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ルータ

Cisco 2600 および 3600 V.90 モデム内蔵 WAN インターフェイス カード

注意: 本製品は既に生産⁄販売を終了しております。



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Cisco 2600および3600V.90モデム内蔵 WANインターフェイス カード



[目次]
[主な特長]
[主な機能]
[アプリケーション]
[リモートルータ管理]
[ダイヤル バックアップと非同期 DDR]
[ダイヤル発信と FAX 発信によるモデムアクセス]
[低密度アナログRASアクセス]
[機能のまとめ]
[ネットワーク管理のサポート]
[必要なメモリとソフトウェア]
[シャーシあたりのモデム WAN インターフェイスカード数]
[モデムの仕様]
[キャリアプロトコル]
[エラー修正リンクアクセス プロトコル]
[圧縮プロトコル]
[FAX プロトコル]
[ハードウェア仕様]
[国ごとの許認可情報]
[発注情報]
[動作環境]
[Cisco 2600 および 3600 の電源]

 Cisco 2600 および 3600 シリーズ モジュラー ルータ プラットフォーム用に、1 ポートおよび 2 ポートのアナログモデム WAN インターフェイス カード(製品番号 WIC-1AM および WIC-2AM)が発売されました。これらのカードが製品ファミリに追加されたことにより、ルータに使用できる WAN インターフェイス カードの範囲がさらに広がりました(図 1 参照)。このインターフェイス カードを使用することにより、安価な電話接続経由でルータのリモート管理、非同期DDR(ダイヤル オンデマンド ルーティング)、ダイヤルアップ バックアップ、ダイヤルおよびFAX発信のモデムアクセス、低密度RAS(リモート アクセス サーバ)サービスなどが可能になります。Cisco IOS®ソフトウェアによる差別化されたサービスと組み合わせれば、コスト効率の高いマルチ機能プラットフォームにおいて、クラス最高のスケーラビリティ、柔軟性、および投資に対する保護が実現されます。

図 1:Cisco 2600および3600シリーズ プラットフォーム用 1 ポートおよび 2 ポート アナログモデム WAN インターフェイス カード
図 1:Cisco 2600および3600シリーズ プラットフォーム用 1 ポートおよび 2 ポート アナログモデム WAN インターフェイス カード

 どちらのカードも、電話機に使用される RJ-11 ポートが 2 ポートあります。WIC-1AMでは、片方のポートを通常の電話回線への接続に使用し、もう片方のポートはモデムを使用していないときにはアナログ電話機に接続できます。
主な特長
 Cisco 2600 および 3600 に WIC-1AM と WIC-2AM カードを装着することで、次のような利点があります。
  • 展開と管理を行いやすい統合されたソリューション
  • 強化されたリモート管理機能
  • 専用回線やISDNに代わる安価な接続
  • 重要なWANリンクのためのオンデマンド ダイヤル バックアップ

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主な機能
 Cisco 2600と3600に新しいアナログモデムWANインターフェイスカードが組み込まれることで、現在の市場にある最も柔軟、スケーラブル、かつ管理しやすいPOTS(アナログ電話回線)ダイヤル アクセス ソリューションが実現されます。
  • 内蔵アナログモデムによるダイヤルアップ機能 --- 内蔵モデム経由でリモート ルータを簡単にセットアップできます。外部電源、配線の必要なケーブルなどはなく、すべてのものが 1 つのシャーシに納まっています。
  • 最大56K(V.90規格)の速度をサポート --- デジタル端末にダイヤル発信する場合には最大限のデータ転送速度を実現し、高速なファイル転送、よりスピーディな Web アクセス、より短時間のEメール ダウンロードなどが可能になります。
  • Cisco IOS アクセス ソフトウェア --- Cisco IOSソフトウェアには、リモートルータ管理とダイヤルバックアップのための次のような機能があります。
    • LANベースのダイヤル発信と FAX 発信のためのリバース Telnet のサポート
    • PPP(Point-to-Point Protocol)、MLPPP(Multilink PPP)、およびSLIP(Serial Line Internet Protocol)
    • TACACS+、Radius、およびPPPパスワードによるセキュリティ
    • IPX(Internetwork Packet Exchange)、TCP/IP(Transmission Control Protocol/IP)、ARA(AppleTalk Remote Access)、およびATCP(AppleTalk Control Protocol)の自動検出

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アプリケーション

リモートルータ管理 図 2:リモートルータ管理
図 2:リモートルータ管理

 WIC-1AM および WIC-2AM カードは、ダイヤルアップ アクセスによるルータのリモート構成と管理に最適です(図 2 参照)。このモデム WAN インターフェイス カードは、モデムをルータの AUX ポートに接続した場合と同様に機能し、内部デバイスからアウトオブバンド管理を行うことができます。どちらの WAN インターフェイス カードも、回線の状態に応じて最大33.6Kまでの速度でコールを受信できます。
ダイヤル バックアップと非同期 DDR 図 3:ダイヤル バックアップと非同期 DDR
図 3:ダイヤル バックアップと非同期 DDR

 ブランチオフィスから本社やインターネットに接続するとき、常時 WAN アクセスが必要になることがあります。プライマリWANリンクについては、DSL、フレームリレー、ISDN、専用回線などから選ぶことができますが、これとは別のデータ経路が必要となることもあります。WIC-1AM および WIC-2AM カードを Cisco 2600 および 3600 に組み込むことにより、プライマリ WAN リンクが使用できなくなった場合にはダイヤルアップによる自動バックアップ接続が行われます。またこれらのモデム WAN インターフェイス カードは、プライマリ WAN リンクが過負荷となったときに追加の帯域幅としても機能します。56K接続では足りなければ、MLPPP を使用することにより複数のモデム接続を集約することもできます。

 インターネットや企業のホームオフィスへの WAN アクセスの手段として、電話によるダイヤルアップ接続しかできないという場合もあります。このような状況や、ダイヤルアップ接続しか必要ない状況では、Cisco 2600 および 3600 にモデム WAN インターフェイス カードを組み合わせることにより、非同期 DDR による WAN 接続を行えます。ダイヤル バックアップの場合と同様、MLPPP を使用して複数のダイヤルアップを 1 つのデータストリームに集約し、より大きなスループットを得ることができます。
ダイヤル発信と FAX 発信によるモデムアクセス 図 4:ダイヤルおよび FAX 発信によるモデムアクセス
図 4:ダイヤルおよび FAX 発信によるモデムアクセス

 WIC-1AM および WIC-2AM カードは、RFC-2217規格に準拠し、LANに接続された機器へのダイヤル発信および FAX 発信接続を行うためのモデムとして機能します(図 4 参照)。推奨されている Advanced COM Port Redirection ソフトウェア(http://www.tacticalsoftware.com からダウンロード可能)を使用すれば、これらのモデム WAN インターフェイス カードは PC の COM ポートに直接接続されているかのように動作します。これにより、専用の電話回線や PC ごとにモデムを取り付けなくても、America Online、CompuServe、リモート FAX などに接続できます。Advanced COM Port Redirection ソフトウェアについて詳しくは、下記の URL を参照してください。

http://www.cisco.com/warp/public/cc/pd/iosw/ioft/dlout/

注意:WIC-1AM および WIC-2AM カードには FAX 受信機能はありません。FAX 発信のみがサポートされています。

低密度アナログRASアクセス 図5:低密度アナログRASアクセス
図5:低密度アナログRASアクセス

 ルータは小さなリモート アクセス サーバ(RS)として機能するため、ダイヤルアップによる LAN アクセスが可能になります(図5参照)。通常はポート密度を最大化するために 2 ポートのモデム WAN インターフェイスカードが使用されますが、WIC-1AM も使用することができます。シャーシに複数のモデム WAN インターフェイス カードを取り付けることもできます(Cisco 3660マルチサービス プラットフォームでは12枚まで)。ダイヤルイン速度は最大33.6K(V.34bis)です。MLPPP を使って複数の通話をまとめ、より高速なRASをサポートすることもできます。
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機能のまとめ
 統合モデム WAN インターフェイス カードの機能と特長を表 1 にまとめます。

表 1:統合V.90モデムWANインターフェイス カードの機能と特長
機能 特長
AUX ポートの互換性
  • 統合ソリューションにより展開を容易にすると同時にスペースを節約
  • AUX ポートに接続された外部モデムの機能を再現することで利便性を供給
デジタル端末へのダイヤル発信ではV.90(最大56K)モデム規格をサポート
  • 最大限のデータ転送レートを実現し、より高速なファイル転送、Web アクセス、およびEメールのダウンロードを達成
最大14.4Kまでの速度による FAX 発信機能
  • LANに接続されたPCから FAX やサーバへのアクセスが可能
マルチリンクPPP
  • 同じ WAN インターフェイス カード内のモデムや同じシャーシ内の他のモデムWANインターフェイス カードの接続速度を向上
フルプラットフォームのサポート
  • すべて のCisco 2600 および 3600 ルータでモデム WAN インターフェイス カードをサポート
既存のシャーシに追加することも可能
  • Cisco 2600 シャーシの WAN インタフェース カード スロットや、Cisco 2600 および 3600 ルータ上の互換性のあるネットワークモジュールに適合(詳細については表 3 参照)。
Cisco IOSソフトウェアのサポート
  • モデム WAN インターフェイス カードのサポートには追加メモリは不要
シャーシあたり24までのモデム
  • スロット数には制限があるが、使用可能なモデム数に制限なし(詳細については表 2 参照)
主要モデムベンダとの互換性
  • AT&T、Hayes、Motorola、Microcom、Multitech、およびUSRモデムに対応(他のモデムベンダとの互換性も予想されるが未確認)
FAX ベンダとの互換性
  • Panasonic製 FAX に対応(他の FAX ベンダとの互換性も予想されるが未確認)
現行のアナログおよびデジタル モデム ネットワーク モジュールとの互換性
  • 現行の NM-8AM および NM-16AM アナログ、および NM-xDM デジタルモデムとシームレスに統合
世界の国ごとの規格をサポート
  • さまざまな規制をサポート。WIC-1AMとWIC-2AMに関する最新の許認可情報については、シスコの担当者までお問い合わせください。
専用回線モード
  • 専用回線モードには非対応
モデムファームウェアのアップグレード
  • モデムファームウェアのアップグレードには非対応

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ネットワーク管理のサポート
 1 ポートおよび 2 ポート アナログモデム WAN インターフェイスカードは、次の設定およびネットワーク管理の手法に対応しています。
  • CiscoWorks
  • TelnetおよびコンソールポートからのCLI(コマンド行インターフェイス)による設定

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必要なメモリとソフトウェア
  • Cisco 2600 および 3600 で稼働する Cisco IOS ソフトウェア リリース12.2(2)XB 以降でサポート
  • モデム WAN インターフェイスカードのサポートにはメモリ追加は不要(フィーチャセットごとにプラットフォームが必要とするメモリについては、12.2(2)XBのリリースノートを参照してください。)

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シャーシあたりのモデム WAN インターフェイスカード数
表 2:モデム WAN インターフェイスカードのシャーシあたり最大数
プラットフォーム モデムWANインターフェイスカードのシャーシあたり最大数
Cisco 2600 4
Cisco 3620 4
Cisco 3640 8
Cisco 3660 12

注意:ハードウェアに関するその他の制限については、プラットフォームのマニュアルを参照してください。Cisco 2600 と 3600 は、サイズはネットワークモジュールと同じでありながら、さらに高密度のモデムソリューションサポートしています。NM-8AM-J、NM-16AM-J、およびNM-xDMの詳細については下記のURLを参照してください。

NM-8AM-J および NM-16AM-J(Cisco 2600および3600アナログ モデム ネットワーク モジュール)(英語)
http://www.cisco.com/warp/public/cc/pd/rt/3600/prodlit/2636_ds.htm

NM-xDM(Cisco 3600シリーズ デジタル モデム ネットワーク モジュール)
http://www.cisco.com/jp/product/product/access/c3600/prodlit/d3600_ds.html


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モデムの仕様

キャリアプロトコル
  • ITU(International Telecommunications Union)V.90
  • K56Flex
  • ITU V.23
  • Bell 103
  • ITU V.21
  • ITU V.22
  • Bell 212A
  • ITU V.22bis
  • ITU V.32
  • ITU V.32bis
  • V.32 turbo
  • V.34
  • V.34 bis
エラー修正リンクアクセス プロトコル
  • V.42 LAPM(Link Access Procedure for Modems)、MNP 2-4
圧縮プロトコル
  • V.42bis(MNP-5を含む)
FAX プロトコル
  • ITU-T V.27ter
  • ITU-T V.29
  • ITU-T V.17
  • PoS(Point of Sale)コンフィギュレーションのサポート
  • FAX Class 2
  • TIA/EIA-592 Class 2.0およびTIA/EIA-592ドラフトSP- 2388 Class 2 Group IIIFAX伝送、ITU-T V.33、V.17、V.29、V.27ter、およびV.21変調

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ハードウェア仕様
統合モデムWANインターフェイス カードのハードウェア仕様は表3を参照してください。

表 3:WIC-1AMおよびWIC-2AMの仕様
項目 データ
ハードウェア⁄プラットフォームとの互換性 Cisco 2600および3600の全モデル
寸法 幅 6.93cm(3.08インチ)
高さ 1.90cm(0.75インチ)
奥行き 9.86cm(4.38インチ)
重量 68g(2.4オンス)
ネットワークモジュール Cisco 2600‐ビルトインWANインターフェイスカード スロットおよびNM-2W
Cisco 3600‐コンボモジュールによる(NM-2W、NM-1E2W、NM-2E2W、およびNM-1E1R2W、NM-1FE2W、NM-2FE2W、NM-1FE1R2W)
スループット ダウンストリーム最大56K、アップストリーム最大33.6K、回線の状態による
ポート 2つのRJ-11ポート(WIC-1AMの2番目のポートはモデムを使用しないときのためアナログ電話機に接続可能)
配線 1つまたは2つのRJ-11コネクタ
LED(モデムごと) SP(V.90またはK56flexの高速接続)、CN(搬送波検出)、およびOH(オフフック)ステータスインジケータ
NEBSへの準拠 Level 3、Types IIおよびIV

 機械、環境、および許認可に関する情報は、下記URLにある Cisco 2600 および 3600 のデータシートを参照してください。
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国ごとの許認可情報
WIC-1AMとWIC-2AMに関する最新の許認可情報については、シスコの担当者までお問い合わせください。
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発注情報
表 4:製品番号
製品番号 説明
WIC-1AM 1ポート アナログ モデムWANインターフェイス カード
WIC-1AM= 1ポート アナログ モデムWANインターフェイス カード
WIC-2AM 2ポート アナログ モデムWANインターフェイス カード
WIC-2AM= 2ポート アナログ モデムWANインターフェイス カード

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動作環境
  • 動作温度:0~40℃(32~104°F)
  • 保管時温度:-20~65℃(-4~149°)
  • 相対湿度
    • 動作時:10~85%(結露しないこと)
    • 保管時:5~95%(結露しないこと)

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Cisco 2600 および 3600 の電源
  • AC入力電圧:100~240 VAC
  • DC電圧
  • 周波数:47~64Hz
return to top 更新日:2001年11月30日