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Cisco 7600 シリーズ インターネット ルータ

Cisco 7600シリーズ2ポートATM OSM

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Cisco 7600シリーズ2ポートATM OSM

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Cisco 7600シリーズ2ポートATM OSM


エンタープライズからサービス プロバイダーATMバックボーンまで高速接続を集束するハイ パフォーマンスOC12c ATM

図1 Cisco 7600シリーズ2ポートATM OSM

インターネット対応のユーザ アプリケーションが急速に増加するにつれ、サービス プロバイダーがネットワークで提供する帯域幅が急激に拡大しています。この拡大に対応するため、サービス プロバイダーは、フレーム リレーやATM(非同期転送モード)などの従来型レイヤ2 WAN転送を提供する既存のネットワーク アーキテクチャを、高速インターネット アクセスやレイヤ3 VPNといったレイヤ3 WANサービスに統合しようとしています。このようなネットワーク アーキテクチャを統合すると、サービス プロバイダーの投資効率が最大化され、関連する支出すべてが、あらゆるネットワーク サービスの利益につながるようになります。

このようなネットワーク アーキテクチャを統合する場合、とくに問題になるのがさまざまなサービスの提供を求められるネットワーク アグリゲーション デバイスです。ネットワーク アグリゲーション デバイスは、お客様のアクセス ノードからコア ネットワークへのトラフィック、およびコア ネットワークからお客様へのトラフィックを効率的に転送できなければなりません。このため、このようなアグリゲーション デバイスは、アクセス ネットワークとコア ネットワークの間で、帯域幅とインターフェイス密度をスケーラブルにすると同時に、広範囲のネットワーク プロトコル、およびQuality of Service(QoS;サービス品質)、セキュリティ、課金機能をサポートする必要があります。

Cisco 7600は、このように統合したネットワーク アーキテクチャにおけるネットワーク アグリゲーション デバイスに必要となるパフォーマンス、密度、機能を提供するように設計されており、高速LANモジュールとWANモジュールを統合する、サービス プロバイダー向けハイ パフォーマンス アグリゲーション ルータです。

2ポートOC12c/STM-4c ATM Optical Services Module(OSM;オプティカル サービス モジュール)を採用することで、Cisco 7600シリーズ ルータおよびCisco Catalyst 6500シリーズ スイッチの接続オプションが拡張されます。このカードは、大規模なエンタープライズ仮想チャネルを集束して既存ATMインフラストラクチャに接続するのに適しています。

このATM OSMカードは標準に準拠しており、Ciscoハイ パフォーマンスATMスイッチとルータのすべてに完全な互換性があります。

Cisco 7600シリーズATM OSMでは、これまでのATMネットワーク、および次世代IPバックボーンをさまざまな方法で統合できます。次に2つの応用例を示します。

サービス プロバイダーは、Cisco 7600シリーズATMライン カードを使用して、ATMネットワークを通した接続をお客様に提供できます(図2を参照)。

図2 応用例1:ATM WAN接続

サービス プロバイダーは、Cisco 7600シリーズATMライン カードを使用して、コアATMネットワークを通してPoint of Presence(POP;アクセス ポイント)を相互接続できます(図3を参照)。

図3 応用例2:POPの相互接続

それぞれのカードには、2つのOC12 ATMポートのほかに4つのスイッチド ギガビット イーサネット インターフェイスが装備されており、サービス プロバイダー ネットワークでイーサネット接続が可能になります。このライン カードでは、さまざまなハイ パフォーマンスIPサービスを使用してネットワークを容易に拡大できます。

2ポートOC12 ATM OSMの機能概要

・ライン カード上のParallel Express Forwarding(PXF)IPサービス プロセッサ。PXF IPサービス プロセッサはマイクロプロセシング ユニットの4×4配列で構成されており、それぞれにはローカル メモリが装備され、パイプライン型並列処理配列が実現します。それぞれのPXF IPサービス プロセッサでは、16個のパケットにIPサービスを同時に適用でき、すべてのパフォーマンスが高レベルになります。OC12 ATMライン カードには、1基のPXF IPサービス プロセッサが搭載されています。
・分散型IPサービスのハイ パフォーマンス転送。
・「常に新しい」IPサービスを実現する、プログラム可能なソフトウェア フィーチャ セット。それぞれのPXFエンジンは、フィーチャ セットがシリコンにハードコードされている従来型ASIC(特定用途向けIC)とは異なり、簡単なソフトウェア アップグレードによって現場で拡張できます。
・パケット バッファリングによってTCPスループットを最大にする、十分なパケット バッファリング。高度なトラフィック管理および優先順位付けスキームにより、決定的なパケット配送が可能になります。
・ギガビット イーサネットの4ポートにより、「お客様側の」ライン カード スロットをすべて使わなくても、別のルータやサーバに接続できます。

ATM機能

・Unspecified Bit Rate(UBR;未指定ビット レート)
・Variable Bit Rate-non real-time(VBR-nRT)
・最大VC(カードごとに1000、1ポートごとに500)
・最大同時セグメンテーションおよび再構築:1000(1000個の最大アクティブVC)
・VPI(仮想パス識別子)範囲0~255(最大16個まで同時に設定)
・VCI(仮想回線識別子)範囲(1~1023)
・RFC-1577 classical IP over ATM

1Cisco 7600ごとに4000 VCに制限

・RFC 1483のルート付けおよびブリッジ済みAAL5 PDU
・UNI 3.x、4.0
・ILMI 1.0
・Operations And Management(OAM)(F4およびF5)
・VPごとのシェーピング
・VCごとのシェーピング
・VCごとのL3キューイング
・L3トラフィック シェーピング
・L3 QoS-CBWFQ、LLQ
・L3マルチキャスト ポイントツーポイント
・L3マルチキャスト ポイントツーマルチポイント
・MTU(最大転送ユニット):9180(RFC2225/RFC1577に準拠)

VCごとおよびVPごとのトラフィック シェーピング

ATMエッジ デバイスで一般的に提供されるトラフィック シェーピングでは、バースト性のあるトラフィックが規定の「契約」に準拠しています。ATM OSMでは、ハードウェアにおいてVCベースまたはVPベースでトラフィック シェーピングがサポートされます。選択したATMサービス クラスにより、Peak Cell Rate(PCR;ピーク セル レート)、Sustainable Cell Rate(SCR)、Maximum Burst Size(MBS)という設定可能パラメータがサポートされます。これらのパラメータは、アプリケーションごとに必要に応じて、それぞれのVCの特定帯域幅要件に基づいた定義ができます。ATM OSMでは、より柔軟な設定を可能にするため、次のように広範囲にわたる小さい増分値で、それぞれのパラメータを設定できます。

・PCRおよびSCR:37 kから299,520 kまで1 kずつ
・MBS:1~255セル

ハイ パフォーマンス アーキテクチャ

ATM OSMは、高度なデュアルSARアーキテクチャに基づいています。それぞれのOC12ポートには、送信専用SARプロセッサおよび受信専用SARプロセッサがあります。それぞれのSARでは、ハイ パフォーマンス データ アプリケーション用にAAL5 ATMアダプテーションがサポートされます。ATM OSMには、大容量のバッファ メモリも組み込まれています。Head of Line(HOL)ブロッキングは、PXFコードで実行されるTXクレジット チェック メカニズムによって回避されます。この設計では、あるVCからのバースト性のあるトラフィックによって、別のVCがサービスを防げられることがありません。

発注情報

ATMレイヤ接続管理

OAMセルは、ATMレイヤ エンドツーエンド リンク管理メッセージに使用されます。これにより、接続のリモート エンドがオンラインになります。サポートされるのはOAM F4およびF5のフローの両方です。セグメンテーション中はOAMセルのプライオリティが最高になり、キューイングされているその他のデータより、OAMセルが先に伝送されます。

2ポートOC12 ATM OSMの強化機能

強化された2ポートOC12 OSMカードでは、従来の7600 OSMにあるすべての機能がサポートされ、Cisco 7600プラットフォームの機能がより高いレベルになっています。強化されたOSMと従来のOSMの主な機能の違いは次のとおりです。

・WREDなど拡張QoS機能のサポート
将来のソフトウェア強化機能がサポートされ、レイヤ2またはレイヤ3のネットワーク集束サービスが実現し、IPプロトコルまたはMPLSプロトコルに基づくネットワーク アーキテクチャで展開されます。この場合、Cisco 7600 IRではレイヤ2サービスがサポートされると同時に、インターネット アクセスやIETF RFC 2547 VPNなどのレイヤ3サービスがサポートされます。

表1 強化2ポートOC12 ATM OSMの発注情報

製品番号

説明

OSM-2OC12-ATM-SI+

4個のギガビット イーサネットを装備した強化2ポートSingle-Mode Intermediate Reach(SMI;シングルモード中距離)OC12 ATM

OSM-2OC12-ATM-SI+=

4個のギガビット イーサネットを装備した強化2ポートSMI OC12 ATM

OSM-2OC12-ATM-MM+

4個のギガビット イーサネットを装備した強化2ポート マルチモードOC12 ATM

OSM-2OC12-ATM-MM+=

4個のギガビット イーサネットを装備した強化2ポート マルチモードOC12 ATM

注意: 「=」はスペアを表します。

SONETへの適合

・Telecordia(Bellcore)GR-253-CORE(該当する場合)
・ITU-T G.707、G.957、G825(該当する場合)

SONETエラー、アラーム、パフォーマンスの監視

・Signal Failure Bit Error Rate(SF-ber)
・Signal Degrade Bit Error Rate(SD-ber)
・単一レベル ペイロード構築(C2)
・パス トレース バイト(J1)
・セクション:
-Loss of Signal(LOS;信号喪失)
-Loss of Frame(LOF;フレーム損失)
-B1のエラー カウント
-B1のThreshold Crossing Alarms(TCA;スレッシュホールド超過アラート)
・ライン:
-Line Alarm Indication Signal(LAIS;回線アラーム検出信号)
-Line Remote Defect Indication(LRDI;回線リモート障害検出)
-Line Remote Error Indication(LREI)
-B2のエラー カウント
-B2のTCA
・パス:
-Path Alarm Indication Signal(PAIS;パス アラーム検出信号)
-Path Remote Defect Indication(PRDI)
-Path Remote Error Indication(PREI)
-B3のエラーカウント
-B3のTCA
-Loss of Pointer(LOP)
-New Pointer Events(NEWPTR)
-Positive Stuffing Event(PSE)
-Negative Stuffing Event(NSE)
-Path Unequipped Indication Signal(PUNEQ)
-Path Payload Mismatch Indication Signal(PPLM)

SONET同期

・ローカル(内部)タイミング(ダーク ファイバまたはWDM機器によるルータ相互接続)
・ループ(回線)タイミング(SONET/SDH機器への接続)
・±4.6 ppmのクロック精度

ネットワーク管理

・ローカル ループバック
・ネットワーク ループバック
・NetFlow Data Export(NDE;NetFlowデータ エクスポート)
・RFC 1595、時間インターバル(現行インターバル、15分インターバル、多重15分インターバル、1日インターバル)のパフォーマンス統計
-リジェネレータ セクション
-多重セクション
-パス エラー秒
-重大エラー秒

表2 ATM光ファイバ仕様

ファイバ インターフェイス

出力電源

入力電源

波長

 

最小

最大

最小

最大

最小

最大

SI

-15.0 dBm

-8.0 dBm

-28.0 dBm

-8.0 dBm

1270 mm

1380 mm

MM

-20.0 dBm

-14.0 dBm

-14.0 dBm

-26.0 dBm

1270 mm

1380 mm



ギガビット イーサネット仕様

・IEEE(米国電気電子学会)802.3zに準拠
・SCコネクタを装備したGBIC(ギガビット インターフェイス コンバータ)ベース ギガビット イーサネット インターフェイス

表3 ギガビット イーサネット光ファイバ仕様

GBIC

距離

1000BaseLX:50 umマルチモード ファイバ

最大550 m

1000BaseLX:9/10 umシングルモード ファイバ

最大5 km

1000BaseLH:62.5 umマルチモード ファイバ

最大550 m

1000BaseLH:50 umマルチモード ファイバ

最大550 m

1000BaseLH:9/10 umシングルモード ファイバ

最大10 km

1000BaseZX:9/10 umシングルモード ファイバ

最大70 km

1000BaseZX:分散シフト型ファイバ

最大100 km



・同時に4000までのVLAN(仮想LAN)でIEEE 802.1Q VLANトランキングをサポート
・Hot Standby Router Protocol(HSRP)のサポート
・自動ネゴシエーション フロー制御用にIEEE 802.3Xをサポート
・9192バイトのMTUを使用したジャンボ フレームのサポート

Cisco 7600システム機能

・30 MppsのハードウェアベースCisco Express Forwarding(CEF)
・30 MppsのAccess Control List(ACL;アクセス制御リスト)アプリケーション
・30 MppsのQoS分類
・30 Mppsのポリシー ルーティング
・システムごとに128,000個のトラフィック課金エントリをサポート
・Online Insertion and Removal(OIR;ホットスワップ)のサポート
・ポートごとに200 msのパケット バッファリングをサポート
・SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)IとII、および4つのRMONグループ、統計、履歴、アラーム、イベントをポートごとにサポート

物理仕様

・Cisco 7600シャーシのスロットを1つ使用
・OSMごとに2つのOC12 ATMポートをサポート
・OSMごとに4つのギガビット イーサネット オプティカル ポート
・9スロット シャーシで8個までのOSMをサポート
・Cisco 7600では以下が必要です。
-Supervisor Engine 2:WS-X6K-S2-MSFC2
・Cisco 7600シャーシでは以下を推奨します。
スイッチ ファブリック モジュール256 Gbpsクロスバー ファブリック:WS-C6500-SFM
2500 W電源装置
・寸法(高さ×幅×奥行):3.0×35.6×40.6 cm(1.2×14.4×16インチ)
・Mean Time Between Failure(MTBF):システム設定により7年

インジケータおよびインターフェイス

・ポートごとに次の4個のLED:
-ポート アクティブ:ポートが有効でアクティブである場合はグリーン。ポートがアクティブでない場合は消灯。
-キャリア/アラーム:有効なSONET/SDHフレームでアラームがない場合はグリーン。有効なSONET/SDHフレームでアラームがある場合はイエロー。SONET/SDH信号でない場合は消灯。
-Txアクティビティ:ポートがデータを伝送している場合はグリーンに点滅(または点灯)。データを転送していない場合は消灯。
-Rxアクティビティ:ポートがデータを受信している場合はグリーンに点滅(または点灯)。データを受信していない場合は消灯。

プロセッサおよびメモリ

・262 MHz RM7000 MIPS RISC(縮小命令セット コンピュータ)プロセッサ×1(ライン カードの制御と管理用)
・設定可能プロセッサ/ルート テーブル メモリ オプション:
-128 MB ECC SDRAM(デフォルト)
-128 MB ECC SDRAM
-256 MB ECC SDRAM
-512 MB ECC SDRAM
・PXF IPサービス プロセッサ×1
・PXF IPサービス プロセッサごとに6 Mppsまでの分散型IPサービス アプリケーションを提供

環境条件

・動作温度:0~40°C(32~104°F)
・保管温度:-20~65°C(-4~149°F)
・相対湿度:5~90%(結露しないこと)
・動作高度:-500~6500フィート

適合規格

安全適合規格

・UL 1950
・CAN/CSA C22.2 No.950-95 EN 60825-1 レーザー安全基準(Class 1)
・21CFR1040 レーザー安全基準
・EN60950
・IEC 60950
・TS 001
・AS/NZS 3260

EMC適合規格

・FCC Part 15(CFR 47)Class A
・VCCI Class A
・EN55022 Class A
・CISPR 22 Class A
・AS/NZS 3548 Class A
・EN55024
・CEマーキング

NEBSレベル3適合規格

Cisco 7600シャーシおよびCisco Catalyst 6509シャーシはNEBSレベル3に適合しており、次の仕様に基づいています。

・GR-1089-CORE(Electromagnetic Compatibility[EMC;電磁適合性]および電気保安)
・GR-63-CORE:物理保護

ETSI適合規格

・ETS-300386-2 Switching Equipment

最低ソフトウェア リビジョン

拡張OSM

・Cisco IOS®ソフトウェア リリース12.1(12)(最新リリース情報についてはCisco.comを参照)

オリジナルOSM

・Cisco IOS®ソフトウェア リリース12.1(最新リリース情報についてはCisco.comを参照)



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