Cisco 10000 シリーズ インターネット ルータ

Cisco 10000 シリーズ 8 ポート 非チャネライズド E3/T3 ライン カード


注意: 本製品は既に生産/販売を終了しております。本製品を含むシリーズ全体については Cisco 10000 シリーズ ルータ をご覧ください。

データ シート


Cisco 10000 シリーズ 8 ポート非チャネライズド E3/T3 ライン カード


Cisco 10000 シリーズ 8 ポート非チャネライズド E3/T3 ライン カードは、E3/T3 集約の市場において柔軟性とスケーラビリティを提供し、価格性能比を向上させます。Cisco 10000 シリーズ非チャネライズド E3/T3 ラインカードは、ファイバ インターフェイスを使用できないか、または非常に高額なために導入が困難な Internet Service Providers(ISP; インターネット サービス プロバイダー)を主なターゲットとしており、8 系統の E3/T3 ポート(レイヤ 2 接続)をサポートしています。レイヤ 3 サービスは、Cisco 10000 シリーズの先進的な Cisco Performance Routing Engine (PRE)でサポートされています。先進的な PRE アーキテクチャを活用することにより、ISP は、必要な処理パフォーマンスを享受し、ユーザの求める高度な IP サービスを実現できます。

図 1

製品説明

8 ポート非チャネライズド E3/T3 モジュールはフルハイトのラインカードで、最高レベルの柔軟性を提供し、すべての Cisco 10000 シリーズ インターフェイス カード スロットで使用できます。カードはすべてホットスワップ可能です。ポートは、ポート単位で E3 または DS3 のどちらかをサポートするようにソフトウェアで設定できます。さらに、同じラインカードで E3 および DS3 トラフィックを混在させることができます。8 ポート非チャネライズド E3/T3 ラインカードは、多くのカスタマー アプリケーションで使用できます。また、銅線の E3 または DS3 が、リモートの Point of Presence(POP)に対する唯一のサービスである場合のダイレクト カスタマー IP アクセス、またはネットワーク間接続の提供には最適です。このラインカードは、フレームリレー、High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリンク コントロール)、および Point-to-Point Protocol(PPP; ポイントツーポイント プロトコル)をサポートしているので、IP パケットの 3 種類のレイヤ 2 カプセル化が提供されます。

表 1  

表 1-Cisco 10000 シリーズ 8 ポート非チャネライズド E3/T3 ラインカードのポート密度(ハーフハイトのラインカードを使用したデュアル アップリンクを想定)

機能 ラインカードのポート数 シャーシのポート数 7 フィート ラックのポート数
E3/T3

8

56

336

表 1 に記載されているように、非チャネライズド E3/T3 ラインカードと冗長アップリンクを搭載して完全に構成された Cisco 10008 シャーシ(ハーフハイト モジュールを使用)では最大 56 の E3/T3、または 7 フィート ラック構成では最大 336 の E3/T3 がサポートされます。

主な利点

サービスを増大するスケーラビリティ

Cisco 10000 シリーズは、POP でのラック スペースの追加なしで ISP が顧客やサービスを追加できる、業界先端のスケーラビリティを提供しています。e8 ポートの非チャネライズド E3/T3 ラインカードを使用すると、Cisco 10008 シャーシでは、56 個の E3/DS3 から 336 個の E3s/DS3 にまで拡張が可能です。もう 1 つの利点は、ポート単位でソフトウェアにより E3 または DS3 をサポートするように設定ができる点です。この機能により、E3/T3 接続を変更しないでも、柔軟性とより大きなサービスを拡張できます。

e8 ポート非チャネライズド E3/T3 カードを搭載した Cisco 10000 シリーズの拡張性により、ISP は、インターネット接続に対する莫大な需要を満たしながら、不足しがちな POP 領域を非常に効率よく使用できます。

価格とパフォーマンスにおけるリーダーシップ

ISP は敏捷性を必要としており、Quality of Service(QoS)、アクセス リスト、および Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)Virtual Private Networks(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)など、常に新しいサービスを提供して既存の顧客を維持し、新しい顧客を開拓していく必要があります。しかし、新しいサービスを費用効率のいいものにするには、ISP 自身の成長拡大も必要となります。e8 ポート非チャネライズド E3/T3 ライン カードを使用すると、次の方法で、Cisco 10000 シリーズを市場で最も費用効率の高い E3/T3 集約プラットフォームの 1 つにすることが可能です。

  • Channel Service Unit(CSU)および Data Service Unit(DSU)機能をこのカードで統合して、スタンドアロンの CSU/DSU のコストを解消します。
  • 最大数のポートにコストを分散させることにより、Cisco 10000 シリーズ ソリューションのポートあたりの全体的なコストを削減します。
  • ISP は、新しい IP サービスをサポートしながら、E3/DS3 回線の既存の物理インフラストラクチャを引き続き使用できるので、ISP およびユーザのためのコストを削減できます。

主な機能

  • ポート単位で設定された 8 ポートの非チャネライズド E3/T3 またはサブレート E3/DS3
  • 44 バイト以上のパケット サイズでのラインレートのパフォーマンス
  • 統合された DSU 機能
  • ポート単位の内部または外部(回線)のクロックソースの選択
  • シリアル カプセル化プロトコルのサポート—HDLC、フレーム リレー、PPP
  • E3 および DS3 レベルでの Bit Error Rate Test(BERT; ビット誤り率試験)
  • プロセッサの Synchronous Dynamic RAM(SDRAM)での Error Correction Code(ECC)によるメモリ保護
  • シャーシ スロットに依存しない Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)。「ホットスワップ可能」とも言います。
  • Route Processor Redundancy Plus(RPR+)、Nonstop Forwarding、および Stateful Switchover などのハイアベイラビリティ機能のサポート
  • アラーム処理 - 次のアラームは 8 ポート非チャネライズド E3/T3 ラインカードで常時監視されています。
    • Loss of Signal(LOS; 信号消失)
    • Loss of Frame(LOF; フレーム同期損失)
    • Out of frame(OOF; フレーム同期外れ)
    • Line Alarm Indication Signal(LAIS; ライン アラーム表示信号)
    • Line Remote Defect Indication(LRDI; ラインリモート障害表示)
    • Far end alarm and control(FEAC; 遠端アラームと制御)
    • Far end bit error(FEBE; 遠端ビット エラー)

E3 特有の機能

  • 欧州 34.368 Mbps シリアル インターフェイス(G.703 および G.704 で規定)
  • G.751 基本モード、または G.832 フレーミング モードのサポート
  • Kentrox および Digital Link のための DSU のポート単位のフルレート、スクランブリング、およびサブレートのサポート
  • HDB3 ライン コーディング
  • E3 レベルでの BERT
  • 内部またはループ タイミング

T3 特有の機能

  • 米国の 44.736 Mbps シリアル インターフェイス(American National Standards Institute(ANSI)T1.107/92-185 で規定)
  • C ビットおよび M23 パリティ フレーミング モードのサポート
  • Bipolar Three-Zero Substitution(B3ZS)ライン コーディング
  • Digital Link、Verilink、Kentrox、Adtran、および Larson DSU のためのポート単位のフルレート、スクランブリング、およびサブレートのサポート
  • インターフェイスごとの回線ビルドアウト、6,750 cm(225 フィート)の 75 オームの同軸ケーブル
  • 各 DS3 ポートのループバック—ローカル、回線、およびリモート
  • DS3 レベルでの BERT
  • フレーミング ビット エラー、C ビット パリティ エラー、P ビット パリティ エラー、遠端ブロック エラーのカウント

仕様

物理仕様

  • 重量:2.16 kg(4.75 ポンド)
  • 寸法:40.64 x 2.83 x 25.32 cm(16.0 x 1.12 x 9.97 インチ)(高さ×幅×奥行き)

環境

  • 保管温度:-40 ~ 70°C(-38 ~ 150°F)
  • 動作温度(公称):5 ~ 40°C(41 ~ 104°F)
  • 動作温度(短期間):-5 ~ 55°C(23 ~ 131°F)
  • 保管湿度:5 ~ 95 % 相対湿度
  • 動作湿度(公称):5 ~ 85 % 相対湿度
  • 動作湿度(短期間):5 ~ 90 % 相対湿度
  • 動作高度:-60 ~ 4000 m(-198 ~ 13,200 フィート)

規制への準拠

安全性

  • UL60950/CAN/CSA-C22.2 No. 60950-00, Third Edition, December 1, 2000, with no deviation considered to be less stringent than IEC 60950
  • EN60950 with Amendments 1-4, for CE marking to the LVD directive
  • IEC 60950, Third Edition, with Amendments 1-4 including all national and group deviations
  • AS/NZS 60950:2000
  • AS/NZS 3260-1993 with Amendments 1-4
  • ACA TS001-1997

電磁波放射認定(EMC)

  • AS/NZ 3548:1995 (including AMD I + II) Class B
  • EN55022:1998 Class B
  • CISPR 22: 1997
  • EN55022:1994 (including AMD I+ II)
  • 47 CFR Part 15:2000 (FCC) Class B
  • VCCI V-3/01.4 Class B
  • CNS-13438:1997 Class B
  • GR1089:1997 (including Revision 1: 1999)

耐性

  • EN300386:2000—Telecommunications Network Equipment (TNE) EMC requirements; product family standard; high priority of service; central office and non-central office locations
  • EN50082-1: 1992/1997
  • EN50082-2:1995—Generic Immunity Standard, Heavy Industrial
  • CISPR24: 1997
  • EN55024:1998—Generic ITE Immunity Standard
  • EN61000-4-2:1995+AMD I + II-ESD, Level 4, 8-kV contact,15-kV air
  • IEC-1000-4-3:1995+AMD 1—Radiated Immunity, 10 V/m
  • IEC-1000-4-4:1995—Electrical Fast Transients, Level 4, 4 kV/B
  • IEC-1000-4-5:1995+AMD 1—DC Surge Class 3; AC surge Class 4
  • EN61000-4-6:1996+AMD 1—RF Conducted Immunity, 10V rms
  • EN61000-4-11:1995—Voltage Dips and Sags
  • ETS300 132-2:1996+corregendum, December 1996
  • GR1089:1997 (including Revision 1: 1999)

Network Equipment Building Standards

  • Network Equipment Building Standards (NEBS) Level 3
  • Telcordia SR-3580
  • GR-63-CORE—-Issue 1, October 1995
  • GR-1089-CORE—Issue 2, December 1997, with Revision 1, February 1999
  • Verizon:SIT.NEBS.TE.NPI.2000.004 Revision 1
  • SBC:TP76200MP Part 8 and TP76400MP

欧州電気通信標準協会

  • ETSI 300 386-1—Levels for equipment with a "high priority of service" that is installed in "locations other than telecommunication centers"
  • ETSI 300 386-2:1997—Levels for equipment with a "high priority of service" that is installed in "locations other than telecommunication centers"
  • ETSI 300 132-2-December 1994—Power supply interfaces at the input to telecommunications equipment sections 4.8, 4.9

LED

  • 黄色(fail)—ラインカードの Power-On Self-Test(POST)中に数秒間オンになり、ラインカードの POST が失敗した場合はオンのままになります。ラインカードが正しく動作している場合は、この LED はオフのままになります。
  • 黄色(loopback active)—ループ ステータスの LED がオンの場合、対応するポート データ パスの一部がループバック状態にあり、通常の操作では使用できません。
  • 黄色(alarm)—アラーム ステータス LED がオンの場合、対応するポートがアラーム状態です。Cisco Series 10000 コンソールでアラーム状態の解析ができます。
  • 緑(carrier detected)—キャリア ステータス LED がオンの場合、キャリアの信号が対応するポートに存在し、インターフェイスは正常に動作しています。この LED がオフに変わると、信号消失アラームが発生しています。

ネットワーク管理(Management Information Base [MIB; 管理情報ベース])のサポート

  • RFC 2495
  • RFC 2496
  • Simple Network Management Protocol(SNMP)
  • MIB-II

電力バジェット

  • コンポーネント:8 ポートの非チャネライズド E3/T3 ラインカード
  • ユニット電源:60 W(最大)、36 W(通常)

製品のシステム要件と互換性

ハードウェア要件

  • シャーシ—このラインカードはすべての Cisco 10000 シリーズ シャーシでサポートされています。
  • Performance Routing Engine(PRE)—このラインカードは Cisco 10000 シリーズで使用できるすべての PRE でサポートされています。

ソフトウェア要件

初期 Cisco IOS® ソフトウェアのリリース:このラインカードは、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(22)S 以降のリリースでサポートされています。最新情報は、次のサイトを参照してください。

http://www.cisco.com/pcgi-bin/front.x/Support/HWSWmatrix/ hwswmatrix.cgi

発注情報

表 2 には、部品番号と説明が記載されています。

表 2  

部品番号

部品番号 説明
ESR-8E3/DS3

8 ポートのクリアチャネル E3/T3 ラインカード

ESR-8E3/DS3=

8 ポートのクリアチャネル E3/DS3 ラインカード、予備

サービスおよびサポート

シスコシステムズは、お客様に幅広いサービスとサポートのオプションを提供しています。シスコのサービスおよびサポート プログラム、またその利点に関する詳細情報は、次の URL でご覧ください。

http://www.cisco.com/public/Support_root.shtml .




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