データ シートV.90 モデム WAN インターフェイス カード(Cisco 1700 シリーズ ルータ上で使用)受賞製品の Cisco 1700 シリーズ モジュラ ルータ プラットフォームで、1 ポートおよび 2 ポート アナログ モデム WAN インターフェイス カード(部品番号 WIC-1AM および WIC-2AM)が利用できます。この追加により、これらのルータに使用できる WAN Interface Card(WIC; WAN インターフェイス カード)の範囲がさらに広がりました(図 1 参照)。このカードにより、ルータのリモート管理、ダイヤル バックアップ付き非同期 Dial-on-Demand Routing(DDR; ダイヤル オンデマンド ルーティング)、ダイヤルおよび FAX 発信のモデム アクセス、低密度 Remote Access Server(RAS; リモート アクセス サーバ)サービスなどが、費用効果の高い基本電話サービス接続で可能となります。Cisco 1700 サービス ルータと V.90 モデム WIC を Cisco IOS® ソフトウェアによる差別化されたサービスと組み合わせると、スケーラビリティ、柔軟性、および投資に対する保護が、すべて単一のプラットフォーム上で実現されます。
図 1 Cisco 1700 シリーズ プラットフォーム用 1 ポート および 2 ポート アナログ モデム WAN インターフェイス カード どちらのカードにも、基本電話サービス接続に使用される RJ-11 コネクタが 2 つあります。WIC-1AM では、モデムにダイヤル トーンを供給するため、片方の RJ-11 コネクタを通常の電話回線への接続に使用します。もう 1 方のコネクタは、通常のアナログ電話機に接続します。WIC-2AM はより高密度なサービスを提供し、複数のモデムにダイヤル トーンを供給するのに両方のコネクタを使います。 重要な利点Cisco 1700 シリーズ ルータに WIC-1AM カードと WIC-2AM カードを装着することで、次の利点があります。
主要機能Cisco 1700 シリーズ ルータに新しい統合アナログ モデム WIC が組み込まれたことで、柔軟性が高く、スケーラブルで、管理しやすい電話ダイヤル アクセス ソリューションが実現され、次の機能が提供されます。
アプリケーションリモート ルータ管理WIC-1AM カードと WIC-2AM カードは、リモートでのルータの構成と管理のためのダイヤルアップ アクセスに最適です(図 2 参照)。 このモデム WIC は、モデムをルータの補助ポートに接続した場合と同様に機能し、内部デバイスからアウトオブバンド管理を行うことができます。どちらの WIC も、回線の状態に応じて最高 33.6 K までの速度でコールを受信できます。 ダイヤル バックアップと非同期 DDRブランチオフィスから企業のサイトやインターネットに接続するとき、常時 WAN アクセスが必要になることがしばしばあります。プライマリ WAN リンクについては、Digital Subscriber Line(DSL; デジタル加入者回線)、フレームリレー、ISDN、専用回線などが一般的な選択肢ですが、ビジネスではこれとは別のデータ経路が必要となることもあります。WIC-1AM および WIC-2AM カードを Cisco 1700 シリーズ ルータに組み込むことにより、プライマリ WAN リンクが使用できなくなった場合にはダイヤルアップによる自動バックアップ接続機能が実現されます。またこれらのモデム WIC を使って、プライマリ WAN リンクが過負荷となったときに追加の帯域幅を提供することもできます。56 K の単一接続では不十分な場合には、MLP を使って複数のモデム コールを集約することが可能です。 インターネットや企業のホーム オフィスへの WAN アクセスの手段として、電話によるダイヤルアップ接続しかできないという場合もあります。このような状況や、ダイヤルアップ接続しか必要のない構成では、Cisco 1700 シリーズ ルータに内蔵モデム WIC を組み合わせることにより、非同期 DDR による WAN 接続が提供されます。ダイヤル バックアップの場合と同様、MLP を使用して複数のダイヤルアップ接続を 1 つのデータ ストリームに集約し、より大きなスループットを得ることができます(図 3 参照)。 ダイヤル発信と FAX 発信によるモデム アクセスWIC-1AM および WIC-2AM カードは、RFC-2217 規格に準拠し、LAN に接続された機器へのダイヤル発信および FAX 発信接続を行うためのモデムとして機能します(図 4 参照)。モデム WIC は、あたかも PC の通信ポートに直接接続されているかのように利用できます。これにより、専用の電話回線や PC ごとのモデムがなくても、America Online、CompuServe、リモート FAX 機器などのサービスに簡単にアクセスできます(図 4 参照)。Advanced COM Port Redirection ソフトウェアの使用についての詳細は、次の URL にアクセスしてください。 注意 WIC-1AM および WIC-2AM カードには、FAX の受信機能はありません。FAX 発信機能のみがサポートされています。 低密度アナログ RAS アクセスダイヤルイン ユーザは、Cisco 1700 シリーズ ルータを小さな RAS としての機能で利用することができるため、ダイヤルアップによる LAN アクセスが可能になります(図 5 参照)。通常はポート密度を最大化するためには、2 ポートのモデム WIC が使用されますが、WIC-1AM を使用することもできます。1 シャーシに複数のモデム WIC を取り付けることもできます。カードでは、最高 33.6 K(V.34bis)のダイヤルアップ速度をサポートしています。MLP を使って、複数のコールをまとめることにより、より高速な RAS をサポートすることができます。 機能概要統合モデム WIC の機能と利点を表 1 に示します。 表 1 機能と利点
モデム WIC では、専用回線モードとモデム ファームウェアのアップグレード機能はサポートされていないことに注意してください。 ネットワーク管理サポート1 ポートおよび 2 ポート アナログ モデム WIC は、次の設定とネットワーク管理手法に対応しています。
メモリおよびソフトウェア要件
モデムの仕様キャリア プロトコル:
エラー修正 リンク アクセス プロトコル:
圧縮プロトコル:
Fax プロトコル:
ハードウェア仕様統合モデム WIC が必要とするハードウェア仕様を、表 2 に示します。 表 2 WIC-1AM および WIC-2AM の仕様
Cisco 1720、1721、1751、および 1760 に関する機械、環境、および許認可情報については、Cisco.com に掲載されている、該当するプラットフォームのデータ シートを参照してください。 国ごとのアベイラビリティWIC-1AM と WIC-2AM に関する、最新の国ごとの許認可情報については、シスコの担当者または販売代理店までお問い合せください。 発注情報Cisco 1700 シリーズ WIC の部品番号を 表 3 に示します。 表 3 部品番号
動作環境範囲
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