データ シートCisco Unity 4.2 Microsoft Exchange 版シスコ ユニファイド コミュニケーションにおける音声および IP コミュニケーションの製品およびアプリケーションは、コミュニケーションを円滑にし、ビジネス プロセスの短縮、適切なリソースの迅速な活用、および生産性と利益の拡大を可能にします。シスコ ユニファイド コミュニケーションの製品は、シスコ ビジネス コミュニケーション ソリューションに不可欠です。シスコ ビジネス コミュニケーション ソリューションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、ネットワーク管理の各製品、無線接続、ライフサイクル サービスなどから構成されます。 Cisco IP コミュニケーション メッセージングの製品には、3 つのオプションがあります。
Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムに不可欠なコンポーネントであり、大規模企業にユニファイド コミュニケーション ソリューションを提供する基盤となる要素です。高性能なユニファイド メッセージング(E メール、音声メッセージ、ファックス メッセージを 1 つの受信トレイで受信)およびインテリジェントな音声メッセージング(高機能を完備したボイスメール)により、企業の組織間におけるコミュニケーションが改善され、生産性が向上し、より優れた顧客サービスの提供が可能になります。 Cisco Unity サーバ アーキテクチャは、データ ネットワークと密接に統合され、インストール、管理、および保守のコストを最小限に抑えます。Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、組織のニーズに合わせて拡大できるプラットフォーム上に構築され、ストリーミング メディアとわかりやすい Web ブラウザベースのシステム管理インターフェイスを使用して、システムのインストールおよびサポート担当者の負担を軽減し、最終的には組織の総所有コストを削減します。 Cisco Unity ユニファイド メッセージングを使用すれば、社員が日常使用しているデスクトップ アプリケーションに、最新のコンバージェンス ベースのコミュニケーション サービスを統合できます。Cisco Unity ユニファイド メッセージングの利点は、電話で E メールの内容を聞いたり、インターネットで音声メッセージを確認したり、どこにいてもファックスを送信、受信、または転送できることです。Cisco Unity の音声メッセージング機能は、インテリジェント ルーティングなどの強力な自動応答機能と、カスタマイズが容易なコール スクリーニングおよびメッセージ通知オプションを備えています。 インテリジェントな音声メッセージングCisco Unity ユニファイド メッセージングは、本質的には強力でインテリジェントな音声メッセージング システムです。各ユーザは、最も快適かつ便利な方法で、システムと対話できます。自己登録会話機能は非常に使いやすいため、新しい従業員は、ボイス メールボックスを最適化して、Cisco Unity システムをすぐに使い始めることができます。Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、ユーザが各種機能を利用するための詳細なメニュー オプションを提供しています。また、使い慣れたユーザは、簡易メニューに切り替えて、システムのナビゲーションをより迅速に実行することもできます。快適さや専門知識のレベルに関係なく、1 回ボタンを押すだけで、コンテキストに沿ったヘルプにアクセスできます。 新しいメッセージが届くと、Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、受信したメッセージの番号、タイプ、プライオリティ、送信日時を通知したり、メッセージを別の内線番号、携帯電話、またはリモート オフィスに配信したりできます。メッセージを聞く際に、電話のプッシュ ボタンを使用して、音量や再生速度を調整したり、メッセージを早送り、巻き戻し、一時停止することもできます。同僚やお客様からのアクセスを効率化するために、最大 5 つのパーソナル グリーティングを録音することもできます。たとえば、外出中または通話中の場合、専用のグリーティングを使用できます。 強力なユニファイド メッセージング以前は、E メール、音声、およびファックス メッセージは、個別のメディアとして各ロケーションに配信されていました。音声メッセージにアクセスする方法は電話だけで、受信した順にメッセージを再生することしかできませんでした。ファックスは、一番近くのファックス機から手動で取り出す必要がありました。 Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、Microsoft Outlook E メール クライアントと透過的に統合され、オフィスにいるか出張中かに関係なく、E メール、音声、およびファックス メッセージをすべて簡単かつ便利な方法で処理できるようにします。わかりやすく設計されたインターフェイスにより、デスクトップ PC から E メール、音声、およびファックス メッセージに簡単にアクセスできます。各メッセージ タイプの簡単な説明がアイコンに表示され、すべてのメッセージが 1 つの受信トレイに配信されるため、メッセージの番号、タイプ、およびステータスを一目で確認できます。メディアのタイプに関係なく、マウスをクリックするだけで、パブリックまたは個人用の Microsoft Exchange フォルダまたは Microsoft Outlook フォルダにメッセージを応答、転送、および保存することもできます。 Cisco Unity ユニファイド メッセージングの Text-To-Speech(TTS; 音声合成)機能により、すべてのメッセージに関する情報を取得し、E メール メッセージのテキスト部分を電話で聞くこともできます。E メールに音声メッセージで応答したり、ファックス サーバの機能に応じて、E メール、添付ファイル、および受信したファックスを近くのファックス機で印刷したりすることもできます。 Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、スマート フォンやその他のモバイル デバイスと統合して、一体型のメッセージングをいつでもどこでも提供します。たとえば、Treo や BlackBerry などのデバイスを使用するモバイル ワーカーは、ダブルクリックするだけで、PDA E メール アプリケーション内の音声メッセージを再生できます。 Web を使用したボイスメールへのアクセスCisco Unity Inbox * - Internet Explorer 5.5 以上に対応した、ブラウザベースの Cisco Unity Personal Communications Assistant のメッセージ アクセス コンソールとして、専用のボイスメール受信トレイを提供し、グループウェアまたは E メール クライアントが混在した環境で Microsoft Exchange を使用していないユーザや組織にユニファイド メッセージング機能を提供します。Cisco Unity Inbox を使用すると、ボイスメール メッセージを新たに受信したとき、Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)通知によって E メールとして通知を受信することができます。メッセージ通知には HTML リンクがあり、クリックすると Cisco Unity Inbox メッセージ アクセス コンソールが自動的に起動され、音声メッセージを WAV ファイル形式で再生できます。 IMAP クライアントを使用したボイスメールへのアクセスCisco Unity は、Internet Mail Access Protocol(IMAP)クライアントを使用した、音声メッセージへの視覚的なアクセスをサポートしています。また、Microsoft Outlook を使用するお客様は、ViewMail for Outlook を使用して、PC のメールボックスで追加のメッセージング機能を利用することもできます。 個人設定の Web 管理Cisco Unity では、Internet Explorer 5.5 以上を使用して、ブラウザベースの Cisco Unity Personal Communications Assistant の動的なインターフェイスである Cisco Unity Assistant から、個人設定をカスタマイズできます。Cisco Unity Assistant によりシステム管理者の作業負荷が軽減し、サブスクライバは作業環境の需要の変化に合わせて Cisco Unity を柔軟にカスタマイズできます。サブスクライバは、ボイスメール オプション、セキュリティ コード、個人用配信リスト、メッセージ配信オプションなどの個人設定を、迅速かつ簡単に設定または変更できます。管理の簡素化とセキュリティ上の理由から、システム管理者は、各サブスクライバまたはサービス クラスのメンバーがアクセスできる機能を決定します。 IP テレフォニーへの移行に対応した設計Cisco Unity は IP 環境向けに設計され、Time-Division Multiplexing(TDM; 時分割多重)から IP へのテレフォニー インフラストラクチャの移行において中心的な役割を果たします。IP を使用すると、1 つのネットワークで音声とデータの両方を使用できるため、包括的なコミュニケーション ソリューションの展開に必要なコストを削減できます。Cisco Unity は、従来のボイスメール システムと相互運用可能で、Cisco Unified CallManager と従来の主要な電話システムの両方をサポートしているため(同時にサポートすることも可能)、独自のペースで IP テレフォニーに移行し、既存のインフラストラクチャへの投資も保護できます。Cisco Unity は、従来の PBX(構内交換機)システムの複数のタイプと同時に使用することもできるため、ブランチ オフィスの統合も実現し、メッセージを 1 つのシステムに集中させることでコストを削減します。また、Cisco Unity Session Initiation Protocol(SIP)の統合により、SIP プロキシ サーバ、指定された SIP フォンとクライアント、および SIP に対応したアクセス ゲートウェイにネイティブ サポートを提供し、SIP ユーザが Cisco Unity システムのすべての利点を利用できるようにします。 Cisco Unity は、データと音声を統合する高度な機能を提供することで、Cisco Unified CallManager、Cisco Personal Assistant、Cisco Unified Contact Center などのシスコ ユニファイド コミュニケーション製品シリーズを補完します。また、Cisco Unity は統合ネットワーク向けに設計されているため、将来のコミュニケケーション サービスを展開するための安定した基盤として機能します。 管理の簡素化とコストの削減Cisco Unity ユニファイド メッセージングのコンポーネントにより、Microsoft Exchange サーバの機能が拡張されます。これにより、複数のメッセージング システムの使用による非効率性と制限が解消され、システムへのアクセスと管理が簡素化されます。 Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、Microsoft Exchange のメッセージ ストアとディレクトリ サービスを利用してシステム管理を統合し、すべてのメッセージを 1 つのストアに集めて、1 つのアドレス ディレクトリ サービスを提供します。 1 つのディレクトリをデータ ネットワークで共有することで、Cisco Unity ユニファイド メッセージングでは、E メール システムやボイスメール システムなどの各種アプリケーションで、ユーザ アカウント情報を重複して保存する必要を省きます。Cisco Unity ユニファイド メッセージングを使用すると、Microsoft Windows 2000 または Microsoft Exchange アカウント ディレクトリをインポートする機能により、サブスクライバ リストが自動的に作成されるため、初期インストールの時間を短縮することもできます。Cisco Unity では、すべてのメッセージが一元的に格納、管理、および制御されるため、サポートと保守に必要な時間が大幅に短縮され、LAN 上のトラフィックを最小限に抑えることができます。 また、Cisco Unity ユニファイド メッセージングは Cisco Unity Message Repository を使用して、Microsoft Exchange がオフラインになっても、メッセージ ストアのアベイラビリティを向上させることができます。Cisco Unity Message Repository を使用すると、Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、E メール システムやネットワークがオフラインでも、新しい音声メッセージを常に受信できます。システム サブスクライバは、これらのメッセージを取り出して、サービスの中断を最小限に抑えることもできます。 Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、デジタル ネットワーキング、自動メッセージ レプリケーション、メッセージ ルール、フォルダ作成、受信トレイ アシスタント サポートなど、Microsoft Exchange の強力な機能を最大限に活用します。Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、Microsoft Exchange の E メール ゲートウェイ サービスを介して、SMTP、Multipurpose Internet Mail Extensions(MIME)、Post Office Protocol 3(POP3)、および IMAP4 をサポートする E メール クライアントを使用することもできます。 使いやすいシステム管理インターフェイスCisco Unity は、評価の高いグラフィカル インターフェイスを装備しており、ユーザは迅速に操作できるため、組織の生産性が大幅に向上します。さらに、組み込みの Microsoft Internet Information Server(IIS)、および 1 つに統合されたメッセージ ストアとディレクトリ サービスによりシステム管理が簡素化されているため、パフォーマンスと信頼性も向上します。データを中央のストアに格納する以外に、Web ベースのシステム管理コンソールから管理タスクを適切かつ安全に処理できるため、IT スタッフは、Internet Explorer を使用して、ネットワーク上の PC からアクセスが可能です。 Cisco Unity システム管理コンソールにより、Microsoft Windows 2000 および Microsoft Exchange の複雑性が最小化されるため、Microsoft Certified Systems Engineer(MCSE)でなくてもシステムの管理を行うことができます。このインターフェイスは、スナップイン HTML の使用により Microsoft Windows 2000 と統合され、専用の Windows ベースのインターフェイスではなく Internet Explorer を使用して、インターネット上のどこからでも Cisco Unity ユニファイド メッセージングを設定および監視できます。また、既存の Exchange 2003 または Windows 2003 環境を使用しているお客様のために、Cisco Unity は Windows 2003 でもサポートされています。 各国のお客様に対応したローカライズCisco Unity は、世界中のお客様のニーズに合わせてローカライズされます。ローカライズ バージョンは、英語の 5 種類の方言(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国、および米国)、アラビア語(正則)、中国語の 3 種類の方言(広東語、標準北京語、および台湾語)、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フラマン語 **、フランス語(ヨーロッパおよびカナダ)、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語 **、ポルトガル語(ブラジルおよびヨーロッパ)、ロシア語 **、スペイン語の 2 種類の方言(中南米およびヨーロッパ)、およびスウェーデン語で用意されています。また、言語に応じて、これらのバージョンには、システム プロンプトおよびサブスクライバ カンバセーションからブラウザベースの管理コンソールにアクセスする機能と、選択した言語の製品マニュアルが付属しています。 ネットワーキング機能Cisco Unity は、デジタル ネットワーキング モジュールをオプションで提供しており、LAN を介して同じサイトの他の Cisco Unity サーバに接続したり、WAN またはインターネットを介してリモート サイトの Cisco Unity サーバに接続できます。デジタル ネットワーキングにより、世界のどこにいてもサブスクライバ間メッセージを送信できるため、リモート オフィスの同僚とのコミュニケーションが迅速かつ効率的になります。デジタル ネットワーキングを使用すると、すべてのシステム サブスクライバを中央ディレクトリに表示するグローバル アドレッシング機能を使用して、異なるタイム ゾーンの同僚に迅速かつ適時にメッセージを送信できます。サブスクライバ間メッセージは、多くの応答オプションを受信者に提供することで、E メールに音声メッセージなどで応答できるようにします。また、電話でメッセージを取り出す場合、システム サブスクライバからのボイスメールは、わかりやすいように送信者が録音した名前で再生されます。Cisco Unity で使用できる強力なメッセージ ネットワーキング オプションとして、Cisco Unity Bridge があります。Cisco Unity Bridge を使用すると、TDM ベースの Avaya または Octel Analog Networking をサポートする Octel ボイスメール システムを使用している組織のユーザに、サブスクライバ間メッセージを送信できます。また、追加機能を使用して、プッシュ ボタンを 1 回押すだけで、ネットワーク上のメッセージに「応答」することもできます。Cisco Unity Bridge を使用すると、ユーザは Cisco Unity に移行する際に、両方のシステムで高度なメッセージング機能を維持できます。 Cisco Unity は、Voice Profile for Internet Mail(VPIM [デジタル])および Audio Messaging Interchange Specification(AMIS [アナログ])ネットワーキング モジュールもオプションで提供しているため、これらの業界標準のメッセージング プロトコルをサポートする異種メッセージング システム間でメッセージを交換できます。VPIM または AMIS を使用すると、Cisco Unity に移行するお客様は、サードパーティ製メッセージング システムを使用している内部システム サブスクライバと引き続きメッセージを交換できるため、スムーズな移行が可能です。 Cisco Unity の機能音声メッセージングの概要
ユニファイド メッセージングの概要 *
相互運用性とアベイラビリティ
TUI からのメッセージへのアクセス
PC からのメッセージへのアクセス
エンドユーザ機能
システム管理の概要
システム管理機能
ファックス
セキュリティ
レポート
Cisco Unity レポートの詳細については、『Cisco Unity System Administration Guide』の「Reports」の章を参照してください。 シスコ ユニファイド コミュニケーションのサービスおよびサポートシスコシステムズとパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムをサポートするための幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。これらのサービスは、IP コミュニケーション ソリューションの構築、運用、および最適化に効果のある手法を基にしています。たとえば、早期段階に計画サービスおよび設計サービスを活用すると、厳しいスケジュール要件を満たすことができ、導入作業中のネットワークの停止を最小限に抑えます。運用サービスを使用すると、専門家の技術サポートによって通信の中断リスクを軽減できます。最適化サービスを使用すると、ソリューションのパフォーマンスが向上し、運用効率が高まります。シスコとそのパートナーは、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築および維持に役立つシステムレベルのサービスおよびサポートを提供し、企業ニーズに対応しています。 * オプション機能 |
