| データシート |
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[目次]
- ◆[背景]
- ◆[ソリューションの概要]
- ◆[特徴]
- ◆[主な利点]
- ◆[主な機能]
- ◆[アーキテクチャ]
- ◆[アプリケーション]
- ◆[VPNSCのハードウェア要件:MPLS VPNソリューション]
- ◆[その他のソフトウェア要件]
- ◆[ネットワークエレメントとCisco IOSサポート]
Cisco VPN Solution Centerは、Cisco MPLS(Multiprotocol Label Switching)技術を基盤としたIP VPNサービスを低コストで高速に展開および管理できるよう開発された、サービスプロバイダー向けの最初のネットワークおよびサービス管理アプリケーションです。
| 背景 |
サービスプロバイダーによるIP VPNサービスの収益は、1998年には40億ドルでした。これは、2004年には300億ドルになると見込まれています。MPLSは、高度にスケーラブルで効果的なIP VPNサービスのための展開技術として、サービスプロバイダーのネットワークに広く採用されています。現在、サービスプロバイダーの維持管理コスト総額の平均40%が運用と保守に使われています。したがって、このようなコストを削減する洗練されたサービス管理アプリケーションへのニーズは高まっています。
Cisco VPN Solution Center(VPNSC)は、サービスプロバイダーがMPLS対応のIP VPNサービスを低コストで運用して管理できるようにします。Cisco VPNSCによってコストが削減されることで、他社との差別化を図るための新たなサービスを開発する余裕ができ、この爆発的成長を見せる市場でより積極的な事業展開を進めることができます。
| ソリューションの概要 |
Cisco VPNSCは、サービスのライフサイクル全体を通じてMPLS VPNサービスの管理をカバーする、包括的で統合された運用管理機能で構成されています。この機能には、サービスの提供と稼動、サービスの監査、SLA(サービスレベル契約)の監視、利用情報の収集と報告などが含まれます。Cisco VPNSCは、多機能なAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)を提供しており、ほとんどのCSM(Cisco Service Management)モジュールとの統合が可能になっています。サービスプロバイダーがほかのCSMアプリケーションの購入を検討しているなら、Cisco VPNSCの価値は一層高まり、またCSMモジュールをVPN対応にすることができます。Cisco Provisioning CenterやCisco Info Centerといった付加価値により、VPNSC機能をマルチベンダ環境に対応させることができます。VPNSCはスタンドアロンで動作して、サービスプロバイダーのサービス展開時間の縮小、エラーのない展開、VPNサービスの提供にかかる運用コストの削減などに貢献します。
| 特徴 |
- MPSL VPNサービス提供のためのプロビジョニングサブシステム
- 効果的なポリシー実行と差別化クラスオブサービス実現のためのQoS(Quality of Service)パラメータの提供支援
- オペレータの操作を簡単にする、ウィザードベースのサービス要求入力
- 時刻に基いたサービス提供のためのスケジューラ
- 包括的なハブ&スポーク、およびフルメッシュのVPNトポロジ表示
- IP VPNサービスコンフィギュレーションを検証し、ネットワークの完全性を確認する監査機能
- VPNおよびCoS(Class of Service)対応の利用情報収集と報告のためのアカウンティングサブシステム
- VPN対応のSLA監視機能のためのSLAサブシステム
- サードパーティアプリケーションおよびOSS(Operations Support System)統合のための、プロビジョニング、アカウンティング、およびパフォーマンスAPIによるオープンインタフェース
- Ciscoルータ、スイッチ、およびGSR(ギガビットスイッチルータ)のサポート
- 機能豊富なCisco IOS®システムのサポート
| 主な利点 |
- VPNおよびVPNメンバシップを簡単にセットアップおよび管理できるウィザードを提供します。
- 稼動前および稼動後のテストにより、VPN展開の信頼性が向上します。
- リアルタイムに近いパフォーマンスデータへWebベースでアクセスできます。
- サービスのセットアップ時のエラーを削減し、データの一貫性を検査します。
- サービスのライフサイクル全体を通じて、一元化された制御、追跡、および管理を実現します。
- 総合的な運用および管理コストを削減します。
- VPNサービスを高速に提供できることにより、市場での競争力が高まります。
- QoSプロビジョニングを通じて、差別化VPNサービスを開発できます。
| 主な機能 |
- プロビジョニング --- Cisco VPNSCには、ヘルプ情報を見ながら、段階を追ってテンプレートに入力する機能があります。オペレータは、カスタマVPNを追加、削除、および修正することができます。また、エクストラネットのセットアップも簡単に実行できます。その後テンプレートは適切なCisco IOSソフトウェアコマンドに変換され、それらのコマンドがスケジュールにしたがってネットワークにダウンロードされます。
- スケジューリング --- 新しいサービスやサービスの変更内容が入力される際、ユーザーはサービスの稼動時期をスケジュール指定できます。これにより、サービスプロバイダーは、サービスの稼動前に必要なハードウェアの配送その他の手続きを手際よく実行できます。
- 稼動 --- サービスの変更は、Cisco IOSソフトウェアコマンドが適切なネットワークエレメントへ正しく配信されることによって、ネットワーク内で稼動されます。コマンドが正しく配信されるよう、エレメントがテストされます。
- 稼動後のテスト --- サービス稼動後に、サービスが正しく提供されていることをテストできます。たとえば、サイトから別のサイトへのpingテストにより、新しいサイトが既存のVPNサービスで正しく稼動していることが確認できます。
- サービスの監査 --- VPNSCは、保留や展開済みといったサービス要求の状態に関するレポートを生成することができます。このソリューションは、指定されたスケジュールに従って、ルータの現在のコンフィギュレーションファイルを読み取り、サービス要求の履歴を分析し、現在のサービス展開状態に基いてレポートを生成します。
- 利用状況 --- VPNSCでは、Cisco NetFlow技術を使用することで、VPNイントラネットおよびエクストラネットごとのパフォーマンス報告を実行できます。NetFlowは、アプリケーションポートおよびカスタマIPアドレスレベルでの情報を含め、豊富な内容のトラフィック統計をキャプチャします。カスタマは、VPNレポートの情報を使って、自身の内部リソース消費状況を評価することができます。
- SLAの監視と報告 --- VPNSCは、既存のCiscoルータに備えられたエージェントを利用して、SLAのラウンドトリップ時間、可用性、および利用状況も監視します。しきい値を設定して、違反内容を報告させることも可能です。
- QoSプロビジョニングと計測 --- VPNSCは、サービスプロバイダーが異なるCoSを提供できるようにするためのQoSプロビジョニングを提供します。VPNSCは、RTR(Response Time Reporter)エージェントによってCoSに合わせた帯域幅の割り当てやSLA準拠性の計測を行なうためのルータ構成を生成します。RTRエージェントは、Cisco IOSソフトウェアに含まれている機能です。
| アーキテクチャ |

VPNSCは幅広いオープンAPIを提供しており、ほとんどのCSMモジュールに統合されています。また、これらのAPIの価値は、請求(Belle Systems IMS)、障害監視(Cisco Info Center)、レポート作成(Concord eHealth)といったほかのアプリケーションによって発揮されます。たとえばInfo Centerは、これらのオープンAPIを使って、特定のネットワーク停止によってどのサーバが影響を受けたかを、VPNSCレポジトリに問い合わせて調べることができるようになります。
| アプリケーション |
障害管理 VPNSCの障害管理機能は、CIC(Cisco Info Center)統合モジュールを介して実行されます。VPNSC用のCIC統合モジュールは、システムトラップをVPNSCリポジトリ内にあるVPN情報モデルと相互に関係付けることによってVPN関連障害に対応します。VPNSC 1.2用のCIC統合モジュールは、2000年11月に入手可能になります。 パフォーマンス管理 VPNSCは、Cisco IOSソフトウェアのセキュリティ関連(SA)エージェントから、可用性、修復の平均時間(MTTR)、応答時間、ジッタ、パケット損失などのパフォーマンス計測値を作成、および収集するための機能を提供します。またパフォーマンス計測値の収集に加え、VPNおよびCoSごとのパフォーマンス計測値の相互関係付けも行います。さらに、より詳細な傾向、サービス、および状態レポート機能を提供するため、Concord eHealthアプリケーションと統合されています。VPNSC 1.2との統合は、2000年11月に入手可能になります。 アカウンティング管理 VPNSCは、NetFlowコレクタを使ってVPN関連の利用状況データを収集するため、CORBA(Common Object Request Broker Architecture)APIを提供しています。VPNSC 1.2用のPortal and Belle System IMSの請求書統合モジュールは、このAPIからVPN関連利用状況データを取得して、カスタマ用に書式設定された請求情報を作成します。Portal and Belle System IMSの請求書統合モジュールは、2000年11月にPortal and Belle System IMSから入手可能になります。
| VPNSCのハードウェア要件:MPLS VPNソリューション |
サーバ
- Solaris 2.6を実行しているSun Ultra 10
- 1 GBのDRAMメモリ/1 GBのハードディスク空き容量
- インストールのためのCD-ROMドライブ
| その他のソフトウェア要件 |
Cisco IP Manager MPLS VPNソリューションをインストールする前に、この製品にバンドルされているCisco IP Manager Lite(CIPM)リリース2.0(40)をインストールする必要があります。
CIPM 2.0(40)を使用するには、Oracle 8.0.5がインストールされている必要があります。 NetFlow Collector VPNSCで利用状況データの収集機能を使うには、NetFlowコレクタを購入する必要があります。設計要件については、NetFlow Collectorデータシートを参照してください。VPNSCは、NetFlowデータレコードのバージョン8が利用可能になるNetFlow Collecterバージョン3をサポートする予定です。 Webブラウザ Netscapeバージョン4.5以上、Java 1.1互換が推奨されます。
ソフトウェアおよびシステム要件の詳細は、リリースノートを参照してください
| ネットワークエレメントとCisco IOSサポート |
プロバイダーエッジの設備 VPNSCは、プロバイダーエッジ(PE)のデバイスとして、次の設備をサポートしています。
- Cisco MGX 8850
- Cisco 75xx、72xx、71xx、47xx、45xx、および36xxルータ、Cisco DSL 6400、およびCisco uBR7246ユニバーサルブロードバンドルータ
- Cisco IOSソフトウェアバージョン12.05(T)、12.06(T)、12.07(T)、12.1、12.1(3)T(uBR 7246)、および12.1.1(DC)(DSL6400)
- Cisco GSR 12xxxs(VPN SC 1.2のパッチリリースでサポート)
- Cisco 47xx、45xx、3810、36xx、26xx、25xx、17xx、16xx、および14xxルータ
- Cisco IOSソフトウェアバージョン11.1 ・Cisco MGX 8850
| 更新日:2001年1月22日 |