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- [目次]
- ◆[Cisco Secure ACS for Windows NTのアプリケーション]
- ◆[Cisco Secure ACS V.2.4 for Windows NTの機能と利点]
- ◆[Cisco Secure ACS V.2.4 for Windows NTシステム要件]
- ◆[Cisco IOSの要件]
Cisco Secure ACS(Access Control Server)for Windows NTは、AAA(Authentication, Authorization and Accounting)機能を提供する、シスコのセキュリティ専用ソフトウェア・ソリューションの1つです。Cisco Secure ACS for Windows NTは、中小規模のアクセス環境に対して使いやすいアクセス制御サービスを提供します。これは、VPN(Virtual Private Network)、時間に基づいたアクセス制御、および定義可能なセキュア通信レベルといった差別化サービスの展開と運用を簡素化する、密接に統合されたWindows NTサービスです。
Cisco Secureは、セキュリティ管理の初期実装時に導入しておいて、その後でより複雑な環境およびポリシーに発展にした場合にも速やかに対応できます。Cisco Secureのアーキテクチャは、TACACS+およびRADIUSを使って数千ポートにサービスを提供する一方で、分散環境のニーズに対応して拡張できます。AAAの中央管理によって、あらゆるアクセスインフラストラクチャの展開が補完されます。
Cisco Secure ACS for Windows NTによって、ダイヤルアップアクセスサーバ、ファイアウォール、ルータに対するユーザーの許可を集中管理することが可能になります。データの中央レポジトリからアクセスを制御することで、各デバイスでネットワーク許可/権利を継続的に同期化するという面倒な作業が不要になり、ネットワークインフラストラクチャの拡張が簡素化されます。
ネットワークルータは、ダイヤルインフラストラクチャに不可欠の要素です。Cisco SecureはCisco IOSソフトウェアと密接に連携するため、ルータで使用されるCisco IOSコマンドに対して、権限認証や課金機能を提供できます。
さらに、Cisco SecureはCisco IOSソフトウェアと連携して、Bチャネルに対する異なるNAS(Network Access Server)上でのマルチシャーシ・マルチリンクPPPのサポートといったシスコ独自のパワフルな機能を、サードパーティ製デバイスとの通信を妨げることなく利用可能にします。
| Cisco Secure ACS for Windows NTのアプリケーション |
Cisco Secureは、ダイヤルアップ環境で次のようなアクセス制御サービスに利用できます。
Windows NTユーザーデータベースとシングルログインの活用 相当のリソースを投資してWindows NTユーザーデータベースに基づくユーザーアクセスの設定を行った組織は、Cisco Secure ACS 2.4を使用すれば、システム管理者が何もしなくても、そのデータベースを構築するために投入した投資や労力を活用できます。これによって同じ情報を持つ2つの異なるデータベースを構築する必要がなくなります。Cisco Secure ACS 2.4 for Windows NTは、Windows NTユーザーデータベースですでに設定されているユーザー名とパスワードに対して、ユーザー名とパスワードを認証するように構成できます。
Cisco Secure ACS 2.4とWindows NTデータベースを組み合わせることで、ネットワークセキュリティの管理が簡便化されます。Windows NTのユーザーマネージャ内からユーザーアクセスをさらに制御したい場合は、Cisco Secureが「ダイヤルインの許可を与える」のWindows NT設定もチェックするように構成できます。このように構成すると、このパラメータが無効のユーザーに対しては、アクセスが許可されなくなります。
Windows NTユーザーデータベースを使用することには、認証に使用されるユーザー名とパスワードをネットワークログインに使用できる、という利点もあります。したがってユーザーは、ユーザー名とパスワードを一度入力するだけで済みます。
ルータなどのネットワークデバイスにアクセスするユーザーを制御することは、管理上の懸念となってきています。多くのネットワークにはルータなどのデバイスが数百台から数千台も含まれており、ネットワーク管理者は1つ1つにアクセスする必要があります。これらに対する適切なアクセスを持つユーザーを制御することは、膨大な作業になります。Cisco Secureを利用すれば、これらすべてのデバイスに対するアクセスを集中制御できます。
Cisco SecureのCisco IOSソフトウェアへのリンクにより、Ciscoルータのアクセスポリシーを定義することが可能になります。ネットワーク管理者がログインやCisco IOSコマンドの使用を試みた際は、Cisco SecureにしたがってCisco ルータのAAAサービスを設定するようにできます。ルータ管理へのアクセスやCisco IOSコマンドに対しては、中央のサーバによって許可が行われるため、各ルータにパスワードを格納するよりも安全で管理しやすくスケーラブルなソリューションが実現します。
VPNサービスCisco Secure ACS V.2.4 for Windows NTは、サービスプロバイダーと企業ユーザーのどちらでも、VPN(Virtual Private Network)サービスのトンネル情報や実際のユーザー検証機能を提供するコントロールサーバとして利用できます。
VPNソリューションを使用するサービスプロバイダーは、企業が自身のACSを維持することでセキュリティの最終的制御を失わないで済む、優れたアウトソーシングソリューションを企業に提供することが可能になります。ACS管理は既存のWindows NTサポート構造のもとに置くことができるため、面倒な作業をする必要はありません。
Cisco Secureは、VPNトンネルの起点側終端(VPNユーザーがダイヤルインするサイトで、VPNトンネルの「NAS」終端とも呼ばれる)、またはトンネルのエンドポイント(VPNトンネルを終端するプライベートネットワークで、「ホームゲートウェイ」とも呼ばれる)のどちらでも利用できます(図1参照)。
Cisco IOSマルチシャーシ・マルチリンクPPP機能の拡張大量のダイヤルアップアクセスサーバが導入されているアプリケーションに対して、シスコではスケーラブルなネットワークを構築するための機能をいくつか提供しており、Cisco Secure ACSがこれらの機能を最適化します。
複数のCiscoアクセスサーバが導入されているISDN環境では、一人のユーザーが2台の異なるアクセスサーバからBチャネルを使用するという事態が起こる可能性があります。Cisco IOSソフトウェアはマルチシャーシ・マルチリンクPPPという機能を使って、Bチャネルをグループ化することができます。Cisco Secureでは、同じ場所から2つの接続に対して認証、権限認証、課金を行うことができます。このように、Cisco IOSソフトウェアとCisco Secureアプリケーションのパワフルな連携によって、優れた利点がもたらされます。
認証リクエストは、2台の異なるアクセスサーバから受信します。ただし、認証リクエストは中央ロケーション、つまりCisco Secure ACSに送信されて検証されるため、1つのリンクでは許可されてもう1つのリンクでは拒否された、というような事態は起こりません。さらに、Security Dynamicsのトークンカードを使用すると、Bチャネルの到達するのが同じアクセスサーバであっても異なるアクセスサーバであっても、それに関係なくトークンキャッシング機能が提供されます。いずれの場合も、ACSによって、複数シャーシへの拡張を簡単に展開し管理することが可能になります。
図1:VPNのコンポーネント
| Cisco Secure ACS V.2.4 for Windows NTの機能と利点 |
| 機能 | 利点 |
| Cisco IOSソフトウェアと密接に結合 |
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| HTML/Java Webインタフェース |
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| Windows NTと密接に統合 |
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| VPNサポート |
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| 各種認証レベル |
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| TACACS+およびRADIUSのサポート |
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| トークンカードのクライアントサポート |
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| 時間によるアクセス制御 |
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| サーバあたりのライセンシング |
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| Cisco Secure ACS V.2.4 for Windows NTシステム要件 |
| 最小ハードウェア要件 | ソフトウェア要件 |
| Intel Pentium 200-MHz PCまたは互換機 | Microsoft Windows NTサーバ V.4.0 |
| 64 MB RAM(128を推奨) | Microsoft Internet Explorer V.3.02またはNetscape Navigator V.3.0 |
| 150 MBのハードドライブ空き容量 | |
| CD-ROMドライブ | |
| 800×600以上の画面解像度 |
CiscoSecure ACSは(ACS2.0-ACS3.0,Unix版、NT版につき)英語版PlatformへのInstall,動作のみサポートされております。日本語版Platformでの動作は保証されておりません。
| Cisco IOSの要件 |
ネットワークデバイスではIOSリリース11.1以降が必要。ダウンロード可能なアクセス制御リストにはIOSリリース11.3以降が必要。
| 更新日:2002年3月22日 |