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Cisco 10000 シリーズ インターネット ルータ

Cisco 10000 シリーズ チャネライズド 24 ポート E1//T1 ラインカード

データ シート


Cisco 10000 シリーズ


24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカード


Cisco 10000 シリーズ 24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカードは、E1/T1 集約市場に、柔軟性、スケーラビリティ、および優れた価格性能比を提供します。Cisco 10000 シリーズ チャネライズド E1/T1 ラインカードは、主に Internet Service Provider(ISP; インターネット サービス プロバイダー)を対象としており、利用できるファイバ インターフェイスがないか、または高価すぎて利用できない状況で使用されることを想定しています。このラインカードは、24 の E1/T1 ポート(レイヤ 2 接続)をサポートし、各ポートは、それぞれ独立して DS0 または NxDS0 にチャネル化できます。レイヤ 3 サービスは、Cisco 10000 シリーズの高度な Performance Routing Engine(PRE)によってサポートされます。高度な PRE アーキテクチャを利用することにより、ISP はユーザが要求する高度な IP サービスを提供するために必要な処理パフォーマンスが得られます。

図 1

製品説明

24 ポート チャネライズド E1/T1 モジュールは、最大限の柔軟性を提供するフルハイト ラインカードで、任意の Cisco 10000 シリーズ インターフェイス カード スロットで使用できます。すべてのカードはホットスワップ可能です。RJ-48c ポートは、T1 または E1(120 Ω)インターフェイスをサポートするように、カードごとに(つまり 24 のポートすべてが E1 モードまたは T1 モードになるように)ソフトウェアで設定できます。この 24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカードは、多くのカスタマー アプリケーションで使用できます。このラインカードは、リモート POP へのサービスが銅線 E1 または T1 だけの場合に、直接カスタマー IP アクセスまたはネットワーク間接続を提供するために理想的です。このラインカードは、フレームリレー、High-Level Data Link Control(HDLC)、および PPP をサポートするため、IP パケットの 3 つの異なるレイヤ 2 カプセル化を提供できます。

表 1  

Cisco 10000 シリーズ 24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカードのポート密度(ハーフハイト ラインカードによるデュアル アップリンクを想定)

機能 ラインカードあたりのポート数 シャーシあたりのポート数 7 フィート ラックあたりのポート数

E1/T1

24

168

1,008

各 Cisco 10000 シリーズ 24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカードは、最大 744 チャネルで、最大 24 の E1 または T1 接続をサポートします。表 1 のとおり、2 つのアップリンク ハーフハイト モジュールを搭載したフル構成の Cisco 10008 シャーシは、7 フィート ラックあたり最大 168 の E1/T1 または最大 1,008 の E1/T1 をサポートします。

主な利点

Cisco 10000 シリーズ 24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカードの 2 つの重要な利点は、完全なチャネル化を提供できること、およびボックスあたり 168 の E1/T1 から、7 フィート ラックあたり最大 1,008 の E1/T1 接続に拡張できることです。もう 1 つの利点は、ソフトウェアの設定により、カードごとに E1 または T1 をサポートできることです。この機能により、柔軟性が高まり、E1/T1 接続を変更することなくサービスを追加できます。

サービスを強化するスケーラビリティ

Cisco 10000 シリーズは、業界最高水準のスケーラビリティを提供します。ISP は、POP に追加のラック スペースを追加することなく、顧客とサービスを追加できます。24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカードを使用することにより、Cisco 10008 シャーシは 168 から 1008 の E1/DS1 を収容できます。

24 ポート チャネライズド E1/T1 カードを搭載した Cisco 10000 シリーズを使用することにより、ISP は、インターネット接続への膨大な需要に対応できる同時に、貴重な POP スペースをきわめて効率的に利用できます。

優れた価格とパフォーマンス

ISP には機動性が必要です。ISP は、既存の顧客を維持し新しい顧客を獲得するため、QoS、アクセス リスト、Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッチング)Virtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)などの新しいサービスを絶えず提供する必要があります。同時に、これらの新サービスの費用効果を上げるため、ISP にはスケーラビリティも必要です。次の特長を持つこの 24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカードを搭載することにより、Cisco 10000 シリーズは、市場最高水準の費用効果を持つ E1/T1 集約プラットフォームになります。

  • フレーミング、パフォーマンス モニタリング、リモート ループバック、および Bit Error Rate Test(BERT; ビット誤り率試験)などの Channel Service Unit(CSU; チャネル サービス ユニット)機能および Data Service Unit(DSU; データ サービス ユニット)機能を統合
  • 多数のポートにコストを分散し、Cisco 10000 シリーズ ソリューションのポートあたりの全般的コストを削減
  • ISP の新たな IP サービスをサポートする一方、既存の E1 および T1 回線の物理的インフラストラクチャの継続利用も可能なため、ISP とユーザのコストを削減

主な機能

  • ラインカードあたり 24 の E1/T1 ポート
  • チャネル化、フラクショナル、クリア チャネル、および非フレーム化サービスなどのさまざまな組み合せを使用して、ラインカードあたり最大 744 もの独立チャネルの作成をサポート(完全チャネル化)
  • E1 および T1 の DS0(64Kbps)または NxDS0 へのチャネル化
  • 内部または外部(ライン)クロック ソースのポートごとの選択
  • HDLC、フレームリレー、PPP のシリアル カプセル化プロトコルをサポート
  • E1 および T1 レベルでの BERT 機能
  • プロセッサの Synchronous Dynamic RAM(SDRAM)での Error Correction Code(ECC; エラー修正コード)メモリ保護
  • シャーシ スロットに依存しない Online Insertion and Removal(OIR; 活性挿抜)(別名「ホットスワップ可能」)
  • Route Processor Redundancy Plus(RPR+)、Nonstop Forwarding(NSF)、およびステートフル スイッチオーバーを含むハイアベイラビリティ機能をサポート
  • アラーム検出:Alarm Indication Signal(AIS; アラーム表示信号)、Loss of Signal(LOS; 信号消失)、Loss of Frame(LOF; フレーム同期損失)

E1 特有の機能

  • フレーム化モードまたは非フレーム化モード。フレーム化モードではユーザに 31 のタイムスロット(DS0)を提供
  • ヨーロッパ型 2.048 Mbps TU G.703 および G.704 シリアル インターフェイス
  • 任意の E1 ポートのローカルまたはネットワーク ループバック。ネットワーク ループバックは回線とペイロードをサポート
  • 巡回冗長検査(CRC4)と非 CRC フレーミング モード
  • Remote Alarm Indication (RAI; リモート アラーム表示):受信信号中にアラーム条件が検出されたとき、またはビット誤り率が上昇したときに、リモート CSU/DSU からこのアラームを伝送

T1 特有の機能

  • Alternate Mark Inversion(AMI)または Bipolar Eight-Zero Substitution(B8ZS)
  • スーパー フレーム モードまたは拡張スーパーフレーム モード
  • T1 ポートあたり最大 24 の独立インターフェイス
  • Facility Data Link(FDL)のサポート:American National Standards Institute(ANSI; 米国規格協会)T1.403 のフルモード、ATT 54016 応答メッセージのみ、SmartJack リモート ループバック
  • パフォーマンス モニタリング:ローカルおよびリモート
  • 各 T1 ポートのループバック:回線およびペイロード(ネットワーク ループバックのタイプ)、ローカル、リモート
  • フレーミング ビット エラー、CRC-6 エラーのカウント
  • イエロー アラーム:受信信号中にアラーム条件が検出されたときに、リモート CSU/DSU から伝送

仕様

物理仕様

  • 重量:2.16 kg(4.75 ポンド)
  • 寸法:40.64 x 2.83 x 25.32 cm(16.0 x 1.12 x 9.97 インチ)(高さ x 幅 x 奥行き)

ケーブル接続

最大 24 のカテゴリ 3 またはカテゴリ 5 Unshielded Twisted Pair(UTP; シールドなしツイストペア)送信および受信ケーブル(両端とも RJ-48C プラグ)を使用できます。これらのケーブルを、2 つの 12 ライン前面プレートに交互配置された RJ-48C ジャック(110 Ω平衡型ライン入力)に接続します。これにより、ラインカードが T1(100 Ω平衡型)モードまたは E1(120 Ω 平衡型)モードで動作できます。前面プレートの RJ-48C ジャックには 0 ~ 11 および 12 ~ 23 の番号が左から右、上から下に振られています。

同軸 British Navel Connector(BNC)非平衡型の送信および受信 E1 接続には、Cisco ケーブル アダプタ(CAB-ADAPT-75-120)も使用できます。

Cisco ケーブル アダプタは、75 Ω非平衡型 G.703 E1 同軸 BNC 送信および受信ラインを、Cisco E1 120 Ω平衡型送信および受信ラインに接続します。この接続は、120 Ω側の 8 ピン RJ-48C と、75 Ω側の BNC コネクタ付きデュアル同軸ライン(送信および受信)で行います。

RJ-48C コネクタとカテゴリ 3 またはカテゴリ 5 シールド付き Foil Twisted-Pair(FTP; ホイル ツイストペア)ケーブル(120 Ωインピーダンス)を使用して、120 Ω E1 ポートを 75-120 Ωケーブル アダプタに接続した場合は、Class A のエミッション準拠性を満たします。120 Ω側の 2 つのスイッチは、シールド線の外側の導体が、保護されたアースに接続されるように構成する必要があります。

Shielded Twisted Pair(STP; シールド付きツイストペア)ケーブルについては、Class B のエミッション準拠性も満たされます。

環境

  • 保管温度:-40 ~ 70°C(-38 ~ 150°F)
  • 動作温度(公称):5 ~ 40°C(41 ~ 104°F)
  • 動作温度(短期間):-5 ~ 55°C(23 ~ 131°F)
  • 保管湿度:5 ~ 95 % 相対湿度
  • 動作湿度(公称):5 ~ 85 % 相対湿度
  • 動作湿度(短期間):5 ~ 90 % 相対湿度
  • 動作高度:-60 ~ 4000 m(-198 ~ 13,200 フィート)

認定準拠(性)

安全性

  • UL 1950 第 3 版(事務用電気機器を含む情報工学機器の安全性)、D3 Deviation なし
  • CSA 22.2 No. 950-95 第 3 版(事務用電気機器を含む情報工学機器の安全性)
  • EN 60950(事務用電気機器を含む情報工学機器の安全性)、すべての National Deviation を伴う Ammendament 1、2、3 および 4 を含む
  • IEC 950、すべての National Deviation を伴う Ammendament 1、2、3 および 4 を含む
  • ACA TS001 1997 テスト レポートおよび適合規格ステートメント AS/NZS3260、Ammendament 1、2、3 および 4 を含む

電磁波放射認定(EMC)

  • FCC Part 15 Class B
  • EN55022:1998 Class B
  • CISPR 22:1997 Class B
  • ? CFR 47 Part 15 Class A
  • ? ICES-003、Issue 2、Class B、1995 年 4 月
  • ? VCCI V-3/97.04 Class II
  • ? AS/NZS 3548:1992、Class B
  • ? CNS-13438 Class B-BSMI(BCIQ)(台湾)

耐性

?EN61000-4-2:ESD 耐性

?EN61000-4-3:放射無線周波数(RF)電磁界への耐性

?EN61000-4-4:高速過渡電流への耐性

?EN61000-4-5:サージ耐性

?EN61000-4-6:RF 伝導耐性

?EN61000-4-1:ディップおよび低下(AC 入力)

?EN61000-3-2:電源高調波(AC 入力)

Network Equipment Building Standards

  • Network Equipment Building Standards(NEBS):基準レベル(レベル 3 準拠)
  • NEBS:物理的保護
  • NEBS:EMC および安全性
  • GR-1089-Core
  • GR-63-Core
  • SR-3580

欧州電気通信標準協会

  • ETSI 300 386-1:「テレコミュニケーション センター以外の場所」に設置された「高優先順位のサービス」に関する機器用のレベル」
  • ETSI 300 386-2:1997:「テレコミュニケーション センター以外の場所」に設置された「高優先順位のサービス」に関する機器用のレベル
  • ETSI 300 132-2:1994 年 12 月:テレコミュニケーション機器への入力における電源インターフェイス、セクション 4.8、4.9

LED

  • 黄色 Fail:このステータス LED は、Power-On Self Test(POST; 電源投入時自己診断テスト)時に短く点灯し、正常に動作しているラインカードでは消灯します。動作中にラインカードに障害が発生した場合は、この LED が点灯して点灯したままになり、アラーム イベントが発生します。
  • ステータス LED:ラインカード ポートごとに 1 つずつ、緑色と黄色の 2 色ステータス LED が 24 個存在します。
    • 緑色(キャリア検知):この LED が緑色のときは、対応するポートにキャリア信号が存在することを示します。これは正常なインターフェイス動作を示します。ループバック テスト中も、この LED が緑色に点灯します。
    • 黄色(アラーム アクティブ)— :この LED が黄色のときは、対応するポートのデータ パスがアラーム条件にあることを示します。監視されるアラームは、Loss of Signal(LOS)、Loss of Frame(LOF)、Remote Alarm Indication (RAI)、および Alarm Indication Signal(AIS)です。
    • オフ:このステータス LED が消灯しているときは、ポートが管理上ダウンしていることを示します。

ネットワーク管理(管理情報ベース)サポート

  • RFC 2495
  • RFC 2496
  • Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)
  • MIB-II

電力バジェット

  • コンポーネント:24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカード
  • ユニット電源:最大 60 W、通常 36 W

製品のシステム要件と互換性

ハードウェア要件

  • シャーシ:このラインカードは、すべての Cisco 10000 シリーズ シャーシでサポートされます。
  • PRE:このラインカードは、Cisco 10000 シリーズで利用可能なすべての PRE でサポートされます。

ソフトウェア要件

最初の Cisco IOS® ソフトウェア リリース:このラインカードは、Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.0(22)S 以降のリリースでサポートされます。最新のリリース情報については、次を参照してください。

http://www.cisco.com/pcgi-bin/front.x/Support/HWSWmatrix/hwswmatrix.cgi

発注情報

表 2 に部品番号と説明を示します。

表 2  

部品番号

部品番号 説明
ESR-24CT1/E1

24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカード

ESR-24CT1/E1=

24 ポート チャネライズド E1/T1 ラインカード、スペア

サービスおよびサポート

シスコシステムズは、お客様に幅広いサービスとサポートのオプションを提供します。シスコのサービスおよびサポート プログラム、またその利点に関する詳細情報は、次の URL でご覧ください。

http://www.cisco.com/public/Support_root.shtml.