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目次
データシート
Cisco Media Convergence Server 7835I-3000
図1
MCS 7835I-3000

主な利点と機能
性能
Intel® Prestonia Xeon 3.06 GHzプロセッサ1基を搭載したCisco Media Convergence Server(MCS) 7835I-3000は、今日のIPコミュニケーション アプリケーションをサポートするために設計された強固でハイ アベイラビリティのサーバ プラットフォームです。MCS 7835I-3000では、速度可変式ファンのサポート、NetBAYケーブルのサポート、Light Path診断、Chipkillメモリのサポートなど、多くの最新技術を採用しています。2 Uのラック スペースがあれば、ハイ アベイラビリティのサーバ プラットフォームで最もご要望の多いさまざまな機能をCisco MCS 7835I-3000で実現できます。
メモリ
MCS 7835I-3000は、最大4 GBのDouble Data Rate(DDR)メモリをサポートしています。プロセッサの性能向上とDDRメモリの採用により、情報検索および情報処理がより高速かつ効率的になりました。DDRメモリでは、従来のSDRAMメモリと比較して1サイクルの動作数が2倍になっているので、メモリとプロセッサ間のデータ交換速度が実質的に2倍になります。
速度可変式ファンのサポート
MCS 7835I-3000では、速度可変式ファンを採用することにより、運用時の騒音を低減しています。サーバ内の温度センサを使用してファンの速度を調整し、適正な冷却制御を行っています。冷却が必要なときにのみ必要な速度でファンを作動させることにより、ファンによる騒音を低減しています。
ACT
MCS 7835I-3000は、IBMの最新のNetBAY Advanced Connectivity Technology(ACT)製品をサポートしているため、管理者用のチェーン システムをカテゴリ5ケーブルで接続し、KVMのコスト削減を可能にします。ACTの採用により、かさばって乱雑になりがちなケーブルを整理できるため、全体的なコストの削減に加え、ラック内のサーバの作業と保守が容易になります。
ハイ アベイラビリティ
MCS 7835I-3000の高い可用性は次のメカニズムにより実現されています。
保守性
Light Path診断
MCS 7835I-3000には、Light Path診断が装備されています。Light Path診断は、(カバーを取り外さずに見ることができる)中央情報LEDパネルおよびシステム全体に設置された個々のLEDに、メモリDIMM、PCIスロット、電源、CPUなどの状態を表示します。これにより、IT担当者はシステムの状況を即座に見ることができ、問題が発生した場合は、保守担当者が故障したコンポーネントを正確に特定できるので、ダウンタイムを減らすとともに保守費も削減できます。技術者でなくても、上部カバーを取り外さずに(つまり、重要なコンポーネントを破損の危機にさらすことなく)エラー状況を報告できるので、アベイラビリティが向上します。サーバの前面にあるシステム エラーLEDが点灯している場合は、サーバ内部または電源上の1つまたは複数のLEDが点灯します。これらのLEDにより、サーバ コンポーネントの問題の識別および特定が容易になります。点灯しているライトの経路(パス)をたどれば、発生しているシステム エラーのタイプをすばやく識別できます。MCS 7835I-3000は、サーバがシャットダウンしたときでも、AC電源が有効になっており+5 VDCの電力をサーバに供給可能な場合は、点灯しているLEDが消灯しないように設計されています。
Light Path診断では、次の障害状況を表示できます。
- 電源1の故障
- 電源2の故障
- Voltage Regulator Module(VRM;電圧調整モジュール)の障害
- 1台または両方のプロセッサの障害
- サーバ電源の冗長構成の障害
- メモリの故障
- システムの過負荷状態によるシステム シャットダウン
- SCSIバスの故障
- マスク不可能な割り込みの発生
- PCS-Xスロット1またはスロット2のアダプタ、またはシステム ボード上に統合されたPCIデバイスの1つで発生したエラー
- サービス プロセッサの障害
- PCI-Xスロット3またはスロット4のアダプタで発生したエラー
- ファンの故障または作動速度の低下
- PCIスロット5のエラー
- 許容最高値を超過したシステムの温度
拡張PFA
MCS 7835I-3000では、ホットスワップ ファン、電源、プロセッサ、メモリ、およびVRMで、機能拡張したPredictive Failure Analysis(PFA;事前障害分析機能)をサポートしています。診断機能により、MCS 7835I-3000ではこれらのデバイスの障害を予測して警告を発することができるので、IT担当者は実際に障害が発生する前に迅速にコンポーネントを交換できます。PFAの一例としては、電源および冷却ファンの電気的な入出力の変動をモニタする機能があります。
柔軟性
MCS 7835I-3000では、次のシスコ アプリケーションがいずれも動作します。
- Cisco CallManager
- Cisco Conference Connection
- Cisco IPCC Express(ICD)
- Cisco IP Interactive Voice Response(IVR)
- Cisco Queue Manager
- Cisco Unity
ターゲット ソリューション
Cisco CallManager
Cisco CallManagerは、Cisco IPコミュニケーション ネットワークのコール処理ソフトウェア コンポーネントです。Cisco CallManagerを利用すれば、エンタープライズ テレフォニー機能をIP Phone、Voice-over-IP(VoIP)ゲートウェイ、IPベースのマルチメディア アプリケーションなどのパケット テレフォニー デバイスにまで拡張できます。Cisco CallManagerの大きな利点は、専用の音声処理ハードウェアを必要としないことです。また、Cisco CallManagerを利用することで、IP Phoneとゲートウェイで追加のサービスを使用できるようになります。このサービスには、保留、任意転送、自動転送、電話会議、複数回線着信表示、自動ルート選択、短縮ダイヤル、リダイヤルなどの機能が含まれます。
Cisco CallManagerの機能拡張はソフトウェアをアップグレードするだけで簡単に行えるため、高価なハードウェアのアップグレードに伴う費用を節減できます。さらに、Cisco CallManagerを利用すれば、すべての電話、ゲートウェイ、およびアプリケーションをIPネットワーク上に分散できるため、単一の分散型仮想電話ネットワークを実現できます。
モデルおよび容量
MCS 7835I-3000のモデルMCS-7835I-3.0-IPC1には、Prestonia Xeon 3.06 GHzプロセッサ1基、1 GBのSDRAM、36 GBのSCSIハード ディスク2基(RAID 1構成)、および冗長電源が搭載されています。1基のMCS-7835I-3.0-IPC1で最大2,500台のIP Phoneをサポートできます。複数のMCS-7835I-3.0-IPC1システムをCallManagerクラスタ構成にした場合は、最大10,000台のIP Phoneをサポートできます。
アベイラビリティ
Cisco CallManagerのN+1冗長化機能により、冗長構成のMCSサーバで1台のCisco MCS 7835I-3000がオフラインになった場合でもIP電話ネットワークの運用を継続できます。コール処理サーバのクラスタ化機能は、Cisco AVVID(Architecture for Voice,Video and Integrated Data)の最先端のアーキテクチャの一例です。
システムのバックアップと復元
Cisco MCS 7835I-3000にはカスタム バックアップおよびカスタム復元機能が装備されており、自動インストール ソフトウェアの実行時に設定されます。IPネットワーク上の別のサーバ上に設定ファイルの場所を指定すれば、残りの作業はCisco MCS 7835I-3000によって行われます。関連するすべてのデータ ファイルは、夜間午前2時(またはユーザが選択した別の時刻)にネットワークで接続されている別のファイル サーバに保存されます。障害が発生した場合は、復元ルーチンを実行してバックアップ ファイルの場所を指定すれば再びオンライン状態に戻すことができます。
Cisco CallManagerの詳細については、次のURLにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/hs/iptel/callmgr/
Cisco Conference Connection
Cisco Conference Connectionは、Cisco CallManagerで統合運用が可能なMeet-Me方式の電話会議サーバです。Cisco AVVIDによって実現されたCisco Conference Connectionは、従来にない使いやすさで毎日の会議にご利用いただけます。
Cisco Conference Connectionでは、直観的に理解するWebベースの会議スケジューラで会議をスケジュールします。会議の参加者はセントラル ナンバーを呼び出して、ミーティングIDを入力すれば会議に参加できます。会議の主催者が許可していれば、Cisco IP Phoneを使用する会議参加者は、ボタンを押すだけで会議に参加でき、ミーティングIDを覚える必要もありません。音声品質は非常に明瞭で声の抑揚もそのまま伝わるので、豊かなコミュニケーションが可能です。
Cisco IPテレフォニー ソリューションは、IPネットワークおよびPSTN(公衆交換電話網)と相互運用可能なので、会議参加者の場所を選びません。
Cisco Conference Connectionは、小規模や中規模の企業および大企業の事業部門向けに設計されています。Cisco Conference Connectionを利用すれば、必要な参加者は場所を問わず参加できるので意思決定が迅速に行われ、また、実際に会議室へ行く必要がなくなるので業務の中断もなくなります。会議の効率化は、利益の向上につながります。一般的な適用分野としては、サービス コール、プロジェクト管理、営業報告、社内の通知事項、その他のビジネス会議などがあります。
モデルおよび容量
MCS 7835I-3000のモデルMCS-7835I-3.0-IPC1には、Prestonia Xeon 3.06 GHzプロセッサ1基、1 GBのSDRAM、36 GBのSCSIハード ディスク2基(RAID 1構成)、および冗長電源が搭載されています。
Cisco Conference Connectionの詳細については、次のURLにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/hs/iptel/confconn/
Cisco IPCC Express
Cisco IPCC Express(IP ICD)は、お客様からの音声によるコンタクト要求に対して、Cisco IPテレフォニー アーキテクチャの音声とデータのコンバージェンスによるメリットをすべて生かした、フル機能の統合ソリューションを提供します。Cisco IPCC Expressは、ACD(自動着信分配)、IVR(対話型音声応答)、CTI(コンピュータ テレフォニー インテグレーション)のフル機能を持つ、フォーマル コンタクト センターとインフォーマル コンタクト センターの両方に対応した「ワン ボックス コンタクト センター」です。高度なコール ルーティングとコール管理、さらに部門、支店、または小規模から中規模企業のカスタマーケアの要求に応える管理機能を提供しています。Cisco IPCC Expressは、ビジネス アプリケーションの統合を簡易化し、エージェント管理を容易にするとともにエージェントの柔軟性を高め、ネットワーク ホスティングの効率を向上させることにより、あらゆる形態のコンタクト センターで効率化を図ることができます。これらの機能はビジネスにかかるコストを削減し、コンタクト センターに対するお客様の満足度をさらに充実させます。また、このソリューションはCisco AVVIDに基づきCisco CallManagerと密接に統合されています。
モデル
MCS 7835I-3000のモデルMCS-7835I-3.0-CC1には、Prestonia Xeon 3.06 GHzプロセッサ1基、1 GBのSDRAM、36 GBのSCSIハード ディスク2基(RAID 1構成)、および冗長電源が搭載されています。
Cisco IPCC Expressの詳細については、次のURLにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/hs/iptel/ipccx/
Cisco IP IVRソフトウェア
Cisco IP IVRは、IP Voice Response Unit(VRU;音声応答装置)技術をベースにし、フル機能を装備したIVRソリューションを提供します。Cisco IP IVRは、データベース統合、音声自動認識、音声合成機能、VXML、XML、HTTP統合などの堅牢なIVR機能を搭載するほか、電子メール、ページング、またはFAXによる自動通知が可能なシスコの通知サービスを提供します。このソリューションはCisco AVVIDに基づきCisco CallManagerと密接に統合されています。
モデル
MCS 7835I-3000のモデルMCS-7835I-3.0-CC1には、Prestonia Xeon 3.06 GHzプロセッサ1基、1 GBのSDRAM、36 GBのSCSIハード ディスク2基(RAID 1構成)、および冗長電源が搭載されています。
Cisco IP IVRの詳細については、次のURLにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/hs/iptel/ipivr/
Cisco Queue Manager
Cisco IP Queue Manager(QM)は、発信者に対してルーティング オプションを選択する機能を提供するため、発信者はルーティングの実行前または実行後に、複数のエージェント スキル グループ、拡張機能、またはアナウンスメントに簡単にアクセスできます。Cisco IP QMのコール処理メッセージには、事前に録音された静的なアナウンスメント、または特定の発信者のニーズに対応した動的なアナウンスメントがあります。ユーザが以前開いたコンテンツを表示するWebサイトのように、Cisco IP QMは待ち状態にある発信者に動的なコンテンツを提供し、各発信者のニーズや選択されたルート、キュー内の発信者の位置、またはその他の関連する値に応じて独自のメッセージを配信できます。
モデル
MCS 7835I-3000のモデルMCS-7835I-3.0-CC1には、Prestonia Xeon 3.06 GHzプロセッサ1基、1 GBのSDRAM、36 GBのSCSIハード ディスク2基(RAID 1構成)、および冗長電源が搭載されています。
Cisco Queue Managerの詳細については、次のURLにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/hs/iptel/ipqm/
Cisco Unity
Cisco IP Communicationsシステムの主要コンポーネントであるCisco Unityは、エンタープライズ クラス組織向けの最良のユニファイド コミュニケーション ソリューションです。強力なユニファイド メッセージング(1つの受信トレイに送信された電子メール、音声メッセージ、FAX)とインテリジェント音声メッセージング(高度な機能を備えたフル機能の音声メール)により、組織全体のコミュニケーションと生産性を向上させ、お客様へのサービスの可能性を広げます。Cisco Unityは、最新のコンバージェンスベースのコミュニケーション サービスを提供し、その機能を日常利用するデスクトップ アプリケーションと統合します。Cisco Unityのユニファイド メッセージングを利用すれば、電話で電子メールを聞いたり、音声メッセージをインターネットから確認したりできます。サポートされているサードパーティ製のFAXサーバと組み合わせることで、任意の場所にFAXを転送することが可能です。Cisco Unityの音声メッセージング機能は、インテリジェント ルーティングなどの強力なオート アテンダント機能と、カスタマイズが容易なコール スクリーニングおよびメッセージ通知オプションを備えています。
モデルおよび容量
MCS 7835I-3000のモデルMCS-7835I-3.0-ECS1には、Prestonia Xeon 3.06 GHzプロセッサ1基、512 MBのSDRAM、36 GBのSCSIハード ディスク2基(RAID 1構成)、および冗長電源が搭載されています。1台のMCS-7835I-3.0-ECS1で、最大1,100人の音声メッセージング サブスクライバ、または最大1,599人のユニファイド メッセージング サブスクライバ(または、メッセージが個別のサーバに格納される音声メッセージング サブスクライバ)をサポートできます。
Cisco Unityの詳細については、次のURLへアクセスしてください。
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/hs/iptel/unity/
Cisco MCS 7835I-3000の仕様
発注情報
サーバは、Cisco IPコミュニケーション アプリケーションを発注いただく際のコンポーネントの1つとなっています。次の表に、www.cisco.comのDynamic Configuration Toolを使用してCisco IPコミュニケーション アプリケーションを発注いただく際に使用する製品IDを示します。
次の表に、MCS 7835I-3000がサポートする各アプリケーション固有のコンポーネントの製品IDを示します。次に示すコンポーネントはすべてのモデルで共通に使用できます。
スペア部品
Light Path診断およびNetBAYはIBM社の商標です。
サービスおよびサポート
Cisco IPコミュニケーションのサービスおよびサポートでは、コンバージド ネットワークを展開する際のコスト、時間、および複雑さを軽減し、現在から将来に渡ってお客様のビジネス ニーズに応える回復性の高いAVVIDインフラストラクチャの構築を支援しています。
シスコとそのパートナーは、今日での最大規模のIPコミュニケーション ネットワークを設計し展開してきました。それらの経験を通じて、どのようにIPコミュニケーション ソリューションをお客様のネットワーク インフラストラクチャに統合するか、さらに、その成果がより早くお客様の業績に反映され、競合優位性を確保するソリューションをどのように提供できるかを十分に理解しています。
IPコミュニケーション ソリューションのプランニング、設計、実装、運用、および拡張をお客様と共同作業で進めていく各種のフレキシブルなサービスを提供することで、すばらしい成果を上げています。
シスコの設計ツールとベスト プラクティスを活用すれば、費用のかかる再設計やダウンタイムを心配することなく、最初から確実にお客様のビジネス ニーズに最適のソリューションを提供できます。実績あるシスコの方式により、お客様が期待する機能を実現するシステムを納期どおりに確実にお届けします。サポート サービスには、リモート ネットワーク運用、コンバージド アプリケーションとネットワーク インフラストラクチャを管理するネットワーク管理ツール、およびテクニカル サポート サービスが含まれています。
シスコは、お客様独自の要件に合ったサービス戦略を実現するために柔軟に対応させていただきます。