データ シートCisco Unity 5.0 for Microsoft Exchangeシスコ ユニファイド コミュニケーションは、音声、ビデオ、データ、モビリティ製品およびアプリケーションで構成される包括的な IP コミュニケーション システムです。シスコ ユニファイド コミュニケーションを利用することによって、より効果的で安全かつパーソナルなコミュニケーションが実現し、売上と利益の両方に直接的な効果が現れます。このシステムによって新しい形のコミュニケーションが実現し、人と人の距離が縮まります。ユーザはどこに移動してもビジネスを遂行でき、あらゆる場所がセキュリティで保護され、いつでも、どこからでも情報を手に入れることができます。シスコ ユニファイド コミュニケーションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、モビリティ、ネットワーク管理製品、ライフサイクル サービス、柔軟な導入と管理オプションのアウトソーシング、エンドユーザとパートナー向けのファイナンス パッケージ、およびサードパーティのコミュニケーション アプリケーションを含む統合ソリューションです。 シスコ ユニファイド コミュニケーションのメッセージング オプションは、次のとおりです。
Cisco Unity は、大規模企業にユニファイド コミュニケーション ソリューションを提供する基盤となる要素です。このアプリケーションは、強力な統合型のユニファイド メッセージング オプションを提供する安全かつ実証済みの信頼できるソリューションで、Microsoft Exchange および Lotus Domino と透過的に統合されます。Cisco Unity ソリューションは、幅広い生産性向上機能によって時間や場所の制約を受けないコラボレーションを実現するとともに、投資保護に対応した強力な移行ツールを含む柔軟性の高いプラットフォームと、セキュアなメッセージングなどのセキュリティおよび信頼性を確保するための先進的な機能を提供します。 時間や場所の制約を受けないコラボレーションデスクトップからのメッセージのアクセス強力なユニファイド メッセージング Cisco Unity のユニファイド メッセージングは、Microsoft Exchange と透過的に統合され、Outlook Eメール クライアントを使用して 1 つの受信トレイで E メール、音声、およびファックス メッセージをすべて処理できるようにします。各メッセージ タイプの簡単な説明がアイコンに表示され、すべてのメッセージが 1 つの受信トレイに配信されるため、メッセージの番号、タイプ、およびステータスを一目で確認できます。メディアのタイプに関係なく、マウスをクリックするだけで、パブリックまたは個人用の Microsoft Exchange フォルダにメッセージを応答、転送、および保存することもできます。これにより、応答時間が削減され、組織の対応の速さと顧客サービスが向上します。 Cisco Unity ユニファイド メッセージングの Text-To-Speech(TTS; 音声合成)機能を使用すると、すべてのメッセージに関する情報を取得し、E メール メッセージのテキスト部分を電話で聞くこともできます。ファックス サーバの機能に応じて、E メール、添付ファイル、および受信したファックスを近くのファックス機で印刷したりすることもできます。コンピュータから離れた場所にいても、重要なビジネス コミュニケーションの手段が失われることはありません。 統合メッセージング 統合メッセージングでは、Outlook E メールまたは Internet Mail Access Protocol(IMAP)クライアントを経由して音声メッセージにアクセスできます。Active Directory や Exchange に関する専門知識は必要ありません。統合メッセージングのユーザは、Cisco Unity 特有の機能を利用することもできます。 インテリジェントなボイス メッセージングCisco Unity は、本質的には強力でインテリジェントな音声メッセージング システムです。各ユーザは最も快適かつ便利な方法で、システムと対話できます。このソリューションは、ユーザが各種機能を利用するための詳細なメニュー オプションを提供しています。また、使い慣れたユーザは、簡易メニューに切り替えて、システムのナビゲーションをより迅速に実行することもできます。さらに使いやすさを向上させるために、音声認識機能も用意されています。これによって、メッセージの検索時に「プレイ」、「デリート」などのわかりやすい音声コマンドを使用することが可能になります。 新しいメッセージが届くと、Cisco Unity は、受信したメッセージの番号、タイプ、プライオリティ、送信日時を通知したり、メッセージを別の内線番号、携帯電話、またはリモート オフィスに配信したりできます。メッセージを聞く際に、電話のプッシュ ボタンを使用して、音量や再生速度を調整したり、メッセージを早送り、巻き戻し、一時停止することもできます。同僚やお客様からのアクセスを効率化するために、最大 5 つのパーソナル グリーティングを録音することもできます。たとえば、外出中または通話中の場合、専用のグリーティングを使用できます。 音声メッセージへのモバイル アクセスCisco Unity ユニファイド メッセージングは、モバイル ユーザにオールインワン型のメッセージングを提供します。Treo や BlackBerry などのデバイスを使用するモバイル ワーカーは、ダブルクリックするだけで、Personal Digital Assistant(PDA)E メール アプリケーション内の音声メッセージを再生できます。Cisco Unity ソリューションは、Short Message Service(SMS)、E メール、ページング、アウトダイヤルなどの各種の通知オプションをサポートしているため、新しい音声メッセージの通知方法をカスタマイズできます。Cisco Unity Unified Messaging for Exchange のユーザは、Cisco Unified Mobile Communicator を使用して音声メッセージにアクセスできます。Cisco Unified Mobile Communicator は Exchange と統合され、メッセージへのモバイル アクセスを提供します。 基本的な機能しか持たない携帯電話でも、Cisco Unity ソリューションを最適に活用して、モバイル生産性を向上させることができます。システムで携帯電話または他のデバイス宛ての代替電話番号を設定しておき、携帯電話にコールを転送したり、システムにログインするように促したりできます。携帯電話からコールを発信した場合、音声認識機能によってシステムをハンズフリーで利用できます。携帯電話ネットワークの信頼性が不十分なためにコールが廃棄された場合は、「中断されたセッションの回復」機能により、再度コールを発信した際に、コールが中断した時点からセッションを再開し、余計な時間を短縮します。 Web を使用した音声メッセージへのアクセスCisco Unity Inbox はブラウザ ベースのメッセージ アクセス コンソールで、ボイスメールのみを使用するユーザがユニファイド メッセージング機能を利用できる、専用のボイスメール受信トレイを提供します。ユーザは Cisco Unity Inbox のインターフェイスを使用して、PC または電話経由でボイスメール受信トレイのメッセージを再生できます。Cisco Unity Inbox を使用すると、ボイスメール メッセージを新たに受信したとき、Simple Mail Transfer Protocol(SMTP)通知によって E メールとして通知を受信することができます。メッセージ通知には HTML リンクがあり、クリックすると Cisco Unity Inbox メッセージ アクセス コンソールが自動的に起動され、WAV ファイル形式の音声メッセージを再生できます。 個人設定の Web 管理Cisco Unity では、ブラウザ ベースの Cisco Personal Communications Assistant のうちの 1 つのインターフェイスである Cisco Unity Assistant を使用して、個人設定をカスタマイズできます。Cisco Unity Assistant によりシステム管理者の作業負荷が軽減し、作業環境の需要の変化に合わせて Cisco Unity システムを柔軟にカスタマイズできます。ボイスメール オプション、セキュリティ コード、個人用配信リスト、メッセージ配信オプションなどの個人設定を、迅速かつ簡単に設定または変更できます。管理の簡素化とセキュリティ上の理由から、システム管理者は、各サブスクライバまたはサービス クラスがアクセスできる機能と設定を決定します。 柔軟性の高いプラットフォーム個々の環境のペースに応じた移行Cisco Unity システムは IP 環境向けに設計され、Time-Division Multiplexing(TDM; 時分割多重)から IP へのテレフォニー インフラストラクチャの移行において中心的な役割を果たします。Cisco Unity は、Cisco Unified Communications Manager および従来のテレフォニー システムと相互運用可能なため、独自のペースで IP テレフォニーに移行し、既存のインフラストラクチャへの投資も保護できます。Cisco Unity システムは、複数の PBX(構内交換機)システムと同時に使用することもできるため、ブランチ オフィスの統合も実現し、メッセージを 1 つのシステムに集中させることでコストを削減します。また、Cisco Unity Session Initiation Protocol(SIP)の統合により、SIP プロキシ サーバ、指定された SIP フォンとクライアント、および SIP に対応したアクセス ゲートウェイにネイティブ サポートを提供し、SIP ユーザが Cisco Unity のすべての利点を利用できるようにします。IP テレフォニーへの即時移行または将来的な移行のいずれが必要な場合でも、Cisco Unity は生産性をすみやかに向上させ、独自のペースに応じた移行を可能にします。 ネットワーキング機能Cisco Unity は、デジタル ネットワーキング モジュールをオプションで提供しており、LAN を介して同じサイトの他の Cisco Unity サーバに接続したり、WAN またはインターネットを介してリモート サイトの Cisco Unity サーバに接続したりできるようにします。デジタル ネットワーキングにより、世界のどこにいてもサブスクライバ間メッセージを送信できるため、リモート オフィスの同僚とのコミュニケーションが迅速かつ効率的になります。 デジタル ネットワーキングを使用すると、すべてのシステム サブスクライバを中央ディレクトリに表示するグローバル アドレッシング機能を使用して、異なるタイム ゾーンの同僚に迅速かつタイムリーにメッセージを送信できます。サブスクライバ間メッセージは、多くの応答オプションを受信者に提供することで、E メールに音声メッセージなどで応答できるようにします。また、電話でメッセージを取り出す場合、システム サブスクライバからのボイスメールは、わかりやすいように送信者が録音した名前で再生されます。 Cisco Unity で使用できる強力なメッセージ ネットワーキング オプションとして、Cisco Unity Bridge があります。Cisco Unity Bridge を使用すると、TDM ベースの Avaya または Octel Analog Networking をサポートする Octel ボイスメール システムを使用している組織のユーザに、サブスクライバ間メッセージを送信できます。また、プッシュ ボタンを 1 回押すだけで、ネットワーク上のメッセージに「応答」することもできます。Cisco Unity Bridge を使用すると、Cisco Unity システムに移行する際に、両方のシステムで高度なメッセージング機能を維持できます。 Cisco Unity は、Voice Profile for Internet Mail(VPIM [デジタル])および Audio Messaging Interchange Specification(AMIS [アナログ])ネットワーキング モジュールもオプションで提供しているため、これらの業界標準のメッセージング プロトコルをサポートする異種メッセージング システム間でメッセージを交換できます。VPIM または AMIS を使用すると、Cisco Unity に移行するお客様は、サードパーティ製メッセージング システムを使用している内部システム サブスクライバと引き続きメッセージを交換できるため、システムのスムーズな移行が可能です。 これらのソリューションを使用することにより、Cisco Unity では、ユーザのシステムと他の音声メッセージング システムをユーザの環境内に簡単に統合することができます。 既存のメッセージング プラットフォームの活用Cisco Unity のコンポーネントによって、Microsoft Exchange サーバの機能が拡張されます。これにより、複数のメッセージング システムの使用による非効率性が解消され、システムへのアクセスと管理が簡素化されます。Cisco Unity は、Microsoft Exchange のメッセージ ストアとディレクトリ サービスを利用してシステム管理を統合し、すべてのメッセージを 1 つのストアに集めて、1 つのアドレス ディレクトリ サービスを提供します。この Cisco Unity のサービスは、既存の Exchange 環境のアップグレードを一切必要とせず、Windows 2000/2003 および Exchange 2000/2003/2007 でサポートされます。 1 つのディレクトリをデータ ネットワークで共有することで、Cisco Unity ユニファイド メッセージングでは、E メール システムやボイスメール システムなどの各種アプリケーションで、ユーザ アカウント情報を重複して保存する必要がなくなります。Cisco Unity を使用すると、Microsoft Exchange アカウント ディレクトリをインポートする機能により、サブスクライバ リストが自動的に作成されるため、初期インストールの時間を短縮することもできます。Cisco Unity では、すべてのメッセージが一元的に格納、管理、および制御されるため、サポートと保守に必要な時間が大幅に短縮され、LAN 上のトラフィックを最小限に抑えることができます。 各国での導入に対応したローカライズCisco Unity ユニファイド メッセージングは、世界中のお客様のニーズに合わせてローカライズされます。ローカライズ バージョンは、日本語、5 種類の英語(オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、英国、および米国)、アラビア語(正則)、3 種類の中国語(広東語、標準中国語[中華人民共和国]、標準中国語[中華民国]、および台湾語)、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フラマン語、フランス語(ヨーロッパおよびカナダ)、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ブラジルおよびヨーロッパ)、ロシア語、2 種類のスペイン語(中南米およびヨーロッパ)、およびスウェーデン語で用意されています。また、言語に応じて、これらのバージョンには、システム プロンプトおよびサブスクライバ カンバセーションからブラウザベースの管理コンソールにアクセスする機能と、選択した言語の製品マニュアルが付属しています。 セキュリティおよび信頼性セキュアなメッセージングCisco Unity ユニファイド メッセージングは、メッセージを取得すると、これをただちに暗号化できます。ユーザは Telephone User Interface(TUI)または Outlook のいずれかを使用して、メッセージを聞くことができます。セキュアなメッセージングでは、その後このメッセージが組織外部へ転送された場合でも、転送の受信側でメッセージを復号化することはできません。このように、セキュアなメッセージングを使用することによって、組織外部へのメッセージの流出を防げます。 また、メッセージにプライベートのマークを付けることができます。プライベートのマーク付けを行うと、暗号化メカニズムによって、本来意図した受信者のみがこれを再生できるように制限されます。暗号キーが一定時間経過後に無効になるように設定することもできます。これにより、メッセージがコンピュータのハード ドライブにコピーされたとしても、有効期限が切れると再生不可能なレコードとなります。セキュアなメッセージングでは、セキュリティ ポリシーおよびコンプライアンス ポリシーが厳密に遵守されるとともに、ユニファイド メッセージングの利点も実現されます。 Exchange サービス中断時の対応力Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、Exchange サービスの中断に容易に対処できるように設計されています。このアプリケーションは Cisco Unity Message Repository を使用して、Microsoft Exchange がオフラインになっても、メッセージ ストアのアベイラビリティを向上させることができます。Cisco Unity Message Repository を使用すると、システムは、E メール システムやネットワークがオフラインでも、新しい音声メッセージを常に受信できます。システム サブスクライバは、これらのメッセージを取り出して、サービスの中断を最小限に抑えることもできます。さらに、Active Directory 環境のスナップショットをローカルに保存できるので、Cisco Unity ソリューションでは Active Directory サービスの問題によって影響を受けることはありません。このように、Cisco Unity アプリケーションは大規模企業対応の音声メッセージング システムに求められるアベイラビリティを提供しながら、Exchange との統合を実現します。 Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、デジタル ネットワーキング、自動メッセージ レプリケーション、メッセージ ルール、フォルダ作成、受信トレイ アシスタント サポートなど、Microsoft Exchange の強力な機能を最大限に活用します。Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、Microsoft Exchange の E メール ゲートウェイ サービスを介して、SMTP、Multipurpose Internet Mail Extensions(MIME)、Post Office Protocol 3(POP3)、および IMAP4をサポートする E メール クライアントを使用することもできます。 フェールオーバーおよびスタンバイ冗長性Cisco Unity は、スタンバイ ペアとして構成できます。スタンバイ ペア構成時にサーバ障害が発生しても、システム環境はセカンダリの Cisco Unity サーバにフェールオーバーし、優れた可用性を保証します。 Cisco Unity ユニファイド メッセージングは、スタンバイ冗長性と呼ばれる機能もサポートしており、サイトレベルの障害におけるシステム復元力を備えています。サイトレベルの災害発生時でも、Cisco Unity システムを手動でセカンダリ サイトに切り替えることができ、短時間でのサービス復旧が可能です。 使いやすいシステム管理インターフェイスCisco Unity は、簡単でわかりやすいグラフィカル ユーザ インターフェイスを装備しているため、組織の生産性が大幅に向上します。さらに、組み込みの Microsoft Internet Information Server(IIS)、および 1 つに統合されたメッセージ ストアとディレクトリ サービスによりシステム管理が簡素化されているため、パフォーマンスと信頼性も向上します。データを中央のストアに格納する以外に、Web ベースのシステム管理コンソールから管理タスクを適切かつ安全に処理できるため、IT スタッフは、Internet Explorer を使用して、ネットワーク上の PC からアクセスが可能です。 Cisco Unity の管理コンソールにより、Microsoft Windows および Microsoft Exchange の複雑さが大幅に軽減されるので、システムを管理するのに Microsoft Certified Systems Engineer(MCSE)である必要はありません。このインターフェイスはスナップイン HTML の使用によって Microsoft Windows 2000 と統合され、独自仕様の Windows ベース インターフェイスでなく、Internet Explorer を使用して、インターネットのあらゆる場所から Cisco Unity システムを設定および監視できます。 Cisco Unity の機能Cisco Unity 5.0 の新機能
相互運用性とアベイラビリティ
TUI からのメッセージへのアクセス
PC からのメッセージへのアクセス
エンドユーザ機能
システム管理の概要
システム管理機能
ファックス
サポートされているサードパーティ製ファックス サーバのハードウェアおよびソフトウェアの詳細については、次の URL を参照してください。 セキュリティ
レポート
Cisco Unity レポートの詳細については、『Interface Reference Guide for the Cisco Unity Administrator Release 5.0 (With Microsoft Exchange)』の「Report Settings」の章を参照してください。 シスコ ユニファイド コミュニケーションのサービスおよびサポートシスコシステムズとパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムをサポートするための幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。これらのサービスは、IP コミュニケーション ソリューションの構築、運用、および最適化に効果のある手法を基にしています。たとえば、早期段階に計画サービスおよび設計サービスを活用すると、厳しいスケジュール要件を満たすことができ、導入作業中のネットワークの停止を最小限に抑えます。運用サービスを使用すると、専門家の技術サポートによって通信の中断リスクを軽減できます。 最適化サービスを使用すると、ソリューションのパフォーマンスが向上し、運用効率が高まります。シスコとそのパートナーは、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築および維持に役立つシステムレベルのサービスおよびサポートを提供し、企業ニーズに対応しています。 |
