Cisco Modeling Labs

Cisco Modeling Labs 1.0 Corporate Edition

データ シート





Cisco Modeling Labs 1.0 Corporate Edition



仮想ネットワークの設計とシミュレーションでラボにかかる設備投資と運用コストを削減


Cisco® Modeling Labs Corporate Edition は、Cisco Modeling Labs サーバと Cisco Modeling Labs クライアントで構成される、拡張可能でスケーラブルなソフトウェア プラットフォームです。それらによって構築されるサンドボックス環境で、ネットワーク トポロジの設計、設定、シミュレーションを行うことができます。サーバは共有リソースであり、インストールされた仮想イメージを使用してトポロジをアクティブ化する機能を備えています。クライアントでは、ポイントアンドクリック インターフェイスでトポロジの作成やデバイスの初期設定を簡単に行えるほか、Cisco Modeling Labs サーバの機能にもアクセスできます。サーバでは、ブートストラップ設定が作成されるほか、有効化されているプロトコルの論理的な図も自動的に生成され、ユーザは各自の仮想デバイスにアクセスして設定することができます。

リスクがない仮想環境でネットワーク シナリオのテストとトラブルシューティングを実行


ネットワーク インフラストラクチャの保守作業では、ネットワークを継続的に監視して、トラブルシューティングや変更の検証を行うことが求められます。新しいソフトウェアや設定を実稼働ネットワークに展開するときは、事前にテストを行わなければなりません。しかし、それらに必要な物理的なラボ環境が常に整っているとは限りません。こうした状況下での理想的なソリューションが Cisco Modeling Labs Corporate Edition です。シンプルなポイントアンドクリック インターフェイスを使用してネットワーク トポロジを設計またはインポートすることで、ネットワーク エンジニアは、わずか数分で仮想ネットワークを構築できます。また、ブートストラップ設定の生成や視覚化が自動的に行われるため、アーキテクトは、簡単に what-if 分析を行って設計の変更による影響を検証できます。さらに、オペレータは、選択したネットワーク シナリオを再現し、物理的な実稼働ネットワークに影響しない環境で問題のトラブルシューティングを行うことができます。このような作業を Cisco Modeling Labs に移行することで、最終的に、物理ネットワーク プロジェクトにかかる設備投資と運用コストの両方を削減することができます。

図 1 Cisco Modeling Labs クライアントの GUI と視覚化

図 1 Cisco Modeling Labs クライアントの GUI と視覚化


ネットワーク トポロジの作成とモデル化を柔軟な環境で実行


Cisco Modeling Labs Corporate Edition では、仮想トポロジの設計、構築、視覚化、およびシミュレーションをすばやく効率的に行うことができます。その優れたメリットは次のようなものです。

  • 複数のクライアントのサポート:Cisco Modeling Labs は、最小限のハードウェアで利用できるように、サーバの機能に複数のユーザがアクセスできる設計になっています。PC や Mac プラットフォームでクライアント アプリケーションを実行し、ネットワークの設計のアクティブ化が必要な際にサーバにアクセスできます。Cisco Modeling Labs Corporate Edition を利用するために、エンド ユーザごとに個別にサーバを用意する必要はありません。
  • ポイントアンドクリックによる設計:パレットとキャンバスで構成される直感的なエディタで、ネットワーク プロトコルの属性、アドレッシング方式、およびイメージの種類を指定して、新しい仮想ネットワークトポロジを迅速に作成できます。Cisco Modeling Labs には印刷オプションもあり、ネットワーク トポロジを保存して他のユーザと共有することもできます。
  • 設定の生成とプロトコルの視覚化:仮想イメージに基づいて自動的に生成されるデバイスのブートストラップ設定や、各種のルーティング プロトコルを視覚的に示した図を、設計の検証に最大限に活用することができます。設定は、変更、テスト、保存、共有が可能です。
  • シミュレーション用のラボと物理的なラボの接続:トポロジの設定オプションを使用して、仮想トポロジをラボ内の物理ネットワークに接続することができます。これにより、より厳密なテストやシミュレーションを実行できます。Cisco Modeling Labs は、実稼働ネットワークでの使用を想定したものではないことに注意してください。
  • ユーザとリソースの管理:ユーザ ワークスペース管理コンソールで、ユーザの資格情報、イメージ、およびリソース割り当てを管理して、Cisco Modeling Labs サーバへのアクセスを制御することができます。
  • 仮想の IOS(IOSv)によるルータのシミュレーション:すぐに作業を開始できるように、IOSv ソフトウェアが付属しています。このソフトウェアは、レイヤ 3 のモデル化とギガビット イーサネット接続にのみ対応しています。詳細については、「Cisco IOSv のサポート対象機能」セクションを参照してください。
  • 仮想サーバによるエンド ホストのシミュレーション:Linux 仮想サーバを作成して、ジャンプ ホスト、トラフィック生成、スクリプティングなどに使用できます。
  • 異種混在ネットワークの設計とシミュレーション:Cisco Modeling Labs では、オプションとして、IOS XRv および CSR1000v の仮想イメージもサポートされています。

Cisco IOSv のサポート対象機能


Cisco Modeling Labs 1.0 には、Cisco IOSv ソフトウェア リリース 15.4(2)T が付属しています。仮想環境で使用されるため、現在のところ、スパニング ツリー プロトコルなどのレイヤ 2 の機能を含むハードウェア関連の機能はサポートされていません。現在サポートされている機能を表 1 に示します。

表 1 サポート対象の機能と非対応の機能

サポート対象
AAA GLBP NTP
ACL GRE OSPF
AppNav HSRP OTV
AVC IGMP PIM
BFD IP SLA QoS
BGP IPv4/IPv6 RADIUS
DHCP ISIS RIP
DNS L2TPv3 SNMP
EEM LISP SSH
EIGRP MPLS TACACS
EoMPLS マルチキャスト VRF-LITE
EZVPN NAT VRRP
Flex Netflow+ TNF NBAR2 WCCPv2
非対応
VPLS 音声 レイヤ 2


システム要件


Cisco Modeling Labs サーバの最小要件は次のとおりです。

  • 推奨 - Cisco UCS® C220 M3 ラック サーバ(コア CPU 16 基、128 GB のメモリ)または Cisco UCS C460 M2 高性能ラック サーバおよびその上位モデル(メモリおよび CPU の実際の使用量は仮想ノードの数および仮想ネットワークの OS タイプによって異なる)。適切なメモリを確認するには、
    http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/netmgt/modeling-labs/index.html にある Cisco Modeling Labs Calculator をご利用ください。
  • Cisco Modeling Labs サーバは、VMware ESXi 5.0、5.1、および 5.5 で動作します。

Cisco Modeling Labs クライアントのハードウェアとソフトウェアの最小要件は次のとおりです。

PC:

  • RAM - 2 GB
  • ディスク領域 - 1 GB
  • ネットワーク - IP ベース(非シリアル、IPv4 を使用)の標準のネットワーク カード
  • Windows 7 および 8
  • Java Runtime Environment Version 6 または 7
  • ブラウザ - FireFox、Chrome

Mac:

  • RAM - 2 GB
  • ディスク領域 - 1 GB
  • ネットワーク - IP ベース(非シリアル、IPv4 を使用)の標準のネットワーク カード
  • MAC OS 10.8 または 10.9
  • Java Runtime Environment Version 6 または 7
  • ブラウザ - FireFox、Chrome、Safari

ライセンス/オーダー情報


ネットワーク ラボ環境で Cisco Modeling Labs Corporate Edition を使用するにはライセンスが必要です。契約期間は 1 年、2 年、3 年から選択できます。いずれの契約でもシスコ テクニカル サポートとアップグレードをご利用いただけます。

それぞれの製品番号とその内容を表 2 に示します。

表 2 Cisco Modeling Labs Corporate Edition 製品

製品番号 説明
R-CML-CE-K9= Cisco Modeling Labs 1.0 ソフトウェアを含む基本パッケージです。このライセンスの 10 ノードに加え、追加料金なしで 5 ノード利用できるため、合計で 15 ノードまで利用できます。
L-CML-CE-10N= 基本パッケージに追加して利用できる 10 ノード分の拡張パックです。
L-CML-CE-50N= 基本パッケージに追加して利用できる 50 ノード分の拡張パックです。
L-CML-CE-100N= 基本パッケージに追加して利用できる 100 ノード分の拡張パックです。


注: ノード数は Cisco IOS イメージに関する制限です。サーバ イメージには制限はありません。

表 3 オプションのソフトウェア

製品番号 説明
L-XRV-CMLSIM-1YR/= IOS-XRv Simulation Site VM ライセンス 1 年契約
L-CSR-10M-STD-1Y= CSR 1000V e-PAK 1 年契約 10 Mbps Standard パッケージ
L-CSR-10M-ADV-1Y= CSR 1000V e-PAK 1 年契約 10 Mbps Advanced パッケージ
L-CSR-10M-PRM-1Y= CSR 1000V e-PAK 1 年契約 10 Mbps Premium パッケージ


詳細情報


Cisco Modeling Labs Corporate Edition の詳細については、
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/netmgt/modeling-labs/index.html を参照するか、営業担当者にお問い合わせください。