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[目次]
CiscoWorks2000 Resource Manager Essentials(RME)3.2は、シスコ製のスイッチ、アクセスサーバ、およびルータを管理するための機能を提供します。RME 3.2は、LAN Management Solution(LMS)、Routed WAN Management Solution(RWAN)、およびCampus Bundle for HP-UX and AIXに組み込まれており、ネットワーク管理に伴う業務を集中管理することによって、ネットワーク管理を簡素化します。
| Resource Manager Essentials 3.2 |
- Inventory Manager
- Device Configuration Manager
- Software Image Manager
- Change Audit Service
- Availability Manager
- Syslog Analyzer
- Cisco Management Connection
- CCO(Cisco Connection Online)サービスツール
- ネットワークインベントリの迅速な構築
- ハードウェア、構成、およびインベントリの変化についての監視とレポート
- 複数デバイスにわたる構成変更およびソフトウェアイメージ更新の管理と配布
- LANおよびWANの重要なリソースに関する監視とトラブルシューティングの簡素化
- 基本VPN管理のためのVPN管理ソリューションの呼出し
この機能は、基本的なVPN管理のためのタスクの集まりになっています。どのタスクについても、VPNをサポートするデバイスが予め定義されているため、VPN関連の問題を素速く解決できます。ネットワーク管理者は、次のようなVPN特有のタスクを実行できます。
- 構成 --- VPNデバイスの設定をそれぞれ比較することができ、そのネットワークに含まれるVPNデバイスについてのみ構成の検索を実行することができます。
- インベントリ --- ハードウェア暗号化モジュールを搭載したVPNデバイスとして設定するための条件を管理します。シスコ製デバイスをVPNデバイスとして利用するためには、その製品に適切なバージョンのCisco IOS®を導入する必要があります。この機能を使えば、Inventory Managerのデータベースに含まれるデバイスのなかで、VPNデバイスとして利用するためにはアップグレードが必要なデバイスを探すことができます。
- ネットワーク管理者は、ハードウェア暗号化、IKE(Internet Key Exchange)、認証、カプセル化、および“パケットリプレイ”による侵入攻撃のチェックに関連するエラーを調べるためのカスタム化したsyslogレポートを実行することで、VPN関連の問題を切り離すことができます。
Inventory Managerは、Cisco 700シリーズISDNルータから、ハイエンドのIGX、BPX®、MGXスイッチに至るまで、あらゆるCiscoデバイスに関する最新インベントリデータベースを提供します。インベントリデータベースは、シャーシの種類、インタフェース、ソフトウェアのバージョン、メモリ、フラッシュメモリの種類など、デバイスの属性に関する情報を提供します。Inventory Managerには、高レベルの要約レポートから詳細なデバイスレベルのレポートまで、広範囲なレポート機能もあります。
Inventory Managerの主な機能は以下のとおりです。
- Cisco CallManager、VPN 3000コンセントレータ(VPN c3000)、IGX、BPX、MGXデバイスなど、ネットワークに含まれるすべてのCiscoデバイスに関する最新のインベントリ情報を提供します。
- ハードウェアおよびソフトウェアの要約情報のほか、デバイスのグループに関する詳細なレポートを提供します。このレポートには、デバイス名、シャーシの種類、メモリ、フラッシュメモリの種類、ソフトウェアのバージョン、インタフェース、スタックモジュールなど、ハードウェアおよびソフトウェアの特性に関する詳細情報が含まれます。
- Cisco WAN Managerからデバイス情報をインポートできます。この他にも、CWSI Campus 2.x、Campus Manager 3.0、HP OpenView、Tivoli NetView、およびフラットファイルからもインポートできます。
- 多くのCiscoデバイスにおける空きスロットと使用スロットの合計数を判別することによって、キャパシティ計画情報を提供します。
- マルチサービスポート対応のCatalyst®スイッチの数と位置に関するレポートを提供します。
- XML(Extended Markup Language)によって他の管理アプリケーションと交換することが可能な、デバイス保証書(パスワード情報)を提供します。
- レポート作成のためのグルーピングにVPNを選択できます。
Device Configuration Managerは、複数のルータおよびスイッチにわたってアクティブなアーカイブを維持し、構成を更新するための便利な手段を提供します。Configuration Managerは、ネットワークに変化があるか否かを監視し、変化を検出した場合にはアーカイブを更新し、変化に関する情報をChange Audit Serviceに記録します。Webベースのユーザーインタフェースを使用することにより、ユーザーは特定の構成属性をアーカイブ内で検索したり、2つの構成ファイルの内容を比較して簡単に違いを発見したりすることができます。
RME 3.2には、新しい構成エディタアプリケーション「Config Editor」が含まれています。Config EditorはWebベースのエディタであり、これを使用することで、構成アーカイブに含まれる複数の構成ファイルのチェック、アップデートまたは変更を行ない、ローカルに保存したり、デバイスにダウンロードしたりできます。このエディタには、検索、サーチ、置換、コピー、カット&ペースト、および詳細情報の比較および変更など、強力な編集機能があります。
Device Configuration Managerの主な機能は以下のとおりです。
- 構成ファイルの変更を自動的に識別して保存することにより、最新のアーカイブを維持します。
- 構成の変更に関する修正とダウンロードのための、Webベースの強力な編集機能を提供します。
- ネットワークに接続されたスイッチまたはルータの構成の変更ができます。即座に変更をダウンロードしたり、変更などの操作をスケジュールしておくことができます。
- ウィザードによる作業によって、ネットワーク全体にグローバルな変更を反映させるといった作業に関連する複雑さを解消します。
- シスコが提供するテンプレートにより、SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)コミュニティ、TACACS(Terminal Access Controller Access Control System)、enable、syslog、SNMPトラップの送信先、CDP(Cisco Discovery Protocol)、DNS(Domain Name System)などに関する構成の変更プロセスが簡素化されます。
- コマンド行インタフェース(CLI)の変更をネットワークに反映させる際に、実行権限を持つユーザーまたはユーザーのグループに対して発行されたユーザー定義のテンプレートが利用できます。
- 構成ファイル検索機能によって、特定のデバイス構成および構成属性の検索が簡単になります。
- 稼働中の構成とスタートアップ時の構成の違いを調べることができます。
- Webで実行できる簡易版showコマンドが利用できます。これを使ってスイッチまたはルータの状態を調べることができるので、ネットワークのトラブルシューティングが強化され、操作も簡単になります。
- showコマンドを実行するバッチインタフェースが用意されています。これによって、複数のデバイスに対するshowコマンドをスケジュールに基づいて実行することができます。
- VPNデバイスやPIXファイアウォールの構成コマンドを切り出して表示することができます。
Software Image Managerは、ウィザードによるソフトウェアアップデートの計画、スケジューリング、ダウンロード、および監視を通じて、Ciscoルータとスイッチに対するソフトウェアアップデートのバージョン管理と日常的な配備を大幅に簡素化します。Software Image Managerは、ソフトウェアイメージのアップグレードに必要な多くのステップを自動化する一方で、エラーを発生しやすい複雑なアップグレードプロセスを簡素化します。また、CCOに対するリンクが組み込まれているので、ソフトウェアパッチに関するオンライン情報、ネットワークから入手可能なCisco IOSおよびCatalystソフトウェア、および関連文書に簡単にアクセスできます。CCOとリンクされた新しい計画ツールは、提示されたソフトウェアイメージのアップデートをサポートするためにハードウェアアップグレード(Boot ROM、フラッシュ、RAM)が必要になった場合に、システム要件を検索し、通知を送信します。
アップデートを開始する前には、アップグレードを成功させるために、新しいイメージに関する前提条件がターゲットのスイッチまたはルータのインベントリデータに照らして検証されます。複数のデバイスをアップデートする際に、Software Image Managerはダウンロード作業の同期をとるので、ユーザーはジョブの進行状況を監視することができます。スケジュールされたジョブは、signoffプロセスを通じて制御されるため、管理者は各アップグレード作業を開始する前に、技術者の活動に対して許可を与えることができます。RME 3.2には、IGX、BPX、およびMGXプラットフォームに関するソフトウェアアップグレードを分析する機能が含まれているため、ソフトウェアアップグレードによる影響を判断するために必要な時間がかなり短縮されます。
Software Image Managerの主な機能は以下のとおりです。
- ソフトウェアアップグレード分析レポートによって、提示されたアップデートに関する前提条件、およびその影響を表示します。
- ルータまたはスイッチのソフトウェアイメージを提供するための平均時間を時間単位から分単位へと短縮します。
- 2段階のジョブ認証により、実行前にアップデートジョブを認証できます。
- 1回のオペレーションで、1つまたは複数のイメージをデバイスに配信できます。
- ネットワークイメージソフトウェアに対する監査、およびソフトウェアライブラリの同期処理を実行します。
- CCOを使用することによって、ネットワークに属するデバイスやイメージに影響を及ぼすソフトウェアの欠陥、および利用可能なパッチに関するレポートを作成します。
- 改良されたCCO接続のために、拡張Webプロキシをサポートします。
- IGX、BPX、およびMGXプラットフォームについて、ソフトウェアアップグレードに関する強力な分析を実行します。
Change Auditは、ユーザーがネットワークの変更を参照する上で中心となる機能で、要約情報を表示します。これによって、変更者と変更時刻のほか、Telnet、コンソールCLI、またはCiscoWorks2000アプリケーションのいずれから変更されたのかが分かります。さらに、詳細レポートを見れば、カードの追加/除去、メモリ変更、構成変更などの変更内容を素早く確認することができます。ネットワークに対する変更をいつ実行すべきかを定義するポリシーを持った組織では、Change Auditは、承認時刻ウィンドウ外で発生した変更を強調表示した例外サマリを提供します。
Change Auditの主な機能は以下のとおりです。
- 日付順にレポートされたネットワークの変化に関する、広範な監査を実行します。
- 誰がいつどこで何をどのように変更したのかを記録します。
- ソート基準各種を使用した、変更レポートのフィルタリングを行います。
- 重要なネットワーク運用時間帯に行われたネットワークの変更を識別します。
Availability Managerの“reachability dashboard”は、重要なルータおよびスイッチの稼働状況を素早く判断します。アベイラビリティモニタから特定デバイスをドリルダウンすれば、その応答時間、アベイラビリティ、リロード、プロトコル、およびインタフェースの状態に関する詳細情報の履歴を参照することができます。
Availability Managerの主な機能は以下のとおりです。
- 重要なデバイスがオフラインになった、またはリロードされた際に要約レポートを提供します。
- 個別デバイスに関する到達可能性とアベイラビリティの履歴に関するドリルダウンビューを表示します。
- デバイスの応答時間のトレンドを示すグラフィカルなレポートを提供します。
- ブラウザからアクセス可能なステータスレポートを提供し、ルータおよびスイッチのアベイラビリティを時系列にしたがって表示します。
- リロードの失敗に関するトラブルシューティングを簡素化するための、CCOs Stack Decoderへの接続機能を提供します。
- あるデバイスが接続ツールを通じて応答することのできるプロトコル(UDP、TCP、HTTP、TFTP、TELNET、SNMP)に関する要約情報を表示します。
Syslog Analyzerは、Ciscoスイッチ、ルータ、アクセスサーバ、およびCisco IOSファイアウォールによって記録されたsyslogメッセージのフィルタリングを行ない、考えられる原因の説明と、推奨されるアクションを表示します。Syslog Analyzerは、組み込まれたCisco IOSのテクノロジーを活用することによって、詳細なデバイス情報を提供します。そのレポートは、特定のエラーまたは重大度を強調したユーザー定義のフィルタに基づいているため、特定イベント(リンクのダウンやデバイスのリブート)の発生を識別する上で参考になります。Syslog Analyzerを使用すれば、Webベースの管理上のヒントなどのカスタマイズされた情報とsyslogメッセージをリンクしたり、syslogメッセージによって正しいアクションを実行するためのCGI(Common Gateway Interface)スクリプトを起動したりすることができます。
Syslog Analyzerの主な機能は以下のとおりです。
- 重大エラーのパターンを時系列にしたがって表示することにより、トラブルシューティングをスピードアップします。
- スイッチ、ルータ、およびCisco IOSやPIXファイアウォールに関する重大度またはユーザー基準にしたがって、syslogイベントを要約します。
- リモートのsyslogコレクタに対する選択的なフィルタリングがサポートされるため、必要なメッセージのみをRMEサーバに送信することができます。
- ローカルおよびリモートのフィルタリングを通じ、ユーザー定義が可能なフィルタまたはスクリプトによって、不要なメッセージを分離します。
- 特定のsyslogメッセージに基づいて、ユーザー定義のスクリプトを起動したり、関連情報を含むWebページにリンクしたりします。
Cisco Management Connectionは、インターネットベースの規格およびテクノロジーを使用することによって、統合アプリケーション用のツールを提供します。これらのツールを使用することで、ユーザーはWebベースの管理用アプリケーションとCiscoWorks2000デスクトップとを接続できます。また、アプリケーション開発者は認定された登録メカニズムを通じて各Webベースアプリケーションを容易にリンクすることができます。シスコ製品だけではなく、Aprisma、Computer Associates、Evidian、Fujitsu、Hewlett-Packard、Tivoli Systemsなどの45社以上のネットワーク管理ベンダが、Cisco Management Connectionを使用して、各社のアプリケーション用の認定済Cisco Management Connectionを作成しています。このように、採用するベンダが急速に増えたために、ユーザー定義のWebベースの管理用アプリケーションをリンクするための管理用イントラネットを容易に構築できる環境ができあがっています。
Cisco Management Connectionの主な機能は以下のとおりです。
- 認定済Cisco Management Connectionsを通じて、CiscoWorks2000ディスクトップとユーザー定義のアプリケーションとをリンクします。
- CiscoWorks2000デスクトップと、シスコ製の他のWebベースアプリケーションとをリンクします。
- 主要なサードパーティ製ネットワーク管理アプリケーションとの統合を強化します。
CCOとリンクした状態でRMEを使用すれば、TAC障害レポートの自動的なサブミット、SMARTnetの契約更新状況のチェック、Cisco IOS/Catalystリリースに関する未解決バグの追跡、CCOベースのCisco IOS/Catalystソフトウェア前提条件に基づいたキャパシティ計画、および2000年問題対応が可能になります。ネットワークとCCOの知識ベースの間のRMEダイナミックリンクにより、シスコとのカスタマパートナーシップが強化され、将来のハイパーリンクされたオンラインサービスへの道が開かれます。
| システム仕様 |
サーバ要件
- Pentium IIIクラス、UltraSPARC 60クラス
- Windows NT、Windows 2000、Solaris 2.6/2.7
- Pentium IIIクラス、SPARCまたはUltra 10、HP-UXワークステーション、IBM RS/6000
- Windows 95/98/NT/2000、Solaris 2.6/2.7、HP-UX 11.0、AIX 4.3.3
- Exploler 5.0/5.01、Netscape 4.61/4.7
- Cisco IOSを搭載したルータ、アクセスサーバ、ハブ、スイッチのほとんど
- Cisco IOSのバージョン10.3以降
- Catalyst Supervisorコード2.1以降
| 発注情報 |
| 更新日:2001年4月10日 |
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