データ シート小規模企業向け Cisco Unified Communications 500 シリーズシスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションは、固定ネットワークとモバイル ネットワークにおける音声、ビデオ、データ、およびモバイルなどのアプリケーション統合を可能にし、企業や政府機関といった組織の業務環境でのメディア リッチなコラボレーションを実現します。これらのアプリケーションはネットワークをプラットフォームとして使用し、意思決定を迅速化してトランザクション時間を短縮することで、企業の優位性を高めます。セキュリティ、耐障害性、およびスケーラビリティに優れたネットワークによって、ユーザはどのような業務環境であっても、場所や時間、使用するメディア、デバイス、オペレーティング システムなどの制約を受けることなくネットワークに接続できるようになります。シスコ ユニファイド コミュニケーションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、無線、管理アプリケーション、ライフサイクル サービス、柔軟な導入とアウトソーシングに対応した管理オプション、およびサードパーティ アプリケーションを含む総合ソリューションです。 シスコでは、顧客の維持と顧客対応力向上を目指す小規模企業向けに、Cisco Smart Business Communications System を導入しました。この新しい、コスト効果の高いシステムを利用すると、いつでもどこからでも安全に情報にアクセスできるようになり、顧客や社員間でのコミュニケーションの効率化と円滑化を図ることができます。 製品概要小規模企業向けの Cisco Unified Communications 500 シリーズは、Cisco Smart Business Communications System を構成する重要な製品の 1 つで、小規模企業向けのユニファイド コミュニケーション アプライアンスとして、音声、データ、ボイスメール、自動応答、ビデオ、セキュリティ、およびワイヤレスの各機能を備えています。また、カレンダー、E メール、Customer Relationship Management(CRM)プログラムなどの既存のデスクトップ アプリケーションと統合することもできます。このプラットフォームは管理が容易で、ビジネスクラスの定評あるユニファイド コミュニケーション テクノロジーを使用しており、最大 48 ユーザまでをサポートします。また、Cisco Unified IP Phone、ISDN(公衆 ISDN 交換電話網)インターフェイス、およびインターネット接続などを、お客様のニーズに合わせてさまざまな組み合わせで利用できます(図 1)。
図 1 Cisco Unified Communications 500 シリーズ — 8/16 ユーザ構成
図 2 Cisco Unified Communications 500 シリーズ — 24/32/48 ユーザ構成 Cisco Unified Communications 500 シリーズの主要コンポーネントは、次のとおりです。
Cisco Unified IP Phoneシスコでは、音声およびデータの統合ネットワークをフルに活用する Cisco Unified IP Phone およびコミュニケーション デバイスを幅広く提供しています。これらのデバイスを利用すると、便利で使いやすいビジネス フォン環境を実現できます。Cisco Unified IP Phone は、企業内のさまざまなユーザのニーズに対応できるため、生産性の向上に役立ちます。 Cisco Unified IP Phone 製品は、次の機能を備えています。
Cisco Unified IP Phone は IP コミュニケーション デバイス市場を代表する製品で、優れた操作性、音声品質、障害者向けに改善されたアクセシビリティ、人間工学に基づいたデザイン、高度なサービス、および各種機能に対応しています。 Cisco Unified IP Phone 製品は、会社のロビー、製造現場、重役室、自宅、出張先、またはブランチ オフィスなど、ユーザがどこにいても使用できるさまざまなモデルを備えています(図 3)。
図 3 Cisco Unified IP Phone 製品 Cisco Unified Communications Manager ExpressCisco Unified Communications Manager Express は Cisco Unified Communications 500 シリーズ で稼働する Cisco IOS® ソフトウェア ソリューションに組み込まれており、Cisco Unified IP Phone の呼処理を実行します。導入、管理、およびメンテナンスが容易な Cisco Unified Communications Express は、信頼性が高く、機能の豊富なテレフォニー ソリューションを実現します。 Cisco Unity Express組み込み型の Cisco Unity Express では、ボイスメール、デスクトップ メッセージング、および自動応答サービスが利用できます。これらは、顧客サービスの向上や社員間のコミュニケーションの円滑化に役立ちます。 Cisco Unified CallConnectors(Windows PC アプリケーション向け)Cisco Unified Communications 500 シリーズは、一般的な Windows デスクトップ アプリケーションと統合できるため、これまでは大企業でしか実現できなかった業務の効率化が小規模企業でも実現できるようになります。Cisco Unified CallConnectors を使用すると、ユーザは Cisco Unified IP Phone と一般的なアプリケーション(Microsoft Outlook、Internet Explorer、Microsoft Dynamics CRM、または Salesforce.com CRM など)を統合できます。 LAN スイッチングおよびルーティングCisco Unified Communications 500 シリーズには、Cisco Smart Business Communications System に最適な 8 ポートの 10/100 PoE(給電タイプ)ポートを備えたマネージド イーサネット スイッチが搭載されています。また、Cisco Catalyst Express 520 シリーズ スイッチを接続して、システムの容量を拡張することもできます。Cisco Catalyst Express 520 スイッチは 8 ポートまたは 24 ポートの 10/100 PoE ポートを備え、Cisco Unified Communications 500 シリーズに簡単に接続できるように、あらかじめソフトウェアを設定したうえで出荷されます。Cisco Unified Communications 500 シリーズではスタティック ルーティングがサポートされるとともに、VLAN および組み込みインターフェイス間でのルーティングにも対応しています。 ファイアウォールによるネットワーク セキュリティセキュリティは、ネットワークに不可欠な要素です。シスコ製品は、アクセス エッジにセキュリティを組み込む重要な役割を担っています。Cisco IOS ファイアウォールは、Cisco Unified Communications 500 シリーズで使用できるステートフル インスペクション ファイアウォールです。Cisco IOS ファイアウォールは市場をリードする Cisco PIX® ファイアウォール テクノロジーをベースに構築されており、Cisco Unified Communications 500 シリーズ プラットフォームの基本機能として動作します。Cisco IOS ファイアウォールは、WAN のエントリポイントの保護に最適な機能を提供します。 VPNVirtual Private Network(VPN; バーチャル プライベート ネットワーク)を使用すると、パブリック ネットワークを介して機密データを伝送できるため、ユーザへのリモート アクセスを共有インフラストラクチャを介して拡張できます。VPN はプライベート ネットワークと同じセキュリティおよび管理ポリシーを維持しながら、リモート ユーザと中央ネットワーク間のポイントツーポイント接続を確立できる、費用対効果の高いテクノロジーです。VPN を利用したネットワーク接続が急速に普及してきたため、シスコでは新たなレベルの VPN 機能を取り入れて、シスコ ユニファイド コミュニケーション製品の基本機能として提供しています。Cisco Unified Communications 500 シリーズには、ハードウェア ベースの暗号化アクセラレータが搭載されています。この機能は、IPSec、Advanced Encryption Standard(AES)、Data Encryption Standard(DES)、および 3DES 暗号化と VPN プロセスをオフロードすることで、Cisco Unified Communications 500 シリーズ プラットフォームの VPN スループットを向上させます。 ワイヤレス モビリティ サービス8 ユーザおよび 16 ユーザ モデルの Cisco Unified Communications 500 シリーズは、セキュアな WLAN 接続を提供する内蔵型の WLAN アクセス ポイントをオプションでサポートしています。Cisco Unified Communications 500 シリーズは Cisco Smart Business Communications System の構成要素であり、外付けアクセス ポイントの Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントもサポートしています。また、クラス最高水準のワイヤレス モビリティを実現するために、Cisco 526 Wireless Express モビリティ コントローラを追加搭載してアクセス ポイントをサポートする統合システムを構築することもできます。そのため、小規模企業はデータ アプリケーションへのアクセスや WLAN テレフォニーを簡単に拡張できます。ワイヤレス サービスを使用すると、社員、パートナー、および顧客のモビリティが大幅に向上し、その結果、生産性も向上します。 注:24 ユーザ、32 ユーザ、および 48 ユーザ構成の Cisco Unified Communications 520 シリーズは、オプションの内蔵型 WLAN アクセス ポイントをサポートしていません。これらのモデルで WLAN 機能を利用するには、Cisco 521 Wireless Express アクセス ポイントおよび Cisco 526 Wireless Express モビリティ コントローラを使用します。 Cisco Configuration AssistantCisco Configuration Assistant は PC ベースのわかりやすい GUI 設定ツールで、Cisco Smart Business Communications System の重要なコンポーネントです。使いやすさを重視して設計された Cisco Configuration Assistant を使用すると、ユニファイド コミュニケーション、スイッチング、ルーティング、セキュリティ、およびワイヤレスなどの複数のテクノロジーを容易に設定できます。また、テレフォニーの設定変更についてのフォローアップ サポートも提供されます。Cisco Configuration Assistant には、インタラクティブなトポロジ ビュー、デバイスの前面パネル ビュー、ドラッグ & ドロップによる Cisco IOS ソフトウェアのアップグレードなどの機能があります(図 4)。 アーキテクチャの機能と利点Cisco Unified Communications 500 シリーズは、音声、データ、ビデオ、セキュリティ、ワイヤレス、および管理を 1 つのプラットフォームに統合します。Cisco Unified Communications 500 シリーズは、設定、導入、および管理が容易なシンプルでコスト効率の高いソリューションで、小規模な企業でのユニファイド コミュニケーションの実現を可能にします。Cisco Unified Communications 500 シリーズでは、呼制御、メッセージング、およびモビリティの機能が 1 つのデバイスに統合されています。そのため、複数のサーバにかかる追加コストが不要になり、設定と管理が容易で低価格のソリューションを実現できます。 表 1 に、Cisco Unified Communications 500 シリーズの機能と利点を示します。 表 1 プラットフォームの機能と利点
シスコ ユニファイド コミュニケーションの機能IP テレフォニーは驚異的な勢いで普及しています。これは、IP テレフォニーでしか実現できない魅力的な付加価値機能やアプリケーションがあるためです。また、データ、音声、およびビデオを 1 つのネットワークに統合することによるコスト上のメリットも、このテクノロジーの急速な普及に拍車をかけています。さらに、IP テレフォニー機能を単一のシステムに統合する小規模企業向け Cisco Unified Communications 500 シリーズには、次のような利点があります。
Cisco Unified Communications 500 シリーズは、Cisco Unified Communications Manager Express 4.2 および Cisco Unity Express 2.3 で利用可能な機能を提供します。 表 2 に、ユニファイド コミュニケーションの機能を示します。 表 2 小規模企業向け Cisco Unified Communications 500 シリーズの機能
ファイアウォール:機能と利点セキュリティは、Cisco Unified Communications 500 シリーズに不可欠な要素です。表 3 に、セキュリティ機能の概要を示します。 表 3 セキュアなネットワーキングの機能と利点
ワイヤレス サポートの機能と利点8 ユーザおよび 16 ユーザ モデルの Cisco Unified Communications 500 シリーズは、セキュアな WLAN 接続を提供する WLAN アクセス ポイントを内蔵しています。また、Cisco Unified Communications 500 シリーズは Mobility Express 製品群に含まれており、外付けの Cisco 521 ワイヤレス アクセス ポイントおよび Cisco 526 Wireless Express モビリティ コントローラをサポートしています。Mobility Express の詳細は、以下の URL を参照してください。 表 4 に、ワイヤレス機能の概要を示します。 表 4 ワイヤレスの機能と利点
まとめ小規模企業向け Cisco Unified Communications 500 シリーズは、サイトあたりの従業員数が 8 〜 48 人規模の企業向けに設計された、シンプルで経済的なソリューションです。Cisco Unified Communications 500 シリーズは、単体のプラットフォームにビジネスクラスの定評あるユニファイド コミュニケーション テクノロジー(音声、データ、ビデオ、セキュリティ、およびワイヤレス)を搭載しています。また、Microsoft Outlook、Outlook Express、IBM Lotus Notes、および CRM ソフトウェアなどの一般的に使用されるデスクトップ アプリケーションとの統合も容易です。自動応答、ボイスメール、PSTN 接続、インターネット接続、およびアナログ電話機のサポートなどの機能を備えています。PoE ポートでは、各種の Cisco Unified IP Phone がサポートされています。Cisco Unified Communications 500 シリーズ ソリューションを利用すると、音声、ビデオ、およびデータに対応したオフィス ネットワークを構築できます。また、出張先や自宅オフィスから企業のオーナーや社員がオフィスに安全に接続することも可能です。 製品のハードウェア仕様表 5 に、Cisco Unified Communications 500 シリーズの仕様を示します。 表 5 Cisco Unified Communications 500 シリーズの仕様
モジュールのサポート表 6 に、オープン スロットでサポートされる使用可能なモジュールとインターフェイス カードを示します。 表 6 オープン スロットでサポートされるモジュールおよびインターフェイス カード
WLAN 仕様表 7 に、Cisco Unified Communications 500 シリーズの WLAN 仕様を示します。 表 7 WLAN 仕様
各国語対応Cisco Unified Communications 500 シリーズは、Cisco Unified Communications Manager Express 4.2 および Cisco Unity Express 2.3 で使用できる各国語に対応しています。表 8 に、プラットフォームのサポート言語を示します。 表 8 サポート言語
注:Cisco Unified IP Phone では、その他の言語がサポートされている場合もあります。詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/iptel を参照してください。 発注情報小規模企業向けの Cisco Unified Communications 500 シリーズの製品番号を表 9 に示します。 表 9 発注情報
関連情報Cisco Unified Communications 500 シリーズの関連情報については、http://www.cisco.com/jp/go/uc500/ を参照してください。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

