| データシート |
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- [目次]
- ◆[アプリケーション]
- ◆[主な機能と利点]
- ◆[製品仕様]
- ◆[発注情報]
- ◆[サービスとサポート]
サービスプロバイダーは、次世代のアプリケーションやサービスを求める企業や顧客の要求に応えるため、コアやインターネットデータセンター(IDC)、あるいはメトロIP+オプティカルネットワークの拡張に対して投資して、費用を抑えながら収益率や競争力を維持しなければなりません。Cisco 12406は、業界随一のインターネットルーティングプラットフォームであるCisco 12000シリーズの最新モデルです。コンパクトな1/4ラック構成でキャリアクラスの10Gbpsネットワーキング能力を提供します。
インターネットが拡大と成長を続ける中で、サービスプロバイダーは帯域幅の量と質の両方を向上させ、収益率と競争力を維持しなければなりません。Cisco 12000シリーズインターネットルータは、柔軟な構成や優れたモジュラ構造による分散アーキテクチャ、費用の削減、投資の保護を提供します。Cisco 12000シリーズの分散アーキテクチャは、業界最高のスケーラビリティ、パフォーマンス、保証された優先パケット配信、費用削減、最高の投資保護をもたらし、サービスプロバイダーが収益を伸ばすために必要なツールとなります。
Cisco 12406インターネットルータ(図1)は、1/4ラック構成の6スロットシャーシで、スロットあたり10 Gbps(全二重)のスループットを実現しており、スイッチング総容量は120 Gbpsになります。この製品によってサービスプロバイダーは、大量の帯域を提供しながら、設備投資のための費用を抑制することができます。
図1:Cisco 12406インターネットルータ

Cisco 12000シリーズの分散アーキテクチャでは、分散パケット転送とメモリ、クロスバーマトリクススイッチを使って、高品質なサービスと帯域を実現しています。革新的なVOQ(仮想出力キュー)技術によって、スイッチファブリックにヘッドオブライン(HOL)ブロッキングが発生しないだけでなく、拡張クロックスケジューラによって、すべてのラインカードがファブリックに対して均等にアクセスできるようになります。また、ハイパフォーマンスなASIC(Appilation-specific Integarated Circuit)を活用することで、リアルタイムトラフィックのレイテンシを最小に抑えたラインレート転送が実現されます。同時に、マルチキャストトラフィックの複製をスイッチファブリックがハードウェアで実行するため、高レベルのパフォーマンスが実現されます。WRED(Weighted Random Early Detection)やMDRR(Modified Deficit Round Robin)などの高度なQoS(Quality of Service)機能がパケットの優先処理を保証し、顧客のSLA(Service Level Agreement)を維持します。
Cisco 12406インターネットルータにはCisco IOS®ソフトウェアが搭載されており、多様なサービス展開を実現します。Cisco IOSソフトウェアは今日のネットワークだけでなく、将来の次世代サービスに必要な豊富な機能を備えています。Cisco IOSソフトウェアは、世界中のネットワークでの実績を持ち、ネットワークエンジニアへの認知度も高く、IP+オプティカルネットワークの実現に欠かせない構成要素となっています。
Cisco 12406は、サービスをスピードアップしながら費用削減と投資の保護を実現するのに必要な帯域とサービスを提供することにより、サービスプロバイダーの収益性を高めます。
| アプリケーション |
- 既存のネットワークに10 Gbpsのスケーラビリティとサービスを拡張
- 現在から10 Gbpsのシステムを展開することで、将来の拡張を保護
- スペースと能力の経済的なバランスを実現
- IPバックボーンの容量と接続性を強化
- コロケーション環境のピアリング
- アクセス帯域の集約
- 顧客のアクセスアプリケーションの集約
- サーバやスイッチ、コンテンツアプライアンスとの通信によるコンテンツ関連トラフィックを集約する、「カスタマケージ」内のサーバ集約ルーティング

容量を上回る要求が存在するメトロネットワーク(図3参照)では、サービス帯域への障壁が存在します。Cisco 12406は、1ポートOC-192c/STM-64c POSラインカードなどのインタフェースを使ってバックボーン容量を追加し、ギガビットイーサネット技術によりPOP内の接続性を提供するだけでなく、チャネライズドインタフェースを通じてアクセス帯域を集約し、業界をリードするCiscoのRPR(Resilient Packet Ring)技術であるDPT(Dynamic Packet Transport)によってネットワークの煩雑さを解消します。
図3:メトロネットワークのアプリケーション

Cisco 12406は、高いパフォーマンスと保証された優先パケット配信を提供するため、VoIP(Voice over IP)やビデオオンデマンド(VoD)といったリアルタイムのサービスにも利用できます。サービスプロバイダーが顧客にリアルタイムのサービスを提供することを支援するだけでなく、Cisco MPLS(Multiprotocol Label Switching)機能によって、トラフィック制御やVPN(仮想プライベートネットワーク)、および接続サービスなどのマルチサービスネットワーキングを提供します。
Cisco 12406は、このような高帯域のプレミアサービスアプリケーションを提供し、プロバイダーが運用費用を節約できるような形状と電力消費設定となっています。さらに、その他にもサービス時のトランスペアレントなコンポーネント着脱機能や、Cisco 12000シリーズラインカードとの今後の互換性の保証など、費用節減と投資保護のための機能を備えています。さらに、Cisco 12000 Managerを含む完全なOSS(Operational Support System)ソリューションにより、Cisco 12000シリーズのカスタマは総所有コスト(TCO)を節減し、利益性を高めることができます。
| 主な機能と利点 |
- 優れたモジュラ型分散アーキテクチャにより、高性能かつ保証された優先パケット配信を実現 --- Cisco 12000シリーズは、高帯域とハイパフォーマンス、パケットシーケンスの整合性を常時必要とするリアルタイムサービスやミッションクリティカルなアプリケーションの増加に対応します。複数のラインカードによって重要な要素を分散できるため、ハイパフォーマンスを保証し、単一の障害要因をなくします。メモリレス型のクロスバースイッチングマトリクスに基づく分散型パケット転送、およびパケットバッファを備えた個々のラインカード転送エンジンにより、モジュールをフル装備した状態でもスロット単位のラインレート性能が確保されます。マルチキャストの複製がファブリック内で実行されるため、優先度に基づく輻輳制御(WRED)や専用の低レイテンシキューイング(MDRR)が、パフォーマンスに影響を与えずにブロードキャストおよびマルチキャストをサポートします。また、ラインカードのCoS(Class of Service)機能によってレイテンシとジッタを最小限に抑える必要のあるサービスが可能になります。Cisco 12406インターネットルータは、ラインレート性能、パケットシーケンスの完全性、およびCoS機能により、量的にも質的にも優れた帯域幅を提供します。
- スケーラブルなプラットフォーム容量 --- Cisco 12406インターネットルータは、フットプリントあたりでは業界最高のネットワーク容量を提供します。全体で120 Gbpsのスイッチング容量(スロットあたり10 Gbps全二重)をサポートしながら、コンパクトな1/4ラックサイズや低消費電力構成を実現しているため、サービスプロバイダーはネットワークのどの部分でも10 Gbpsに拡張することができます。
- ラインカードの柔軟性と投資保護 --- Cisco 12406インターネットルータは、Cisco 12000シリーズによる業界最先端のラインカードポートフォリオをサポートします。これには、1ポート10 Gbps Cisco OC-192c/STM-64cおよび4ポートOC-48c/STM-16c POS(Packet-over-SONET)インタフェースも含まれます。このように、プラットフォーム間に幅広いインタフェースおよびシリーズの相互接続性があるので、Cisco 12406インターネットルータは必要なインタフェース技術を実現すると同時に、カスタマが以前に購入した機器への投資を保護します。
- キャリアクラスの冗長性と規格準拠 --- Cisco 12406インターネットルータのシャーシには、冗長ギガビットルートプロセッサ(GRP)、冗長スイッチファブリックカード(SFC)、冗長クロックスケジューラカード(CSC)、冗長アラームカード、および冗長電源が搭載されています。ネットワークレベルの冗長性は、SONET APS(SONET自動保護スイッチング)およびSDH MSP(SDHマルチサービススイッチングパス)によってサポートされます。Cisco 12406インターネットルータは、キャリアクラスのネットワーク機器に対するNEBS(Network Equipment Building Systems)要件に完全準拠することで、業界標準の安全性規約および標準への準拠を保証しています。このような規格準拠と合わせ、ラインカードのオンラインでのトランスペアレントな着脱機能(OIR)および1つの障害が他に影響を与えないCisco 12000シリーズの分散アーキテクチャによって、ネットワークの可用性が高まり、サービスプロバイダーは顧客に対してSLA(Service Level Agreement)を維持することができます。
- ネットワーク運用費の削減 --- Cisco 12406インターネットルータには、総合ケーブル管理システム、柔軟な電力設定オプション、冗長コンポーネント、前面からの管理操作、およびCisco 12000 Manager(システムリソースを効率的に設定、管理および構成する要素管理システム)といった、運用費を削減するための各種機能が搭載されています。運用費の削減は、収益性の増加につながります。
- 業界標準ソフトウェア --- Cisco IOSソフトウェアは、堅牢かつ普及率の高い製品であり、診断およびIPルーティングプロトコルに関する豊富な機能を提供します。これにより、複雑なルーティングプロトコル環境の構築においてネットワークのエンジニアや設計者を支援します。
| 製品仕様 |
| 製品仕様 | ||
| 互換性 | 現行のCisco 12000シリーズのすべてのラインカードと互換性を保有 | |
| ソフトウェア互換性 | Cisco IOS 12.0(17)S以降 | |
| プロトコル | IPv4、IPv6、MPLS、BGPv4(Border Gateway Protocol version 4)、IS-IS(Intermediate System-to-Intermediate System)、OSPF(Open Shortest Path First)v.2.0、EIGRP(Enhanced Interior Gateway Routing Protocol)、RIP(Routing Information Protocol)v2、IGMP(Internet Group Management Protocol)、PIM DM/SM(Protocol Independent Multicast dense mode/sparse mode) | |
| コンポーネント | 個々のベースシステムには以下が含まれています。
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| カード、ポート、スロット |
インタフェース(カードあたりのポート数) | インタフェース密度(システムあたりのポート総数) |
| ギガビットイーサネットポート×1 | ギガビットイーサネットポート×5 | |
| ギガビットイーサネットポート×3 | ギガビットイーサネットポート×15 | |
| ファーストイーサネットポート×8 | ファーストイーサネットポート×40 | |
| DS3ポート×6 | DS3ポート×30 | |
| DS3ポート×12 | DS3ポート×60 | |
| E3ポート×6 | E3ポート×30 | |
| E3ポート×12 | E3ポート×60 | |
| OC-3c/STM-1 POSポート×4 | OC-3c/STM-1 POSポート×20 | |
| OC-3c/STM-1 ATMポート×4 | OC-3c/STM-1 ATMポート×20 | |
| OC-3c/STM-1 POSポート×8 | OC-3c/STM-1 POSポート×40 | |
| OC-3c/STM-1 POSポート×16 | OC-3c/STM-1 POSポート×80 | |
| Ch OC-3/STM-1(168 DS1/126 E1)POS/SDHポート×2 | Ch OC-3/STM-1(840 DS1/630 E1)POS/SDHポート×10 | |
| Ch T3(168 T1)POSポート×6 | Ch T3(840 T1)POSポート×30 | |
| OC-12c/STM-4 POSポート×1 | OC-12c/STM-4 POSポート×5 | |
| OC-12c/STM-4 POSポート×4 | OC-12c/STM-4 POSポート×20 | |
| OC-12c/STM-4 ATMポート×1 | OC-12c/STM-4 ATMポート×5 | |
| OC-12c/STM-4 ATMポート×4 | OC-12c/STM-4 ATMポート×20 | |
| Ch OC-12/STM-4(4×OC-3/STM-1)POSポート×1 | Ch OC-12/STM-4(20×OC-3/STM-1)POSポート×5 | |
| Ch OC-12c/STM-4(12×DS3)POSポート×1 | Ch OC-12c/STM-4 (60×DS3)POSポート×5 | |
| OC-12c/STM-4 DPTポート×1 | OC-12c/STM-4 DPTリング×5 | |
| OC-48c/STM-16 POSポート×1 | OC-48c/STM-16 POSポート×5 | |
| OC-48c/STM-16 DPTポート×1 | OC-48c/STM-16 DPTポート×41 | |
| OC-48c/STM-16 POSポート×4 | OC-48c/STM-16 POSポート×20 | |
| OC-192c/STM-64c POSポート×1 | OC-192c/STM-64c POSポート×5 | |
| 接続性 | POS、ATM、DPT、ギガビット/ファーストイーサネット、DS3、E3、E1、T1、チャネライズドインタフェース | |
| メモリ | 128 MB GRP(256 MBまでアップグレード可能) | |
| オプション | GRP = ギガビットルートプロセッサ GSR6/120-CSC = クロックスケジューラカード GSR6/120-SFC = スイッチファブリックカード GSR6/120-ALARM = アラームカード GSR6/120-BLOWER = ブロア PWR-GSR6-DC = DC電源 PWR-GSR6-AC = AC電源 GSR6/120 = バックプレーン付きシャーシ |
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| 性能 | 120 Gbpsスイッチング容量(スロットあたり10 Gbps全二重) | |
| 環境条件 | 温度
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| 信頼性と可用性 | システム冗長性
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| ネットワーク管理 |
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| 管理インタフェース | GRPは2つのシリアルポート(コンソールおよびAUX接続)および1つの10/100ポートをサポート | |
| 物理仕様 |
シャーシ高さ
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| 電力 | AC入力電力サブシステムの電源仕様
DC入力電力サブシステムの電源仕様
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| インジケータおよびインタフェース | クロックスケジューラカード、スイッチファブリックカードの「危険(critical)」、「重度(major)」、「軽度(minor)」状態、およびシステムアラームボードの「オン/エラー」状態に対するビジュアルアラーム | |
| 準拠 | 安全性保証
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1 OC-48 DPTインタフェースは2枚のラインカードが1リングの構成に必要になるため、1台のCisco12406には最大4枚のカードを収容し、DPTポート×4あるいはDPTリング×2の構成が可能です。
| 発注情報 |
| 製品 | 製品番号 |
| Cisco 12406シャーシ(AC電源、SFC、ブロア、GRP) | GSR6/120-AC |
| Cisco 12406シャーシ(DC電源、SFC、ブロア、GRP) | GSR6/120-DC |
| サービスとサポート |
シスコのサービス/サポートのプログラムと利点に関する詳しい情報は、
http://www.cisco.com/public/Support_root.shtmlのシスコサイトをご覧ください。
Cisco12000シリーズインターネットルータ、および"New Worldのネットワーキング”に関する情報は、www.cisco.comをご覧になられるか、または、今すぐにでもシスコの販売代理店に連絡をしてください。
| 更新日:2002年4月22日 |