Cisco 10000 シリーズ 6 ポート OC-3c/STM-1
[目次]
Packet-over-SONET/SDH インターフェイス モジュール
Cisco 10000 シリーズ 6 ポート OC-3c/STM-1 Packet-over-SONET/SDH(PoS) インターフェイス モジュールは、Cisco 10000 シリーズの高いパフォーマンスと組み合わせることにより、エッジ サービスの配信に革新的な変化をもたらします。 Cisco 10000 シリーズ モジュールは大容量、高性能のインターフェイスであり、サービス プロバイダーは専用インターネット アクセス サービスの提供が可能になり、また、Cisco 10000 シリーズの OC-3c/STM-1 のレート(155 Mbps)で他のサービス プロバイダーとのピアリングも可能です。 Internet Service Provider(ISP)では、PoS を使用することにより、光伝送インフラストラクチャ上でのデータ ロードを飛躍的に増加させることができます。 また Cisco 10000 シリーズは、ラインレート OC-3c/STM-1 キャパシティ(155 Mbps) により、拡張性と柔軟性の強力な組み合わせを提供します。 また、インターネットまたは IP ネットワークに適合した高可用性技術である PoS/SDH もサポートしています。
図 1:Cisco 10000 シリーズ 6 ポート OC-3c/STM-1 Packet-over-SONET/SDH インターフェイス モジュール

| 製品説明 |
サービス プロバイダーが現在直面している問題は、拡張性と可用性が高く、機能が豊富なネットワークを構築してお客様の要求に応えることです。そのネットワーク上では、密度やラインレートのパフォーマンスを落とすことなく、すべてのインターフェイス速度において Quality of Service(QoS)、Multi-protocol Label Switching Virtual Private Networks(MPLS VPN)、音声、ビデオ、階層サービスなどの付加価値のあるサービスの提供が可能となります。 Cisco 10000 シリーズ プラットフォーム対応の 6 ポート
OC-3c/STM-1 PoS モジュール は、大容量かつ高性能のインターフェイスであり、ISP の既存のファイバ ネットワークのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。 このインターフェイスのキャパシティ増加に加えて、Cisco 10000 シリーズのプラットフォームでサポートされる全ポート上のラインレート パフォーマンスのエッジ機能を実現する一連の包括的なサービスを利用することにより、ISP は既存のファイバ ネットワークをより効率的に活用することができ、お客様が増大しても、コスト効果の高い新しいレベルの IP サービスを提供できます。
Cisco 10000 シリーズ 6 ポート OC-3c/STM-1 PoS モジュールは、Cisco 10000 シリーズの PoS/SDH 接続性の利点を拡張し、OC-3c/STM-1 という 155 Mbps の PoS トラフィックの帯域幅をサポートしています。 このモジュールは、Cisco 10000 シリーズ プラットフォームのどのインターフェイス スロットにも装着可能であり(Cisco 10008 シャーシあたり最大 8 モジュール、Cisco 10005 シャーシあたり最大 5 モジュール)、さらに全モジュールがホットスワップに対応しています。 OC-3c/STM-1 PoS モジュールは、PoS/SDH の標準的な実装であり、Automatic Protection Switching(APS; 自動保護切り替え)、Multiplex Section Protection(MSP)、アラーム処理、およびパフォーマンス監視などの先進機能をサポートしています。さらに、Cisco 7200、Cisco 7500、および Cisco 12000 シリーズのインターネット ルータなどのプラットフォームにおける標準ベースの PoS 実装と完全な互換性があります。
| 主な利点 |
Cisco 10000 シリーズ 6 ポート OC-3c/STM-1 PoS カードには、ラインレートのパフォーマンスと組み合せた帯域幅の効率的な利用に関して、特有の利点があります。
IP パケットを SONET/SDH テクノロジーに直接マッピングすることの主要な利点は、より優れたパフォーマンスを提供できることです。 OC-3c/STM-1 の 155Mbps のラインレート性能は、多くの ISP が拡張しようとしている帯域幅に相当するもので、より高速なインターネット アクセスおよびリアルタイム ビデオや大容量ファイル転送などのデータ量の多いアプリケーションなどの厳しいユーザ要求に応えることができます。
耐障害性の高いバックボーン接続SONET Automatic Protection Switching(APS; 自動保護切り替え)は、SDH Multiplex Section Protection(MSP)とも呼ばれ、SONET/SDH ネットワークでのファイバ ケーブルの冗長性を用いて耐障害性を提供するように設計されたメカニズムです。
Cisco 10000 シリーズ 6 ポート OC-3c/STM-1 PoS モジュールでは、SONET APS および SDH MSP を実装しています。これは、ネットワークの回復力、耐障害性、およびネットワーク全体の可用性の向上をサポートする有効なツールです。 APS は非常に高速なレイヤ 1 メカニズムを提供し、SONET デバイス間の 1:1 の冗長性のある伝送回線をサポートします。 APS は、ファイバの切断またはモジュールの故障、信号障害、信号劣化などの発生時に、使用中のファイバから保護ファイバへの切り替えを迅速に行います。これにより、ネットワーク全体の回復力を向上させ、データの損失を最小限に抑え、さらに時間を要するデータの再ルーティングを減らします。
IP ベースの差別化サービスの最適化Cisco PoS ソリューションは、IP を基盤とするインターネットベースのマルチサービス ネットワークのサポートに最適化されています。 Cisco の PoS 実装では、IP 層を SONET 層の直上に配置し、マルチサービス アプリケーション向けの IP over ATM over SONET の実行に必要とされるオーバーヘッドをなくします。
Cisco 10000 シリーズの性能により、サービス プロバイダーは、マルチサービス アプリケーションに必要な IP ベース QoS 製品を使用して、保証および差別化されたサービスをお客様に提供できます。 IP ヘッダー内の上位 3 ビットを使用することで、Random Early Detection(RED; ランダム早期検出)および Weighted RED(WRED; 重み付けランダム早期検出)を使用して差別化された Classes of Service(CoS)の提供が可能になり、データ、音声、ビデオ アプリケーションなどのマルチサービス アプリケーションをサポートできます。
互換性と相互運用性によるコスト削減PoS では、ネットワーク内の既存機器との互換性を維持する一方で、新しい高性能のバックボーン接続を導入してネットワーク内の既存のファイバを最適化し、お客様の投資を保護します。
Cisco 10000 シリーズ 6 ポート OC-3c/STM-1 PoS モジュールは、ネットワーク内の既存の OC-3c/STM-1 PoS 実装と完全な互換性があります。たとえば、Cisco 12000 シリーズのプラットフォームに実装されているものが挙げられます。 Cisco 10000 シリーズの PoS 実装は、より効率的に既存のファイバを使用し、また現在導入済みのプラットフォームを再利用することにより、お客様の投資を節約し、ネットワーク全体の効率を向上させます。
| 主要機能 |
- 6 ポート OC-3c/STM-1 SONET/SDH インターフェイス、LC、シングルモード中距離用(IR)コネクタ付属
- シングルモードの IR ファイバ(最大距離 15km)をサポートするインターフェイス
- ユニット電源バジェット、28W
- NEBS レベル 3 準拠
- SONET インターフェイスに標準準拠
- GR253 準拠
- ITU G.707 および G.957 準拠
- アラーム処理
- Loss of Signal(LoS; 信号消失)、Loss of Frame(LoF; フレーム同期損失)、Line Alarm Indicator Signal(LAIS; ラインのアラーム表示信号)、Path Alarm Indicator Signal(PAIS; パス アラーム表示信号)、Loss of Pointer(ポインタ損失)、Line Remote Defect Indicator(LRDI; ラインのリモート障害表示)、Path Remote Defect Indicator(PRDI; パス リモート障害表示)、Signal Failure(SF; 信号障害)、Signal Degrade(SD; 信号劣化)、Line Remote Error Indicator(ライン FEBE)、および Path Remote Error Indicator(パス FEBE)
- パフォーマンス監視
- B1、B2、B3 に対するエラー回数
- 設定可能なしきい値を備えた B1、B2、B3 に対する threshold crossing alert(TCA; しきい値超過アラート)
- 同期
- ローカル(内部)またはループ タイム(ネットワークからの復旧)
- ± 4.6ppm クロック精度
- 保護切り替え
- SONET APS および SDH MSP プロトコルのサポート
- ローカル(診断)およびライン(ネットワーク)ループバック
- ペイロード マッピング
- IETF RFC 1619、Point-to-Point Protocol(PPP; ポイント ツー ポイント プロトコル) over SONET
- フレームリレー
- ポートごとの SONET Automatic Switching Protection(ASP; 自動保護切り替え)をサポート
- ポートごとの SDH Multiplex Section Protection(MSP)をサポート
- Online Insertion and Removal(OIR; ホットスワップ)のサポート
- Cisco IOS ソフトウェア Route Processor Redundancy Plus(RPR+)をサポート
- アラーム(SONET ベース アラーム)をサポート
- シャーシ内のスロット 1 基を占有
- インターフェイス: LC シングル モード、中距離コネクタ
- ホットスワップ可能、スロット依存なし
- 重量: 2.16 kg(4.75 ポンド)
- 寸法: 40.64 x 2.83 x 25.32 cm (16.0 x 1.21 x 9.97 インチ) (高さ x 幅 x 奥行き)
- 保管温度: -40 ~ 70°C(-38 ~ 150°F)
- 動作温度、通常: 5 ~ 40°C(41 ~ 104°F)
- 動作温度、短期間: -5 ~ 55°C(23 ~ 131°F)
- 保管相対湿度: 5 ~ 95 % 相対湿度(RH)
- 動作湿度、通常: 5 ~ 85 % RH
- 動作湿度、短期間: 5 ~ 90 % RH
- 動作高度: -60 m ~ 4,000 m
| 適合規格 |
- UL 1950、第 3 版(電子ビジネス機器を含む情報技術機器の安全性)、D3 デビエーションなし
- CSA 22.2 No. 950-95 第 3 版(電子ビジネス機器を含む情報技術機器の安全性)
- EN 60950(電子ビジネス機器を含む情報技術機器の安全性) Amendments 1、2、3、および 4、ならびにすべてのナショナル デビエーションを含む
- IEC 950、Amendments 1、2、3、および 4、ならびにすべてのナショナル デビエーションを含む
- ACA TS001 1997 Test Report および Statement of Compliance
AS/NZS3260、Amendments 1、2、3、および 4 を含む
- FCC Part 15 Class B
- EN55022: 1998 Class B
- CISPR 22: 1997 Class B
- CFR 47 Part 15 Class A
- ICES-003、Issue 2、Class B、1995 年 4 月
- VCCI V-3/97.04 Class II
- AS/NZS 3548: 1992、Class B
- CNS-13438 Class B - BSMI (BCIQ)(台湾)
| 耐性 |
- Telcordia SR-3580 - Issue 1、1995 年、1 月
- GR-63-CORE - Issue 1、1995 年、10 月
- GR-1089-CORE - Issue 2、1997 年 12 月、Revision 1、1999 年 2 月
- Verizon: SIT.NEBS.TE.NPI.2000.04 - Revision 1、2001 10 月
- SBC: TP76200MP - Part 8、1998 年 12 月、および TP76400MP
- ETSI 300 386-1 - 「テレコミュニケーションセンター以外」に設置されている「優先サービス」を提供する機器のレベル
- EN61000-4-2 静電気放電耐性
- EN61000-4-3 放射無線周波数電磁界耐性
- EN61000-4-4 電気的ファースト トランジェント耐性
- EN61000-4-5 サージ耐性
- EN61000-4-6 高周波伝導耐性
- EN61000-4-11 ディップおよび瞬断(AC 入力)
- EN61000-3-2 電源高調波(AC 入力)
- ETSI 300 386-2:1997 - 「テレコミュニケーションセンター以外」に設置されている「優先サービス」を提供する機器のレベル
- ETSI 300 132-2: 1994 年 12 月 - テレコミュニケーション機器入力用電源インターフェイス、セクション 4.8、4.9
- Carrier Detect(CD; キャリア検知)(緑、LOS に対して論理的に逆、ポートあたり 1 つ)
- アラーム(黄、ポート アラームの発生時に点灯、ポートあたり 1 つ)
- ループバック(LOOP)(黄、データ パスがループバックの場合に点灯、ポートあたり 1 つ)
- 障害(黄、ボードの障害発生時に点灯、カードあたり 1 つ)
- IETF RFC 1661、PPP
- IETF RFC 1662、High-Level Data Link Control(HDLC; 高レベル データ リンク制御)的なフレーミングでの PPP
- IETF RFC 1490、フレームリレーのカプセル化
- Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)
- MIB-II RFC 1213
- SONET/SDH MIB RFC 1595
- ユニット電源: 28W
- パワー バジェット: 12 db
- トランジット パワー: -15 ~ -8 dBm
- レシーブ パワー: -28 ~ -8 dBm
- 一般的な最大距離: 15 km(9.3 マイル)
| 発注情報 |
ESR-6OC3/P-SMI
6 ポート OC-3c/STS-3c/STM-1 PoS、シングル モード、中距離
Cisco IOS ソフトウェア
Cisco 10000 シリーズ 6 ポート OC-3/STM-1 Packet-over-SONET/SDH インターフェイス モジュールには、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(20)ST 以降が必要です。
| 更新日:2002 年 6 月 28 日 |
