データ シートCisco XR 12000 シリーズ セッション ボーダー コントローラCisco® XR 12000 は、セッション ボーダー コントロール(SBC)機能を統合可能な最初のキャリア ルータです。Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、市場をリードする Cisco XR 12000 シリーズで提供されるセキュアな仮想化、システムの常時稼働、およびマルチサービス拡張性を基盤としています。Cisco XR 12000 シリーズが提供するレイヤ 2 およびレイヤ 3 サービスにセッション ボーダー コントロール機能が組み込まれることにより、Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、オーバーレイ ネットワークおよび独立型アプライアンスを不要にします。Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、ピアリング、カスタマー アクセスなど、サービス プロバイダーのあらゆる環境に対応するオープンで柔軟なアーキテクチャを提供します。統合型および分散型のシグナリング展開に対応する機能を備えた Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、ケーブル、有線、および無線サービス プロバイダーのどこにでも導入できます。Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、IP Multimedia Subsystem(IMS)および非 IMS サービスをサポートする Cisco Service Exchange Framework(SEF)の主要な要素であり、ネットワーク統合を加速し、Cisco 12000 シリーズへの投資を保護します。 製品とアプリケーションの概要セッション ボーダー コントローラは、IP ネットワーク境界間におけるリアルタイムのマルチメディア トラフィック フローを制御および管理し、シグナリングとメディアを処理します。この役割の一環として、アクセス コントロール、ファイアウォール トラバーサル、帯域幅ポリシング、アカウンティング、シグナリング インターワーキング、法的傍受、および QoS(Quality of Service)管理などのリアルタイム コミュニケーションに必要なネイティブ IP 相互接続機能を実行します。Cisco XR 12000 シリーズは総合的な一連の機能、可用性の高いハードウェアおよびソフトウェアにより、ケーブル、有線および無線サービス プロバイダー向けの幅広いセッション ボーダー コントロール アプリケーションを実現します。Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラ アプリケーションは、Cisco XR 12000 シリーズのセキュリティ、QoS、およびセキュアな仮想化機能を組み込み、サービス プロバイダー間の相互接続や、サービス プロバイダーとアクセスの相互接続による Voice over IP(VoIP)、ビデオ サービスのサポートを可能にします。 Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラ アプリケーションは、Cisco XR 12000 マルチサービス ブレードの高度なハードウェア処理機能を活用し、豊富な機能を備えた柔軟でスケーラブルな実装を提供します(図 1)。セッション ボーダー コントローラを Cisco XR 12000 シリーズ ルータに統合することにより、レイヤ 2 およびレイヤ 3 機能(QoS、セキュリティ、VPN 相互接続など)とセッション ボーダー コントロール機能の組み合わせを必要とするアドバンスト サービスの展開が容易になります。Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラ アプリケーションと Cisco IOS® XR ソフトウェアのモジュール性により、オペレータは同じルータ上の他のコントロール プレーンおよびデータ プレーン トラフィックにまったく影響を与えずに、セッション ボーダー コントロール機能のロード、設定、オン/オフの切り替えを行うことができます。さらに、Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラ機能を、Cisco XR 12000 シリーズ ルータ上で設定可能な各種の論理ルータおよび仮想ルータにパーティション化することも可能です。
図 1 Cisco XR 12000 マルチサービス ブレード サービス プロバイダー間の相互接続エンドツーエンドの VoIP および IP ビデオの提供が一般的になるにつれ、サービス プロバイダー各社は、他のサービス プロバイダー ネットワークへの Time Division Multiplexing(TDM; 時分割多重)ベースのハンドオフを最小限にし、IP とダイレクトに相互接続する方法に注目しています。ダイレクトな IP 相互接続は、バックツーバックの TDM ゲートウェイを不要にすることで運用コストと設備投資の削減につながるだけでなく、メディア品質の向上やネットワーク境界経由の IP ベース サービスの透過性を確保するうえでも役立ちます。Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、ネットワーク要素を導入せずにダイレクトな IP 相互接続に不可欠な次の機能を提供します。
サービス プロバイダーとアクセスの相互接続IP テレフォニーやその他のリアルタイム サービス(IP ビデオなど)の急成長に伴い、サービス プロバイダー各社は、IP PBX とサービス プロバイダーのピアリング、VPN インターワーキング(複数のサイトで同一カスタマーおよび複数のカスタマーに対応)、企業とホステッド IP テレフォニーのインターワーキング、そして成長著しい家庭向け IP テレフォニーなど、さまざまなシナリオで VoIP トラフィックを管理するために、プロバイダー エッジへのセッション ボーダー コントロール アプライアンスの配置を進めています。Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、シスコのレイヤ 2 およびレイヤ 3 サービスを基盤として、次の機能を提供することにより、セッション ボーダー コントロール機能を統合します。
サービス プロバイダー間およびサービス プロバイダーとアクセス間のどちらのアプリケーションでも、Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラの革新的なアーキテクチャでは、統一型または分散型のシグナリング展開を選択可能です(図 2)。統一型の展開モデルでは、Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラが、メディア関連の機能およびシグナリング関連の機能の両方をホスティングします。分散型の展開モデルでは、Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラがメディア関連の機能をホスティングし、H.248 プロトコルに基づく業界標準のインターフェイス経由で外部のシグナリング機能と通信します。シスコのセッション ボーダー コントローラ設計なら、同じハードウェアおよびソフトウェアで両方の展開モデルに対応できます。 主な機能最高のパフォーマンスとスケーラビリティ ― 各 Cisco XR 12000 マルチサービス ブレードに対して 10 Gbps の処理能力を提供する Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、1 台のシャーシの 同時セッション数を 200,000 以上に拡張できます。Cisco XR 12000 スイッチング ファブリックへの高度なスループットを備えたインターフェイスにより、セッション ボーダー コントローラは VoIP セッション向きに拡張できるだけでなく、広帯域のビデオ セッションにも対応する設計となっています。 ハイ アベイラビリティ ― Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラおよび Cisco XR 12000 シリーズ ルータの高度でハイ アベイラビリティな設計は、VoIP、ビデオなどのリアルタイム セッションに要求される最大のサービス アベイラビリティを実現します。アベイラビリティ機能としては、次のものがあります。
業界標準のプロトコルおよびインターフェイス ― Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、VoIP およびビデオ用の Session Initiation Protocol [SIP] および H.323 を含む業界標準プロトコルをサポートしています。Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラは、SIP および H.323 ベースの各種サービスに幅広く対応します。さらに、H.248 プロトコルに基づき、セッション ボーダー コントロール シグナリングおよびメディア フローの分散実装を可能にする、TISPAN Ia インターフェイスもサポートしています。 最大限の柔軟性 ― Cisco XR 12000 シリーズによるセッション ボーダー コントロールのネイティブな実装は、独立型のセッション ボーダー コントロール アプライアンスでは不可能な、多くの追加機能を提供します。サービス プロバイダーは、レイヤ 2 およびレイヤ 3 サービスとセッション ボーダー コントロール機能とを組み合わせ、ネットワーク統合のメリットを引き出すだけでなく、独自のサービスを追加することができます。また、従来よりもきめ細かい VPN レベルで、セッション ボーダー コントロール機能を適用することもでき、ビジネス VPN サービスを、ビジネス音声サービスおよびビデオ サービスに組み合わせることも可能です。同様に、IP Security(IPSec)、ファイアウォールなどのネットワークベースのセキュリティ サービスを、セッション ボーダー コントロール機能と組み合わせることもできます。 表 1 に、Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラの機能を示します。 表 1 機能の概要
発注情報表 2 に、Cisco XR 12000 セッション ボーダー コントローラの発注情報を示します。 表 2 発注情報
サービスおよびサポートシスコはサービス プロバイダー向けに広範囲に及ぶサービスを提供し、お客様から高く評価されています。お客様の目標は、市場への迅速な対応、ネットワークアベイラビリティの最大化、顧客満足度の向上や顧客維持などさまざまですが、シスコはいかなる場合でも、その目標を達成できるようお客様を全力で支援します。 関連情報シスコのサービスおよびサポート プログラムとその利点についての詳細は、次の URL を参照してください。 Cisco XR 12000 シリーズについての詳細は、次の URL を参照してください。 |
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