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Cisco ONS 15454

Cisco ONS 15454 SONET/SDH マルチサービス トランスポート プラットフォーム用 2.5-Gbps マルチレート トランスポンダ カード

データ シート


Cisco ONS 15454 SONET/SDH マルチサービス トランスポート プラットフォーム用 2.5-Gbps マルチレート トランスポンダ カード


2.5 Gbps マルチレート トランスポンダ カード対応の Cisco ® ONS 15454 マルチサービス トランスポート プラットフォーム(MSTP)では、メトロポリタン(メトロ)サービス プロバイダーや地域のサービス プロバイダーだけではなく、企業においても、Enterprise Systems Connection(ESCON)、ファイバ チャネル、ギガビット イーサネット、SONET/SDH (2.5 Gbps)、ビデオ インターフェイスやサービスなどさまざまな種類のサービスを簡単に統合およびトランスポートできます。

図 1 Cisco ONS 15454 SONET/SDH MSTP 2.5 Gbps マルチレート トランスポンダ カード

図 1 Cisco ONS 15454 SONET/SDH MSTP 2.5 Gbps マルチレート トランスポンダ カード

背景説明

メトロ トランスポート ネットワークでは、低速の DS-1/E-1、DS-3/E-3、10/100BASE-T、OC-3/STM-1 から、高速の OC-12/STM-4、ギガビットイーサネット、OC-48/STM-16、および 10 ギガビット イーサネットなどまで、さまざまなサービス要求に対応する必要があります。最近までは、SONET(SONET; 光同期伝送ネットワーク)Add-Drop Multiplexers(ADM; アド/ドロップ多重化装置)が OC-48/STM-16 までの集約サービスと伝送サービスを提供してきました。一方、メトロ Dense Wavelength-Division Multiplexing(DWDM; 高密度波長分割多重)プラットフォームは、ギガビットイーサネットや 10 ギガビット イーサネットを含む OC-3/STM-1 から OC-192/STM-64 までの光信号用に設計されていました。 残念ながら、複数のプラットフォーム タイプ(メトロ DWDM や SONET ADM など)を展開して多様なサービスをサポートする方法は、多くのサービスプロバイダーや企業のネットワークにとってコスト効率のよい方法とは言えません。 したがって、低速の DS-1/E-1 から高速の 10 ギガビット イーサネットや OC-192/STM-64 まで、すべてのサービスを配信できる、よりコスト効果の高いネットワーキングソリューションが求められています。

製品概要

2.5 Gbps マルチレート トランスポンダ(2.5G トランスポンダ)カード(図 1)では、100 GHz、ITU 準拠の波長で、155 Mbps 〜 2.48 Gbps のさまざまな種類のサービスをトランスポートできます。このサービスには、ESCON、SONET OC-3 〜 OC-48、SDH STM-1 〜 STM-16、ギガビット イーサネット、1 および 2 Gbps ファイバ チャネルなどが含まれます。波長安定度は 50 GHz で、将来は 64 チャネルでの動作に対応します。 2.5G トランスポンダ カードのアーキテクチャでは、単一回線の DWDM インターフェイスにマッピングされている単一のクライアント インターフェイスがあるので、Cisco ONS 15454 のシェルフの相互接続ファブリックにアクセスする必要がありません。

クライアントへのインターフェイスには、さまざまな種類の Small Form-Factor Pluggable(SFP)光モジュールが使用され、高精細度テレビ(HDTV)、D1/SDI ビデオ、DV6000 だけではなく、ESCON、OC-3/STM-1、OC-12/STM-4、OC-48/STM-16、ギガビット イーサネット、1 Gbps ファイバ チャネル/FICON、2 Gbps ファイバ チャネル/FICON などの幅広いサービスと、異なるファイバタイプ(シングルモードおよびマルチモード)、波長(850 nm および 1310 nm)、およびファイバ距離(短到達距離/局内、中到達距離/短距離など)との組み合わせに対応できます。 SFP 光モジュールには LC コネクタが採用されており、カード上の高密度な配置を可能にしています。

DWDM 回線インターフェイスは、長到達距離/長距離(LR/LH)で ITU 準拠の 100 GHz 間隔光インターフェイスで、50 GHz の波長安定度を確保しています。このインターフェイスには LC コネクタが使用されており、OC-48 までの回線速度と G.709 のオーバーヘッドで動作します。 DWDM 出力回線インターフェイスは、隣接する 4 種類の 100 GHz 波長にチューニング可能なので、別々の 8 種類のカード タイプを使用すれば 32 チャネルの DWDM ネットワークをサポートすることができます。 2.5G トランスポンダ カードの波長には、プロテクションバージョンと非プロテクション バージョンがあります。第 2 の DWDM 回線での入出力などを含むプロテクションバージョンを使用すると、DWDM ネットワークを介して光回線を保護することができます。 2.5G トランスポンダカードは、増幅と分散補正によって 500 km 以上の光距離を実現します。説明にある、転送エラー訂正機能が有効になっている仕様では、10E-15 BER(ビット エラーレート)以下でのクライアント ペイロードを実現します(表 1 参照)。

2.5G トランスポンダ カードには、クライアント インターフェイスと DWDM 回線インターフェイスの両方が 1 枚のカードに搭載されています。2.5G トランスポンダ カードは、Cisco ONS 15454 プラットフォームの 12 個のマルチサービス スロットに搭載可能で、相互接続カードのあるシステムにも、ないシステムにも搭載できます。MSTP システム展開での動作時に必要な一般的なカードは、適切な Timing, Communications, and Control カードのみです。リリース 4.6 のソフトウェア以降、Cisco ONS 15454 システムに相互接続カードを追加することで、ハイブリッドアプリケーションのサポートが可能になり、また、他のトランスポート カードへの相互接続カードを介したサービス統合だけではなく、200 Mbps 〜 2.5 Gbps の透過的なサービスを組み合わせることも可能になります。

2.5G トランスポンダカードは、次に概要を説明する、プロビジョニング可能なプロトコルの透過性、波長のチューニング機能、柔軟なプロテクション メカニズム、フロースルータイミング、管理、パフォーマンスモニタリング機能など、さまざまなサービスを提供するために必要な先進の機能やキャリアクラスの機能を豊富にサポートしています。

プロビジョニング可能なプロトコルの透過性

2.5G トランスポンダ カードは、Cisco ONS 15454 プラットフォーム上で透過波長サービスと非透過サービスの両方をサポートするように設計されています。動作モードには 2R、3R、および 3R+ という 3 つのモードがあります。 2R モードでは、2.5G カードによって、クライアント インターフェイスと DWDM 回線インターフェイスの間でデータが透過的に渡されます。 対応するデータのビット レートは 155 Mbps 〜 2.5 Gbps であり、ESCON やビデオ信号(HDTV、D1、C-Cor DV6000)が含まれます。 2R モードでは、着信信号が再生成、最増幅されますが、タイミングは再設定されません。

3R モードでは、2.5G トランスポンダカードによって着信信号が再生成、最増幅され、タイミングも再設定されます。 対応するデータ ビット レートは 155 Mbps 〜 2.488 Gbps であり、SONET/SDH OC-3/STM-1、OC-12/STM-4、OC-48/STM-16 信号、1 Gbps および 2 Gbps のファイバ チャネルと FICON、およびギガビット イーサネットが含まれます。

3R 拡張モードでは、2.5G トランスポンダカードによって、G.709 を基にクライアント信号がマップされます。前述の 3R での信号の透過サービスをサポートするために、トランスポートエラー訂正機能(FEC)が組み込まれます。 G.709 テクノロジーによって、ペイロード エンベロープが提供され、また、稼動中のパフォーマンスモニタリング、プロテクション、および光管理の機能を提供する、SONET/SDH に類似したレイヤ構造が実現されます。 この 3R+ モードでは、ネットワーク パフォーマンスとシステムの接続距離が大幅に向上します。

SONET および SDH ベースのクライアント ペイロードには、透過(監視のみ)と終端の 2 つの動作モードがあります。 透過動作モードでプロビジョニングすると、カードによってすべての SONET/SDH オーバーヘッド バイトが透過的に渡されます。このカードは、B1(セクション BIP-8)や J0(セクション トレース)などの重要な SONET/SDH オーバーヘッドバイトのモニタリングを行うので、障害箇所の特定やパフォーマンス モニタリングに利用することができます。また、透過モードでは、ネットワークの完全性を確保するために、ネットワークの一端におけるクライアントインターフェイスの信号消失またはフレーム同期損失が遠端のクライアント インターフェイスにトランスポートされ、遠端のレーザーが遮断されます。 終端モードでは、クライアントのトランスポート オーバーヘッド(TOH)が終端され、適切なリモート表示信号が挿入されて B1/B2 バイトが再生成されます。

波長のチューニング機能

2.5G トランスポンダ カードは、100 GHz ITU グリッドで動作し、1 枚のカードごとに、隣接する 4 つの 100 GHz チャネルにチューニング可能です。50 GHz の波長安定度を確保しており、8 枚の別個のカードを使用すると、32 種類の波長プラン全体に対応できます。 2.5G トランスポンダカードには波長チューニング機能が組み込まれているため、すべての波長に対応するためのスペア部品の在庫を減らすことができます。

柔軟なプロテクション メカニズム

2.5G トランスポンダ カードは、クライアント インターフェイスと DWDM 回線インターフェイスの両方に柔軟なプロテクション機能を提供しており、表 1 に示されているように、カスタマーアプリケーションが要求するさまざまなサービスレベル契約(SLA)に対応した幅広いネットワーク構成をサポートできます。

 

表 1 プロテクション フォーマット

プロテクション タイプ 機能
非プロテクションのクライアント インターフェイスと DWDM 回線インターフェイス

これらのインターフェイスでは、クライアント端末インターフェイスやトランスポンダ カードは保護されません。 クライアント信号は非プロテクション トランスポンダ カード上でトランスポートされます。この設定は、Unidirectional Path Switched Ring/Subnetwork Connection Protection(UPSR; 単方向パス交換リング/SNCP)プロトコルまたは Bidirectional Line Switch Ring/Multiplex Switching Protection-Shared Protection Ring(BLSR; 双方向回線交換リング/MSP-SPR)プロトコルで保護された DWDM ネットワークでクライアント ペイロードを伝送するのに適しています。

図 2

1+1 プロテクション クライアント インターフェイス

これらのインターフェイスでは、トランスポンダ カードとクライアント端末インターフェイスの両方が保護されます。 1+1 自動プロテクション スイッチング(APS)を実行する 2 つのクライアント インターフェイスが、2 枚のトランスポンダ カードをパス スルーします。スイッチングは、クライアント端末機器インターフェイス間で行われます。

図 3

Y 字型ケーブル クライアント インターフェイス

このインターフェイスでは、クライアント端末インターフェイスは保護されずに、トランスポンダ機器と DWDM 転送が保護されます。 1 つのクライアント インターフェイスが 2 枚のトランスポンダ カードに分割されます。 プロテクション バージョンのトランスポンダ カードでは、この機能はサポートされません。

図 4

プロテクション DWDM 回線インターフェイス

このインターフェイスでは、プロテクション バージョンの 2.5G トランスポンダ カードを使用して、単一のクライアント信号のためのネットワークを保護します。このカードは、送信信号を 2 つの波長パスに分割します。 レシーバ側で、カードによって、2 つの信号から適切な入力信号が選択され、クライアントのトランスミッタに転送されます。

図 5

図 2 非プロテクション構成

図 2 非プロテクション構成

図 3 1 + 1 構成

図 3 1 + 1 構成

図 4 Y 字型プロテクション構成

図 4 Y 字型プロテクション構成

図 5 プロテクション DWDM 回線構成

図 5 プロテクション DWDM 回線構成

フロースルー タイミング

このトランスポンダ カードでは、クライアントから DWDM 回線の光インターフェイスへタイミングを「フロースルー」することが可能です。 1 つのインターフェイス(クライアントまたは回線)から受け取ったタイミングが、別のトランスミッタインターフェイス(回線またはクライアント)のタイミングとして使用されます。これにより、ノードのタイミングから、転送された信号の独立性を保つことが可能になります。

管理

Cisco ONS 15454 は、シスコ トランスポートマネージャのエレメント管理システム(EMS)を利用したシスコ トランスポート コントローラ クラフトインターフェイスを使用して、運用、管理、モニタリング、およびプロビジョニング(OAM&P)機能をサポートする包括的な管理機能を提供しています。 2.5G トランスポンダ カードには、3R のすべてのサービス インターフェイス用に、プロビジョニング可能な G.709 の機能が組み込まれています。 G.709 の機能によって、キャリアは透過的にサービスを転送でき、転送信号の劣化や SLA の要求違反を引き起こす可能性のあるネットワーク機能障害を特定できます。 SONET/SDH 信号における SDCC/RSDCC(Section Data Communication Channel/Regenerator Section Data Communications Channel)と比べて、G.709 の汎用通信チャネル(GCC)では、サービスチャネルを透過的にトランスポートするために、波長ごとに異なる通信チャネルが提供されます。 Cisco ONS 15454 では、この GCC を利用することにより、高度なネットワーク自動検出機能を DWDM ベースのサービスにまで拡張しています。 SONET/SDH サービスに対しては、終端モードを使用すると、SDCC によって Cisco ONS 15454 SONET/SDH ネットワーク要素上で同様の機能を使用できます。これによって、SONET/SDH と DWDM ネットワークの両方を同時に管理できます。 Cisco ONS 15454 Cisco Transport Controller の統合クラフトマネージャと、Cisco Transport Manager の EMS による補完によって、システムの OAM&P にアクセス可能になっています。

パフォーマンス モニタリング

2.5G トランスポンダ カードのパフォーマンスモニタリング機能は、転送されるサービスによって異なります。 2R サービスに対するパフォーマンス モニタリングは SFP によって提供されるものに限定されます。これには、入出力とレーザー バイアス電流を含む DWDM 光インターフェイスや、入出力、レーザーバイアス電流、インベントリなどが含まれます。 3R サービスに対するパフォーマンス モニタリングは、信号のタイプによって異なります。ただし、2 Gbps ファイバ チャネルのパフォーマンス モニタリングは、SFP 光モジュールによって配信されるパフォーマンスモニタリング統計に限定されます。 SONET/SDH の信号については、ITU G.783 および ETS 300 417-1 の各標準に加えて、Telcordia GR-474 と GR-2918 に基づいて、幅広いパフォーマンスモニタリングと、しきい値超過の条件およびアラームがサポートされています。 ギガビット イーサネットや 1 Gbps ファイバチャネルなどのデータ アプリケーションでは、8b/10b パフォーマンス モニタリングがサポートされます。 最後に、デジタル ラッパーチャネルは、ITU-T の勧告(G.709 および G.798)を基に監視されます。 レーザー バイアス電流や受信光出力などの DWDM 回線インターフェイスの光パフォーマンス パラメータがサポートされています。 パフォーマンス モニタリング データの計算と累積は、15 分と 24 時間の間隔で行われます。

2.5 Gbps トランスポンダ カードの前面プレートには、カードの運用状況をすばやく目視チェックできる LED があります。前面プレートに印刷されているオレンジ色の丸印はカードを取り付けることができるシェルフのスロットを示しています。

アプリケーションの説明

2.5G トランスポンダ カードは、すでに柔軟性の高い Cisco ONS 15454 プラットフォームに、さらに多くの新しいアプリケーションを追加します。 それらのアプリケーションの 1 つに、障害を回避するためにプライマリとバックアップのデータ センター間を接続する、ストレージ エリア ネットワーク(SAN)トランスポート(図 6)があります。

図 6 障害を回避するための SAN 接続

図 6 障害を回避するための SAN 接続

図 7 で詳細を説明しているアプリケーションは、キャリアがサービス アプリケーションをトランスポートするための、SONET/SDH ベースのサービスの透過転送(この例の中では OC-48/STM-16)です。

図 7 通信事業者のキャリア サービス用の OC-192/STM-64 トランスポート

図 7 通信事業者のキャリア サービス用の OC-192/STM-64 トランスポート

それぞれのネットワーク アプリケーションでは、ユーザは、同一の Cisco ONS 15454 プラットフォーム上で数種類のサービスを組み合わせて提供できます。これにより、DS-n/E-n の専用回線、D1/SDI と C-Cor DV6000 ビデオ、イーサネット、ESCON、および SONET/SDH OC-n/STM-n など、サポートされている他のインターフェイスタイプの利点を活用できます。

シスコのアドバンテージ

Cisco ONS 15454 2.5G トランスポンダカードは、Cisco ONS 15454 プラットフォームのサービス機能を補完し、さらに拡張します。 2.5G トランスポンダカードを使用すると、ユーザは、実証済みの Cisco ONS 15454 プラットフォーム上で既存のファイバインフラを介して波長サービスを配信できます。また、DS-1/E-1、DS-3/E-3、OC-n/STM-n、およびイーサネットなどのサービスも統合することができます。 Cisco ONS 15454 プラットフォームを使用すると、組み合わされたサービスをトランスポートするために独立したメトロ DWDM とマルチサービス プロビジョニングプラットフォーム(MSPP)を展開する必要性が低減されます。図 8、図 9 を参照してください。

図 8 現在の DWDM アーキテクチャ

図 8 現在の DWDM アーキテクチャ

図 9 Cisco ONS 15454 のハイブリッド DWDM アーキテクチャ

図 9 Cisco ONS 15454 のハイブリッド DWDM アーキテクチャ

Cisco ONS 15454 光トランスポート ソリューションは、従来のネットワーク要素に比べて、次のような広範な展開と機能を実現する大幅な機能改善が図られています。

  • サービス インターフェイスの選択肢:Cisco ONS 15454 プラットフォームでは、個別にソフトウェアをロードすることによって、1 種類のシャーシとしては広範囲に渡るサービスインターフェイスがサポートされています。これらのサービスインターフェイスには、非同期(DS-1/E-1、DS-3/E-3)、SONET/SDH(EC-1, OC-3/STM-1 〜 OC-192/STM-64)、イーサネット (10、100、1000、10,000 Mbps)、SAN(ESCON、FICON、1 および 2 Gbps ファイバ チャネル)、ビデオ(D1、C-Cor DV6000)インターフェイスなどがあります。
  • 複数の復元タイプ:Cisco ONS 15454 MSPP は、2 ファイバまたは 4 ファイバの BLSR/MS-SPR、UPSR/SNCP、リニア APS/SNC、およびパス プロテクション メッシュ ネットワーキング(PPMN)をサポートしています。 そのため、サービスプロバイダーはこのプラットフォームを、通常 UPSR/SNCP の復元機能を使用するビル内ネットワークの収集装置またはファイバはもとより、通常 2 ファイバまたは 4 ファイバの BLSR/MS-SPR の復元機能を使用する局間ネットワークなど、すべてのトランスポート ネットワークアプリケーション用に展開することが可能です。
  • ラインカードおよびシャーシの共通化:光ラインカードが復元タイプに関係なく使用できるので、スペア部品のコストを削減でき、技術者が混同することもありません。 また、ネットワークの変更やカスタマー インターフェイスの需要の進化に合わせて、ユーザが必要に応じて光回線パックを簡単に再展開できます。
  • シャーシ タイプの共通化:すべての光インターフェイス速度が共通のシャーシでサポートされているので、技術者は複数のプラットフォームの知識を習得する時間を、実際に帯域幅とサービスを展開する作業に費やすことができます。 多くの機器ベンダーは、特定の光回線速度用(OC-3/STM-1、OC-12/STM-4 など)のプラットフォームや復元メカニズム(UPSR/SNCP、2F-BLSR/MS-SPR、4F-BLSR/MS-SPR など)で分類したプラットフォームを提供しています。これによって、発注時に混乱が起きるだけでなく、必要なプラットフォームが必要なアプリケーションに対応しているかどうかという問題が発生します。 Cisco ONS 15454 の回線速度や復元機能に柔軟に対応しているので、注文時にも展開時にも、簡単、迅速、容易に作業を進めることができます。

Cisco ONS 15454 は、トップクラスの光トランスポート プラットフォームとして、SONET/SDH によるトランスポートの高速化、光ネットワーキングの統合、従来にないマルチサービス インターフェイス、優れた経済性を実現します。

Cisco ONS 15454 2.5 Gbps マルチレート トランスポンダ カードの機能と仕様

コンパクト設計

  • クライアントと DWDM 間の双方向動作をサポートする単一シャーシ スロット設計の高密度ソリューション
  • 1 つのシェルフ アセンブリにつき 12 枚までの双方向 2.5G トランスポンダ カード(1 ベイにつき 48 枚)

柔軟なプロテクション オプション

  • UPSR/SNCP、BLSR/MSP、および 1+1 APS/SNC を透過的にサポート
  • Y 字型ケーブル クライアント
  • プロテクション DWDM 回線オプション
  • 非プロテクション(0+1)

認定準拠

表 2 認定準拠

 
各国でのサポート
SONET/ANSI システム
  • カナダ
  • 米国
  • メキシコ
  • 韓国
  • 日本
  • EU
SDH/ETSI システム 2
  • EU
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • シンガポール
  • 中国
  • メキシコ
  • 香港
  • 韓国
EMC エミッション(放射、伝導)
  • ICES-003
  • GR-1089-CORE
  • 47CFR15
  • VCCI V-3/2000.04
  • CISPR22
  • EN 300 386-TC
  • EN50081-1
  • EN55022
  • AS/NZS3548, Amendment 1 + 2 1995
EMC イミュニティ
  • GR-1089-CORE
  • CISPR24
  • EN50082-2
  • EN300-386-TC
  • EN55024
安全性
  • CAN/CSA-C22.2 No. 60950-00 Third Ed., 12/1/2002
  • GR-1089-CORE
  • GR-63-CORE
  • TS001
  • UL 1950 Third Ed., 12/1/2000
  • EN60950 (to A4)
  • IEC60950/EN60950, Third Ed.
  • AS/NZS3260 Supplements 1,2,3,4, 1997
環境仕様
  • GR-63-CORE
  • AT&T Network Equipment Design Specification (NEDS)
  • ETS 300-019-2-1 (Class 1.1)
  • ETS 300-019-2-2 (Class 2.3)
  • ETS 300-019-2-3 (Class 3.1E)
構造的強度
  • GR-63-CORE
  • AT&T NEDS
  • ETS 300-019 (Class 3.1E)
電源と接地
  • SBC (TP76200MP)
  • ETS 300-132-1 (DC power)
  • ETS 300-253 (grounding)
  • GR-253-CORE
  • G.691
  • G.709
  • G.975
品質
  • TR-NWT-000332, Issue 4, Method 1 calculation for 20-year mean time between failure (MTBF)

1. 製品リリース時点では、準拠性に関するテストと文書のうち、完了していないものがある可能性があります。 カナダ、米国、EU 以外の国については、シスコの販売担当者までお問い合せください。

2. この他の国における SDH/ETSI 要件については、シスコの代理店に準拠性をご確認ください。

表 3 システムの互換性と要件

コンポーネント Cisco ONS 15454 SONET/ANSI Cisco ONS 15454 SDH/ETSI
プロセッサ

TCC2

TCC2

相互接続

すべて(リリース 4.5 ではサポートされていません)

すべて(リリース 4.5 ではサポートされていません)

シェルフ アセンブリ

すべて(リリース 4.5 では SA-ANSI)

すべて

システム ソフトウェア

リリース 4.5.0 以上

リリース 4.5.0 以上

スロットの互換性

1-6, 12-17

1-6, 12-17

表 4 仕様

仕様 仕様
クライアント インターフェイス

入力ビット レート

155 Mbps ~ 2.5 Gbps

サポートされるインターフェイス(Small Form-Factor Pluggable [SFP] ベース)

SONET/SDH

OC-3/STM-1

OC-12/STM-4

OC-48/STM-16

ギガビット イーサネット

 

ファイバ チャネル/FICON、1 Gbps および 2 Gbps

 

ESCON

ビデオ

D1 ビデオ

C-Cor DV6000 2.5 Gbps

HDTV


 

1310 nm、シングルモード ファイバ(SMF)、15 km IR-1/S-1.1

1310 nm、SMF、15 km IR-1/S-4.1

1310 nm、SMF、15 km IR-1/S-16.1

850 nm、マルチモード ファイバ(MMF)、0.5 km、1000BASE-SX

1310 nm、SMF、10 km、1000BASE-LX

850 nm、MMF、0.3 km

1310 nm、SMF、10 km

1310 nm、MMF、2 km

 

1310 nm、SMF

1310 nm、SMF

1310 nm、SMF

自動のレーザー遮断(ALS)および再始動

ITU-T G.664(06/99)

コネクタ タイプ(Tx/Rx)

LC、デュプレックス

DWDM 回線インターフェイス

出力ビット レート

155 Mbps ~ 2.66 Gbps

ALS と再始動

ITU-T G.664(06/99)

公称波長(lTnom

4 個のチャネルにチューニング可能(表 5)

スペクトルの範囲(lTminlTmax

1530 ~ 1565 nm

20 dB 時のスペクトル幅(Dl20

±0.025 nm

コネクタ タイプ(Tx/Rx)

LC、デュプレックス

光トランスミッタ

タイプ

直接変調型

出力(PTmin ~ PTmax

非プロテクション カード

プロテクション カード

 

-1 ~ +1 dBm

-4.5 ~ -2.5 dBm

必須光リターン損失、最小値

20 dB

消光比、最小値(reminx

8.2 dBm

レーザー安全クラス

1

光レシーバ

タイプ

APD

感度、3R モード(PRmin ~ PRmax

FEC オフ、BER = 10E-12、OSNR > 14 dB

FEC オン、BER = 10E-15、OSNR > 14 dB

FEC オフ、BER = 10E-12、OSNR > 10 dB

FEC オン、BER = 10E-15、OSNR > 6 dB

感度、2R モード(PRmin ~ PRmax

BER = 10E-12、OSNR > 15 dB

 

-30 ~ -9 dBm

-31 ~ -9 dBm

-23 ~ -9 dBm

-25 ~ -9 dBm

 

-24 ~ -9 dBm

注: 0.5-nm 帯域幅で定義された Optical Signal to Noise Ration(OSNR)

伝送ペナルティ

3R モード:分散パワー ペナルティ
(FEC オンまたはオフ)

3R モード:分散 OSNR ペナルティ
(FEC オンまたはオフ)

2R モード:分散パワー ペナルティ 3

 

±5400 ps、2 dB 時

±5400 ps、2 dB 時

±3300 ps、3 dB 時

波長分散許容度(DLRmax

最大 ±5400 ps/nm(3R モードで 360 km)

レシーバの反射率(最大値)

-27 dB

入力波長帯域幅(_c_rx)

Third window、ITU G.692、1530-1565 nm

管理

カードの LED

障害(FAIL)

アクティブ/スタンバイ(ACT/STBY)

信号障害(SF)

クライアント ポートの LED(2 色)

アクティブ - アラームなし/アラームあり

DWDM ポートの LED(3 色)

アクティブ/スタンバイ(プロテクション カードのみ)/アラーム

 

緑/黄(Y 字型保護)

 

緑/赤

 

緑/黄/赤

電力

通常値

最大値

25 W

35 W

動作環境

温度

-5 ~ 55° C

23 ~ 131° F

湿度

5 ~ 95 %、結露しないこと

保管環境

温度

-40 ~ 185° F

40 ~ 85° C

湿度

5 ~ 95 %、結露しないこと

3. 2R モードでの到達距離は、分散限界ではなく OSNR 限界です。

表 5 2.5 Gbps マルチレート トランスポンダ カードでサポートされる波長 4

カード(xx.x) (nm) カード(xx.x) (nm) カード(xx.x) (nm) カード(xx.x) (nm)
30.3

1530.33

1531.12

1531.90

1532.68

38.1

1538.19

1538.98

1539.77

1540.56

46.1

1546.12

1546.92

1547.72

1548.51

54.1

1554.13

1554.94

1555.75

1556.55

34.2

1534.25

1535.04

1535.82

1536.61

42.1

1542.14

1542.94

1543.73

1544.53

50.1

1550.12

1550.92

1551.72

1552.52

58.1

1558.17

1558.98

1559.79

1560.61

4. 波長ベースの光モジュールのリード タイムにはかなりのばらつきがあります。 波長の選択に際しては、次の URL にあるシスコの注文ページに示されているシスコの価格表またはリード タイム ツールを参照してください。

http://www.cisco.com/en/US/ordering/

表 6 発注情報 5

部品番号 説明

15454-MR-L1-xx.x=

15454E-MR-1-xx.x=

100-Mbps ~ 2.5-Gbps のマルチレート トランスポンダ カード、非プロテクション DWDM 回線、SFP クライアント モジュール スロット、100 GHz ITU DWDM 波長、LC コネクタ

15454-MRP-L1-xx.x=

15454E-MRP-1-xx.x=

100-Mbps ~ 2.5-Gbps のマルチレート トランスポンダ カード、プロテクション DWDM 回線、SFP クライアント モジュール スロット、100 GHz ITU DWDM 波長、LC コネクタ

SFP 光モジュール

15454-SFP3-1-IR=

15454E-SFP-L.1.1=

OC-3/STM-1/D1-SDI SFP、中到達距離/短距離、1310 nm、シングルモード、LC コネクタ

15454-SFP12-4-IR=

15454E-SFP-L.4.1=

OC-12/STM-4 SFP、中到達距離/短距離、1310 nm、シングルモード、LC コネクタ

15454-SFP-OC48-IR=

15454E-SFP-L.16.1=

OC-48/STM-16 SFP、中到達距離/短距離、1550 nm、シングルモード、LC コネクタ

15454-SFP-200=

15454E-SFP-200=

ESCON SFP、短到達距離/局内、1310 nm、マルチモード、LC コネクタ

15454-SFP-GE+-LX=

15454E-SFP-GE+-LX=

ギガビット イーサネット、ファイバ チャネル/FICON(1 および 2 Gbps)と HDTV SFP、長到達距離、1310 nm、シングルモード、LC コネクタ

15454-SFP-GEFC-SX=

15454E-SFP-GEFC-SX=

ギガビット イーサネットとファイバ チャネル/FICON(1 および 2 Gbps)SFP、短到達距離/局内、850 nm、マルチモード、LC コネクタ

Y 字型プロテクション デバイス

15216-CS-SM-Y=

Y 字型ケーブル分岐/結合モジュール、シングルモード、シングル幅モジュール、Cisco FlexLayer シェルフ アセンブリ(15216-FL-SA)に取り付け可能

15216-CS-MM-Y=

Y 字型ケーブル分岐/結合モジュール、マルチモード、シングル幅モジュール、Cisco FlexLayer シェルフ アセンブリ(15216-FL-SA)に取り付け可能

15216-FL-SA=

シェルフ アセンブリ、モジュール スロット 4 個、高さ 1 ラック ユニット、Cisco FlexLayer プラットフォーム

5. 部品番号 15454E の「E」は、SDH システムとの互換性を示しています。

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