

Q. Cisco Catalyst 3650 は Energy Efficient Ethernet(802.3az)をサポートしていますか。
A. はい。

Q. Cisco Catalyst 3650 では、どのような取り付けオプションを使用できますか。
A. Cisco Catalyst 3650 のシャーシは、標準の 19 インチ、23 インチ、および 19 インチの背面マウントによる ETSI ラック マウントが可能です。取り付けオプションの詳細については、Cisco Catalyst 3650 のハードウェア インストレーション ガイドを参照してください。

Q. Cisco Catalyst 3650 と Cisco Catalyst 3850 のソフトウェア イメージは同じですか。
A. ソフトウェア イメージは異なりますが、サポートするソフトウェア機能とサービスは同じです。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチには、どのようなホットスワップ可能な要素がありますか。
A. 次の活性挿抜がサポートされています。

  • スタック内のスタック メンバ スイッチ
  • 電源装置およびファン
  • SFP/SFP+ モジュール
  • スタック アダプタおよびケーブル

ライセンスおよび保証


Q. Cisco Catalyst 3650 にはどのようなライセンス モデルが採用されていますか。
A. Cisco Catalyst 3650 には、使用(RTU)ライセンス モデルが採用されています。

Q. RTU ライセンス モデルとは何ですか。
A. RTU は信頼関係に基づいたライセンス モデルで、お客様がシンプルな EXEC CLI コマンドを使用して、柔軟にライセンスのアップグレード、ダウングレード、RMA 目的の移動を行えるように設計されています。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチのライセンスには、製品アクティベーション キー(PAK)は必要ですか。
A. いいえ。Cisco Catalyst 3650 スイッチのソフトウェア ライセンスには、PAK は不要です。Cisco Catalyst 3650 スイッチには、信頼関係に基づいた RTU ライセンス モデルが採用されています。発注時にお客様がライセンス要件を指定すると、権限付与目的のみの電子ライセンスまたはペーパー ライセンスが送付されます。

Q. Cisco Catalyst 3650 にはどのような種類のライセンスがありますか。
A. Cisco Catalyst 3850 のライセンスには、無期限 RTU ライセンスと評価 RTU ライセンスの 2 種類があります。これらのライセンスは、イメージ ベースのライセンス(IP Base または IP Services)としても、アクセス ポイント数ライセンスとしても使用できます。

無期限 RTU ライセンスは、無期限の有償ライセンスです。ユニバーサル Cisco IOS-XE ソフトウェア ベースのイメージには、LAN Base、IP Base、および IP Services の 3 つのライセンス レベルがあります。RTU CLI コマンドを使用すると、スイッチのライセンスを異なるライセンス レベル間で移動できます。

評価 RTU ライセンスでは、お客様が 90 日間無償でイメージ ベースのライセンスやアクセス ポイント数ライセンスを評価できます。

Q. イメージ ベースのライセンスを有効にする方法を教えてください。
A. イメージ ベースのライセンスを有効にするには、次の EXEC CLI コマンドを実行してライセンス レベルをアクティブ化し、エンド ユーザ ライセンス契約書(EULA)に同意します。

無期限ライセンス用 CLI コマンド:

license right-to-use activate lanbase | ipbase | ipservices <slot #> acceptEULA

評価ライセンス用 CLI コマンド:

license right-to-use activate ipbase | ipservices evaluation <slot #> acceptEULA

Q. アクセス ポイント数ライセンスを有効にする方法を教えてください。
A. アクセス ポイント数ライセンスを有効にするには、次の EXEC CLI コマンドを実行してアクセス ポイント数をアクティブ化し、EULA に同意します。無期限のアクセス ポイント数ライセンスは、最大 25 まで段階的に有効にできます。評価ライセンスは、最大アクセス ポイント数(25)にのみ使用できます。

無期限ライセンス用 CLI コマンド:

license right-to-use activate apcount <1-25> <slot #> acceptEULA

評価ライセンス用 CLI コマンド:

license right-to-use activate apcount evaluation <slot#> acceptEULA

Q. 評価 RTU ライセンスのアクティブ化から 90 日が経過するとどうなりますか。
A. 評価 RTU ライセンスの EULA では、90 日以内に無制限ライセンスをご購入いただくことを想定しています。そのため、90 日経過後は、評価ライセンスは無効になります。期限切れとなる 90 日目の 10 日前と 5 日前に、評価 RTU ライセンスの期限切れに関する警告 Syslog メッセージが生成されます。90 日が経過すると、警告 Syslog メッセージが毎日表示されるようになります。毎日 Syslog メッセージが表示されることを除けば、有効期限が切れた評価ライセンスは、スイッチのリロードを行わない限り、正常に機能します。リロードした後で、有効期限の切れた評価ライセンスを再度アクティベートすることはできません。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチ スタックのライセンス要件を教えてください。
A. Cisco Catalyst 3650 スタックでは、全スイッチを同じイメージ ベースのライセンス レベル(IP Services、IPBase、LAN Base)にする必要があります。アクティブ スイッチのライセンス レベルがリファレンスと見なされ、それに対してメンバ スイッチのライセンスが照合されます。一致しない場合は、アクティブ スイッチにそのスタック構成が失敗したことを示す Syslog メッセージ「license mismatch error」が表示されます。

Q. Cisco Catalyst 3650 スタックでは、「license mismatch error」はどのように修正されますか。
A. スタックで不一致のメンバ スイッチのライセンス レベルは、「license right-to-use activate <license> all acceptEULA」という CLI コマンドを使用して変更し(スタック全体を同じ有線ライセンス レベルで統一する必要があります)、アクティブ スイッチ コンソールからリロードすることができます。これによって、不一致のメンバ スイッチをスタックに正しく追加することができます。お客様は、特定のライセンス レベルに移る前に、ライセンスを購入する必要があります。

Q. Cisco Catalyst 3650 スタックでは、アクセス ポイント数ライセンスはどのように管理されますか。
A. Cisco Catalyst 3650 スタックのアクセス ポイント数ライセンスの総数は、個々のメンバのアクセス ポイント数ライセンスの合計と等しく、最大 25 個となります。スタックに新しいメンバを追加すると、そのスタックのアクセス ポイント数ライセンスの総数が自動的に再計算されます。スタックからメンバを削除しても、スタックをリロードするまでアクセス ポイント数ライセンスの数は減りません。

スタック メンバの追加例:Cisco Catalyst 3650 スタックを 3 台のスイッチで構成し、各スイッチにアクセス ポイント数が 6 個のアクセス ポイント数ライセンスを適用すると、合計で 18 個のアクセス ポイントをサポートできます。スタックに新しい Cisco Catalyst 3650(4 台目のスイッチ)を追加し、アクセス ポイント数が 8 個のアクセス ポイント数ライセンスを適用した場合、スタックでサポートされるアクセス ポイントの総数は 25 になります。これは、合計数の 55(= 18 + 6)がスタックの上限を超えているためです。

スタック メンバの削除例:上記の例でスタックから 4 台目のスイッチを削除しても、スタックをリロードするまで、アクセス ポイント数ライセンスのアクセス ポイント数は 25 個のままとなります。スタックをリロードすると、アクセス ポイント数は元の 18 個に戻ります。

Q. Cisco Catalyst 3650 ハードウェアの交換や RMA を行う場合、RTU ライセンスはどのように移行されますか。
A. イメージ ベースのライセンスの場合も、アクセス ポイント数ライセンスの場合も、交換元の古いハードウェアで無効化して、新しいスイッチでアクティベートすることができます。アクティベーションの無効化には「license right-to-use deactivate」EXEC コマンドを使用し、アクティベーションには「license right-to-use activate」EXEC コマンドを使用します。

Q. ライセンスの使用状況は、どのようにモニタされますか。
A. ライセンスの使用状況は、Cisco Catalyst 3650 スタックでスイッチごとに保持されます。使用状況に関する情報は、初期ブート時からすべてのリブートにわたって保持されます。この情報には、EULA のステータス、使用条件、ライセンス タイプなどが含まれます。使用状況に関する情報は毎日更新され、「show license right-to-use usage」EXEC コマンドを使用して表示できます。

Q. ライセンス情報はどのようにして保存および保護されますか。
A. ライセンス情報は、アクティブとバックアップの 2 つの非表示フラッシュ パーティションに保存されます。お客様はこれらのパーティションにアクセスすることはできません。また、書き込み消去ではライセンス ファイルを消去できません。プライマリ パーティションのライセンス ファイルに破損や改ざんが生じた場合は、セカンダリ(バックアップ)パーティションのライセンス ファイルが使用されます。両方のパーティションが破損した場合は、シスコがライセンス ファイルを再作成します。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチのハードウェア保証および返品ポリシーはどのようなものですか。
A. Cisco Catalyst 3650 スイッチには、制限付きライフタイム ハードウェア保証(拡張版)(ELLW)が付いています。この保証では、90 日間の TAC サポートと、翌営業日の交換ハードウェア発送を利用できます。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチのソフトウェア アップデート ポリシーはどのようなものですか。
A. ソフトウェア アップデートについては、
www.cisco.com/en/US/prod/collateral/switches/ps5718/ps4324/
product_bulletin_c25-696974_ps10745_Products_Bulletin.html
を参照してください。

スタック構成と高可用性


Q. Cisco Catalyst 3650 のスタック構成はどのように行われますか。
A. Cisco Catalyst 3650 は、高度な Cisco StackWise-160 を基盤として構築されています。このテクノロジーは、スタック帯域幅で 160 Gbps のノンブロッキング性能を発揮し、Cisco IOS ソフトウェアの SSO テクノロジーをサポートしています。Cisco Catalyst 3650 に必要なスタック構成キットには、スイッチあたり 2 つのデータ スタック アダプタと 1 本のスタック ケーブルが含まれており、これによりスタック構成が可能になります。データ スタック アダプタは、スイッチごとに 2 つのアダプタをシャーシ背面から取り付けます (図 2 および図 3 を参照)。

図 2 Cisco Catalyst 3650 での Cisco StackWise-160 のケーブル配線

図 2 Cisco Catalyst 3650 での Cisco StackWise-160 のケーブル配線


図 3 新しい StackWise-160 モジュラ アダプタとスタック ケーブル

図 3 新しい StackWise-160 モジュラ アダプタとスタック ケーブル


Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチではスタック構成はデフォルトで有効になっていますか。
A. Cisco Catalyst 3650 スイッチではスタック構成はオプションであり、デフォルトで有効になっていません。

Q. スタック構成キットは別途注文する必要がありますか。
A. スタック構成キットはスイッチの購入時に追加注文することも、後から別途購入することもできます。スタック構成は、スタック構成キットを Cisco Catalyst 3650 にインストールすると有効になります。注文情報は Cisco Catalyst 3650 データ シートをご覧ください。

Q. スタック構成キットをインストールするには Cisco Catalyst 3650 をオフにする必要がありますか。
A. いいえ。スタック アダプタとケーブルは活性挿抜がサポートされています。

Q. 新しいスタック メンバを追加するとき、Cisco Catalyst 3650 スイッチのスタック動作は中断されますか。
A. 新しいスタック メンバをスタックに物理的に追加(スタック ケーブルを接続)してから、そのスタック メンバの電源を投入すれば、スタック動作は中断されません。電源の入ったスイッチをスタックに接続する(併合する)と、すべてのスイッチがリロードされて、その中から新しいアクティブ スイッチが選ばれます。

Q. StackWise-160 を有効化するためにライセンスが必要ですか。
A. StackWise-160 を有効化するために、別途ライセンスは必要ありません。すべてのスタック メンバ スイッチを、同じイメージベースのライセンス レベル(IP Services、IP Base、LAN Base)にする必要があります。

Q. SSO テクノロジーとは何ですか。
A. Cisco Stateful Switchover(SSO)テクノロジーは、アクティブからスタンバイへの Cisco Catalyst 3650 スタック スイッチの切り替え時に、リアルタイムにレイヤ 2 およびレイヤ 3 のユニキャスト ルーティング プロトコルとワイヤレス トンネルのステート マシンを同期するテクノロジーです。アクティブ スイッチのスイッチオーバー時に、ネットワーク トポロジを中断させることなく、スタンバイ スイッチがネイバーとグレースフル リカバリを実行します。

Q. Nonstop Forwarding(NSF)テクノロジーとは何ですか。
A. NSF テクノロジーは、スタンバイ スイッチのアクティブ ロールへの移行中にスタックメンバ スイッチ間でノンストップ フォワーディング通信を実現して、ビジネスの継続性を確保する補完的なテクノロジーです。

Q. 1 つの論理エンティティに何台の Cisco Catalyst 3650 スイッチをスタックできますか。
A. 最大 9 台の Cisco Catalyst 3850 スイッチをスタックして、1 つの StackWise-160 論理スイッチを構成できます。

Q. Cisco Catalyst 3650 は Cisco StackPower テクノロジーをサポートしていますか。
A. Cisco Catalyst 3650 は Cisco StackPower テクノロジーをサポートしていません。

Q. Cisco Catalyst 3650 では、ほかの Cisco Catalyst スイッチ タイプとスタックできますか。
A. いいえ。

Q. StackWise-160 ケーブルは、StackWise および StackWise Plus との後方互換性がありますか。
A. いいえ。StackWise-160 で使用されるケーブルとコネクタのタイプは、StackWise および StackWise Plus のケーブルとは異なります。そのため、次世代 StackWise-160 の新設計ハードウェア アーキテクチャには、従来の StackWise Plus テクノロジーとの互換性はありません。

Q. Cisco Catalyst 3650 のスタック ケーブルは Cisco Catalyst 3850 のスタック ケーブルと異なりますか。
A. はい。Cisco Catalyst 3850 のスタック ケーブルを Cisco Catalyst 3650 のスタック構成に使用することはできません。

Q. どのような StackWise-160 ケーブル長がサポートされていますか。
A. Cisco Catalyst 3650 スタック ケーブルの長さは 50 cm、1 m、および 3 m です。

Q. StackWise-160 スタック ケーブルの曲げ半径はいくつですか。
A. 銅スタック ケーブルの曲げ半径は 4 インチまでです。

Q. StackWise Plus と StackWise-160 テクノロジーの主な違いは何ですか。
A. 主な違いは次のとおりです。

  • 帯域幅:StackWise Plus のスタック帯域幅が 64 Gbps であるのに対し、StackWise-160 モードで配備した Cisco Catalyst 3650 では、それぞれに 160 Gbps のスタック帯域幅をサポートしています。
  • ケーブルおよびコネクタ:StackWise-160 では、簡単に挿抜できるように改良されています。
  • スタック構成テクノロジー:StackWise-160 は Cisco IOS ソフトウェアの SSO をベースとして構成されているので、さまざまなメンバ間をスムーズに状態同期できます。
  • スタック構成用語:StackWise-160 では、Cisco IOS ソフトウェアの SSO テクノロジーに基づいて、スタック内のアクティブ メンバとスタンバイ メンバを識別します。コントロール プレーン アクティビティはすべて、アクティブ メンバとスタンバイ メンバ間で一元化および同期されます。StackWise-Plus は、スタック内の単一マスターを識別し、一部のコントロール プレーン アクティビティを配信します。

Q. StackWise-160 のどのスタック スイッチがコントロール プレーン(管理プレーン)を管理するのですか。
A. アクティブ スタック スイッチが、全コントロール通信(管理通信)を一元管理します。ネットワーク制御データのトラフィックは、スタンバイ スイッチや他のメンバ スイッチからアクティブ スイッチに透過的に切り替えられ、一元処理されます。

Q. Cisco Catalyst 3650 スタック アーキテクチャでは、分散型フォワーディングはどのように機能しますか。
A. アクティブ スタック スイッチが、ネットワークの隣接とフォワーディング テーブルを作成します。ハードウェア アクセラレーションによる分散型フォワーディングを実現するために、アクティブ スイッチがスタンバイ スイッチなどのメンバ スイッチにフォワーディング情報をプログラミングします。

Q. StackWise-160 は、StackWise Plus と同じスペース再利用テクノロジーをサポートしていますか。
A. はい。スペース再利用テクノロジーを使用して、各スタック リングでマルチパス並列スイッチングを実行し、スループットを倍増させることができます。

Q. StackWise-160 はスタンドアロンの Cisco Catalyst 3650 と比べて主にどのような利点がありますか。
A. Cisco Catalyst 3650 シリーズを StackWise-160 モードで配備すると、次のような利点があります。

  • 簡易性:1 つの統合システムで最大 432 のポートの管理と操作を行います。StackWise-160 により、統合型アクセスのネットワーク設計とトポロジも簡素化されます。
  • 拡張性:パフォーマンスを低下させません。各 Cisco Catalyst 3650 スイッチを StackWise-160 モードで配備すると、ノンブロッキングの 160 Gbps バックプレーンと 40 Gbps のアップリンク ポートでワイヤリング クローゼットのパフォーマンスが向上します。
  • 復元力:Cisco Catalyst 3650 を StackWise-160 モードで配備すると、Cisco IOS ソフトウェアの SSO ハイ アベイラビリティ フレームワークにより、障害発生時のノンストップ通信が実現します。

Q. Cisco Catalyst 3650 スタックでは、スイッチの優先順位を設定できますか。
A. はい。StackWise-160 リング ネットワーク内のコントロール プレーン動作に決定性を持たせるには、スイッチの優先順位に基づいてデフォルト値を調整することをお勧めします。

Q. Cisco Catalyst 3650 スタックでは、スイッチの優先順位とスイッチ数をどのように設定できますか。
A. 新しい Cisco Catalyst 3650 ソフトウェア設計では、EXEC モードでスイッチの優先順位とスイッチ数の CLI を使用できます。これらのスイッチ パラメータは、ユーザ入力に基づいて動的に保存されます。こうした点が、グローバル コンフィギュレーション モードで設定される Cisco Catalyst 3750 シリーズとは異なっています。

スタック メンバ番号を割り当てる:
switch 現在のスタック メンバ番号 renumber 新しいスタック メンバ番号
例:
Switch# switch 3 renumber 5
スタック メンバの優先順位を設定する:
switch スタック メンバ番号 priority 新しい優先順位番号
例:
Switch# switch 5 priority 2


Q. ブートアップ時のアクティブ スイッチとスタンバイ スイッチの選択プロセスはどのようなものですか。
A. ブートアップ時のアクティブ スイッチとスタンバイ スイッチのロール選択は、スイッチの MAC アドレスまたはユーザが定義したスイッチの優先順位に基づいて行われます。アクティブ スイッチは、次の要因のいずれか 1 つに基づいて、示されている順に選択または再選択されます。

  1. 現在のアクティブ スイッチ
  2. スタック メンバの優先順位値が最も高いスイッチ
  3. 起動時間が最短のスイッチ
  4. MAC アドレスが最小のスイッチ

Q. アクティブ スイッチオーバー時には何が起こりますか。
A. アクティブ スイッチの障害が速やかに検出されると、元のスタンバイ スイッチが新しいアクティブ ロールにスムーズに移行されます。新しいアクティブ スイッチによって独自のスタンバイ スイッチが選択され、同期が行われて、SSO 対応の状態に戻ります。こうしたロールのスイッチオーバーでは、スタック リング内の他のスイッチで設定されているスイッチの優先順位とは無関係に決定性が維持されます。

Q. Cisco Catalyst 3650 とシスコのモジュラ スイッチでは、NSF/SSO のサポートはどのように異なっていますか。
A. 完全に動作状態にある Cisco Catalyst 3650 とモジュラ スイッチはいずれも、コントロール プレーンで 1+1 の冗長性を実現します。Cisco Catalyst 3650 は独自に、スタック設計全体で 1:N システム レベルの復元力を実現します。

Q. どのようなネットワーク プロトコルが NSF/SSO に対応していますか。
A. Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチは、次のレイヤ 2 およびレイヤ 3 ネットワーク プロトコルをサポートしています。

  • レイヤ 2 プロトコル:Cisco Discovery Protocol、Spanning Tree Protocol、VLAN Trunking Protocol(VTP)、Link Aggregation Control Protocol(LACP)、Port Aggregation Protocol Plus(PAgP+)、Dynamic Trunking Protocol(DTP)、単方向リンク検出(UDLD)プロトコル
  • レイヤ 3 プロトコル:EIGRP、OSPF、IS-IS、BGP
  • VRF 対応レイヤ 3 プロトコル:EIGRP、OSPF、IS-IS、BGP
  • モビリティ:アクセス ポイント管理、CAPWAP データ トンネル、CAPWAP モビリティ トンネル、CAPWAP マルチキャスト トンネル

Q. Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチでは、どのような EtherChannel 機能がサポートされていますか。
A. Cisco Catalyst 3650 シリーズは、次の 2 種類のモードでサポートされています。

  • シングルシャーシ EtherChannel:この EtherChannel 設定モードでは、1 つのスタック スイッチ システムに EtherChannel の全メンバ リンクが構成されます。
  • クロススタック EtherChannel:この EtherChannel 設定モードでは、ロールに関係なく、複数のスタック スイッチ間でさまざまなメンバ リンクが構成されます。

Q. クロススタック EtherChannel リンクでは、どのようなバンドル プロトコルがサポートされていますか。
A. Cisco Catalyst 3650 は、Cisco Enhanced Port Aggregation Protocol(ePAgP)と業界標準の IEEE 802.3ad LACP をサポートしています。その他の 3750 シリーズ スイッチは、クロススタック EtherChannel で LACP のみをサポートしています。

Q. StackWise-160 に配備した Cisco Catalyst 3650 を VSS デュアル アクティブ検出に使用できますか。
A. はい。Cisco Catalyst 3650 クロススタック EtherChannel は、拡張版 PAgP+ トラステッドとして VSS デュアル アクティブ検出に使用できます。

Q. 1 つの EtherChannel に何個のリンクをバンドルできますか。
A. レイヤ 2 またはレイヤ 3 EtherChannel では、それぞれ最大 8 メンバ リンクをサポートできます。

Q. Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチでは何個の EtherChannel をサポートできますか。
A. Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチは、最大 128 の EtherChannels をサポートできます。

Q. StackWise-160 ではどのようなワイヤレス ネットワーク冗長性を実現できますか。
A. StackWise-160 では、システム内でワイヤレス モビリティ トンネル SSO 機能を確立できます。アクティブ スイッチを使用して、さまざまなデバイスでさまざまな種類の CAPWAP トンネルを構築し、トンネル ステート マシンをスタンバイ スイッチに同期させることができます。

Q. Cisco Catalyst 3650 スタックでは、どのような種類のモビリティ機能が処理されますか。
A. アクティブ スイッチでは、スタンドアロン モードと同様の一元化されたワイヤレス コントローラ機能が提供されます。スタック メンバ スイッチにローカル接続されている全 Cisco WAP の CAPWAP データ トンネルが終端処理され、ピア モビリティ システムとクライアント通信との CAPWAP トンネルが形成されます。

Q. スタンバイ スイッチの WCM および CAPWAP トンネル ステートとは何ですか。
A. 統合 WCM と全 CAPWAP トンネルが、スタンバイ Cisco Catalyst 3650 スタック スイッチでホット スタンバイ モードに維持されることです。

Q. アクティブ スタック スイッチでは、ワイヤレス データ プレーン トラフィックは一元処理されますか。
A. 有線(802.3)ネットワークとワイヤレス(802.11)ネットワーク間の高速データ プレーン スイッチングは、StackWise-160 設計で完全に分散化されます。

Q. StackWise-160 ベースのネットワーク設計では、ローミング トラフィックはどのように処理されますか。
A. StackWise-160 設計では、アクティブ スタック スイッチによって、ローミング CAPWAP モビリティ トンネルと外部スイッチ、ローカル CAPWAP データ トンネルとシスコ アクセス ポイントの間に一元化された「プラミング」サービスが提供されます。アクティブ スタック スイッチによって、2 種類のトンネル間に一元化されたデータ スイッチング サービスが提供されます。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチ スタックをモビリティ エージェントまたはモビリティ コントローラ モードで配備し、アクティブ スタック スイッチに障害が発生した場合は、エンド ユーザにどのような影響が及びますか。
A. WLAN クライアント情報で、新しいアクティブ スイッチの再構築が必要になります。ローカル WLAN クライアントでは、DHCP を再度認証して使用し、データベースを更新する必要があります。ローミング WLAN クライアントで同様のプロセスを実行すると、ローカルが新しいアクティブ スイッチになります。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチ スタックをモビリティ エージェント モードで配備し、アクティブ スタック スイッチと接続されている Cisco WAP に障害が発生した場合は、エンド ユーザにどのような影響が及びますか。
A. 同じ StackWise-160 リング内の別のスタック スイッチに接続されている可能性がある別のシスコ アクセス ポイントに対し、WLAN クライアントから高速ローミングがただちに起動されます。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチ スタックをモビリティ コントローラ モードで配備し、アクティブ メンバに障害が発生した場合は、ユーザとモビリティ エージェントへの接続にどのような影響が及びますか。
A. CAPWAP モビリティ トンネルとモビリティ エージェントでは動作状態が継続されます。同じスイッチ ピア グループ内のモビリティ エージェント間では、ローカル ユーザとローミング ユーザへの影響は発生しません。スイッチ ピア グループ間のローミング ユーザはローカルになり、接続には DHCP の再認証と再実行が必要になります。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチ スタックをモビリティ コントローラ モードで配備し、スタック全体に障害が発生した場合は、ユーザとモビリティ エージェントへの接続にどのような影響が及びますか。
A. こうした非常に深刻な障害の発生時には、モビリティ エージェント間の Switch Peer Group(SPG)内通信はそのまま維持されます。ゲスト アクセスや RRM などの集中モビリティ コントローラ サービスについては、モビリティ コントローラが復元されるまでダウンしたままとなります。SPG 間のローミング クライアントでは、DHCP の再認証と再実行が必要になります。これは、ペアワイズ マスター キー(PMK)キャッシュ情報が分散されないためです。

電源装置および PoE のサポート


Q. Cisco Catalyst 3650 の電源構成を教えてください。
A. Cisco Catalyst 3650 は、ロードシェアリングと冗長性を備えたデュアル フロントエンド AC/DC 電源装置をサポートしています。

Q. Cisco Catalyst 3650 の電源装置は現場交換が可能ですか。
A. はい。Cisco Catalyst 3650 では、すべての電源ユニットが FRU です。

Q. Cisco Catalyst 3650 は XPS をサポートしていますか。
A. いいえ。Cisco Catalyst 3650 は XPS をサポートしていません。電源の冗長化を確保するためには、もう 1 つ電源を使用してください。

Q. Cisco Catalyst 3650 では、ほかにどのような電源オプションを使用できますか。
A. Cisco Catalyst 3650 では、表 5 に示すように、4 つの電源オプションがサポートされています。詳細は Cisco Catalyst 3650 データ シートをご覧ください。

表 5 Cisco Catalyst 3650 の電源オプション

製品番号 説明
PWR-C2-250WAC PoE 非対応 Cisco Catalyst 3650 全スイッチの FRU 電源、250 W AC
PWR-C2-640WAC 390 W PoE+ 対応 Cisco Catalyst 3650 全スイッチの FRU 電源、640 W AC
PWR-C2-640WDC 390 W PoE+ 対応 Cisco Catalyst 3650 全スイッチの FRU 電源、640 W DC
PWR-C2-1025WAC 775W PoE+ 対応 Cisco Catalyst 3650 全スイッチの FRU 電源、1025 W AC


Q. Cisco Catalyst 3650 が動作するためには 2 つの電源が必要ですか。
A. いいえ。Cisco Catalyst 3650 スイッチは、冗長性を実現するために、2 つの現場交換可能な電源をサポートしています。電源は共有モードになっています。

Q. Cisco Catalyst 3850 の電源を Cisco Catalyst 3650 で使用できますか。
A. いいえ。フォーム ファクタおよび電力容量に違いがあるため、Cisco Catalyst 3850 の電源を Cisco Catalyst 3650 スイッチで使用することはできません。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチでは、電源は共有モードになりますか。それとも、スタンバイ モードになりますか。
A. 2 つの電源が Cisco Catalyst 3650 スイッチにある場合、それらの電源は共有モードになります。電力は、両方の電源から供給されます。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチでは、種類の異なる電源を混在させることはできますか。
A. Cisco Catalyst 3650 スイッチで使用する 2 つの電源は、AC 電源同士、DC 電源同士、または AC/DC 電源が混在しても使用でき、さらに容量が違っていても問題ありません。たとえば、250 W AC 電源(データ専用スイッチのデフォルト)と、640 W または 1025 W AC 電源(フル PoE スイッチのデフォルト)や 640 W DC 電源を組み合わせて使用することができます。

Q. それぞれの Cisco Catalyst 3650 スイッチ モデルについて、デフォルトの電源(ユニットに付属)を教えてください。
A. 表 6 に、Cisco Catalyst 3650 スイッチの各種モデルのデフォルトの電源を示します。

表 6 Cisco Catalyst 3650 の各モデルのデフォルトの電源

モデル デフォルトの電源 使用可能な PoE 電力
24 ポートのデータ スイッチ PWR-C2-250WAC -
48 ポートのデータ スイッチ
24 ポートの PoE スイッチ PWR-C2-640WAC 390 W
48 ポートの PoE スイッチ
48 ポートのフル PoE スイッチ PWR-C2-1025WAC 775 W


Q. DC 電源と AC 電源を混在させる理由を教えてください。
A. スタンドアロンの AC 電源を使用して AC 電源をオンにした後、ラボやデータセンター内の無停電電源装置(UPS)システムを使用して DC 電源をオンにすることができるからです。

Q. PoE 非対応 Cisco Catalyst 3650 スイッチの電源を PoE 対応電源と交換すると、PoE はサポートされますか。
A. いいえ。PoE 非対応 Cisco Catalyst 3650 スイッチに PoE 対応電源を使用しても、PoE はサポートされません。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチの電源を大容量電源と交換することで、PoE バジェットを拡張できますか。
A. はい。PoE 対応 Cisco Catalyst 3650 スイッチで使用可能な PoE バジェットは、スイッチの電源を大容量電源と交換するか、2 つめの PoE 電源モデル(640 W または 1025 W)を追加して拡張できます。

Q. PoE 電源(640 W および 1025 W)の全容量がスイッチの PoE バジェットに割り当てられますか。
A. いいえ。PoE バジェットに割り当てられるのは、定格電力の一部にすぎません。たとえば、1025 W を 2 つ目の電源として PoE 対応 Cisco Catalyst 3650 スイッチに追加した場合でも、PoE バジェットの増分は 775 W です。冗長電源ユニットの場合であっても、残りの 250 W はシステム用に予約されます。この点が Cisco Catalyst 3850 スイッチとの大きな相違点です。

Q. 異なる電源を組み合わせて使用した場合、使用可能な PoE バジェットはどうなりますか。
A. 表 7 に、異なる電源を組み合わせて使用した場合の使用可能な PoE バジェットを示します。

表 7 Cisco Catalyst 3650 の PoE バジェット

電源の組み合わせ 使用可能な PoE バジェット Cisco Catalyst 3650
640 W の電源 390 W 24 ポートの PoE
1025 W の電源 775 W 48 ポートの PoE
640 W と 640 W の電源または 1025 W の電源 780 W 24 ポートの PoE+
1025 W と 1025 W の電源 1550 W 48 ポートの PoE+
640 W と 1025 W の電源 1165 W 24 ポートの PoE+


Q. 250 W のフロントエンド電源を使用して PoE 対応 Cisco Catalyst 3650 スイッチの PoE バジェットを拡張できますか。
A. 250 W 電源ユニットを使用しても PoE 電源が供給されないため、スイッチの PoE バジェットは拡張できません。この電源ユニットは、データ専用スイッチ(PoE 非対応スイッチ)で使用するためのものです。この動作は将来変更される予定です。

Q. 250 W 電源を PoE 対応 Cisco Catalyst 3650 スイッチに追加するとどうなりますか。
A. 250 W FEP の互換性がないため 250 W FEP ユニットが無効化されることを示すエラー メッセージが、PoE 対応 Cisco Catalyst 3650 スイッチ ソフトウェアによって記録されます。この制約は今後のリリースで排除される予定です。

Q. 電源ユニットの変更または追加の際、Cisco Catalyst 3650 をリブートする必要がありますか。
A. Cisco Catalyst 3650 デュアル電源システムでは、スイッチをリブートすることなく 1 つの電源を取り外して交換できます。

Q. Cisco Catalyst 3650 で 1 つの電源に障害が発生するとどうなりますか。
A. 電源は A + B ロード シェアリングをサポートしています。つまり、総電力 = 電源 A + 電源 B です。1 つの電源で障害が発生した場合、総消費電力が小容量の電源の電力以下であれば、完全な電力の冗長化がサポートされます。そうでない場合は、PoE の総消費電力が容量を超えると、優先順位の低いポートの PoE 電力の使用制限がハードウェアによって自動的に行われます。

Q. 優先順位の高いポートが必要なのはなぜですか。
A. Cisco Catalyst 3650 スイッチの一部のポートを高い優先順位で設定することで、デュアル電源構成での電源の障害発生時や電源の取り外し時に PoE 電源の使用制限が発動した場合でも、PoE が継続して確実にデバイスに供給されるようにするためです。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチでは、高い優先順位で設定できるポートはいくつありますか。
A. PoE 対応 Cisco Catalyst 3650 スイッチでは、最大 12 のポートを高い優先順位で設定できます。

Q. スイッチの全電源スロットに装着する必要がありますか。
A. いいえ。Cisco Catalyst 3650 スイッチには冗長電源用に 2 基のスロットが搭載されていますが、48 ポート スイッチにフル PoE+ を配備しない場合は、1 台のスイッチの作動用に必要な電源は 1 つだけです。

Q. 1 つの電源の配備でどの電源スロットを使用するかの指定はありますか。
A. いいえ。1 つの電源の配備では、どの電源スロットを使用しても構いません。

Q. 1 つの電源モジュール スロットが空の状態でスイッチを動作できますか。
A. 1 つの電源モジュール スロットが空の状態で Cisco Catalyst 3650 を動作させることはお勧めしません。シャーシを適切に冷却するためには、両方の電源モジュール スロットに電源またはブランク カバーを装着する必要があります。

Q. Cisco Catalyst 3650 の電源には現場交換可能なファンがありますか。
A. いいえ。Cisco Catalyst 3650 の電源のファンは内蔵型で現場交換はできません。

Cisco IOS-XE ソフトウェア


Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチの基本ソフトウェア アーキテクチャはどのようなものですか。
A. Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチは、高度な次世代 Cisco IOS-XE ソフトウェアを基盤として開発されています。Cisco IOS-XE ソフトウェアは、Linux カーネル インフラストラクチャ上にホステッド コア ソフトウェア サービスとしてインストールされます。

Q. Cisco IOS-XE ソフトウェアのコスト面での主な利点は何ですか。
A. 次世代 Cisco IOS XE ソフトウェアは、サービスの高度な統合を図り、ネットワーク内の機能を強化することによって、多くのシスコ ソリューションの総所有コストを削減します。

Q. Cisco IOS-XE ソフトウェアの技術面での主な利点は何ですか。
A. Cisco IOS-XE ソフトウェアは、Linux 機能を使用し、複数の CPU コア、コントロール プレーンとデータ プレーンの分離、ハードウェア層抽象化などのシステム リソースを活用することで、拡張性とパフォーマンスを向上させます。

Q. Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチは、どのような種類の統合アプリケーションをサポートしていますか。
A. Cisco Catalyst 3650 は Cisco IOS-XE ソフトウェアで動作し、統合型の有線/ワイヤレス ネットワーク インフラストラクチャを提供するように設計されています。WCM は Linux カーネル上のホステッド アプリケーションです。共存を可能にするほか、Cisco IOS ソフトウェアのみを使用して運用時のユーザ エクスペリエンスを統一し、有線およびワイヤレス インフラストラクチャを 1 つのシステムで管理できます。

Q. Cisco IOS-XE ソフトウェア アーキテクチャはどのように構造化されていますか。
A. 次世代 Cisco IOS-XE ソフトウェアのフレームワークは、内部で主要なサブコンポーネントに区分されています。拡張性の高いソフトウェア アーキテクチャを設計するために、Cisco IOS-XE ソフトウェアの各サブコンポーネントでコア アプリケーション(Cisco IOSd ソフトウェア)、統合アプリケーション(WCM、Wireshark など)、共通管理インターフェイス(Syslog、HTTP など)、分散型フォワーディング マネージャなどの独自のタスクを処理します。

Q. 統合 WCM には独自の Cisco IOSd ソフトウェアのサービス インスタンスが必要ですか。
A. いいえ。Cisco IOSd ソフトウェアは豊富なテクノロジーを備えた集中管理型のコア アプリケーションで、WCM などのホステッド アプリケーションや共通管理インターフェイスなどのインフラストラクチャに対して共有サービスを提供します。

Q. スタック内の異なるスイッチで動作している Cisco IOSd ソフトウェアの高可用性(HA)状態には、どのようなものがありますか。
A. 各システムの Cisco IOSd ソフトウェアの状態は、次のように一意のものとなります。

  • アクティブ:Cisco IOSd ソフトウェアが、アクティブ スイッチで完全に動作可能な状態です。全管理プレーン、レイヤ 2/3 コントロール プレーン、および統合 WCM は、このシステムから機能します。
  • ホット スタンバイ:Cisco IOSd ソフトウェアが、スタンバイ スイッチでホット スタンバイ状態です。1+1 のステートフルな冗長性を実現するために、アクティブ スイッチがネットワーク プロトコル ステート マシンやワイヤレス CAPWAP トンネル ステートなどをリアルタイムで同期します。
  • コールド:すべての主要ソフトウェア コンポーネントが、メンバまたはラインカード スタック スイッチでコールド状態のままです。Cisco IOSd ソフトウェア、管理アプリケーション、およびホステッド アプリケーションはアクティブ状態のままで、ワイヤスピードの分散型スイッチング パフォーマンスを十分に発揮できるようにプログラミングされています。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチのソフトウェア コード バージョンを教えてください。
A. Cisco Catalyst 3650 スイッチのソフトウェア コード バージョンは、Cisco IOS-XE ソフトウェア 3.3.0SE です。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチの新しい Cisco IOS-XE ソフトウェア 3.3.0SE に導入された主な機能は何ですか。
A. Cisco IOS-XE Software 3.3.0SE のリリース ノートをご覧ください。詳細については、Cisco Feature Navigator を参照してください。

Q. Cisco Catalyst 3650 のコントローラ ソフトウェアのみをアップグレードできますか。
A. Cisco Catalyst 3650 には、有線およびワイヤレス機能が組み込まれた単一の Cisco IOS ソフトウェア イメージが搭載されています。ワイヤレス コントローラ ソフトウェアを単独でアップグレードすることはできません。

Q. Cisco Catalyst 3650 には別個のワイヤレスの構成ウィザードがありますか。
A. はい。Cisco Catalyst 3650 には別個のワイヤレスの構成ウィザードがあります。この構成ウィザードには、Web ユーザ インターフェイスの [Configuration(構成)] -> [Wizard(ウィザード)] を使用してアクセスできます。このウィザードを使用して、ユーザの詳細情報、管理インターフェイスなどを設定できます。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチでサポートしているアクセス ポイントのモデルを教えてください。
A. サポートしているアクセス ポイントのモデルは、LAP1040、LAP1142、LAP1260、CAP3500、CAP3600、CAP2600、および AP1600 です。サポートするアクセス ポイントは、新しいアクセス ポイント モデルの追加に伴い随時変更されていきます。サポートされる新しいアクセス ポイント モデルについては、3650 スイッチの Cisco IOS ソフトウェア リリースに関するリリース ノートを参照のうえご確認ください。

Q. Cisco Catalyst 3650 への接続時にアクセス ポイントで動作可能なモードを教えてください。
A. Cisco Catalyst 3650 では、次のアクセス ポイント モードをサポートしています。

  • ローカル モード
  • SE コネクト モード
  • モニタ モード
  • スニファ モード

フレックス モードおよび屋内メッシュ アクセス ポイントはサポートされていません。

Q. Cisco Catalyst 3650 は、間接接続アクセス ポイントをサポートしていますか。
A. いいえ。Cisco Catalyst 3650 スイッチは、常にローカルで CAPWAP トンネルを終端処理します。現時点では、パススルー モードまたは間接接続アクセス ポイントはサポートされていません。

Q. Cisco Catalyst 3650 は、どのワイヤレス モードで動作しますか。
A. Cisco Catalyst 3650 シリーズ スイッチは、2 種類の動作モードをサポートしており、モビリティ エージェントまたはモビリティ コントローラとして動作します。

モビリティ


Q. モビリティ エージェントとは何ですか。
A. モビリティ エージェントとは、ワイヤレス モジュールを実行する Cisco Catalyst 3650 などのアクセス スイッチを指します。モビリティ エージェントは、直接接続されたアクセス ポイントの CAPWAP トンネルの終端処理や、クライアント モビリティ ステート マシンの維持を行います。モビリティ エージェント機能には、IP Base または IP Services 対応イメージ ライセンスが必要です。

Q. モビリティ コントローラとは何ですか。
A. モビリティ コントローラとは、グループのローミング イベントにモビリティ管理サービスを提供するスイッチを指します。モビリティ コントローラは、管理およびポリシー ベースの制御プロトコルに対する中央の連絡拠点として機能します。モビリティ コントローラ モードでは、モビリティ エージェント機能が継承されます。モビリティ コントローラ機能には、IP Base または IP Services イメージ ライセンスと、必要なアクセス ポイント数ライセンスが必要です。

Q. スイッチ ピア グループ(SPG)とは何ですか。
A. スイッチ ピア グループとは、静的に構成されたネイバー モビリティ エージェント スイッチのリストを指します。これは、レイヤ 2 またはレイヤ 3 境界にまたがって形成できるロジック構造です。SPG はローミング トラフィックを小さな領域に制限して、ローミングの機能とパフォーマンスを最適化します。SPG 内のローミング トラフィックは、その SPG 内でモビリティ エージェント間を直接移動します。SPG 間のローミング トラフィックは、それらの SPG にサービスを提供しているモビリティ コントローラを使用して移動します。

Q. モビリティ グループとは何ですか。
A. モビリティ グループとは、高速ローミングや無線周波数管理などを可能にするモビリティ コントローラと関連デバイスのグループを指します。

Q. モビリティ ドメインとは何ですか。
A. モビリティ ドメインとは、ローミング対応ワイヤレス デバイスのセット全体を指します。

Q. 新しい統合型アクセス アーキテクチャの拡張性に関する数値を教えてください。
A. 表 8 に拡張性に関する情報を示します。

表 8 モビリティ コントローラとしての Cisco Catalyst 3650 の拡張性に関する数値

拡張性 MC として機能する 3650 MC として機能する 3850 5760 5508 WiSM2
モビリティ ドメイン内のモビリティ コントローラの最大数 8 8 72 72 72
モビリティ グループ内のモビリティ コントローラの最大数 8 8 24 24 24
サブドメイン内のモビリティ エージェントの最大数(モビリティ コントローラごと) 16 16 350 350 350
サブドメイン内の SPG の最大数(モビリティ コントローラごと) 8 8 24 24 24
SPG 内の MA の最大数 16 16 64 64 64


Q. レイヤ 3 ローミングは、分散アーキテクチャでどのように有効にされますか。
A. データは IP アドレスのあるスイッチ(アンカー スイッチ)にトンネリングされます。

Q. 5508 と WiSM2 は、統合アクセス配備モードの一部としてサポートされていますか。
A. はい。5508 と WiSM2(7.3MR1 または 7.5 以降)は、Cisco Catalyst 3650 のモビリティ コントローラとして動作できます。

Q. Cisco Catalyst 3650 スイッチ スタックは、どのような HA 機能をサポートしていますか。
A. Cisco Catalyst 3650 スイッチ スタックは、アクセス ポイント SSO 機能で透過的アクセス ポイント フェールオーバーをサポートしています。クライアント SSO は、今後追加される予定です。

Q. 新しい Cisco Catalyst 3650 と統合コントローラが付属した旧来の Cisco Catalyst 3750G-WS シリーズ スイッチの違いは何ですか。
A. 3750G-WS には、有線機能とワイヤレス機能向けに別個のコントロール プレーンとデータ プレーンが搭載されています。Cisco IOS-XE アーキテクチャは、次世代 Cisco Catalyst 3650 スイッチで有線とワイヤレスを統合できます。新しい統合アクセスにより、有線およびワイヤレス ユーザにとって単一の OS、システム運用、および管理が可能になります。1 つのコンソールを使用して、有線機能とワイヤレス機能の両方を構成し、モニタすることができます。