Cisco 10000 シリーズ インターネット ルータ

Cisco 10000 シリーズ 4 ポート チャネライズド T3 ハーフハイト ライン カード


注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。本製品を含むシリーズ全体については Cisco 10000 シリーズ ルータ をご覧ください。

データ シート



Cisco 10000 シリーズ 4 ポート チャネライズド T3 ハーフハイト ライン カード


Cisco 10000 シリーズ 4 ポート チャネライズド T3 ハーフハイト ライン カードは、T1 および T3 アグリゲーション市場において、これまでにないハイ アベイラビリティ、スケーラビリティ、およびパフォーマンスを実現します。このハーフハイト ライン カードは、4 つの T3 物理接続(Cisco 10000 のラインカード スロット単位で 8 つ)をサポートし、各 T3 は、クリアチャネル DS-3、チャネライズド DS-3、DS-1、または NxDS-0 などをすべてサポートできます。


製品概要

ハイ アベイラビリティ、Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)、および Quality of Service(QoS; サービス品質)などのエッジ アグリゲーション サービスに、Cisco 10000 シリーズ 4 ポート ハーフハイト チャネライズド T3 モジュールを組み合わせると、Cisco 10000 ラインカード スロット単位のポート密度の向上、Y 字型ケーブルを使用した 1:1 のラインカード フェールオーバーによる保護、および強化されたビットエラーレートテスト(BERT)機能とループバック テスト機能といった高度なアグリゲーション サービスが幅広く利用できます。

チャネライズド インターフェイスを使用して一対の同軸ケーブル上で T1 回線の多重化が可能であるため、サービス プロバイダーは電源、フロア スペース、ローカル ループ料金、および設備のコストを大幅に削減できます。Cisco 4 ポート ハーフハイト CT3 モジュールは、クリアチャネル T3 トラフィックと、T1 および NxDS-0 の多重化回線を可能にします。

シスコシステムズは、このように機能とパフォーマンスを両立させることによって、Cisco 10000 シリーズ ルータが提供する高度なネットワーク アーキテクチャにアップグレードするための多様なインターフェイスを提供します。サービス プロバイダーのアクセス ポイント(POP)で、4 ポート ハーフハイト CT3 ラインカードを使用すると、ポート密度、パフォーマンス、およびハイ アベイラビリティが要求される回線の迅速かつ効率的な追加が可能になります。

図 1 Cisco 10000 シリーズ 4 ポート ハーフハイト チャネライズド T3 ライン カード

図 1 Cisco 10000 シリーズ 4 ポート ハーフハイト チャネライズド T3 ライン カード


適用ソリューション

Cisco 10000 シリーズ 4 ポート ハーフハイト チャネライズド T3 ライン カードは、次のようなソリューションに適しています。

  • ダイレクト インターネット アクセスやその他の T1 関連サービスを提供するために、複数のカスタマー サイトや拠点からの回線を集約するサービス プロバイダー エッジまたはデータセンター
  • DSL やケーブル ブロードバンド アクセスに代わる高速ワイヤレス データ接続を提供するモバイル ワイヤレス プロバイダーのセルサイト アグリゲーション
  • T1 向け Cisco Broadband Local Integrated Services Solutions(BLISS)- Cisco BLISS フレームワークでは、中小・中堅企業が求める単一接続上でのデータ/音声サービスの統合を実現するための、ネットワーク基盤、呼制御、およびアプリケーション インテリジェンスの利用が可能になります。Cisco BLISS はメトロ イーサネット、DSL、ケーブル、および T1 アクセスをサポートできます。Cisco 10000 シリーズは既に、Cisco BLISS ソリューションの T1 アグリゲーションに対する検証と認定を受けています。そのため、Cisco 10000 シリーズを利用すると、プロバイダーは中小・中堅企業が求めるサービスを提供することができます。

主な機能と利点

4 ポート ハーフハイト CT3 ライン カードを使用すると、ESR 10000 シリーズ ルータに次のような多様な機能を新たに追加できます。

  • 4 ポート ハーフハイト フォームファクタ - このライン カードでは、Cisco 10000 ラインカード スロットごとに 2 ポートが追加されるため、新規ポートをより少ない単位で追加でき、コストの削減と POP スペースの節約が可能になります。
  • 1:1 のラインカード冗長性 - CT3 ラインカードに障害が発生した場合に備えて、Cisco 10000 ラインカード スロットごとにフェールオーバー保護が提供されます。1:1 の冗長構成をサポートするには、2 枚のラインカードと 8 本の BNC Y 字型ケーブルが必要です。一方のラインカードは実行(アクティブ)モジュールで、もう一方のラインカードは保護(スタンバイ)モジュールになります。
  • 強化されたテスト機能 - 次の機能が含まれています。
    • 新しい BERT パターン(3-in-24、1-in-8、および 2-in-8)
    • 最大 12 の同時 T1 BERT をサポート(最初の 2 つの T3 で 最大 6、次の 2 つで最大 6 まで)
    • show BERT コマンドの追加
    • Extended Super Frame(ESF; 拡張スーパ フレーム)および SF モードで、2-in-5 および 3-in-5 インバンド ループバック コマンドの送信をサポート(モジュールはこれらのインバンド コマンドに対応しません)
    • サービス プロバイダーの仕様に合わせたカスタマー接続の設定と運用を可能にする幅広いトラブルシューティング ツール
  • ポート単位で 256 のチャネル - 4 ポート ハーフハイト CT3 モジュールでは、利用可能なポート単位のチャネル数が 6 ポート CT3 の 128 から倍増しています。ポート 0、1、および 2 は 256 チャネルをサポートし、ポート 3 は 255 チャネルをサポートしています。このため、サービス プロバイダーは、既存のネットワークに対する新しい顧客やサービスの追加をこれまで以上に柔軟に実施することができます。最後のポートがサポートしているチャネル数は 255 で、ラインカード全体でサポートされるチャネル数は 1023 であることに注意してください。
  • T1 ステータス LED - T1 レベルのアラーム LED とループバック LED が追加されています。これにより、DS-3 信号に含まれる 28 の T1 のいずれかがアラーム状態になった場合に、ローカル障害表示を迅速に提供できます。

製品仕様

表 1 は、4 ポート ハーフハイト CT3 ラインカードの仕様を示しています。

表 1 製品仕様

製品互換性 Cisco 10000 シリーズ Performance Routing Engine 2(PRE2)(およびそれ以降のエンジン)を搭載した Cisco 10008 8 スロット シャーシに準拠
ソフトウェア互換性 Cisco 10000 でサポートされる Cisco IOS® ソフトウェア リリース 12.2(28)SB 以降の Cisco IOS 12.2 イメージに準拠
カード、ポート、スロット ラインカード単位で 4 ポートを提供。各ラインカードはサブスロット(ハーフハイト)を 1 つ使用。Y 字型ケーブルの冗長機能 ID(上下に隣接するラインカード サブスロットに設置されているラインカードに制限)
接続性 Cisco 10008 シャーシの背面にある BNC コネクタを使用。T3 レベルの物理インターフェイスは ANSI T1.102 および Bellcore TR-TSY-000499 に準拠。75 ohm 同軸ケーブル× 16(BNC)
チャネライズ すべてのポートでフルレート DS-3、チャネライズド DS-3、DS-1、およびフラクショナル DS-1 をサポート。最大 256 の NxDS-0 チャネルを使用可能(ここで、N は 1 ~ 24 で、ポート 3 は 255 チャネルをサポート)(各 DS-3 ごとに 28 の DS-1 ポートの中から割り当て可能)。各ポートでは、256 のシリアル データ チャネルを使用して、次の構成を利用可能
  • DS-3 回線(44.736 Mbps)× 1
  • DS-1 回線× 28
  • NxDS-0 チャネル× 256(255)
  • すべてのチャネルで RFC 1662 に準拠した非同期ビット シリアル PPP(ポイントツーポイント プロトコル)および High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリンク制御)同期
  • ポート内で任意の割合でのチャネル割り当てが可能(ポートのフルレート帯域幅まで)
  • B3ZS(バイポーラ 3 ゼロ置換)回線符号化方式
  • DS-3 パルス マスク(ANSI T1.102-1993)に準拠
ハイ アベイラビリティ サポート内容:
  • Y 字型ケーブルによる冗長化(同一スロットに 2 枚のラインカードが設置されている場合)
  • 活性挿抜(OIR; Online Insertion and Removal)
  • Error Correcting Code(ECC; エラー訂正コード)の提供 - CPU 部 の Synchronous Dynamic RAM(SDRAM)を保護
カプセル化 PPP、フレームリレー、および Cisco HDLC をサポート(PRE で Multilink Point-to-Point Protocol [MLPPP] 機能に準拠)
テストおよびモニタリング機能
  • DS-3 および DS-1 レベルでのローカル、ライン、およびリモート ループバック機能
  • 組み込みループバック コマンドへの対応
  • 送信される信号へのループバック コマンドの挿入
  • 任意の T1 または T3 上での BERT のフル機能
  • 10-2 までのビットエラーレートによりテストパターンを検出
  • リアルタイムの FDL(Facility Data Link)メッセージング用のオンボード プロセッサ、インバンドコード検出、挿入、アラーム統合、および性能監視
  • DS-3 および DS-1 固有の機能を参照
DS-1 固有の機能
  • SF および ESF のサポート
  • ANSI T1.403 FDL のサポート
  • アラーム検出:Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)、Remote Alarm Indication(RAI; リモート アラーム表示)、および Out of Frame(OoF; フレーム同期外れ)
  • パフォーマンス レポート:パス コード違反回数、フレーム損失秒数、回線エラー秒数、サービス低下時間、エラー秒数、バースト エラー秒数、重大エラー秒数、および使用不可秒数を 15 分間隔で 24 時間履歴保存
  • DS-1 単位で選択可能な内部およびループ(ネットワークから復元)クロック
  • 最大 32 ビット長までの設定可能な擬似ランダム BERT パターン(211-1、215-1 0153、220-1、220-1 QRSS、および 223-1 など)
  • 固定 BERT パターン(連続 0、連続 1、alt-0-1、3-in-24、1-in-8、および 2-in-8)
  • ループバック機能:ローカル ループバックおよび回線ループバック。SF インバンド ループバック コードまたは ESF ANSI ループバック コマンドへの対応。SF インバンド ループバック コード、2-in-5 および 3-in-5 の新しい SF/ESR インバンド ループバック コード、ESF ANSI および Bellcore(SmartJack)ループバック コマンドの送信
DS-3 固有の機能
  • チャネライズド DS-3(28 の DS-1 回線を 1 つの DS-3 に多重化)
  • 非チャネライズド DS-3(次の機器に対応したサブレートおよびスクランブリング フォーマットをサポート)
  • Digital Link
  • ADC/Kentrox
  • Larscom
  • Adtran
  • Verilink の Data Service Unit(DSU; データ サービス ユニット)
  • C ビット パリティ および M23 フレーミング
  • B3ZS 回線符号化方式
  • パフォーマンス レポート:回線コード違反回数、P ビット コード違反回数、C ビット コード違反回数、P ビット エラー秒数、P ビット重大エラー秒数、重大エラー フレーム秒数、使用不可秒数、回線エラー秒数、C ビット エラー秒数、および C ビット 重大エラー秒数を、15 分間隔で 24 時間履歴保存
  • アラーム検出:AIS、Loss of Signal(LOS; 信号損失)、Far End Bit Errors(FEBE; 遠端ビット エラー)、RAI、および OOF
  • DS-3 単位で選択可能な内部またはネットワーク クロック
  • 最大 32 ビット長までの設定可能な擬似ランダム BERT パターン(215-1、220-1 0153、220-1 QRSS、および 223-1 など)
  • 固定 BERT パターン(連続 0、連続 1、および alt-0-1)
  • C ビット フレーム同期での DS-3 Maintenance Data Link(MDL)の生成および終了
  • C ビット フレーム同期での Far End Alarm-Control(FEAC; 遠端アラーム制御)のサポート
  • DS-3 レベルでの診断、回線、およびリモート ループバックのサポート
HDLC 固有の機能
  • 16 ビットおよび 32 ビットの Cyclic Redundancy Check(CRC; 巡回冗長検査)のサポート
  • CRC エラー、フレーム同期エラー、およびアボートに関する統計情報の検出と維持
パフォーマンス
  • フル回線レート転送(パケット サイズ 64 ~ 8000 バイト)のサポート
  • ポートごとに入力 16 MB および出力 16 MB のパケット バッファ メモリ(DS-3 × 4)
LED
  • ラインカード障害(カード単位で 1 つ)
  • アラーム(オフ/DS-3/DS-1 LED × 4 ポート)
  • ループバック アクティブ(オフ/DS-3/DS-1 LED × 4 ポート)
  • キャリア信号(DS-3 単位で 1 つ、カード単位で 4 つ)
ネットワーク管理
  • Telnet(CLI [コマンドライン インターフェイス])
  • コンソール ポート(CLI)
  • SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)
  • MIB-II
  • RFC 2495
  • RFC 2496
物理仕様 寸法(高さ×幅×奥行):19.8 × 27.9 × 3.3 cm(7.8 × 11 × 1.3 インチ)
重量:0.9 kg(2.0 ポンド)
環境条件 動作温度:
5 ~ 40°C(41 ~ 104°F)
短期間の動作温度の上限は 55°C(131°F)
相対湿度:
動作湿度 - 公称:5 ~ 85%
動作湿度 - 短期間:5 ~ 90%
保管湿度:5 ~ 95%
保管温度:
-40 ~ 70°C(-40 ~ 158°F)
消費電力 19.3W
製品規制認可
  • UL60950/CAN/CSA-C22.2 No. 60950-00、Third Edition(2000 年 12 月 1 日、IEC 60950 よりも緩和されたとみなされる、暫定変更なし)
  • EN60950(修正条項 1 ~ 4 を含む)、(LVD ディレクティブへの CE マーキング向け)
  • IEC 60950 Third Edition(修正条項 1 ~ 4 を含む)、(すべての国およびグループの暫定変更を含む)
  • AS/NZS 60950:2000
  • AS/NZS 3260-1993(修正条項 1 ~ 4 を含む)
  • ACA TS001-1997
  • NOM-019-SCFI-1998
電磁波放射認定
  • AS/NZ 3548:1995(修正条項 1、2 を含む)Class B
  • EN55022:1998 Class B
  • CISPR 22:1997
  • EN55022:1994(修正条項 1、2 を含む)
  • 47 CFR Part 15:2000(FCC)Class B
  • VCCI V-3/01.4 Class 2
  • CNS-13438:1997 Class B
  • GR1089:1997(Rev1: 1999 を含む)
イミュニティ
  • EN300386:2000 - TNE EMC 要件、製品ファミリ標準、高プライオリティ サービス、セントラル オフィスおよびその他の場所
  • EN50082-1:1992/1997
  • EN50082-2:1995 - 一般イミュニティ標準、ヘビー インダストリアル
  • CISPR24:1997
  • EN55024:1998 - 一般 ITE イミュニティ標準
  •  
  • EN61000-4-2:1995(修正条項 1、2 を含む) - ESD、Level 4/8kV 接触、15kV 気中
  • IEC-1000-4-3:1995(修正条項 1 を含む)- 放射耐性、10 V/m
  • IEC-1000-4-4:1995 - 電気的ファスト トランジェント、レベル 4/4 kV/B
  • IEC-1000-4-5:1995(修正条項 1 を含む)- DC サージ Class 3; AC サージ Class 4
  • EN61000-4-6:1996(修正条項 1 を含む)- RF 伝導耐性、10V rms
  • EN61000-4-11:1995 - 電圧瞬時低下
  • ETS300 132-2:1996+corregendum(1996 年 12 月)
  • GR1089:1997(Rev1: 1999 を含む)
Network Equipment Building Standards(NEBS)
  • NEBS レベル 3 準拠
  • Telcordia SR-3580 基準レベル、1995 年 11 月発行
  • GR1089-Core:電磁適合性および電気安全性、1999 年 2 月発行
  • GR63-Core:物理保護要件、2002 年 4 月発行
  • SBC 装置要件:TP76200 MP および TP76400 MP
  • Verizon 装置要件:SIT.NEBS.TE.NPI.2002.010



システムの容量

表 2 は、Cisco 10000 シリーズ CT3 ラインカードのポート密度を示しています。

表 2 Cisco 10000 シリーズ CT3 ラインカードのポート密度(1 スロットをアップリンク専用に使用する場合)

  ラインカードあたりのポート数 シャーシあたりのポート数 シャーシあたりのポート数(Y 字型ケーブル冗長構成時)
DS-1 112 1792 896
DS-3 4 64 32



発注情報

シスコ製品の購入方法の詳細は、「発注方法」、または表 3 を参照してください。

表 3 発注情報

製品名 製品番号
Cisco 10000 シリーズ 4 ポート チャネライズド T3 ハーフハイト ライン カード ESR-HH-4CT3
Cisco 10000 シリーズ 4 ポート チャネライズド T3 冗長バンドル(ESR-HH-4CT3 × 2、ESR-HH-CARRIER × 1、および CAB-BNC-7INY Y 字型ケーブル× 8 を含む) ESR-4CT3REDBUNDL
7 インチ BNC Y 字型ケーブル(1 対の冗長カードには 8 本のケーブルが必要) CAB-BNC-7INY=
Cisco 10000 ハーフハイト キャリア(フル スロットをハーフ スロットに分割) ESR-HH-CARRIER



サービスおよびサポート

シスコは、お客様の成功を確かなものにするため、さまざまな新しいサービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツール、およびパートナーをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化し、ネットワーク インテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくために、シスコのサービスを是非お役立てください。サービスの詳細については、以下の URL を参照してください。
テクニカルサポート サービス
http://www.cisco.com/jp/go/tac/
サービス プログラム
http://www.cisco.com/jp/service/contact/


関連情報

Cisco 10000 シリーズ ルータの関連情報については、下記の URL をご覧ください。http://www.cisco.com/jp/product/hs/routers/c10000/

お問い合わせ