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| データシート |
[目次]Catalyst® 2948G-L3スイッチは、固定構成のレイヤ3イーサネットスイッチで、IP(Internet Protocol)、IPX®(Internetwork Packet Exchange)、およびIPマルチキャスト用のワイヤスピードのスイッチング機能を持っています。このCatalystスイッチは、中規模のキャンパスバックボーンに必要な高い性能と適切なポート密度を提供します。このスイッチは、複数のワイヤリングクローゼットや、Catalyst 2900、Catalyst 3500、Catalyst 4000、またはCatalyst 5000スイッチなどのワークグループスイッチから、マルチプロトコルトラフィックを統合する場合に理想的です。
Catalyst 2948G-L3スイッチは、IP、IPX、およびIPマルチキャスト用のノンブロッキングルーティングおよびスイッチングを提供する一方で、NetBIOSやDECnet LAT(Local-Area Transport)などのルーティング機能を持たないプロトコルに対しても、ワイヤスピードレイヤ2スイッチングを提供します。この機能を利用することで、ネットワーク管理者は、IP専用スイッチの場合にしばしば必要となるパラレルネットワークを構築しなくても、Catalyst 2948G-L3によってマルチプロトコルバックボーンを強化することができます。
| Catalyst 2948G-L3の機能一覧 |
- 10/100-Mbpsイーサネット専用の48ポートと、GBIC(Gigabit Interface Converter)をサポートする1000BaseXギガビットイーサネットが2ポート。すべてのポートがレイヤ3スイッチング機能を持っています。
- 高性能 --- 10 Mpps以上のレイヤ3スイッチングと、IP、IPXスイッチ、およびIPマルチキャストのルーティング
- 22 Gbpsノンブロッキングスイッチファブリック
- 高性能CPUとCisco IOS®システムソフトウェア
- QoS(Quality of Service) --- 複数キューとWRR(Weighted Round Robin)スケジューリング
- CiscoWorks2000アプリケーションに基づいた包括的な管理ツール
- オプションの冗長外部電源
図1:Catalyst 2948G-L3固定構成ワイヤスピードレイヤ3スイッチ

| Catalyst 2948G-L3の概要 |
Catalyst 2948G-L3は1.5ラックユニット(RU)シャーシの中に収納されているので、オプションの外部冗長電源を装備することができます。22 Gbps共有メモリ、完全なノンブロッキングスイッチファブリック、およびレイヤ3スイッチングのためのルーティングインテリジェンスと個々のポートベースのASICを提供する高性能RISCプロセッサをサポートします。Catalyst 2948G-L3はCEF(Cisco Express Forwarding)を使用します。CEFはCisco 12000シリーズ GSR(ギガビットスイッチルータ)、Catalyst 8500、およびCisco 7500のために開発されました。この技術は、ポートベースの各ASICに分散されたネットワーク全体のトポロジマップに基づいてレイヤ3スイッチングを提供するものであり、中央にある単一のCPUと関わりを持たなくてもスイッチングを自律的に決定することが可能になります。 Catalyst 2948G-L3 Layer 3の特性 --- 毎秒数百万パケットのIP Catalyst 2948G-L3は、スケーラブルなネットワークを構築するために必要なサービスをまったく犠牲にすることなく、完全なIPルーティングソリューションを提供します。Catalyst 2948G-L3はCisco IOSを完全に実装した多機能のスイッチであり、これを使用することにより、ネットワーク管理者は現状通りにネットワークを管理し続けることが可能になる一方で、バックボーン帯域幅をギガビットレベルまで拡張することができます。Catalyst 2948G-L3は、現在の中型ネットワークで使用されるルーティングプロトコルをすべてサポートします。このなかには、以下のプロトコルが含まれます。
- BGP(Border Gateway Protocol)
- IGRP(Interior Gateway Routing Protocol)
- EIGRP(Enhanced IGRP)
- OSPF(Open Shortest Path First)
- RIP(Routing Information Protocol)バージョン1および2
- スタティックルート
- ルートの再配布
上記のルーティングプロトコル以外に、Catalyst 2948G-L3は、スケーラブルで信頼性の高いネットワークを構築するために必要な、以下のプロトコルをすべてサポートします。
- HSRP(Hot Standby Router Protocol)
- IGMP(Internet Group Management Protocol)1および2
- DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)リレー
- CGMP(Cisco Group Management Protocol)
- ICMP(Internet Control Message Protocol)
- GDP(Gateway Discovery Protocol)
- IRDP(ICMP Router Discovery Protocol)
- BOOTP(Boorstrap Protocol)リレー
- GNS(Get Nearest Server)レスポンスフィルタリングおよびラウンドロビンGNSのサポート
- Novell RIP
- SAP、プロトコル、およびNetBIOSネームフィルタリング
- 等コストパス負荷分散
- 可変RIPおよびSAPタイマー
- ミッションクリティカルなレガシーアプリケーションのためのNovell NetBIOSタイプ20伝搬のサポート
- Novell準拠IPX pingユーティリティ
このフィーチャセットは、ワイヤ速度のIPXスイッチングとともに、スイッチプラットフォームとしてのCatalyst 2948G-L3をユニークな存在にしています。
IPマルチキャストスイッチングおよびルーティング Catalyst 2948G-L3は、すべてのポートにわたってワイヤ速度でIPマルチキャストをサポートします。Microsoft NetShowやNetMeetingなどのマルチキャストアプリケーションが広く利用されるようになると、一貫したエンドツーエンドでのマルチキャストソリューションに不可欠なマルチキャストプロトコルとともに、マルチキャストサポートが、ますます重要になってきています。Catalyst 2948G-L3は、PIM (Protocol Independent Multicast)のスパースモードとデンスモードの両方、さらに従来型アプリケーションとのインターオペラビリティが得られるDVMRP (Distance Vector Multicast Routing Protocol)をサポートします。そのうえIGMPバージョン1、2、およびCGMPサーバ機能をサポートするので、IPマルチキャストサポートとCatalystワイヤリングクローゼットスイッチの統合が実現されます。これらのプロトコルは、帯域幅およびエンドステーションのCPUサイクルを節約できるため、IPマルチキャストクライアントをグループに加えるために必要なだけではなく、効率的な脱退処理にも不可欠です。 Fast EtherChannelおよびGigabit EtherChannelテクノロジ Catalyst 2948G-L3は、Fast EtherChannel®テクロノジとGigabit EtherChannelテクノロジを両方ともサポートしているので、ネットワーク管理者は4つまでの10/100ポートをまとめて1つのチャネルを作成したり、2つのギガビットイーサネットをまとめて1つのアップリンクチャネルを作成したりすることができます。 QoS(Quality of Service) Catalyst 2948G-L3には、中央集中型でノンブロッキングの22ギガビット共有メモリスイッチングファブリックが組み込まれています。このスイッチングファブリックの豊富なQoS機能により、ネットワーク管理者は遅延が問題になるトラフィックをサポートして基幹系アプリケーションを保護すると同時に、キャンパスバックボーンの帯域幅を管理できます。スイッチングファブリックは、PFQ(Per-Flow Queuing)、遅延に敏感なアプリケーションに対するWRRスケジューラを使用した遅延プライオリティの差別化、輻輳管理のための損失プライオリティの差別化、トラフィックポリシング、およびトラフィックシェーピングをサポートします。スイッチングファブリックに組み込まれている高速パケットメモリは、キュー(フロー)単位で動的に割り当てられます。この動的割り当てをユーザーが定義したキューしきい値および設定可能なキュースケジューリングのウェイトと組み合わせて使用することにより、パケットを失うことなく、時間に敏感なトラフィックを適切に処理できます。このようなしきい値およびキューイングウエイトは、Cisco Assure Policy Networkingを使用して動的に調整できるので、エンドツーエンドのQoSソリューションが可能です。Catalyst 2948G-L3は、ギガビットイーサネットインターフェイスおよびファーストイーサネットインターフェイス上で、ポート単位の入出力レート制限とトラフィックシェーピングをサポートしています。ポート単位のレート制限機能により、ポートへの入力トラフィックあるいは出力トラフィックを制限することができます。ポートのトラフィックレートは監視されており、承認されたトラフィックは許可され、そうでないものは廃棄されます。またポート単位のシェーピング機能により、ポートの出力をシェープすることができます。ポートの出力トラフィックレートは監視され、ユーザが設定したレート値でトラフィックがインターフェイスを出発したかどうかが確認されます。スイッチに到達したトラフィックが超過すると、モジュールからスイッチファブリックに対する制限がかかり、超過トラフィックはスイッチファブリックのなかでキューイングされます。スイッチファブリックのキューがオーバーフローした場合、超過トラフィックは廃棄されます。レート値は、32Kbps単位で設定することができ、最小値は32Kbpsです。 セキュリティ Catalyst 2948G-L3には、IPやIPXのアクセスリストを通じてセキュリティ違反を防ぐ機能があります。この機能は、特定のアプリケーションやサービスをユーザーのアクセスから保護する場合に便利です。Catalyst 2948G-L3は、2つのギガビットイーサネットインターフェイスについて、送信アクセスリストと受信アクセスリストの両方をサポートしています。他のCisco IOSルータの場合と同様、これらのアクセスリストを、標準IPXアクセスリストとして、または標準/拡張IPベースアクセスリストとして定義することができます。ギガビットイーサネットで受信パケットと送信パケットが両方とも制御されるため、ネットワーク管理者は10/100イーサネットポート上のトラフィックの出入りを防ぐことができます。さらに、Catalyst 2948G-L3には、10/100イーサネットポート間でのトラフィック通信を防ぐ機能があります。このIPアップリンク リダイレクト機能を有効化した場合、10/100ポート上のユーザーは、ギガビットイーサネットポートに対してのみトラフィックを送信できるようになり、互いに送信することはできなくなります。 CiscoWorks2000による総合的なネットワーク管理 Catalyst 2948G-L3は、強力なCiscoWorks2000ネットワーク管理製品オプションによって管理されます。この製品群は、ネットワーク内の任意の場所に対してブラウザベースでアクセスすることによって、イントラネットを活用した管理を可能にします。ネットワーク管理者は、ブラウザのある場所まで行けば、アクセス制御インターフェイスを通じて自分の身元を証明するだけで、ただちに各デバイスの稼働率やCatalyst 2948G-L3を動作させるソフトウェアのアクティブバージョンのチェックを開始したり、2000年問題のレポートを印刷したりすることができます。また、ネットワーク管理スタッフは、自分の障害管理端末からCiscoViewアプリケーションを起動し、電源装置およびCPUの状態、各ポートの稼働状況に目を通すことにより、リアルタイムで装置ステータス情報を掘り下げることができます。
さらに高度なネットワーク全体の情報が必要な場合、ネットワーク管理者はCWSI (CiscoWorks for Switched Internetworks)を起動できます。このアプリケーションでは、Catalystスイッチネットワークの物理構造および論理構造が自動的に検出され、表示されます。このオブジェクトベースのディスカバリシステムにより、ネットワーク内の各スイッチの場所とタイプ、スイッチを接続しているリンクのタイプについて詳細情報が得られ、各スイッチ間の構成についてのレポートが表示されます。この情報はすべて、検索および位置特定ユーティリティを備えたトポロジーインターフェイスからグラフィカルに提供されます。このトポロジーインターフェイスは、RMON (Remote Monitoring)ベースのトラフィック解析アプリケーションをはじめ、CWSIキャンパスに属する他のアプリケーションを起動するための便利な出発点を提供します。
EIA/TIA-232インターフェイスに接続された端末またはモデムによる、ローカルなアウトオブバンド管理も提供されます。リモートインバンド管理は、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)、Telnetクライアント、BOOTP、TFTP(Trivial File Transfer Protocol)によって実施されます。
| まとめ |
| 技術仕様 |
パフォーマンス
- 22 Gbpsのスイッチングファブリック
- 64バイトパケットに対する10 Mpps以上のワイヤスピードの転送速度
- MIPs RISC CPU-R5000、16 MBフラッシュ、64 MB DRAM
- ルートエントリ:最小12,000、最大24,000
- すべてのポート間で共有される12 MBメモリアーキテクチャ
- 64バイトパケットに対するパケット転送速度
- 10 Mbpsポートの場合 14,880 pps
- 100BaseTポートの場合 148,800 pps
- 1000BaseXポートの場合 1,488,000 pps
- SNMP MIB(管理情報ベース)II
- IEEE 802.3 全二重 10BaseT、100BaseTXおよび1000BaseXポート
- IEEE 802.1Dスパニングツリープロトコル
- IEEE 802.1Q VLAN
- IEEE 802.3z 1000BaseX仕様
- 1000BaseX (GBIC)
- 1000BaseSX
- 1000BaseLX/LH
- 1000BaseZX
- IEEE 802.3u 100BaseTX仕様
- IEEE 802.3 10BaseT仕様
- 西暦2000年問題対応
- 10BaseTポート: RJ-45コネクタ、2ペアカテゴリ3、4、または5非シールドツイストペア(UTP)ケーブリング
- 100BaseTXポート:RJ-45コネクタ、2ペアカテゴリ5 UTPケーブリング
- 1000BaseX GBICポート:SCファイバコネクタ、シングルモードまたはマルチモードファイバ
- コンソールおよび予備ポートRJ-45コネクタ、RS-232シリアルケーブリング
- ポートごとのステータスLED
- リンクアップ --- 点灯
- 10 Mbpsオペレーション --- 黄色
- 100 Mbpsオペレーション --- 緑
- リンクダウン --- 消灯
- システムステータスLED --- 緑
- 6.6×43.4×45.7 cm(2.69×17.1×18インチ)
- 1.5ラックユニット
- 8.08 kg(18ポンド)
- 動作温度:0~45℃ (32~113°F)
- 保管温度:-20~65℃ (-4~149°F)
- 相対動作湿度: 10~85%(結露しないこと)
- 稼動標高:最高3000 m(10,000フィート)
- 消費電力:最大175W; 820 BTU/時
- AC入力電圧/周波数:100~120/200~240 VAC(自動範囲) 50~60 Hz
- UL 1950
- CSA 22.2 No. 950
- EN 60950
- IEC 950
- AS/NZS 3260, TS001
- CE
- FCC Part 15 Class A
- EN 55022B Class A(CISPR 22 Class A)
- VCCI Class A
- AS/NZS 3548 Class A
- BCIQ
- CE表示
| 発注情報 |
| 製品番号 | 説明 |
|---|---|
| WS-C2948G-L3 |
Catalyst 2948G-L3スイッチ、固定48ポート 10/100 FE、2ポート 1000BaseX (GBIC)。IP、IPマルチキャスト、およびブリッジングのサポートを含む 注意:別途GBICモジュールを購入する必要があります。 |
| FR2948GL3-IP |
IPスイッチングライセンス、OSPF、IGRP、EIGRP、BGPを含む |
| FR2948GL3-IPX |
IPXスイッチングライセンス |
| WS-G5484= |
1000BaseSX GBICモジュール |
| WS-G5486= |
1000BaseLX/LH GBICモジュール |
| WS-G5487= |
1000BaseZX GBICモジュール |
|
|
|
| CAB-GELX-625 |
ギガビットイーサネットマルチモードコンディショニングケーブル |
| PWR600-AC-RPS-NCAB |
600W冗長AC電源システムとDC電源ケーブル |
| CAB-RPSY-2218 | Two-to-One DC電源ケーブル(RPS用) |
| STKRACKMOUNT1.5RU= |
Catalyst 2948G-L3ラックマウントキット(スペア) |
|
|
|
| CON-SNT-WS-C2948 |
SMARTnetメンテナンス 8×5×nbd |
| CON-SNTE-WS-C2948 |
SMARTnetメンテナンス 8×5×4 |
| CON-SNTP-WS-C2948 |
SMARTnetメンテナンス 24×7×4 |
| CON-OS-WS-C2948 |
SMARTnetメンテナンス オンサイト 8×5×nbd |
| CON-OSE-WS-C2948 |
SMARTnetメンテナンス オンサイト 8×5×4 |
| CON-OSP-WS-C2948 |
SMARTnetメンテナンス オンサイト 24×7×4 |
|
|
|
| Mini-RMONエージェントライセンス |
|
| WS-C2948G-EMS-LIC |
Catalyst 2948G-L3 RMONエージェントライセンス |
| 更新日:2001年11月15日 |