Cisco Unified Contact Center Enterprise

Cisco IPCC Voicemail Optionデータ シート

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Cisco IPCC Voicemail Optionデータ シート

データ シート


Cisco IPCC E-Mail Manager Optionによるボイスメール ルーティング


概要

通常、コンタクト センターの稼働状況を評価する指標には、最高水準の顧客満足度の確保、コストの抑制、および顧客満足度の向上などが含まれます。これらの目標を達成するうえで、次のような点が問題となる場合があります。

  • 時間的な制約の多い顧客は、エージェントの対応を待つことができません。
  • 顧客が待ち時間に不満を感じている場合、対応する従業員の意欲の低下につながります。
  • 顧客との接点(タッチポイント)が増えると、それを処理するための専門のエージェントが必要です。
  • エージェントの応答を待つ間、顧客がフリーダイヤルを占有するために莫大なコストが発生します。
  • 特定の問題を解決するために、エージェントからエージェントへ顧客を転送すると、コストがかかります

IPCC Enterprise EditionのCisco E-Mail Manager Optionでボイスメール ルーティングを使用すれば、顧客満足度を改善し、従業員の生産性を向上させ、コストを削減できます。このオプションによって、発信者は必要なスキルを持つエージェントにボイスメールを残すことができます。ROI(投資回収率)の面においても、顧客の待ち時間が大幅に減少することにより、すべてのコンタクト センター管理者にとっても驚くほどの優れた効果が得られます。

主な利点

顧客満足度

Cisco E-Mail Manager Optionを利用すれば、顧客がエージェントの対応を待つ必要はなくなります。エージェントの応答を待たずにボイスメールを残せることで、顧客は、自分のニーズに最も合った特定のサービスを選択できると感じることができます。

従業員の生産性

顧客が企業のカスタマー サービスの質に満足していれば、従業員に対する発信者の態度も好意的になると考えられます。顧客が好意的になり、待ち時間についての苦情が減ると、従業員の意欲と生産性が向上します。また、Cisco E-Mail Manager Optionのユーザ インターフェイスを利用するため、ボイスメールの処理方法について、既存のエージェントに対しても短期間で訓練できます。さらに、コールの量が少ない時間帯にメッセージの検討やコールバックを行うことによって、エージェントの高い生産性を終日維持できます。

コストの削減

顧客が待ち状態となっている間、お客様にとってコストがかかるフリーダイヤル回線が占有されます。Cisco E-Mail Manager Optionによるボイスメール ルーティングを使用すれば、エージェントの応答を待つ顧客の数が減少するので、待ち状態の顧客にかかるコストを削減できます。また、エージェントは、問題を調査し理解したうえで、顧客に折り返し対応をすることができるので、顧客の要求に対して十分な情報に基づいた処理が行えます。

投資回収率

Cisco E-Mail Manager Optionのボイスメール ルーティングのROIは、簡単に計算することが可能であり、それによって投資の正当性を確認できます。次の図(図1)では、ROI計算の一例を示します。


図1
投資回収率の計算

「Toll Free # ONLY」行は、通常のフリーダイヤル通話にかかるコストを示しています。「Toll Free # with Message」行と「Outbound Callback」行を組み合わせると、Cisco E-Mail Manager Optionを使用した場合の1通話あたりの総コストが示されます。

この例の企業では、コンタクト センターにCisco E-Mail Manager Optionを導入すると、年間27万ドル以上を節約できることになります。

上記の例では、それぞれの変数を以下のように設定しています。

  • フリーダイヤル通話のコストは0.07ドル/分

実際の料金は、通信事業者とサービスの種類によって決まります。

  • 発信通話のコストは0.03ドル/分

実際の料金は、通信事業者とサービスの種類によって決まります。

  • 1日あたりの総通話数 = 1,500

1日あたりの通話数は、コール センターの通話量によって決まります。

  • 1日あたりのコールバック数 = 375

1日あたりのコールバック数は、この機能を利用する顧客の数によって変わります。上記の例では、1日あたり1,500通話のうち25%がコールバック機能を選択すると見積もっています。そのため、1日あたり375の通話でコールバックが必要になります。

  • コンタクト センターは1日24時間、年中無休

上記の例では、コンタクト センターは1日24時間、1週間7日、1年365日稼働していると想定しています。

主な機能

順番を待つ代わりに、ボイスメールを残す

顧客は、順番を待つ代わりに、エージェントにボイスメールを残すことを選択できます。顧客の音声メッセージは、その要求を処理するための適切なスキルを備えた、次に対応可能なエージェントへとルーティングされます。

自動システム

この統合システムでは、人が介在する必要はありません。ボイスメールをフィルタリングするための専門のリソースを用意する代わりに、Cisco E-Mail Manager Optionでは、適切なスキルを持ったエージェント グループへメッセージが自動的にルーティングされます。

メッセージの優先順位付け

ボイスメール メッセージには、顧客の重要性や事前に定義されたその他のビジネス ルールに基づいて、優先順位を付けることができます。

既存エージェントの活用

Eメールを介してボイスメールをルーティングすることによって、既存のエージェントを活用し、同じユーザ インターフェイスで両方の通信メディアを処理できます。これにより、この新たなチャネルのためにエージェントにトレーニングを実施する必要性が低減されます。

ボイスメール ルーティングのフローの例

次に、Cisco E-Mail Manager Optionによるボイスメール ルーティングの処理フロー(図2)に関する概要を示します。

1. コンタクト センターに電話をかけた発信者は、保留状態で次の応答メッセージを聞きます。― 「ただ今、エージェントは全員、ほかのお客様に対応しております。そのままお待ちください。お電話をいただいた順に対応いたします。お待ちいただく時間はおよそ25分です。

2. 次に、「エージェントにボイスメールを残す場合は、1を押してください」というオプションが提示されます。

3. 発信者が1を押すと、メッセージを残すためにCisco IPCCによってCisco Unityのメールボックスに転送されます。メッセージを残したら、通話は終了します。

4. そのメッセージは、Cisco UnityのメールボックスからCisco Message Store内に転送されます。

5. 次に、Cisco E-Mail Manager Optionが、POP3インターフェイスを使用してCisco Message Storeからボイスメールを取り出し、顧客が最初に属していた音声キューに対応するEメール キューに格納します。これにより、Cisco E-Mail Manager Optionにログインしたエージェントはそのメッセージを利用できます。

6. さらにCisco E-Mail Manager Optionによって、そのボイスメールは必要なスキルを持つエージェント グループに転送されます(エージェントは、Eメールと音声の両方のキューに同時にログインできます)。

7. エージェントは、任意の標準メディア プレーヤーによって、そのボイスメールのWAVファイルを聞きます。そのうえで、エージェントは必要に応じてコールバックあるいは他の手段によって、これに対応することができます。


図2
ボイスメール ルーティングのフローの例

コンポーネントの詳細

この機能には、以下のコンポーネントが必要です。

  • Cisco IP Contact Center、バージョン5.0以降
  • Cisco CallManager、バージョン3.3.2以降のIPCCサポート バージョン
  • Cisco IP-IVR 3.0以降のIPCCサポート バージョン
  • Cisco Unity
  • Cisco E-Mail Manager Option、バージョン5.0以降
  • シスコ アドバンストサービスまたはパートナーが作成した役務範囲記述書(Statement of Work)

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Cisco IPCC Enterpriseの提供サービスについては、シスコの代理店にお問い合わせいただくか、http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/contact/をご覧ください。




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