データ シートCatalyst 6500 および Cisco 7600 シリーズ用ファイアウォール サービス モジュール
図 1Catalyst 6500 および Cisco 7600 シリーズ用ファイアウォール サービス モジュール Firewall Service Module(FWSM; ファイアウォール サービス モジュール)は、Cisco Catalyst® 6500 スイッチ、および Cisco 7600 シリーズ ルータ用の高速な統合型ファイアウォール モジュールで、業界最速のファイアウォール データ速度を実現します。5 Gb のスループット、100,000 CPS、および 1M 同時接続が可能です。1 シャーシにつき 最大 20 Gb のスケーラビリティを実現している単一シャーシに、最大 4 つの FWSM をインストールできます。Cisco PIX® ファイアウォール ファミリのメンバである FWSM は大企業やサービス プロバイダーに、最高のセキュリティ、信頼性、およびパフォーマンスを提供します。 FWSM を使用すると、Cisco PIX テクノロジーが活用され、Cisco PIX オペレーティング システム(OS)が実行されます。この堅牢化された埋め込み型リアル タイム システムには、セキュリティ ホールやパフォーマンスを低下させるオーバーヘッドがありません。このシステムの中核では、Adaptive Security Algorithm(ASA; アダプティブ セキュリティ アルゴリズム)をベースとした保護スキームにより、ステートフルなコネクション型ファイアウォールが提供されます。ASA を使用することにより、FWSM では、送信元アドレスと宛先アドレス、ランダム化された TCP セッション番号、ポート番号および追加の TCP フラグに基づき、セッション フロー向けに、接続テーブル エントリが作成されます。FWSM では、こうした接続テーブル エントリにセキュリティ ポリシーを適用することによって、すべての受信トラフィックと発信トラフィックが制御されます。 FWSM の主な利点ファイアウォールの従来の役割が変わっています。ファイアウォールの役割には、不正な外部アクセスから企業ネットワークを保護するだけではありません。ファイアウォールは、不正ユーザが企業ネットワーク内の特定のサブネット、ワークグループ、または LAN にアクセスすることも防止します。FBI の統計によると、すべてのセキュリティ問題の 70 % は、組織内部から発生しています。FBI の調査の回答者のうち 5 人に 1 人が、これまでの 1 年間で、不正ユーザが企業ネットワークへ侵入したか、侵入を試みたことがあると回答しています。またほとんどの専門家が、ネットワークへの侵入の大部分が発見されていないと認めています。 統合モジュールCisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ、または Cisco 7600 インターネット ルータ内にインストールされた FWSM によって、デバイス上の任意のポートが、ファイアウォール ポートとして動作可能です。また、ネットワーク インフラストラクチャに、ファイアウォール セキュリティが統合されます。ラック スペースを重視する場合、これは特に重要です。Cisco Catalyst 6500 は、ファイアウォール サービス、侵入検知、Virtual Private Networking(VPN; 仮想私設 ネットワーク)、マルチレイヤ LAN、WAN、および MAN 切り替え機能などのインテリジェント サービスを必要とするお客様にとって、まさしく最適の IP サービス スイッチとして登場しました。 将来の保証FWSM では将来の要件を満たす卓越した性能が提供されるため、システムをオーバーホールしなくても、最大 5 Gb のトラフィックが処理できます。Catalyst 6500 に最大 3 つの FWSM を追加して、増大を続ける要求を満たすことができます。 信頼性FWSM は Cisco PIX テクノロジーをベースに、同じく長期間にわたって実績を積んだ Cisco PIX オペレーティング システムが使用されています。これはセキュリティが確保されたリアルタイムのオペレーティング システムです。FWSM では、実績のある Cisco PIX テクノロジーをパケット検査に使用することにより、同一システム上で優れたパフォーマンスとセキュリティというユニークな組み合わせを実現します。 所有コストの低減FWSM ではどのようなファイアウォールでも、最高の性能価格比が実現されます。保守コストは、Cisco Catalyst シャーシの SmartNet™ 契約に含まれています。FWSM が Cisco PIX ファイアウォールをベースにしているため、トレーニング コストと管理コストが安く、FWSM がシャーシ内に組み込まれているため、管理するボックスが少なくてすみます。 使いやすさCisco PIX Device Manager のわかりやすい Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)を使って、FWSM の管理と設定を行うことができます。FWSM は、構成とモニタリングに関して、Cisco 管理フレームワークおよび Cisco Architecture for Voice, Video and Integrated Data(AVVID)パートナーによってサポートされています。 FWSM の機能表 1 FWSM の機能
FWSM の展開FWSM は、企業のキャンパスおよびデータ センターにサービスを提供するトポロジで展開できます。 今日の企業は単なる境界セキュリティ以上のものを必要としています。企業は、ビジネス パートナーに接続し、組織内の複数のグループを対象とするキャンパス セキュリティ ドメインを提供する必要があります。FWSM では、ユーザや管理者が組織内で複数のポリシーを使ってセキュリティ ドメインを確立できるため、柔軟で費用効果の高いパフォーマンス ベースのソリューションが提供されます。図 2 に、個別の VLAN ベースのセキュリティ ドメインを確立するために、ステートフル フィルタリングを使ったキャンパス展開を示します。 FWSM を使用すると、ユーザはさまざまな VLAN に対して適切なポリシーを設定できます。 データ センターでもデータを保護すると同時に、できる限り費用をかげずにギガビット レベルのパフォーマンスを実現するため、ステートフルなファイアウォール セキュリティが必要です。図 3 にサーバ データを保護する冗長 FWSM を設置したデータ センターを示します。
図 3 e コマース データ センター展開 FWSM を使うと、ファイルウォールにおいて最高の価格性能比が実現されるため、資本投資が最大活用されます。またお客様はファイアウォール負荷バランシング デバイスを必要とする、コスト高の複数のファイアウォールを置き換えることができます。 発注情報
ライセンスFWSM はライセンスは不要です。 システム要件
認定準拠性安全性UL1950 EMIFCC Part 15 Class A NEBSSR-3580 - NEBS:基準レベル(レベル 3 準拠) ETSIETS-300386-2 スイッチング機器 テレコミュニケーションITU-T G.610 |
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