データシート
Cisco Transport Manager
シスコ 光ファイバ ネットワーク システムの
パフォーマンスを最大限に活用
Cisco Transport Manager は、業界最先端の光トランスポート ドメイン マネージャです。Cisco Transport Manager を利用すれば、運用担当者および今日のネットワーク オペレータのバックオフィス システムが、Cisco ONS 15000 シリーズ光ファイバ ネットワーキング システムの能力を最大限に引き出すことができます。すべてのネットワーク オペレータの目標は、使用可能なネットワーク リソースから最大限の利益を生み出すことです。競争が激化するにつれて、光ファイバ伝送ネットワーク オペレータは、収入、サービス速度、柔軟性の高いサービス レベル契約(SLA)、優先サービス保証、および運用費の継続的な削減にますます努力を集中しています。
テクノロジーからの独立
Cisco Transport Manager は、Synchronous Optical Network(SONET; 光同期伝送ネットワーク)、Synchronous Digital Hierarchy (SDH; 同期デジタル ハイアラーキ)、Dense Wave-Division Multiplexing (DWDM; 高密度波長分割多重)、およびイーサネットを包括的にサポートしているので、ますますマルチサービス化する光ファイバ伝送ネットワークに対する確固とした基盤を持った、真の意味での統合光トランスポート ドメイン マネージャです。Cisco ONS 15000 シリーズの製品を Cisco Transport Manager の単一の光ドメイン マネージャで展開すると、複数の EMS(要素管理システム)を伝送テクノロジーごとに展開する必要がなくなるので、設備費と運用費を削減してサービス プロバイダーの収益を向上できます。
キャリア クラスの信頼性
Cisco Transport Manager は、最も要求の厳しいネットワーク運用環境用に、設計され、開発され、その信頼性を証明してきました。Cisco Transport Manager は、24 時間無休運用を前提に構築されており、ネットワーク要素(NE)とクライアント負荷の高い中で、厳しいアラームが大量に発生する場合であっても、すべての管理機能を完全に実行し続けます。Cisco Transport Manager は、ダウンタイムと情報損失を排除することにより、最も必要なときに信頼性と費用の削減を実現します。
所有コストの低減
Cisco Transport Manager は、Sun Solaris、Oracle8i、Microsoft Windows などの、今日のインターネット経済機構に遍在する業界標準プラットフォーム上に構築されています。Cisco Transport Manager を利用すれば、ネットワーク オペレータは、比較的廉価な既製のハードウェアとソフトウェア コンポーネント、および今日のインターネットに導かれる人材群の管理技術専門家を活用できます。
きわめて簡単な取得手続き
Cisco Transport Manager の威力は、業界一簡単な取得手続きでお届けできます。Cisco ONS 15000 シリーズのネットワーク要素をご購入いただけば、多くの場合 Cisco Transport Manager の使用権(RTU)も含まれており、無料で Cisco Transport Manager ソフトウェア キットの使用権が付いて来ます。この方法によって、ネットワーク オペレータの皆様に Cisco Transport Manager の障害、設定、パフォーマンス、セキュリティ、インベントリに対する強力な管理機能を、迅速かつ簡単にご利用いただけます。この斬新な方法では、サービスの提供にネットワーク要素のテクノロジーを最大限生かしたいとお考えのサービス プロバイダーの皆様にとっての、ネットワーク要素と要素管理システムは切り離せないソリューション セットであるとの認識の高まりが強調されています。
業界をリードするスケーラビリティ
ネットワーク オペレータの Cisco Transport Manager サーバ ハードウェアへの投資は、2,500 を超える NE と 100 の同時クライアントをサポートするスケーラビリティによって保護されています。既存のサーバにプロセッサとディスクを追加すれば、すべてをアップグレードして別のサーバへの移行しなくても、ネットワークの成長に対応できます。Cisco Transport Manager の高いスケーラビリティにより、必要なサーバ プラットフォーム数を最小限に抑えることもできるので、さらに設備費と運用費を削減できます。
自動運用のための強固な基盤
業界標準の Transaction Language One(TL1)、Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)、および Common Object Request Broker Architecture(CORBA)の各プロトコルを使用したオペレーション サポート システム(OSS)へのオープンなインターフェイスにより、Cisco Transport Manager は、従来型ではもちろんのこと、次世代の OSS インフラでも柔軟性の高い構成要素となります。Cisco Transport Manager は、光トランスポート ドメインから関連情報を詳細に収集保存するだけでなく、オープンな通信プロトコルを使用して、バックオフィスのコンポーネントからその情報と管理機能を使用できるようにします。たとえば、Cisco Transport Manager の TMF 準拠の CORBA northbound インターフェイスを利用すれば、サービス プロバイダーが、次世代のフロー スルー回線のインベントリ管理、プロビジョニングおよび保証を実装することが可能です。Cisco Transport Manager と OSS がそのように緊密に統合されているので、この光トランスポート ネットワークでは、エンド ユーザがセルフケア ポータルで指定した要望に対して動的に対応できます。
グローバルなネットワークの到達性
新しいネットワーク オペレータの多くは、ネットワークを 1 つの大陸でスタートさせた後、5 年以内にグローバルに事業を展開したいと考えています。このような事業モデルを前提に、Cisco Transport Manager では、ANSI および ETSI のネットワーク要素を単一の Cisco Transport Manager のサーバ インスタンスで管理できるようにしました。そのため、Cisco Transport Manager は、アジア パシフィック、ヨーロッパ、および南・北・中央アメリカで順次サーベイランスをハンドオフする、グローバルな単一の光ドメイン管理プラットフォームとして展開するのに最適です。単一の光ドメイン マネージャをグローバルな運用にインストールして保守できるので、設備費と運用費をさらに削減できます。
比類のない生産性
事実上すべての Cisco Transport Manager 機能を、Cisco Transport Manager クライアントのグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)から実行できます。コマンドを覚える必要はありません。Cisco Transport Manager の GUI に採用した Windows の直感的なルックアンドフィールにより、短期間に操作を習得できるので、Network Operations Center(NOC)とネットワーク メンテナンス センターへの Cisco Transport Manager の迅速な展開が可能です。Cisco Transport Manager では、優れたデザインの一連の GUI ウィンドウとツールにより、管理情報と機能を効果的に提供しています。Cisco Transport Manager では、エクスプローラのパラダイムを効果的に利用して、その場ですばやくナビゲートできるようにしているので、頻繁に行うタスクを完了するのに必要なクリックが最小限に抑えられています。ウィザード、ヒント、解説、オンライン ヘルプを豊富に使用しているので、オペレータが普段使わない機能でも容易に実行でき、NOC 要員の生産性を最大限に高めています。その結果、さらに費用の削減が可能になっています。
Cisco Transport Manager 3.1 の仕様
管理機能
グラフィカル ユーザ インターフェイス
- ツリー ベースのナビゲーション機能を装備した、ドメイン、サブネットワーク、NE 用エクスプローラ
- アラームの重大度と NE の運用状況を示す、カラー コード化されたネットワーク マップ アイコン
インベントリ管理
- インベントリ データの発見と保存
- インベントリ データの表示、検索、ソートおよびエクスポート
障害管理
- アラーム、イベント、および運用状況の取得と保存
- 通信の切断、ソフトウェア ダウンロードの失敗、ログイン セキュリティ違反に対する EMS アラーム
- アラーム数と未承認アラーム数の表示および EMS アラーム ビューを起動するためのクイックビュー ダッシュボード
構成管理
- ネイティブの Cisco Transport Manager NE エクスプローラを使用した Cisco ONS 15800、15801、15808、15454 SONET、15327、15216 100 GHz OADM および 15216 EDFA2 のプロビジョニング
- Cisco ONS 15454 SONET および 15327 サブネットワーク用の回線プロビジョニング ウィザード
パフォーマンス管理
- PM データ パラメータの選択的収集
- 15 分データ レジスタおよび 1 日データ レジスタの収集と保存
セキュリティ管理
- 英字、数字、特殊文字を使用した高セキュリティ パスワードの施行
- NE セキュリティ(ユーザ名とパスワード)の集中管理
NE の通信
- TL1、CORBA、HTTP、SNMP、CLI
Northbound インターフェイス
- GateWay/TL1、GateWay/SNMP、GateWay/CORBA
サポートされる NE のリリース
- Cisco ONS 15800 1.4、1.5、1.6、2.0
- Cisco ONS 15801 1.3、1.4、2.0
- Cisco ONS 15808 1.0、2.0
- Cisco ONS 15501 1.0
- Cisco ONS 15530 1.0
- Cisco ONS 15540 1.0、1.5
- Cisco ONS 15454 SONET 3.0.3、3.0.4、3.1、3.2、3.3
- Cisco ONS 15454 SDH 3.3
- Cisco ONS 15327 1.0.2、3.3
- Cisco ONS 15252/01 1.0、1.1
- Cisco ONS 15216 2.0、2.1
システム要件の詳細については、『Cisco Transport Manager 3.1 インストレーション ガイド』を参照してください。