Cisco Unified Service Monitor

Cisco Unified Service Monitor 1.1

Q&A





Cisco Unified Service Monitor 1.1


Q. Cisco® Unified Service Monitor 1.1 とは何ですか。
A. Cisco Unified Service Monitor 1.1 は、Service Monitor ソフトウェアと Cisco 1040 ハードウェアの 2 つのコンポーネントで構成されるソリューションで、実際の音声通話の音声品質のモニタ、評価、およびレポートをほぼリアルタイムで行います。Cisco Unified Service Monitor 1.1 はシスコ ユニファイド コミュニケーション管理スイートの一つで、ネットワーク内のエンドユーザが実際の通話で聞いている音質について、ほぼリアルタイムで情報を提供します。そのため、IP ネットワークと IP テレフォニーの管理者は、Cisco Unified Service Monitor を利用することで、自社のシスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションを効果的に管理できます。ユーザの通話音声の状態は、Mean Opinion Score(MOS)という値で表されます。このスコアは、ITU G.107 規格に基づいて 60 秒ごとに計算されます。このソリューションは、次の 2 つのコンポーネントで構成されています。
  • Service Monitor ソフトウェア
  • Cisco 1040 センサー(ハードウェア)

Service Monitor ソフトウェアは、Windows 2003 サーバ OS(オペレーティング システム)上で動作します。Service Monitor ソフトウェアを稼働させるハードウェアは、お客様にてご用意いただく必要があります。Service Monitor ソフトウェアの各インスタンスは、ソリューション内で稼働している複数の Cisco 1040 センサーを管理します。

  • Cisco 1040 センサー ハードウェアは、ネットワーク内の IP フォンのできるだけ近くに配置することを推奨します。Cisco 1040 センサーは、スイッチの Switched Port Analyzer(SPAN; スイッチド ポート アナライザ)ポートを使用して音声通話をモニタします。Cisco 1040 センサーは FCC クラス B に準拠しており、あらゆるオフィス環境で容易に導入できます。
Q. Cisco Unified Service Monitor 1.1 の構成について教えてください。
A. Cisco Unified Service Monitor 音声品質ソリューションは、Service Monitor ソフトウェアと Cisco 1040 ハードウェアで構成されます。Cisco 1040 センサーをキャンパスおよびリモート拠点(ブランチ オフィスなど)に導入すると、IP フォン、ゲートウェイ、および/またはボイス メールなどのテレフォニー サービス間の Real-Time Transport Protocol(RTP)ストリームを分析できます。

Q. Cisco Unified Service Monitor 1.1 の一般的な導入例について教えてください。
A. 2 種類の標準的な展開方式として、戦略的モニタリングと戦術的モニタリングがあります。
  • 戦略的モニタリングでは、Cisco 1040 センサーを導入して、管理対象の環境内の IP フォンを常時モニタします。モニタリングの目的に応じ、サンプリング技術を使用してモニタリングする代表的なサイトを選定することによって、センサーを設置する場所を特定します。Service Monitor ソフトウェアの各インスタンスは、最大 50 台の Cisco 1040 センサーをサポートでき、通話品質の問題についてリアルタイムでアラートを発行したり、全般的なサービス レベルの評価やサービスレベル契約(SLA)の履行確認に利用できる情報を提供します。
  • 戦術的モニタリング環境では、音声品質に不安または問題が生じているサイト(ブランチ オフィスなど)に、Cisco 1040 センサーを導入します。Cisco 1040 センサーは、導入されるとただちに IP ベースの通話品質のモニタと評価を開始できるので、込み入った設定の問題がありません。
Q. Cisco Unified Service Monitor を他の音声品質測定ツールと比較した場合の特徴は何ですか。
A. 全世界で IP ベースのテレフォニーの採用が進むとともに、音声品質の評価測定を行うさまざまな製品が企業向けに提供されています。これらの多くは、全般的なネットワーク パフォーマンスのモニタリングおよび分析機能を提供しています。Cisco Unified Service Monitor は、音声品質モニタリング ソリューションの統合を容易にする、次のような利点と機能を持っています。
  • Cisco 1040 センサーは、モニタリング対象の通話について Real-Time Transport Protocol(RTP)データ ストリームを評価します。また、標準規格ベースの ITU G.107 の R 値を利用して通話を評価します。
  • Cisco Unified Service Monitor は、コスト効率の高い音声品質モニタリングを可能にする、スケーラブルな分散型ソリューションを実現します。
  • Cisco Unified Service Monitor は Cisco IP Phone と同様に、導入が容易で拡張性に富んだ冗長メカニズムを使用します。
  • Cisco Unified Service Monitor の音声品質アラートは、Cisco Unified Operations Manager 1.1 と統合されており、Cisco Unified Operations Manager 1.1 の専用のディスプレイから各種診断ツールやプロセスを起動できます。
  • Cisco 1040 センサーは IEEE 802.3af Power over Ethernet(PoE)を使用し、Cisco Unified IP Phone などの IP テレフォニー デバイス、ゲートウェイ、およびボイス メールなどのテレフォニー サービスといった IP テレフォニー環境の一部として、音声品質の測定を行います。
  • Cisco 1040 センサーは FCC クラス B に準拠しており、あらゆるオフィス環境に導入できます。
Q. Cisco Unified Service Monitor 1.1 は、どのようにパッケージングされていますか。
A. 小規模な構成(一般に IP フォンが 1000 台未満)の場合は、Cisco Unified Service Monitor と Cisco Unified Operations Manager を同一のサーバ上で稼働させることができます。1 回のインストール プロセスで、すべてのソフトウェア コンポーネントがインストールされます。大規模な構成(専用サーバや分散型サーバの利用が望ましい場合)では、個別の CD にパッケージングされた Cisco Unified Service Monitor を利用できます。
  • Cisco Unified Service Monitor バンドルには、Cisco 1040 センサー 6 台とセンサーを 10 台までサポートできる Cisco Unified Service Monitor ソフトウェアが含まれています。
  • Cisco Unified Management Midmarket バンドルには、最大 1000 台までの IP フォンをサポートする Cisco Unified Operations Manager、最大 10 台までのセンサーのライセンスをサポートする Cisco Unified Service Monitor、および Cisco 1040 センサー 2 台が含まれています。
  • Cisco Unified Management Enterprise バンドルには、最大 5000 台までの IP フォンをサポートする Cisco Unified Operations Manager、最大 10 台までのセンサーのライセンスをサポートする Cisco Unified Service Monitor、および Cisco 1040 センサー 6 台が含まれています。

Cisco 1040 センサーは、2 台または 5 台のセットで提供されます。いずれの場合も、導入しやすいようにセンサーは個別に梱包されています。

Q. Cisco Unified Service Monitor をサポートする OS(オペレーティング システム)は何ですか。
A. Cisco Unified Service Monitor には、Microsoft Windows Server 2003 を実行しているハードウェア プラットフォームが必要です。一部のシナリオ(一般に IP フォンが 1000 台未満の場合)では、Cisco Unified Service Monitor と Cisco Unified Operations Manager を同一のプラットフォームで稼動させることができます。

Q. Cisco Unified Service Monitor は、他の CiscoWorks 管理製品とどのように共存しますか。
A. Cisco Unified Service Monitor は、CiscoWorks ファミリのあらゆる製品と同じネットワークに共存できます。Cisco Unified Service Monitor は、CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)のような他の CiscoWorks 管理アプリケーションと同様に、CiscoWorks Common Services 3.0 を使って実行されます。Cisco Unified Service Monitor では、次のような CiscoWorks のサービスを利用できます。

  • CiscoWorks セキュリティ ロール
  • CiscoWorks サーバ プロセスおよびバックアップ管理サービス
  • デバイスおよび証明情報リポジトリ
  • Cisco Secure Access Control Server(ACS)の統合
Q. Cisco Unified Service Monitor は Web ベースのアプリケーションですか。
A. Cisco Unified Service Monitor は、Web ベースのユーザ インターフェイスを備えています。サーバ コンポーネントは Windows Server 2003 プラットフォーム上にインストールします。クライアント コンポーネントはブラウザベースであり、Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0 を使ってアクセスできます。

Q. Cisco Unified Service Monitor は、どのようなノースバウンド インターフェイスを備えていますか。
A. Cisco Unified Service Monitor は、ノースバウンド インターフェイスを使用して Cisco Unified Operations Manager または別の Manager of Managers(MoM)アプリケーションに送付可能な SNMP トラップ通知を提供します。
Cisco 1040 センサーは音声の RTP ストリームを評価して、それぞれの MOS 値を生成します。Cisco Unified Service Monitor はこれらの値をユーザが定義したしきい値と比較し、しきい値を下回ると Cisco Unified Operations Manager に通知します。これは各種診断ツールの起動ポイントとなるリアルタイム アラートのダッシュボード上に表示できます。また、通知(SNMP トラップ形式)を他の管理アプリケーションに送付することも可能です。

Q. Cisco Unified Service Monitor は Cisco Unified Operations Manager とどのように統合されますか。
A. Cisco Unified Operations Manager は、Cisco Unified Service Monitor によって送付された情報を利用してサービス品質(音声品質)アラートをリアルタイムで発行します。Cisco Unified Operations Manager は、Cisco Unified Service Monitor から送付される SNMP トラップを処理し、そのトラップに含まれるエンドポイントの情報をモニタリング中の IP フォンまたはシスコ ユニファイド コミュニケーション デバイスに関連付けます。Cisco Unified Service Monitor から送付されるアラートは、診断ツールおよびプロセスの起動ポイントとなる専用の Service Quality Alerts ディスプレイに表示されます。


関連情報

Cisco Unified Service Monitor 1.1 の関連情報については、http://www.cisco.com/jp/product/hs/netmgt/cwicsm/ をご覧いただくか、シスコの販売代理店までお問い合わせください。