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Cisco® SFS 3001マルチファブリック サーバ スイッチ(旧Topspin 90サーバ スイッチ)は、Cisco SFS 3000シリーズ マルチファブリック サーバ スイッチのエントリ モデルで、LANおよびSANに対応した組み込みの拡張機能により、サーバ クラスタリング用のコスト効率の高い10 Gbpsの接続を提供します。
Cisco SFS 3001(図1)を使用すると、IT管理者は、分散データベースおよび高性能コンピューティングに対応した、コスト効率の高い10 Gbpsのサーバ クラスタを構築できます。他のエントリレベルのInfiniBand専用スイッチとは異なり、Cisco SFS 3001は、追加の2つの2 Gbpsファイバ チャネル ポート、または6つのギガビット イーサネット ポートをサポートするモジュールを拡張スロットに挿入することで、基本の12ポート構成から簡単に拡張できます。
図1 Cisco SFS 3001マルチファブリック サーバ スイッチ
Cisco SFS 3001の利点は、次のとおりです。
Cisco SFS 3001の機能の利点は、次のとおりです。
Cisco SFS 3001の12のInfiniBandポート、および複数スイッチのカスケード機能により、IT管理者は、クラスタ展開をすぐに行うことができ、さらに長期にわたって柔軟にアップグレードできるため、初期投資を抑えることができます。拡張モジュールを使用すると、大がかりでコストのかかるアップグレードを実行しなくても、データベースおよびハイパフォーマンス コンピューティング クラスタを、より高レベルへ迅速に拡張できます。
Cisco SFS 3001では、プロセス間通信、ストレージ、およびネットワーキングに対応した1つの10 Gbpsファブリックが作成されます。1つの10 Gbpsアダプタを使用するだけで、管理者はすべてのサーバに仮想IPおよびストレージ インターフェイスを作成し、ポート単位でピーク時にロード バランシングを実行した完全な10 Gbpsの帯域幅をミッションクリティカルなアプリケーションに提供できます。リソースを1つのスイッチド ファブリックで管理できるため、複数のイーサネット、ファイバ チャネル、およびInterprocess Communication(IPC;プロセス間通信)カードを取り付けて管理する必要がなくなります。
Cisco SFS 3001は、冗長性を備えたホットプラグ対応の電源およびファンにより、ハイ アベイラビリティの要件を満たしています。オプションの拡張モジュールもホットプラグ可能です。複数のCisco SFS 3001を冗長なペアとして展開し、システム レベルでのシングルポイント オブ フェイラーを回避することもできます。
図2
Cisco SFS 3001は、Cisco SFS 3000シリーズ マルチファブリック サーバ スイッチの1つで、Cisco SFS 7000シリーズInfiniBandサーバ スイッチとCisco Catalyst® 6500シリーズ スイッチを統合して、業界で最も完成度の高いサーバ スイッチング ソリューションを可能にします。これには、Cisco SFS 3012マルチファブリック サーバ スイッチ、統合イーサネットおよびファイバ チャネル ゲートウェイ モジュール、上位層プロトコル(IPoIB、MPI、SDP、SRP、uDAPL、VIPL)をすべて備えた10 Gbps InfiniBandホスト チャネル アダプタ、および組み込みのサブネット マネージャが含まれます。Cisco SFS 3001は、Cisco SFS 3012マルチファブリック サーバ スイッチと一般的なソフトウェアおよび拡張モジュールを共有しているため、既存の投資を保護しながら、成長も確実に維持できます。
組み込みのサブネット マネージャを使用することで、Cisco SFS 3001を数分でネットワークに展開できます。シスコの透過的なトポロジー アーキテクチャにより、既存のSANおよびIP管理ツールを変更する必要もありません。シリアル コンソール、Telnet、またはSecure Shell(SSH)プロトコルを使用するフル機能のGUI(グラフィカル ユーザ インターフェイス)、CLI(コマンドライン インターフェイス)により、設定と保守が簡素化され、リモート モニタリング、アップグレード、およびトラブルシューティングを実行できます。Cisco SFS 3001は、Cisco SFS管理、または簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)などの標準プロトコルを使用する既存の管理システムを使用して管理できます。
表1に、Cisco SFS 3001のシステム アーキテクチャを示します。表2と表3に機器仕様と環境仕様、表4に管理機能を示します。
表1 システム アーキテクチャ
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表2 機器仕様
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表3 環境仕様
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表4 ハイ アベイラビリティ
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表5 イーサネット ゲートウェイ モジュール
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表6 ファイバ チャネル拡張モジュール
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表7 管理性
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Cisco SFS 3001マルチファブリック サーバ スイッチと同じサーバ スイッチ ファミリには、Cisco SFS 3000シリーズ マルチファブリック サーバ スイッチおよびCisco SFS 7000 InfiniBandサーバ スイッチがあります。
シスコ製品の購入方法の詳細は、「発注方法」を参照してください。
表8 発注情報
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シスコは、お客様の成功を確かなものにするため、さまざまな新しいサービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツール、パートナーをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化しネットワーク インテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。サービスについての詳細は、以下のURLを参照してください。
テクニカル サポート サービス
http://www.cisco.com/jp/go/tac/
サービス プログラム
http://www.cisco.com/jp/service/contact/
Cisco SFS 3001マルチファブリック サーバ スイッチの詳細については、http://www.cisco.com/jp/product/hs/snv/sfs3mss/sfs3001/をご覧ください。