Cisco 3900 シリーズ サービス統合型ルータ

Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュール

Q&A





Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュール



Q. Cisco® Enhanced EtherSwitch® サービス モジュールとは何ですか。

A. シスコのサービス統合型ルータ向けの統合型スイッチング モジュールです。Cisco Catalyst® 3560-E および Catalyst 2960 スイッチと同一のフィーチャ セットを搭載したレイヤ 2およびレイヤ 3スイッチング モジュールを統合することによって、ルータの機能を大幅に強化します。また、この新しいモジュールは、Multi Gigabit Fabric(MGF)への 1 Gbps 接続を実現し、ルータの CPU に負荷を与えることなくモジュール間で通信できます。

Q. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールを使用する利点は何ですか。

A. 統合型スイッチングおよびルーティングによって、次のような利点がもたらされます。

  • 総所有コスト(TCO)の低減:ネットワーク管理者は、ルータのコマンドライン インターフェイス(CLI)またはシスコの管理ツールを使用して単一のデバイスを管理し、LAN や WAN 上で必要な管理を行えます。
  • 平均修復時間(MTTR)の短縮:ベンダーが 1 社になることでサポート センターが 1 つだけになり、トラブルシューティングの時間が短縮され、複数のベンダー間での責任の押し付け合いがなくなります。
  • ソフトウェア パリティ機能:Cisco Catalyst 2960 および Catalyst 3560-E と同一のソフトウェア を搭載していることにより、IT 部門はメイン オフィスとブランチ オフィスで同じサービスを認証して展開できます。
  • 単一のメンテナンス契約:Cisco SMARTnet® 契約で、ルータと Cisco EtherSwitch モジュールの両方がカバーされます。
  • 機能、スケジュール、ロードマップの一貫性:Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールと Cisco Catalyst 2960 および Catalyst 3560-E スイッチは、機能、スケジュール、ロードマップで連携しているため、一貫したユーザ エクスペリエンスが提供され、最新のイノベーションをサポートするために新たなハードウェアは必要ありません。
  • 容易なアップグレード:Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールは、独自の Cisco IOS® ソフトウェア イメージを実行するので、ホスト ルータの Cisco IOS ソフトウェア リリースに依存せずにアップグレードできます。
  • 少ないコンポーネント数:電源やファンなどのコンポーネント数が少ないため、障害発生件数が減り、ダウンタイムを削減できます。
  • 平均故障間隔(MTBF):MTBF はスタンドアロンのスイッチに比べて 2 倍以上長くなります。

Q. どのプラットフォームが Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールに対応していますか。また各プラットフォームにいくつサービス モジュールをインストールすることができますか。

A. 表 1 に、新しいサービス モジュールに対応しているプラットフォーム、および各プラットフォームにインストールできるサービス モジュールの最大数を示します。

表 1 対応プラットフォーム

モデル ES2/ES3
最大ポート数
シングル 1 ダブル 1 シングル 2 シングル 1
+ ダブル 1
シングル 2
+ ダブル 1
シングル 3 シングル 4
Cisco 2911 24
Cisco 2921 50
Cisco 2951 50
Cisco 3925 74
Cisco 3945 98

Q. ES3 と ES2 に機能の違いはありますか。

A. ES3 はハードウェアでのレイヤ 2/3 スイッチングを実行し、Cisco Catalyst 3560-E IP Base および IP Services ユニバーサル フィーチャ セットとの完全な機能パリティを提供します。ES2 サービス モジュールは Cisco Catalyst 2960 シリーズ デスクトップ スイッチに基づいており、ハードウェアでのレイヤ 2 スイッチングを実行し、Cisco Catalyst 2960 LAN Base イメージとの完全な機能パリティを提供します。

表 2 ES2 と ES3 EtherSwitch サービス モジュールの違い

Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュール 説明
Cisco ES2 Enhanced EtherSwitch サービス モジュール
  • エントリレベルの低コスト ソリューション
  • ハードウェアでのレイヤ 2 スイッチング
  • Cisco Catalyst 2960 LAN Base イメージとの完全な機能パリティ
  • Power over Ethernet(PoE)、Cisco 3900 シリーズ ルータでシャーシあたり最大 1014 W
    • IEEE 802.3af PoE をサポート、1 ポートあたり最大 15.4 W
    • シスコ先行標準 PoE
Cisco ES3 Enhanced EtherSwitch サービス モジュール
  • クラス最高のイーサネット スイッチング
  • 高密度ギガビット イーサネットのサポート
  • ハードウェアでのレイヤ 2/3 スイッチング
    • マルチキャスト ルーティング
    • IPv6 ルーティング、アクセス コントロール リスト(ACL)をハードウェアでサポート
  • Cisco Catalyst 3560-E IP Base および IP Services ユニバーサル イメージとの完全な機能パリティ
    • IP Base のフィーチャ セットには、高度な Quality of Service(QoS)、セキュリティ機能のスイート、速度制限、ACL、基本的なスタティック ルーティングとルーティング情報プロトコル(RIP)によるルーティング機能、およびホットスタンバイ ルータ プロトコル(HSRP)などが含まれます
    • IP Services フィーチャ セットには、より豊富なエンタープライズクラスのフィーチャ セットとして、ハードウェア ベースの高度な IP ユニキャストおよび IP マルチキャスト ルーティング、EIGRP(Enhanced Interior Gateway Routing Protocol)、OSPF(Open Shortest Path First)、BGP(Border Gateway Protocol)、PIM(Protocol Independent Multicast)、IPv6 ルーティング、OSPFv3、EIGRPv6、IP Service-Level Agreement(IPSLA)パケット モニタリング、シスコ ポート セキュリティ、Virtual Route Forwarding Lite(VRF Lite)などが含まれます
  • 企業インフラストラクチャ全体の電力消費量を削減して、全社的な持続可能性を推進する画期的なアーキテクチャ、Cisco EnergyWise テクノロジーを使用することで、企業はネットワーク インフラストラクチャとネットワーク接続デバイスの電力消費量を測定し、特定のポリシーに従って管理できるようになります。消費電力が削減されることによって、コストの節約が可能になります。電源を必要とするすべてのデバイスが影響を受ける可能性があります
  • Power over Ethernet(PoE)、Cisco 3900 シリーズ ルータでシャーシあたり最大 1014 W
    • Cisco Enhanced PoE(ePoE)、1 ポートあたり最大 20 W
    • IEEE 802.3af PoE をサポート、1 ポートあたり最大 15.4 W
    • シスコ先行標準 PoE

Q. ES2 から ES3 モジュールにソフトウェアでアップグレードできますか。

A. いいえ、ES3 サービス モジュールはハードウェアでレイヤ 2/3 スイッチングを実行し、ES2 サービス モジュールはハードウェアでレイヤ 2 スイッチングを実行するため、ソフトウェアでアップグレードすることはできません。

Q. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールと既存のネットワーク モジュール(NME-X-23ES-1G-P、NME-X-23ES-1G、NME-16ES-1G-P、NME-16ES-1G)の違いは何ですか。

A. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールは Cisco Catalyst 3560-E シリーズ デスクトップ スイッチに基づいており、それらのスイッチと同じ機能とソフトウェアを提供すると同時に、MGF への 1 Gbps 接続を提供することによって、ルータの CPU に影響を及ぼさずにモジュール間での通信を行うことができます。

既存の Cisco EtherSwitch ネットワーク モジュール(NME-X-23ES-1G-P、NME-X-23ES-1G、NME-16ES-1G-P、NME-16ES-1G)は、Cisco Catalyst 3750 シリーズ デスクトップ スイッチと同じ機能とソフトウェアを提供します。

Q. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールは、既存の Cisco EtherSwitch ネットワーク モジュールと相互運用できますか。

A. はい、サービスモジュール アダプタ カードは既存のネットワーク モジュールに対して下位互換性があります。そのためこの新しいネットワーク モジュールと、NME-16ES-1G-P、NME-16ES-1G、NM-16ESW、NM-16ESW-1GIG ネットワーク モジュールは ISR G2 サービス統合型ルータで共存することができます。

Q. 現行の Cisco EtherSwitch ネットワーク モジュールはもうすぐ販売終了になる予定ですか。

A. 現行のカードのいずれについても販売を終了する予定はありません。既存の Cisco EtherSwitch ネットワーク モジュールは、インストール済みの Cisco 2811、2821、2851、3825、3845 サービス統合型ルータに対するスイッチングのオプションとなります。

Q. 製品番号と詳細について知りたいのですが。

A. 製品番号についての情報は、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/routers/c2900isr/prodlit/pdf/Etherswitch_data_sheet_c78-553980.pdf(Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュール データ シート)を参照してください。

Q. どの Small Form-Factor Pluggable(SFP; 着脱可能小型フォーム ファクタ)に対応していますか。

A. 対応している SFP についての情報は、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/routers/c2900isr/prodlit/pdf/Etherswitch_data_sheet_c78-553980.pdf(Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュール データ シート)を参照してください。

Q. マルチギガビット ファブリック インターフェイス(MGFI)にはどのような機能がありますか。

A. MGFI は、強化された高速 WAN インターフェイス カード(EHWIC)、Cisco High-Density Packet Voice Digital Signal Processor Module(PVDM3)、サービス モジュール、および Cisco Service Ready Engine(SRE)ISM(Internal Services Module)間に、CPU の関与を必要とせずにバックプレーンを介してダイレクトに高性能の接続を提供します。HWIC-4ESW、HWIC-9ESW、NM-16ESW との下位互換性はありません。MGF スイッチは最大 9K のフレーム サイズに対応しており、サービス モジュールへのトラフィックのシェーピングをサポートします。

Q. High-Speed Intrachassis Module Interconnect(HIMI)にはどのような機能がありますか。

A. HIMI は、MGF を通して 2 つのスイッチ モジュール間に 1 Gbps の集約型接続を確立する機能を提供します。HIMI を介してあらゆるサービス モジュール、ISM、EHWIC を相互接続することができます。高速 WAN インターフェイス カード(HWIC)は HIMI に接続できません。各 HIMI 接続で最大 1 Gbps のスループットが得られます。

Q. どのプラットフォームが HIMI に対応していますか。また各プラットフォームでいくつまで HIMI 接続がサポートされますか。

A. 表 2 に、HIMI に対応しているプラットフォームを示します。

表 3 HIMI に対応しているプラットフォーム

モデル Cisco 2911 Cisco 2921 Cisco 2951 Cisco 3925 Cisco 3945
HIMI 接続 1 1 1 2 2

Q. VLAN 接続にはどのような機能がありますか。また各プラットフォームでいくつまで VLAN 接続がサポートされますか。

A. VLAN 接続により、MGF を介して特定の VLAN のトラフィックを 1 つのモジュールから別のモジュールに向けることができます。VALN 内のトラフィックを 1 つのモジュールから別のモジュールに送信する必要がある場合に、この機能を有効にします。これにより、特定のポートまたは VLAN でトラフィックを監視することができます。この機能は EHWIC およびサービス モジュールでのみサポートされています。

表 4 表 4:VLAN 接続に対応しているプラットフォーム

モデル 1941 2901 Cisco 2911 Cisco 2921 Cisco 2951 Cisco 3925 Cisco 3945
VLAN 接続 3 3 5 5 7 7 11

Q. ES2 モジュールと ES3 モジュールを同一のシャーシ内に混在させ、任意のスロットに挿入することはできますか。

A. はい。

Q. POE 対応モジュールと POE 非対応モジュールを同一のシャーシ内に混在させ、任意のスロットに挿入することはできますか。

A. はい。

Q. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールはどのように構成しますか。

A. まず、ルータの接続を構成します。Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールへの、MGF を介した内部ギガビット イーサネット接続です。それから Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールそのものの CLI に接続するセッション コマンドを発行します。この時点でモジュール上のすべてのポートとインターフェイスを構成することができます。

特定のスイッチ機能の構成についての具体的な詳細は、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.2(52)EX 以降のリリース ノートを参照してください。Cisco Router and Security Device Manager(SDM)と、組み込まれた Cisco EtherSwitch デバイス マネージャを組み合わせて、Cisco EtherSwitch サービス モジュールの構成と管理を行うこともできます。これらのツールは両方ともデフォルトでプリインストールされています。

Q. 2 つの Cisco Enhanced EtherSwitch モジュール間のローカル スイッチングに対応していますか。

A. はい、対応しています。これは MGF によって実現されます。MGF はバックプレーンを介して、CPU の関与を必要とせずに 2 つの Cisco Enhanced EtherSwitch モジュール間にダイレクトに高性能の接続を提供します。

Q. Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)に対応していますか。

A. はい。ただし、まず「hw-module sm X oir-stop」CLI コマンドで Cisco Enhanced EtherSwitch モジュールを停止させる必要があります。新しいモジュールを挿入した後、「hw-module sm X oir-start」CLI コマンドを発行します。交換用モジュールと取り外されたモジュールの製品番号が同一である必要があります。

Q. どの Cisco IOS ソフトウェア リリースが Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールに対応していますか。

A. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールは、ルータ用に 1 つとスイッチング モジュール用に 1 つ、計 2 つの Cisco IOS ソフトウェア リリースが必要です。表 5 に、最小限必要な Cisco IOS ソフトウェアの組み合わせを示します。

表 5 Cisco IOS ソフトウェアの組み合わせ

Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュール スイッチング ソフトウェア イメージ用 Cisco IOS ソフトウェア リリース ルータ イメージ用 Cisco IOS ソフトウェア リリース
ES2 12.2(52)EX LAN Base イメージ 15(0)1M
ES3 12.2(52)EX ユニバーサル イメージ 15(0)1M

Q. これらの強化型モジュールはライセンスに対応していますか。 どのフィーチャ セットに対応していますか。

A. ES3 モジュールは IP Base と IP Services の両方のライセンスに対応しています。ES2 モジュールは LAN Base のライセンスにのみ対応しています。

ソフトウェア アクティベーションの詳細については、http://www.cisco.com/go/sa/ [英語] を参照してください。

Q. モジュールとホスティングしているルータで、個別にイメージとフィーチャ セットをアップグレードできますか。

A. はい、Cisco IOS ソフトウェア リリースの最小要件が満たされている限り、ルータまたはモジュールのどちらでも他方に影響を与えずにイメージを変更することができます。各コンポーネントを個別にアップグレード、リブート、リロードすることができます。

Q. モジュール用フィーチャ セットのアップグレードはどのように購入しますか。

A. 表 6 に、Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールの発注情報を示します。購入方法は「購入案内」および表 6 を参照してください。

表 6 発注情報

数量ライセンスのアップグレード SL-ES3=
IP Services ライセンス アップグレード 16 ポート FE ES3 EtherSwitch SL-ES3-16-IPS
IP Services ライセンス アップグレード 16 ポート GE ES3 EtherSwitch SL-ES3G-16-IPS
IP Services ライセンス アップグレード 24/48 ポート FE ES3 EtherSwitch SL-ES3-24-48-IPS
IP Services ライセンス アップグレード 24/48 ポート GE ES3 EtherSwitch SL-ES3G-24-48-IPS
IP Services ライセンス アップグレード 16 ポート FE ES3 EtherSwitch スペア SL-ES3-16-IPS=
IP Services ライセンス アップグレード 16 ポート GE ES3 EtherSwitch スペア SL-ES3G-16-IPS=
IP Services ライセンス アップグレード 24/48 ポート FE ES3 EtherSwitch スペア SL-ES3-24-48-IPS=
IP Services ライセンス アップグレード 24/48 ポート GE ES3 EtherSwitch スペア SL-ES3G-24-48-IPS=
数量ライセンスのアップグレード(電子配布) L-ES3=
IP Services ライセンス アップグレード 16 ポート FE ES3 EtherSwitch(電子配布) L-ES3-16-IPS
IP Services ライセンス アップグレード 16 ポート GE ES3 EtherSwitch(電子配布) L-ES3G-16-IPS
IP Services ライセンス アップグレード 24/48 ポート FE ES3 EtherSwitch(電子配布) L-ES3-24-48-IPS
IP Services ライセンス アップグレード 24/48 ポート GE ES3 EtherSwitch(電子配布) L-ES3G-24-48-IPS
IP Services ライセンス アップグレード 16 ポート FE ES3 EtherSwitch(電子配布) L-ES3-16-IPS
IP Services ライセンス アップグレード 16 ポート GE ES3 EtherSwitch(電子配布)スペア L-ES3G-16-IPS=
IP Services ライセンス アップグレード 24/48 ポート FE ES3 EtherSwitch(電子配布)スペア L-ES3-24-48-IPS=
IP Services ライセンス アップグレード 24/48 ポート GE ES3 EtherSwitch(電子配布)スペア L-ES3G-24-48-IPS=

Q. ES2 および ES3 バージョン向けのソフトウェアはどこでダウンロードできますか。

ソフトウェアはシスコ Web サイトの ISR 2900/3900 のセクションからダウンロードできます。 注意:EtherSwitch の旧バージョンとは異なり、スイッチ ポータルからはダウンロードできません。ソフトウェアは Cisco 2911、2921、2951、3924、3945 ルータと同じ CCO ランディング ページにあります。

Q. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールとホスティングしているルータのブート シーケンスは、どのようにコントロールしますか。

A. モジュールのデフォルト動作では、自動的にルータと共に起動するようになっています。boot manual グローバル コンフィギュレーション コマンドを使い、モジュールをルータと別に起動することができます。この方法で、ルータとサービス モジュールを個別にブートまたはリロードすることができます。

Q. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールは Cisco EnergyWise に対応していますか。

A. はい、すべての Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールがこのテクノロジーに対応しています。

Q. Cisco EnergyWise にはどんな利点がありますか。

A. Cisco EnergyWise は企業インフラストラクチャ全体の電力消費量を削減する画期的なアーキテクチャです。企業は、ネットワーク インフラストラクチャとネットワーク接続デバイスの電力消費量を測定し、特定のポリシーに従って管理できるようになります。消費電力が削減されることによって、コストの節約が可能になります。電源を必要とするすべてのデバイスが影響を受ける可能性があります。

Cisco EnergyWise はきわめてインテリジェントなネットワークベースのアプローチにより、ネットワーク デバイスとエンドポイント間の電力消費量を測定および制御するメッセージを送信します。ネットワークを利用することによって、Cisco EnergyWise で管理可能なネットワーク上のデバイスを検出し、それらの電力消費量を監視し、ビジネス ルールに従って消費電力を削減する処理を実施します。つまり、ネットワークがあらゆるデバイスの電力消費の情報を収集、管理、および削減する電源コントロール プレーンのプラットフォームとしての機能を担います。この結果、全社での電力供給が最適化され、電力コストを削減することができます。

Cisco EnergyWise についての情報は、Cisco Catalyst 3560-E(ES3)Web ページ http://www.cisco.com/jp/go/energywise/ を参照してください。

Q. どの Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールが PoE を提供していますか。

A. 表 7 に、PoE に対応しているサービス モジュールを示します。

表 7 PoE に対応しているサービス モジュール

モデル ファスト イーサネット ポート ギガビット イーサネット ポート SFP レイヤ 2 レイヤ 2/レイヤ 3 PoE
SM-ES2-16-P 15 1 X シングル
SM-ES2-24 23 1 X シングル
SM-ES2-24-P 23 1 X シングル
SM-D-ES2-48 48 2 X ダブル
SM-ES3-16-P 15 1 X シングル
SM-ES3-16G-P 16 X シングル
SM-ES3-24-P 23 1 X シングル
SM-ES3G-24-P 24 X シングル
SM-D-ES3-48-P 48 2 X ダブル
SM-D-ES3G-48-P 48 2 X ダブル

Q. Cisco Enhanced PoE(ePoE)とは何ですか。

A. Cisco ePoE は 1 ポートあたり最大 20 W をサポートします。

Q. Cisco ePoE は 802.3at に準拠していますか。

A. いいえ、ePoE はまだ規格の一部になっていません。

Q. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールはハイパワー IEEE 802.3af 準拠の電力を全ポートに提供できますか。

A. IEEE 802.3af PoE は 1 ポートあたり最大 15.4 W、Cisco ePoE は 1 ポートあたり最大 20 W をサポートします。強化型イーサネット ポートで利用可能な電力量は、ホスティングしているプラットフォームの電源機能により制限されます。表 8 に、PoE アプリケーション用に利用可能な 1 プラットフォームあたりの最大電力を示します。

表 8 PoE アプリケーション用 1 プラットフォームあたりの電力

サービス統合型ルータ プラットフォーム PoE(ワット) 冗長電源(RPS)からの PoE ブースト(ワット) デュアル AC-IP PSU(ワット)
Cisco 2911 200W 750
Cisco 2921 280W 750
Cisco 2951 370W 750
Cisco 3925 520 1040
Cisco 3945 520 1040

Q. POE 対応と POE 非対応の Cisco Enhanced EtherSwitch モジュールを同一のシャーシ内に導入することができますか。

A. はい、任意のスロットに導入することができます。

Q. PoE 非対応のモデルを PoE 対応にアップグレードできますか。

A. いいえ、Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールは PoE を追加するフィールド アップグレードをサポートしていません。正しい構成でモジュールをご注文いただく必要があります。

Q. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールにはどのような機能がありますか。

A. Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールは、Cisco Catalyst 3560-E(ES3)および Catalyst 2960(ES2)デスクトップ スイッチと共通のソフトウェアおよび機能を共有します。

Q. Cisco SDM を使って Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールを管理することはできますか。

A. Cisco SDM バージョン 2.2 は、Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールがインストールされたルータに対応しています。

Q. Cisco Network Assistant で Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールを管理することができますか。

A. はい、Cisco Network Assistant は Cisco EtherSwitch サービス モジュールに対応しています。

Q. Cisco Configuration Engine を使ってルータと Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールを展開できますか。

A. はい、Cisco IE 2100 シリーズ エージェントが Cisco IOS ソフトウェアに組み込まれており、シスコのサービス統合型ルータと Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールの両方で実行できます。

Q. Secure Shell(SSH)プロトコルを使って Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールにアクセスできますか。

A. ホスティングしているモジュールに暗号化イメージがインストールされている場合は可能です。つまり、イメージ名に K9 のついたイメージがある場合、SSH を使って Cisco Enhanced EtherSwitch サービス モジュールにアクセスし、構成することができます。