Cisco IP Communicator

Cisco IP Communicator 7.0

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Cisco IP Communicator 7.0



シスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションは、固定ネットワークおよびモバイル ネットワーク上で音声、ビデオ、データ、およびモバイル アプリケーションを統合し、どのような作業環境からでも常に容易にコラボレーションを実現できます。

Cisco IP Communicator(図 1)は、Microsoft Windows ベースのソフト フォン アプリケーションで、パーソナル コンピュータで拡張テレフォニー機能を実現します。Cisco IP Communicator は配置が簡単で、現在の IP コミュニケーションで利用できる最新のテクノロジーや高度な機能を備えています。これにより、コンピュータに IP フォン機能が搭載され、出張先やオフィスなど、企業ネットワークにアクセスできるあらゆる場所で高品質な音声コールを利用できます。

図 1. Cisco IP Communicator

図 1. Cisco IP Communicator


Cisco IP Communicator は、デスクを離れているときや出張中、または在宅勤務中に補助的な電話機を必要とするユーザ向けに作られています。Cisco IP Communicator をリモートで使用すると、内線電話として利用できるだけでなく、通常の電話やビデオ テレフォニー サービスをオフィスにいる場合と同様に引き続き利用することができます。こうしたメリットにより、業務上の連携作業や対応も迅速になり、現在のモバイル環境に適応したビジネスが可能になります。

Cisco IP Communicator の機能

Cisco IP Communicator では、使いやすいボタン操作により、幅広い機能を容易に利用できます。

  • ラインキー× 8:電話回線を表示したり、電話機能へのアクセスを提供します。
  • ソフトキー× 5:コール機能オプションが動的に表示されます。
  • メッセージ:ボイスメール メッセージにアクセスします。
  • ディレクトリ:Cisco IP Communicator は、着信コールおよびメッセージを識別して画面上で分類します。さらに、ダイヤルバック機能を使用することで、すばやく効果的な電話のかけ直しが可能になります。企業ディレクトリは、Lightweight Directory Access Protocol Version 3(LDAP3)標準ディレクトリに統合されます。
  • 設定:豊富な呼び出し音および背景イメージから選択できます。
  • サービス:天気、株価、今日の一言など各種の情報や Web ベースの情報にすばやくアクセスできます。豊富な機能および情報へのポータルとして XML が使用されます。
  • ヘルプ:IP フォンのキー、ボタン、および機能の説明を表示するオンライン ヘルプです。

Cisco IP Communicator のモード

  • Cisco IP Communicator には、ハンドセット、ヘッドセット、および高品質スピーカーフォンの各モードがあります。
  • ヘッドセット モード:Cisco IP Communicator で最高品質の音声通信機能を提供します。
  • ハンドセット モード:Cisco IP Communicator でサードパーティ製の USB テレフォニー ハンドセットを使用できます。
  • スピーカーフォン モード:Cisco IP Communicator でコンピュータをハンドフリーの全二重スピーカーフォンとして使用できます。

コールの機能

Cisco IP Communicator は、システム機能の進歩に伴って拡張できるように設計されたソリューションです。システム管理者は、他の Cisco Unified IP Phone のように Cisco IP Communicator をプロビジョニングして、IP フォンの管理を大幅に簡略化することもできます。利用可能な高度な機能(Cisco Unified Communications Manager システムの設定により異なる)は、次のとおりです。

  • コール録音 ― コールを効率的に録音できます。*
  • サイレント モニタリング ― 効率的な手法でコール センター エージェントを監視できます。*
  • 複数の回線およびディレクトリ番号のサポート
  • 短縮ダイヤルの設定
  • 発信者名および番号の表示
  • コール ウェイティング
  • コールの転送
  • コールの切り替え
  • 3 者間通話(会議)
  • コール パーク
  • コール ピックアップ
  • リダイヤル
  • 保留
  • バージ
  • コールバック
  • エクステンション モビリティ
  • メッセージ ウェイティング インジケータ
  • iDivert(コールをボイスメールに転送する機能)
  • Meet-Me 会議
  • グループ ピックアップ
  • Do Not Disturb *
  • モビリティ ソフト キー *

* Cisco Unified Communications Manager 6.1.3 以降が必要

高品質な音声

Cisco IP Communicator は優れた音声品質を提供します。音声機能には以下のものがあります。

  • 音声チューニング ウィザード
  • 高度なジッタ バッファ
  • 音響エコー キャンセレーション
  • ノイズ抑制
  • 音声アクティビティ検出
  • パケット損失の隠ぺい
  • 自動ゲイン制御
  • Microsoft Windows の Generic Quality-of-Service(GQoS)のサポート
  • IP precedence(Differentiated Services Code Point [DSCP])の音声プライオリティ

Cisco IP Communicator の追加機能

  • 設定可能な呼び出し音(24 種類以上)
  • Cisco Skinny Call Control Protocol(SCCP)または Session Initiation Protocol(SIP)*
  • Cisco VPN Client 5.0.01.0600 以降の自動検出
  • Point-to-Point Tunneling Protocol(PPTP)
  • Transport Layer Security(TLS)によるシグナリング認証
  • デスクトップ ビデオ コールを利用するための Cisco Unified Video Advantage 2.1 以降との相互運用性
  • USB Human Interface Device(HID)のサポート。テレフォニー デバイス ページ(0x0B)に基づき、キー パッド、フック スイッチ、およびミュート機能をサポート **
  • ドラッグアンドドロップによるダイヤリング
  • コピーアンドペーストによるダイヤリング
  • 数字変換
  • わずらわしさの少ないコール通知
  • キーボード ショートカット
  • PC の更新を容易にするための非 MAC ベースのデバイス名 *
  • Cisco IP Communicator は現在、次の各言語でご利用いただけます。アラビア語、中国語(繁体、簡体)、デンマーク語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン語、ロシア語、スウェーデン語。

* Cisco Unified Communications Manager 6.1.3 以降が必要
** Cisco Technology Developer Program において、Cisco IP Communicator 向けのデバイスを扱うベンダーの一覧については、以下の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/pcgi-bin/ctdp/Search.pl

これらのデバイスは、確認試験を通り相互運用性基準を満たしているので、シスコの製品仕様にも適合しています。Cisco IP Communicator 用のヘッドセットおよびハンドセットについては、以下の URL を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps5475/prod_bulletin0900aecd800f4564.html

複数のディスプレイ オプション

図 2 は Cisco IP Communicator で利用できる 3 つのディスプレイ オプションです。

図 2. Cisco IP Communicator のディスプレイ オプション

図 2. Cisco IP Communicator のディスプレイ オプション


ネットワーク機能

Cisco IP Communicator は、以下のネットワーク機能を搭載しています。

  • G.722 広帯域、G.711a、G.711μ、iLBC、G.729a、および G.729ab 音声コーデックを使用できます。
    • G.729b コーデック(SCCP のみ)
  • Trivial File Transfer Protocol(TFTP)または HTTP によるソフトウェア アップデート
  • Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)によるネットワーク パラメータのプロビジョニング

システム要件

注:Cisco IP Communicator は、32 ビット オペレーティング システムを実行する x86 ベースのプロセッサをサポートします。64 ビット オペレーティング システムはサポートされません。

最小要件の推奨内容は、他のアプリケーションとサービス(ただし基本オペレーティング システム イメージに含まれないもの)を実行していないシステムで Cisco IP Communicator を稼働させる場合を想定しています。管理者は、ワークステーション上の他のアプリケーションを考慮に入れて、検討中のシステム構成(特に CPU の速度と RAM)で適切に動作するか判断する必要があります。PC で他のアプリケーションが同時に稼働している状態だと、Cisco IP Communicator のパフォーマンスに影響する場合があります。

Microsoft Windows XP を使用する場合のコンピュータの最小要件

  • Microsoft Windows XP Professional(Service Pack 2 または 3)
  • 1.5 GHz 以上の Pentium P4 または互換プロセッサ
  • 1 GB RAM
  • 100 MB のディスク空き容量
  • 非 ISA の全二重サウンド カード(内蔵型または PCI ベース)または USB サウンド デバイス(USB ヘッドセットを推奨)
  • 800 X 600 X 16 の画面解像度(1024 X 768 X 16 以上を推奨)
  • 10/100 Mbps イーサネット ネットワーク インターフェイス カード
  • 高速ネットワーク接続(128 kbps 以上を推奨)
    • Cisco Unified Video Advantage を追加する場合は、384 kbps 以上の接続を推奨

Microsoft Windows Vista オペレーティング システムを使用する場合のコンピュータの最小要件

  • Microsoft Windows Vista Business Edition、Enterprise Edition、および Ultimate ― Windows Vista Service Pack 1(SP1)もサポート
  • Microsoft Windows Vista Premium Ready PC

ここに示した要件以外の Windows Vista に関する最小ハードウェア要件の詳細については、Microsoft の Web サイトで「Premium Ready PC」を検索するか、http://support.microsoft.com/kb/919183 を参照してください。

  • パフォーマンス スコア 3 以上
    • Microsoft Windows Vista、および Cisco Unified Video Advantage を使用する Cisco IP Communicator を実行するコンピュータのハードウェアは、基本スコアが 3 以上である必要があります。パフォーマンス ツールを実行するには、[スタート] > [コントロール パネル] を選択し、[Performance and Rating] をクリックします。
    • メモリ(RAM)、グラフィックス、およびゲーム用グラフィックスのサブスコアは、3 以上である必要があります。
  • 200 MB のディスク空き容量
  • 非 ISA の全二重サウンド カード(内蔵型または PCI ベース)または USB サウンド デバイス(USB ヘッドセットを推奨)
  • SVGA ビデオ カード
  • 800 X 600 X 16 の画面解像度(1024 X 768 X 16 以上を推奨)
  • 10/100 Mbps イーサネット ネットワーク インターフェイス カード
  • 高速ネットワーク接続(128 kbps 以上を推奨)
    • Cisco Unified Video Advantage を追加する場合は、384 kbps 以上の接続を推奨

セキュリティ機能

  • 認証:Certificate Authority Proxy Function(CAPF)および Locally Significant Certificate(LSC)X.509v3 の証明書を使用して、TLS ベースの相互認証を提供
  • メディア暗号化:Cisco Unified Communications Manager Version 6.1.3 以降を使用する場合は、音声トラフィック用の Secure Real-Time Transport Protocol(SRTP)および Advanced Encryption Standard 128(AES-128)暗号化を提供します。Cisco Unified Video Advantage のビデオ暗号化はサポートされません。

ネットワークの相互運用性

  • ビデオ テレフォニーを使用するための Cisco Unified Video Advantage 2.1 以降
  • Cisco Unified Communications Manager 4.3
  • Cisco IP Communicator に SIP 呼制御プロトコルを使用する場合は、Cisco Unified Communications Manager 6.0、6.1、および 7.0(6.1.3 以降を推奨)
  • Cisco Unified Communications Manager Express 4.1(ノンセキュア SCCP のみ)
  • Cisco Unified Survivable Remote Site Telephony 4.1 または 4.3(ノンセキュア SCCP のみ)
  • Cisco VPN Client 5.0.01.0600 以降

発注情報

表 1 に Cisco IP Communicator および Cisco Unified Communications Manager の発注情報を示します。

この製品は、Cisco Unified Workspace Licensing の対象です。詳細情報を確認する、あるいは Cisco Unified Workspace Licensing が適切かどうかを確認するには、http://www.cisco.com/go/workspace_licensing/ を参照してください。

表 1 Cisco IP Communicator および Cisco Unified Communications Manager の発注情報

説明 製品番号
Cisco IP Communicator ソフトウェア IPCOMM7-SW
Cisco Unified Communications Manager 4.0 のステーション ユーザ ライセンス SW-CCM-UL-IPCOMM-E
Cisco Unified Communications Manager Express のステーション ユーザ ライセンス SW-CCME-UL-IPCOMM-E=


Cisco Unified Communications Manager 6.0 以降を使用している場合、Cisco IP Communicator の登録方法についての詳細は、ユーザ ライセンス ガイドを参照してください。

* 発注ごとに、Cisco IP Communicator の購入確認とソフトウェアのダウンロード場所を記載した書面をお送りします。
** Cisco IP Communicator を使用するには、使用されているコール プロトコルに関係なく、Phone Technology ライセンスを購入する必要があります。

注:Cisco Unified Communications Manager のすべてのバージョンで、すべての機能がサポートされているわけではありません。サポートされている機能についての詳細は、Cisco Unified Communications Manager リリース ノートを参照してください。

シスコ ユニファイド コミュニケーション サービス

シスコ ユニファイド コミュニケーション サービスは、セキュアで耐障害性に優れたシスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションの導入に伴うコスト削減と生産性向上をさらに後押しします。シスコと認定パートナーが提供するシスコのサービス ポートフォリオは、固定ネットワークおよびモバイル ネットワーク上で音声、ビデオ、データ、およびモバイル アプリケーションを統合する実績ある手法に基づいています。サービスに対するシスコ独自のライフサイクル アプローチを通じて、お客様の真のビジネス優位性実現を促進する、さまざまなテクノロジーを提供します。

詳細情報

Cisco IP Communicator の詳細については、
http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/iptel/ipcom/index.html をご覧ください。

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