データ シート
Cisco ONS 15454 拡張
DS3 インターフェイス カード
DS3 サービスは、現在でもサービス プロバイダーが必要とする、最も普及したサービス インターフェイスの 1 つです。Cisco ONS 15454 拡張 DS3 インターフェイス カードは、DS3 サービスの要求に応える、迅速で費用効果の高いソリューションです。
DS3 サービスがサービス プロバイダーで広く使われてきた理由は、このサービスが大きな収益源であるということにもよりますが、次のニーズを満たしていることもあります。
- 高帯域幅―ビデオ会議など、帯域幅を大幅に消費するアプリケーションにも対応します。
- チャネル化―DS3 を複数のチャネルに区切ることにより、複数のコールや低速アプリケーションの同時転送を選択できます。DS3 をチャネル化して使用することで、多くの転送ニーズを 1 回線に集約し、ネットワークの最適化とコスト削減を行うことができます。
- 柔軟性―サービス プロバイダーはネットワーク管理ソフトウェアを使用すると、Network Operations Center(NOC)や Central Office(CO; セントラル オフィス)の都合に合わせて DS3 ネットワークの相互接続を動的に変更できます。
- 信頼性―DS3 サービスは実質的にエラーフリーで、高いアベイラビリティを提供します。
- 簡潔さ―DS3 は、十分に試験を重ねられて成熟したインターフェイスであり、設計や実装が簡単です。このサービスは企業に広く普及しており、データ処理や通信サービス部門の意志決定者の間ではよく知られ、信頼されています。
- データの保全性―DS3 は、安全で正確な情報伝達環境を提供します。
Cisco ONS 15454 は、多数のエッジ DS3 トラフィック ストリームを 1 つの大きな「パイプ」に集めてから、コアスイッチやルータに渡すことができます(図 1 参照)。この機能によって高いポート ファンアウトと分散ネットワークが提供されるため、コアスイッチで必要なポート数が激減されるだけでなく、エッジのコストと複雑さが大幅に減少します。
拡張パフォーマンス監視機能を装備した Cisco ONS 15454 DS3 カードは、ネットワークの可視性を改善し、ファシリティ障害の早期検出方法をサービス プロバイダーに提供します。また、このカードによってサービス プロバイダーは、サービス保証を通して最高レベルのサービス アベイラビリティを継続的に提供することが可能になります。
図 1:DS3 による集約

新しい拡張 DS3-12E カードと DS3N-12E カードは、Cisco ONS 15454 のシェルフ アセンブリにある 12 のマルチサービス インターフェイス スロットの任意のスロットにインストールできます。DS3-12E カードと DS3N-12E カードはどちらも、単一の 75Ω 728A(または同等の同軸スパン)上で 44.736 Mbps で動作する 12 の Telcordia 準拠 GR-499-CORE DS3 インターフェイスを装備しています。DS3-12E カードは、1:1 の保護スキームの作業用または保護カードとして、または 1:N の保護スキームの作業用カードとして、プロビジョニングできます。DS3N-12E は、1:1 または 1:N の保護スキームで、作業用カードまたは保護カードとして動作可能です。DS3N-12E は、最大 5 枚の作業用 DS3-12E カードまたは作業用 DS3N-12 カードを保護することができます。DS3-12E は、保護機能以外は DS3N-12E と同じように機能します。
拡張 DS3 カードは、電気的には DS3 と同じですが、前世代の DS3(N)-12 カードよりはるかにパフォーマンスの高い監視機能を実現します。DS3-12E と DS3N-12E は、DS3 フレーム内でエラー状態にある可能性がある各種の論理ビットを検出し、アップストリームのエレクトロニクス(DS3 フレーマなど)が原因となって機能が低下している DS3 ファシリティを Cisco ONS 15454 が識別できるようにします。DS3-12E と DS3N-12E は、ファシリティ上の Bipolar with Three-Zero Substitution(B3ZS)エラー監視機能に加え、次の拡張機能セットを提供します。
- M13、C ビット、または非フレーム型にプロビジョニング可能なフレーミング フォーマット
- 着信したフレーミングの自動認識とプロビジョニング
- P ビット監視
- C ビット パリティ監視
- X ビット監視
- M ビット監視
- F ビット監視
- Far-End Block Errors(FEBE; 遠端ブロック エラー)監視
- Far-End Alarm and Control(FEAC; 遠端アラームと制御)ステータスおよびループ コード検出
- TIM-P アラーム生成によるパス トレース バイトのサポート
拡張 DS3(N)-12E のその他の仕様については、表 1 を参照してください。
表 1:技術仕様
| パラメータ | DS3 インターフェイス |
|---|---|
| カードあたりのファシリティ数 |
12 |
| カード保護機能 |
1:1 または 1:N(N は 6 未満) スロット 3 または 15 に N 枚のカードをインストール |
| シェルフあたりの作業用ファシリティ数 |
最大 144。DS3-12E を使用する保護なしの DS3 最大 120。5 つの作業用 DS3-12E と 1 つの DS3N-12E の 2 つのグループを使用 最大 72。1:1 保護の DS3-12E を使用 |
| データ レート |
44.736 Mbps、+/- 20 ppm |
| 回線ビルドアウト |
0 ~ 68.58 m(0 ~ 225 フィート) 68.88 ~ 137.16 m(226 ~ 450 フィート) |
| コネクタ (リア EIA パネルからアクセス) |
75 Ω Bayonet Nut Connector(BNC)または Sub Miniature Connector(SMB) |
| メディア |
不平衡型同軸 |
| ループバック モード |
ターミナルおよびファシリティ |
| ファシリティ保護 |
保護あり(1:1 または 1:N、N は 5 以下) 保護なし(0:1) |
| カード レベル インジケータ:
赤(Fail)LED 緑(ACT/STBY)LED 黄(SF)LED |
ハードウェアの問題 カードはトラフィック搬送準備 OK Loss of Signal(LOS; 信号損失)、Loss of Frame(LOF; フレーム損失)、 |
| BER 測定 |
10-3 |
| 寸法 |
シングル幅 高さ x 幅 x 奥行き: 32.13 x 1.82 x 22.86 cm(12.65 x .716 x 9 インチ) |
| 消費電力
DS3-12E DS3N-12E |
23 W 26 W |
| 温度
動作時 保管時 湿度動作時 保管時 |
-40 ~ 65°C(-40 ~ 149°F) -40 ~ 85°C(-40 ~ 185°F) 5 ~ 95 %、結露しないこと 5 ~ 95 %、結露しないこと |
| 準拠規格 |
AIS TR-TSY-000191、GR-499-CORE、GR-253-CORE、ANSI T1.107.1988 |
| 必要な最小システム ソフトウェア |
ONS 15454 リリース 3.0 以上 |
| 製品名 | 説明 |
|---|---|
| 15454-DS3-12E |
DS3 カード、拡張パフォーマンス監視 |
| 15454-DS3N-12E |
DS3 カード、1:N 保護(N は 6 未満)、拡張パフォーマンス監視 |
