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Cisco Systems, Inc. ®
Cisco QoS Device Manager(QDM)2.0は、Webベースのネットワーク管理アプリケーションです。Ciscoルータに搭載された高度なIPベースQoS(Quality of Service)機能を構成および監視するための使いやすいグラフィカルユーザインタフェースを提供します。QDMバージョン1.0は、Cisco 7100、7200、および7500をはじめとするCisco 7000ファミリのルータをサポートしていました。QDM 2.0では、これに加えてCisco 2600と3600ファミリにもサポートが拡大しています。 QDMは、自社のネットワークにQoS機能を初めて設定するユーザーを対象としています。このようなユーザーは、ネットワークのなかで最も重要なルータのQoS機能を設定および監視するための使いやすい管理アプリケーションを必要としています。Ciscoルータは、多くの場合、LAN環境とWAN環境との間の通信インタフェースとなっています。ここは、ネットワークトラフィックにおけるクリティカルな輻輳ポイントとなります。したがって、このようなトラフィック輻輳を効果的に管理し、エンドツーエンドのネットワークサービスを提供するためには、CiscoルータのQoSが適切に設定され、監視されている必要があります。 QDMを使ってCiscoルータを構成および監視することによって、クリティカルなネットワークアプリケーションのパフォーマンスが、他のトラフィック状況に影響を受けなずに確保されるようにします。QDMを使えば、ネットワーク管理者は簡単かつ迅速にQoS機能を設定し、ルータを経由するネットワークトラフィックのパターンについてQoS設定がどのように影響するかを観察できます。
QDMを使用してCiscoルータ上でのQoSトラフィッククラスを定義する際には、Cisco IOSフィーチャセットに組み込まれたNBAR(Network-Based Application Recognition)と呼ばれる高度なトラフィック分類機能が役立ちます。NBARは高度なパケット分類機能を持っており、特定のURL、MIMEタイプ、Citrixトラフィックなど、ネットワークトラフィックに関するレイヤ5とレイヤ6の詳細を特定できます。実際、NBARはデータグラムのなかの最大128バイトまでのデータ文字列をIPパケットのなかから特定するのに使用することができます。またNBARは、ルータを経由して送信されるネットワークトラフィックのプロトコルディスカバリにも便利です。NBARが機能するためには、CiscoルータがCEF(Cisco Express Forwarding)スイッチングをサポートするように設定する必要があります。 QDMは、プロトコルディスカバリとQoSトラフィック分類の両方についてNBARを活用します。アプリケーションの多くでは、ユーザーネットワークのQoS分類ニーズを満たすため、QDMとNBARの組み合わせは不可欠のものとなっています。