Cisco Network Registrar

Cisco Network Registrar 6.3

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Cisco Network Registrar 6.3


Cisco® Network Registrar® は、拡張性の高いネットワーク構成、設定、サービス保証モニタリング、およびオンデマンドでのサービス配信をサポートする、IP アドレス管理アプリケーションです。その高度な機能はネットワークにインテリジェンスをもたらし、サービス プロバイダーおよび企業カスタマーのビジネス ニーズを満たす IP アドレス ソリューションを実装するための、柔軟性の高い基盤を提供します。Cisco Network Registrar は、世界各国で数千ものお客様への導入実績を持つキャリアクラスの製品です。Cisco Network Registrar の豊富な機能を提供するインターフェイスによって、手動での作業が自動化され、運用コストの削減が可能になります。さらに Cisco Network Registrar は、一貫性のあるポリシーを新しいサービスやビジネス モデルに合わせて自動的に適用するので、運用コスト(OpEx)の削減にも貢献します。


製品の紹介

Cisco Network Registrar は、IP Address Management(IPAM; IP アドレス管理)機能を提供する IP アドレス管理アプリケーションで、Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)サービスおよび DHCP サービスの管理を容易にします。企業カスタマー向けには、わかりやすい GUI と組み込みの詳細な管理ロール機能を組み合わせて提供するため、ユーザは、DNS サービスおよび DHCP サービスの管理に時間を費やすことなく、業務に集中できます。またケーブル プロバイダーに導入した場合には、数百台、数千台ものデバイスに対して拡張性に優れた DNS サービスおよび DHCP サービスを提供し、DOCSIS® ケーブル モデム プロビジョニング システムの基盤を形成します。また、通信サービス プロバイダー向けには、データ、Voice/Video over IP、およびモバイル サービスにおける重要な役割を引き続き担います。

Cisco Network Registrar には、増分ゾーン転送、ダイナミック アップデート、および通知のサポートをはじめとする業界で最も進んだ機能が、標準準拠の DNS サーバとともに組み込まれています。DNS サービスを保護するために、Cisco Network Registrar では Transactional Signature(TSIG)をサポートして、DNS ゾーン転送とアップデート要求を認証します。また、Cisco Network Registrar の DHCP サーバは、冗長 DHCP サーバによる DHCP セーフ フェールオーバー、ダイナミック DNS アップデート、DOCSIS ケーブル モデム、および Lightweight Directory Access Protocol バージョン 3(LDAPv3)によるディレクトリ サービスとの統合をサポートしています。さらに、Cisco IOS® デバイスとの緊密な統合によって、Cisco Powered Network ソリューションの価値を一層高めます。

拡張性に優れた Cisco Network Registrar のシステムは、いくつかのローカル クラスタと 1 つのリージョナル クラスタで構成されます。ローカル クラスタはネットワークに配置され、DNS サービスおよび DHCP サービスの処理を行います。リージョナル クラスタは、一般にデータセンターまたはネットワーク オペレーション センター(NOC)に配置され、ローカル クラスタを集中管理します。

リージョナル クラスタに搭載されたさまざまな IPAM 機能は、運用コストの削減に役立ちます。Cisco Network Registrar の管理者は IPAM を使用して、DNS サーバおよび DHCP サーバを中央のロケーションから制御およびモニタできます。この機能により、ネットワークに配置したローカル サーバを設定するための、手動による反復的でエラーの発生しやすい作業を大幅に省略し、一元的なデータの集約と委任を実現することができます。

アドレス スペースの管理により、アドレス ブロックの管理作業を簡単に行うことができます。この機能は、リージョナル クラスタから実行できます。アドレス ブロックには、スタティック アドレスが含まれる場合もダイナミック アドレスが含まれる場合もあります。また、子アドレス ブロックを任意の数だけ含むことができ、それをサブネットに対応させることができます。管理者は 1 つのアドレス ブロックを分割し、この小さいブロックをローカル クラスタに置くことができます。同様に、ローカル クラスタで親ブロックの下に複数のアドレス ブロックを統合し、アドレス スペースの統合ビューを提供することもできます。Cisco Network Registrar 管理者はローカル クラスタを 1 つずつ調べてサブネット使用状況やリース履歴情報を収集する代わりに、リージョナル クラスタによって同じ情報を得ることができるので、使用状況に関するデータの収集が簡単になります。このような自動化ソリューションがなければ、アドレス ブロックの管理は複雑かつ煩雑な時間のかかる作業になりがちです。

リージョナル クラスタは、クラスタ管理機能を通じてローカル クラスタの管理とモニタリングを行います。クラスタ管理機能により、アドレス スペースの集中管理と、ポリシー、クライアント クラス、スコープ テンプレートなどのグローバルなプロトコル サーバ設定が可能になります。管理者はリージョナル クラスタから Web UI を介して、Cisco Network Registrar ローカル クラスタのリストおよび各クラスタの証明書の追加や管理を行うことができます。この機能により、リージョナル クラスタ上で Web UI 経由での Cisco Network Registrar ローカル クラスタのリストの作成と管理が可能になります。管理タスクをさらに容易にするために、ローカル クラスタを集中管理し、VPN の作成、プル、プッシュのほか、DHCP クライアント クラス、スコープ テンプレート、ポリシー、フェールオーバー ペア、ゾーン分散の管理などを行うことができます。Web UI を使用して、サブネットの使用状況や IP リース履歴のデータをローカル クラスタからプルすることもできます。


製品概要

Cisco Network Registrar は、高度な拡張性と信頼性を備えた DNS、DHCP、および Trivial File Transfer Protocol(TFTP; 簡易ファイル転送プロトコル)サービスを提供し、ネットワーク デバイスおよびサービスの効率的なプロビジョニングを可能にする、シスコの IP アドレス管理プロビジョニング製品です。他の既存の市販パッケージの DHCP サーバや DNS サーバと異なる点は、その豊富なフィーチャ セットです。Cisco Network Registrar の集中管理機能によって、管理タスクが簡素化され、ネットワークやデバイスの設定に伴う煩雑でエラーの発生しやすい操作が減り、運用コストの削減が可能になります。

Cisco Network Registrar は、フル機能の DNS サーバ、DHCP サーバ、および TFTP サーバを実装します。グラフィック ベースおよびスクリプト対応の CLI(コマンドライン インターフェイス)と Java 管理機能を使用したプログラム可能なインターフェイスの両方により、IP ネットワーク サービスの設定、自動化、および合理化を可能にします。サービス プロバイダーおよび企業カスタマー向けに、各種デバイスおよびサービス モデルに対応するクライアントの設定やプロビジョニングといったビジネス クリティカルなタスクをサポートします。Microsoft ベースのクライアント デバイスおよび Active Directory との相互運用が可能なので、Cisco CNS Network Registrar を使用することによって Microsoft の基本的な DHCP サーバおよび DNS サーバ機能を補完することができます。

Cisco Network Registrar は、IP アドレスの割り当てと管理、DHCP およびクライアント ポリシーの定義と配布、あるいは日常的なサーバ メンテナンスといった一般的なタスクを自動化し、IP ネットワークの設定と管理を簡素化します。LDAP ディレクトリ インターフェイスなどの機能により、DNS サービスおよび DHCP サービスを、その他のネットワーク管理アプリケーション、クライアント プロビジョニング アプリケーション、またはサービス プロビジョニング アプリケーションと簡単に統合できます。さらに、パフォーマンス最適化機能によってセットアップおよびタスクが迅速に実行できるようになるとともに、高度なアベイラビリティを実現するアーキテクチャによって、信頼性の高い一貫したクライアント サービス配信が保証されます。

Cisco Network Registrar は、クラスタ管理機能によって一貫性のあるポリシー、クライアント クラス、およびスコープ テンプレートの実装をサポートしています。また、簡潔なレポート機能によって、Cisco Network Registrar 管理者がローカル クラスタからサブネットの使用状況や IP リース履歴のデータを取り出すこともできます。


主な機能と利点

Cisco Network Registrar は、クラス最高の DNS および DHCP パフォーマンスを提供する分散型アーキテクチャを基盤としています。Cisco Network Registrar の最新リリースは、次のような新たな機能によって、業界におけるリーダーシップをより強固なものにしています。

レゾリューション エクセプション フォワーディング

現在、Cisco Network Registrar は、ユーザが特定のドメインについてフォワーダのリストを指定できるレゾリューション エクセプション機能をサポートしています。場合によっては、Cisco Network Registrar DNS サーバに、キャッシュ内の同じドメインについてサーバのネーム サーバ レコードを含めることもできます。このシナリオでは、DNS サーバは、例外リストのフォワーダではなく、ネーム サーバ レコードで指定されたとおりに、サーバにクエリーを転送します。レゾリューション エクセプション フォワーディング機能を使用すると、キャッシュ内の同じドメインについて、サーバのネーム サーバ レコードの存在と併せて、特定のドメインのエクセプション レゾリューションを設定できます。この機能により、Cisco Network Registrar が次のいずれかを選択するように設定できます。

  • 常に転送:Cisco Network Registrar DNS サーバは、例外に記載されているサーバにのみクエリーを転送します。
  • 最初に転送:Cisco Network Registrar DNS サーバは、まず例外に記載されているサーバにクエリーを転送します(前述のとおり)。応答がない場合、DNS サーバは、キャッシュされたネーム サーバ レコードに記載されている同じサーバに問い合わせを行います。
  • 最後に転送:Cisco Network Registrar DNS サーバは、まずキャッシュされたネーム サーバ レコードに記載されているネーム サーバにクエリーを転送します。応答がない場合、サーバは例外に記載されているサーバに問い合わせを行います。

レゾリューション エクセプション機能は、Cisco Network Registrar を柔軟に設定し、レゾリューション エクセプションとネーム サーバの両方へクエリーを転送できるようにします。

DNS フォワーディングのパフォーマンスの向上

すべての DNS クエリーを権限サーバに転送するキャッシング サーバとして、Cisco Network Registrar DNS サーバを設定できます。このリリースでは、Cisco Network Registrar がクエリーを転送する方法が改善され、DNS のパフォーマンスが向上しています。機能拡張の 1 つとして、ハッシング アルゴリズムを使用して、クライアントから送信される要求が重複しているかどうかをすばやく判断できるようになりました。この検出により、Cisco Network Registrar はネットワーク上に不要なトラフィックを追加せずに済むため、DNS クエリーを正しく効率的に解決できます。この機能拡張により、Cisco Network Registrar の DNS スループットが向上し、サーバ内の DNS の負荷を適切に管理できます。

新しい OS のサポート

目標を運用コストの削減まで拡張するために、Cisco Network Registrar では Solaris 10 のサポートが追加されます。環境が追加されることにより、ユーザはビジネスおよび運用のニーズに最適な運用環境を選択することができます。

ライセンスに関する最新情報

Cisco Network Registrar は、従来どおり IP ノード数に基づくライセンス設定となっています。このライセンス方式に加えて、リージョナル クラスタ、ルータ インターフェイス構成管理、および IPv6 機能を有効にするには、別のライセンス キーが必要です。表 1 に、Cisco Network Registrar のシステム要件を示します。

表 1 システム要件

  Solaris Windows Linux
オペレーティング システム Solaris 9 および Solaris 10、Red Hat Enterprise Server 4.0、または SUSE Linux バージョン 9 Window 2003、Windows XP Red Hat Linux ES 4
ハードウェア Sun Netra AC200 Intel Pentium III または同等品 Intel Pentium III または同等品
ディスク スペース インストールには最低 310 MB のディスク スペースが必要。運用には 18 GB のディスク スペースを推奨 インストールには最低 310 MB のディスク スペースが必要。運用には 18 GB のディスク スペースを推奨 インストールには最低 310 MB のディスク スペースが必要。運用には 18 GB のディスク スペースを推奨
スワップ スペース Cisco Network Registrar を実行するには、最低 100 MB のスワップ スペースが必要 Cisco Network Registrar を実行するには、最低 100 MB のスワップ スペースが必要 Cisco Network Registrar を実行するには、最低 100 MB のスワップ スペースが必要
メモリ Cisco Network Registrar を実行するには、最低 512 MB の RAM が必要 Cisco Network Registrar を実行するには、最低 512 MB の RAM が必要 Cisco Network Registrar を実行するには、最低 512 MB の RAM が必要
ソフトウェア Microsoft Internet Explorer 6.0(Service Pack 2)、Mozilla Firefox 1.0、Netscape 7.0 のいずれかと、Java JRE 1.4.2 以降が必要 Microsoft Internet Explorer 6.0(Service Pack 2)、Mozilla Firefox 1.0、Netscape 7.0 のいずれかと、Java JRE 1.4.2 以降(XP で IPv6 を使用している場合は JRE 5.0 [1.5])が必要 Microsoft Internet Explorer 6.0(Service Pack 2)、Mozilla Firefox 1.0、Netscape 7.0 のいずれかと、Java JRE 1.4.2 以降が必要


サービスおよびサポート

シスコは、お客様がそのネットワーク サービスを最大限に活用するため、各種サービス プログラムを用意しています。これらのサービスは、スタッフ、プロセス、ツールをそれぞれに組み合わせて提供され、お客様から高い評価を受けています。ネットワークへの投資を無駄にすることなく、ネットワーク運用を最適化しネットワーク インテリジェンスの強化や事業拡張を進めていただくためにシスコのサービスを是非お役立てください。サービスについての詳細は、以下の URL を参照してください。