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| データシート |
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高品質の音声/ビデオサービスのパフォーマンスを保証するとともに、重要なアプリケーションの一貫した高い可用性に対するニーズに応えるためには、ネットワークにエンドツーエンドのQoS(Quality of Service)を展開することが必要となります。シスコのエンドツーエンドQoSおよびコンテンツ認識型ネットワークの必須部分であるQoS Policy Manager Common Open Policy Services(QPM-COPS)は、アプリケーションおよびユーザーを認識するディレクトリ対応型のポリシー制御機能によって、インテリジェントなトラフィック実施機能を提供します。フル機能を持ったQoSポリシーシステムであるQPM-COPSは、ネットワークインフラ全体で一貫したQoSを保証する差別化されたシグナルドサービスを実現します。
| サポート機能の概要 |
- ディレクトリ対応型のネットワークテクノロジを備えた動的なユーザーベースのポリシーを管理します。
- RSVP(Resource Reservation Protocol)ポリシー設定や認証制御に基づいて、高品質な音声/ビデオサービスのパフォーマンスを保証します。
- QPM-COPSやその他のディレクトリ対応型アプリケーションを使って、サーバおよびネットワークQoSポリシーを統合します。
- 業界標準COPS、RSVP、およびLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)プロトコルを備えたオープンな分散アーキテクチャを使って、アプリケーションとユーザーに対して一貫した高可用性を提供します。
QPMでは、「ビジネスクリティカル」、「リアルタイム」、「ベストエフォート」といったカテゴリーにトラフィックを分類できます。そして、エンドツーエンド・サービステンプレートを使って、これらの各サービスレベルに全般的なトラフィック・ガイドラインを割り当てることができます。その後、ネットワーク固有のサービス要件に合わせて、サービスレベルパラメータを調整します。 音声/ビデオの保証されたパフォーマンス QPM-COPSでは、RSVPのポリシーおよび認証制御を備えた高品質な音声/ビデオサービスのパフォーマンスを保証できます。QPM-COPSは標準プロトコルを使用して、どのRSVP対応アプリケーションがネットワークにアクセスできるかを制御し、ネットワーク上で帯域幅を予約できるトラフィックのタイプと量についてのポリシー制限を定義することができます。またQPM-COPSによって、ポリシーに基づいて、RSVPトラフィックの総計についての制限を制御できるネットワーク上のポイントを定義することができます。 ユーザーベースのQoSポリシーの管理 QPM-COPSには、LDAPv3準拠のディレクトリからユーザーベースの情報を読み取ることができる機能があるため、ユーザーベースのポリシーを定義することができます。これらのポリシーによって、ユーザーは割り当てられたデバイスやマシンに依存せず、ディレクトリに登録された情報に基づいてログオンするようになります。したがって、アプリケーションやコンテンツのタイプによる分類だけでなく、ユーザーによる差別化も加えることができるようになります。たとえば、製造部門のユーザーにより多くの帯域幅を付与したり、SLA(サービスレベル契約)に従って特定のユーザーグループに階層型のサービスを提供することができます。
| QPM-COPSのツールとサービス |
QPM-COPSには、次の3種類のコンポーネントが含まれます。
- クライアントステーション --- QPMに対する標準Webブラウザインタフェースを実行します。
- QPMサーバ --- ネットワーク上のポリシーを定義/調整するための中央ポイントです。
- PDP(Policy Decision Point) --- PDPは、特定のドメイン内のルータおよびスイッチにポリシーを配布します。PDPは、ネットワーク上の地域や管理区分に分散して設置することができます。PDPは中央のQPMサーバと通信して、割り当てられたデバイスのロール(役割)とポリシーを判断して配布します。
グラフィカルなポリシー管理コンソール QPM-COPSでは、WebベースのGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)によって、簡単にポリシーを定義することができます。図2:QPM-COPSポリシーエディタを使用すると、フィルタ、色分け、制限といったパラメータをユーザーフレンドリーなインタフェースによって定義することができます。

ロール管理 QPM-COPSでは、ロール管理機能によって、ネットワーク上のポリシーの抽象的なグルーピングを定義できます。ロールとは、特定のルータあるいはスイッチインタフェースで適用されるポリシーの集まりのことです。たとえば、「マルチメディアエッジ・ロール」、「WAN音声サポート・ロール」、または「製造ユーザー・ロール」などがあります。そして、ネットワークのデバイスインタフェースを1つ以上のロールに割り当てます。 サービステンプレート サービステンプレートを使用すると、「ミッションクリティカルな全トラフィックは合計帯域幅の50%を利用できる」「リアルタイムトラフィックは高い優先度のキューに割り当てられる」といったエンドツーエンドのサービスレベル特性を定義できます。それぞれのロールに対してサービスレベルに対応するキューやしきい値を指定して、それをテンプレートにマッピングします。これによって、サービスレベルの割り当てが簡単になるほか、一貫性が得られます。
次のような詳細なパラメータも構成できます。
- 標準DSCP(Differentiated Services Code Point)値またはIPサービスタイプのIP優先の値は、特定のサービスレベルを定義するのに使用します。
- トランスミットファクタは、各サービスレベルに予約される帯域幅の量を定義します。
- バッファファクタは、各サービスレベルに対して、バッファ内の予約パケットの量を定義します。
- 超過アクションは、レート制限を超えたパケットに対する処置を定義します。
- クラス間フォワーディングでは、プライオリティキューに置くサービスを定義できます。

分類フィルタリングポリシー ポリシーエディタを使用して、分類ポリシーを定義し、サービスレベルの1つに特定のフローを割り当てることができます。たとえば、「SAPはミッションクリティカルなアプリケーションである」「電子メールはベストエフォートトラフィックに分類されるべきである」といったことを宣言できます。分類フィルタは、次のパラメータを任意に組み合わせて作成できます。
- 送信元/宛先IPアドレスまたはホスト名
- 送信元/宛先TCP/UDP(User Datagram Protocol)ポート
- ユーザーグループ(CNR [Cisco Network Registrar] およびディレクトリと組み合わせて定義)
- IPプロトコル
- アプリケーションまたはユーザーID(RSVPまたはポリシープロジェクションでのみ可能)
- インタフェースを通過できるトラフィックを制限する
- フィルタポリシーに対応する各トラフィックフローについてのトラフィックを制限する
- フィルタポリシーに対応するトラフィックフローの総トラフィック量を制限する
配布マネージャでは、PDPにポリシーを配信します。PDPはポリシーを受け取ると、ロールやポリシーをネットワーク上の特定デバイスに設定します。QPM-COPSを使用すると、各種のポリシー「データベース」を定義でき、必要に応じてポリシーを保存したり設定したりできます。QPM-COPSは、デバイスへの設定履歴を保持するため、ネットワークに対するあらゆる変更を追跡できます。 ポリシーの確認 この機能は、ネットワークでポリシーがどのように配備されるかをプレビューするために使用します。この機能によって、実際のデバイスやテストデバイスにポリシーを設定する前に、そのポリシーを確認できます。これによって、デバイスでサポートされる特定のQoSなどの機能を把握できます。
| QPM-COPS 2.0がサポートするデバイスと機能 |
- 負荷および保証されたサービスに対するトラフィック量の制御
- RSVPレシーバプロキシサービスなどの品質サポート
| デバイス | OSバージョン | RSVPサービス |
| Catalyst 6000スイッチ | CatOS 5.4(1)および5.4(2) | NULLサービスに対するレシーバプロキシのサポート、保証および制御された負荷サービス |
| Cisco 7200および7500/RSPルータ | Cisco IOS® 12.1(1)T | 保証および制御された負荷サービス |
| Cisco 2600、3600、4500、および4700ルータ | Cisco IOS 12.1(2)T | 保証および制御された負荷サービス |
COPSによる計画支援 COPSプロトコルを使った計画支援は、次のデバイスで提供されます。
| デバイス | OSバージョン | 契約支援サービス |
| Catalyst 6000スイッチ | CatOS 5.4(1)および5.4(2) | 分類、ポリシング、およびスケジューリング(WRR、WRED、テイルドロップ、複数キュー) |
| Catalyst 5000スイッチ | CatOS 5.3、5.4、5.5、および6.1 | 分類とスケジューリング(WRED) |
ユーザーグループのサポート ユーザーグループのサポートはCisco Network Registrar(CNR) 4.0とともに使用することができ、次のディレクトリに対するサポートが含まれます。
- Sun-Netscape Alliance iPlanet Webtop
- Microsoft Windows 2000/Active Directory
ディレクトリサポートは、次のディレクトリでの動作が証明されています。
- Sun-Netscape Alliance iPlanet Webtop
- Microsoft Windows 2000/Active Directory
- Novell NDS
- IBM Secure Way
| 必要なシステム構成 |
| 完全インストール | PDPインストール |
| Pentium 400 MHzプロセッサ以上(単一または複数プロセッサマシンで動作) | Pentium 400 MHzプロセッサ以上(単一または複数プロセッサマシンで動作) |
| 256 MB RAM以上 | 128 MB RAM以上 |
| CD-OneおよびQPM-COPSのインストール用に2 GB以上のハードディスクの空き容量 | 100 MB以上のハードディスクの空き容量 |
| Windows NT 4.0 WorkstationまたはServer(Service Pack 5) | Windows NT 4.0 WorkstationまたはServer(Service Pack 5) |
| CD-One(QPM-COPSパッケージに同梱) | 不要 |
| 発注情報 |
| 更新日:2000年12月13日 |