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データシート
Cisco 1700 シリーズ モジュラ ルータ用
Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WAN
インターフェイス カード
Cisco 1700 シリーズ モジュラ アクセス ルータ用 Cisco 4 ポート 10/100BASE-T ファースト イーサネット スイッチ WAN インターフェイス カード(WIC-4ESW)は、大企業の小規模拠点および小規模企業における LAN のスイッチングとルーティングを 1 つのプラットフォームに統合可能な、すぐれた管理スイッチです。この WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)に備わっている VLAN サポート、スパニングツリー プロトコル、トラフィック優先順位付けなどの拡張機能を利用すると、さまざまなネットワーク構成を柔軟に展開できます。
図 1

VLAN をサポートする Cisco 4 ポート
10/100BASE-T イーサネット スイッチ WIC
概要
Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC(図 1)は、ネットワークの拡大に対応できるようにファースト イーサネット ポートを 4 ポート追加して、Cisco 1700 シリーズ モジュラ アクセス ルータの機能を拡張します。この 4 ポート 10/100BASE-T スイッチ WIC をルータの WIC スロットまたは WIC/VIC スロットに取り付けると、PC、プリンタ、サーバ ファーム、ワイヤレス アクセス ポイント、その他の LAN デバイスなどを接続する LAN サービスの提供が可能になります。Cisco 1700 シリーズ ルータのオンボード 10/100BASE-T ファースト イーサネット ポートを外部の メディアコンバータまたはDSL モデムに接続して、高速ブロードバンド サービスを提供することもできます。
管理ファースト イーサネット スイッチの機能
Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC は、半二重/全二重、
10/100BASE-T、クロスなどの複数の自動認識機能を備えたイーサネット スイッチです。この機能により、初期設定の手順が簡略化され、ネットワーク アーキテクチャの変更にも柔軟に対応できます。
管理スイッチでもある Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC には、ルータやセキュリティ アプライアンス上で利用可能な一般的な統合スイッチ ソリューションよりも、多くの機能と利点があります。802.1Q VLAN、802.1p トラフィック優先順位付け、802.1D スパニングツリー プロトコルなどの IEEE 標準機能のサポートにより、この WIC は Cisco 1700 シリーズ モジュラ アクセス ルータの強力なコンポーネントとなっています。
802.1Q VLAN テクノロジーを利用すると、別個の物理 LAN に接続されているホスト、サーバ、プリンタなどのデバイスを、1 つの LAN であるかのように論理的にグループ化することができます。これにより、管理しやすくなるだけでなく、最適化されたネットワーク ソリューションを柔軟に展開できます。
Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC では IEEE 802.1p がサポートされており、ネットワーク上のトラフィックに対する優先順位の設定が可能になっています。これにより、音声およびビデオの対話型トラフィックなどの、時間の影響を受けやすいデータが格納されているパケットを最も優先させることができます。電子メールや FTP などのデータには、低い優先度が設定されます。この機能を使用すると、帯域幅の利用が最適化され、基幹アプリケーションを高い信頼性で実行できます。
802.1D スパニングツリー プロトコルは、ネットワーク内の他の部分へのパスを 1 つに限定し、必要になるまで冗長パスを遮断して、スイッチ型ネットワークのループを防止します。これは、ネットワークの信頼性およびアベイラビリティを維持する場合に不可欠です。
柔軟性の高いアプリケーション
Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC を Cisco IOS® ソフトウェアの機能と組み合せると、Cisco 1700 シリーズ モジュラ アクセス ルータの柔軟性が向上し、Demilitarized Zone(DMZ; 非武装地帯)の作成など、さまざまなネットワーク アプリケーションの展開が可能になります。DMZ を利用すると、Cisco IOS Firewall を使って企業のプライベート LAN のセキュリティを確保しながら、Web サーバや FTP サーバなどの公開サーバへの外部インターネット アクセスを許可することができます。
たとえば、802.11b WLAN および社員向けの社内サイト用 Web サーバを含むイントラネットの実装を計画している中小規模の企業があるとします。顧客が製品情報を入手し、サンプル ファイルをダウンロードできるように、外部用 Web サイトと FTP サーバも設置します。この場合、Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC が取り付けられた 1 台の Cisco 1700 シリーズ モジュラ アクセス ルータを展開するだけで、これらの要件が満たされます。
Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC 上の 10/100BASE-T ポートの 2 ポートに、それぞれ外部用 Web サーバと FTP サーバを接続します。残り 2 つの 10/100BASE-T ポートには、Cisco Aironet® 無線アクセス ポイントと社内用 Web サーバを接続して、社内 LAN サービス、イントラネット、およびインターネット アクセスを社員に提供します(図 2)。
802.1Q VLAN テクノロジーと Cisco IOS Firewall を使って、外部用 Web サーバおよび FTP サーバに使用する DMZ を作成し、社内ネットワークをインターネットから分離し、保護することができます。同時に、802.1p トラフィック優先順位付けにより、ミッションクリティカル アプリケーションへのタイムリーなアクセスが保証されます。これらの機能により、Cisco 1700 シリーズ モジュラ アクセス ルータが大幅に拡張されるため、1 台のネットワーク デバイスを使用するだけで、顧客および社員に提供するサービスの付加価値を高めることができます。
図 2
VLAN と Cisco IOS Firewall を使った DMZ の作成

Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC を Cisco 1700 シリーズ ルータに追加することにより、既存の機器に対する投資を保護しながら、統合ネットワーク ソリューション上に新しいブロードバンド サービスや LAN サービスを実装する、強力なソリューションが実現されます。Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC の拡張機能を使うと、さまざまなネットワーク構成を柔軟に展開できます。小規模企業および小規模拠点では、LAN のスイッチングとルーティングを 1 つのプラットフォームに統合できます。表 1 に Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC の機能と利点を示します。
表 1 機能と利点
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製品仕様
表 2 製品仕様
サービスおよびサポート
Cisco 4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC のテクニカル サポート サービスは、Cisco SMARTnet® および Cisco SMARTnet Onsite サービス プログラムを通じて利用できます。Cisco SMARTnet サポートを利用すれば、お客様の運用スタッフがオンラインまたは電話を通じて膨大な専門知識にアクセスできるので、運用スタッフのリソースが強化されます。また、必要なときにシステム ソフトウェアを更新したり、複数のハードウェア事前交換オプションをご利用いただくことができます。Cisco SMARTnet Onsite では、Cisco SMARTnet の全サービスのほかにフィールド エンジニアの派遣サービスを追加することで、ハードウェア事前交換サービスを補完しています。このサポートは、スタッフが不足している拠点や部品交換作業を実施できない拠点にとって非常に重要です。表 3 に、Cisco SMARTnet の機能と利点を示します。
注記
4 ポート ファースト イーサネット スイッチ WIC と ルータ本体の10/100Base-T インターフェイス間の最大スループット値は、内部アーキテクチャにより片方向 10 Mbps 未満となっております(Cisco1712 の場合と同程度)。
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