Cisco UC Integration(TM) for IBM Sametime

Cisco UC Integration for IBM Sametime データ シート

データ シート





Cisco UC Integration™ for IBM Sametime



シスコ ユニファイド コミュニケーションは、固定およびモバイル ネットワーク上に音声、ビデオ、データ、およびモバイルのアプリケーションを統合して、いつでもどこからでも容易にコラボレーションを実現するソリューションです。


製品の概要


Cisco UC Integration™ for IBM Sametime は、スタンドアロン環境と(Notes への)統合環境の両方で IBM Sametime からシスコ ユニファイド コミュニケーションに簡単にアクセスできるようにする(図 1)、デスクトップ クライアント統合です。このソリューションは、ネイティブの音声、標準ベースのビデオ、ユニファイド メッセージング、電話制御、プレゼンスなど、シスコ ユニファイド コミュニケーションの幅広い機能へのアクセスを可能にすることで、IBM Sametime のプレゼンスおよびインスタント メッセージ(IM)機能を拡張します。

Cisco UC Integration™ for IBM は、Lotus Sametime と緊密に統合されており、一貫性のある優れたユーザ エクスペリエンスを実現すると同時に、従業員の生産性とコラボレーションの向上、インフラストラクチャの簡素化、総所有コスト(TCO)の削減などの利点をもたらします。

図 1 Cisco UC Integration™ for IBM Sametime

図 1 Cisco UC Integration™ for IBM Sametime
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特長と利点


Cisco UC Integration™ for IBM Sametime では、次のことを実現できます。

  • シスコ ユニファイド コミュニケーションの高度な機能を利用して生産性を向上:Cisco UC Integration™ for IBM Sametime は、シスコ ユニファイド コミュニケーションの機能を IBM Sametime の IM およびプレゼンス機能に透過的に統合します。このソリューションは、Cisco Unified Communications Manager を使用して、スケーラブルで可用性の高いエンタープライズ IP テレフォニー呼制御ソリューションを提供します。Cisco Unified Communications Manager ユーザは、クリアで信頼性が高く、相互運用可能な音声およびビデオ コミュニケーションを活用できます。このソリューションによって追加される統合型ソフトフォンを使用すると、同僚、パートナー、およびお客様とすばやく連絡をとり、ビジネスクラスのコミュニケーションを実現できます。追加機能を使用してコミュニケーションを合理化できます。たとえば、プレゼンスを確認することで、ユーザが電話中であるか知ることができます。ビジュアル ボイスメールでは、ボイス メッセージを簡単に表示、再生し、応答することができます。会話履歴およびデスクフォン制御では、デスクトップから直接 Cisco Unified IP Phone でコールの発信と受信ができます。
  • 標準ベースの高解像度(HD)ビデオを使用してコラボレーションを強化(図 2):Cisco UC Integration™ for IBM Sametime は標準ベースの HD ビデオ機能を搭載しているので、このアプリケーション、またはシスコやサードパーティ準拠のビデオ プロバイダーが提供するその他の標準ベースのビデオ製品とビデオを簡単に共有できます。
図 2 音声制御が統合された高解像度ビデオ

図 2 音声制御が統合された高解像度ビデオ


  • 複雑さを最小限に抑え、高品質の音声を提供し、コストを削減:Cisco UC Integration™ for IBM Sametime を導入すると、企業の音声およびビデオ コミュニケーションに Cisco Unified Communications Manager を使用でき、一方で、IBM Sametime による IM および IM プレゼンスを利用できます。コール制御に Cisco Unified Communications Manager を使用すると、管理オーバーヘッドを削減し、インフラストラクチャを簡素化し、デュアルのコール制御アーキテクチャの導入に関連するライセンス料金を削減することで、コストを最小限に抑えることができます。シスコは、音声品質に対する制御を高めるとともに、管理者が音声、ビデオ、および優先度の高いデータが混在するトラフィックの管理に使用するより堅牢なツールを提供することを目的として、ソフトウェア アプリケーションとネットワーク インフラストラクチャを含んだエンドツーエンドのユニファイド コミュニケーション ソリューションを提供します。

シスコ ユニファイド コミュニケーションは業界標準の音声およびビデオ コーデックを使用して、トランスコーディング ゲートウェイの必要性を最小限に抑えます。

  • 会議およびコラボレーションの強化を実現:Cisco UC Integration™ for IBM Sametime では、連絡先リストから連絡先を単にドラッグアンドドロップするか、埋め込まれた検索バーで参加者を検索することで、マルチパーティの音声およびビデオ会議を簡単に作成し、管理できます。
図 3 音声制御が統合されたマルチパーティ ビデオ会議

図 3 音声制御が統合されたマルチパーティ ビデオ会議


  • IBM Sametime の一貫性のあるユーザ エクスペリエンスを実現:Cisco UC Integration™ for IBM Sametime は統合されたユーザ エクスペリエンスを実現します。IBM Sametime インターフェイスの拡張機能として導入され、シスコ ユニファイド コミュニケーションの音声およびビデオ機能への容易なアクセスを可能にします。
  • 投資保護を実現:業界をリードするシスコ ユニファイド コミュニケーションの機能へのアクセスを可能にすると同時に、IM、IM プレゼンスなどの IBM Sametime および Notes プラットフォームに対する投資を保護して、ビジネス効果をすぐに得ることができます。

表 1 に、Cisco UC Integration™ for IBM Sametime の特長と利点を示します。

表 1 特長と利点

特長 利点
通話によるメディア エスカレーションの実現 状況に応じた適切なコミュニケーション ツールを選択します。チャットから音声またはビデオ コールにエスカレーションできます。メディア エスカレーションでは、ボタンをクリックするだけで簡単に切り替えができます。
右クリックによる、音声またはビデオ コールの発信、または連絡先リストまたは IM セッションからの会議の開始 コール相手のプレゼンスを確認してから、右クリックして音声専用コールまたは音声およびビデオ コールを開始します。
[カンバセーション(Conversation)] ウィンドウでのクリックによるコールの開始 ワンクリックで直接 IM セッション中の相手にコールを発信します。コール制御は統合された [カンバセーション(Conversation)] ウィンドウで維持されます。
チャット セッションからのクリック ツー コール チャット セッション中に電話番号をクリックしてコールを発信します。
簡単な即席の音声またはビデオ会議 連絡先を連絡先リストから [会議(Conference)] ウィンドウにドラッグアンドドロップするだけで、電話会議に連絡先を追加できます。
検索バーからのユーザの検索とダイヤル IBM Sametime Server 上のユーザを検索し、その人物とコールを開始します。
検索バーからの直接ダイヤル 検索バーを使用して電話番号を入力し、音声またはビデオ コールを発信します。
着信通知 着信コール アラートを受信します。アラートには、コールへの応答、ボイスメールへのコールの転送、またはチャットでの返答を行うオプションを指定できます。
会話履歴の表示 応答できなかったコール、発信したコール、および着信したコールを IBM Sametime ハブから直接参照します。
コール転送 コールが別の番号(携帯電話など)に転送されるようにして、離席中にコールを受信します。または、ボイスメールへのコール転送を設定して、呼び出し音が鳴らないようにします。
通話中の機能
会話情報 発信者名と番号、コール ステータス、および参加者に関する情報(プレゼンスおよび通話時間)など、アクティブな会話に関する情報を視覚的に確認できます。[カンバセーション(Conversation)] ウィンドウから直接コールを制御できます。
コール制御 このソリューションは、Cisco Unified Communications Manager の実証済みで信頼性の高いコール制御機能を提供します。たとえば、デュアルトーン多重周波数(DTMF)、コール ウェイティング、ミュート、転送、会議、保留、切断、マージ、既存コールへの連絡先の追加機能があります。
スタンドアロン ウィンドウと統合された [カンバセーション(Conversation)] ウィンドウの切り替え コール中にスタンドアロン ウィンドウと統合された [カンバセーション(Conversation)] ウィンドウの間を移動できます。
動作モード
コンピュータを使用してコールを発信する コンピュータからコールを発信および受信できます。
電話機を使用してコールを発信する コンピュータ テレフォニー インテグレーション(CTI)を使用してコンピュータから電話機を制御できます。
音声サポート
コーデック(G.711、G.722.1、および G.729a)。標準ベースのコーデックにより、エンタープライズクラスの音声品質を確保できます。
音声デバイスの選択 マイク、ヘッドセット、およびスピーカーの設定を Sametime の設定ページから選択できます。
ビデオ サポート
コーデック H.264 標準ベースの H.264 ビデオは、他のビデオ エンドポイントや会議システムとの高レベルの相互運用が可能です。
HD ビデオ Windows XP および Windows 7(32 ビットおよび 64 ビッド)オペレーティング システムを実行しているコンピュータから、1280 X 720 ピクセル(720p)を使用して高品質なビデオ コールを発信および受信できます。
ビデオ デバイスのセットアップ ビデオ コールに使用するカメラの設定を Sametime の設定ページから選択できます。
ビデオ使用の制御 システム管理者は、デフォルトでビデオを有効または無効にできます。ユーザはビデオ コールの独自の設定を選択できます。
電話機のステータス Cisco Unified Communications IM およびPresence の他のユーザの電話機のステータスを表示できます。
通話履歴
最近の電話アクティビティの表示 最近の発信コール、応答できなかったコール、および着信コールを表示して、新しいコールを開始するか、相手の連絡先カードを表示できます。
ボイスメールの機能
ビジュアル ボイス メッセージへのアクセス ボイス メッセージにアクセスして管理できます。
Cisco Unity® Connection のボイス メッセージを表示、再生、削除できます。 Cisco Unity Connection の設定と連動して、セキュアなメッセージングが実現します。
ボイスメールの表示 新しいボイス メッセージが届いたときにアラートを受信することや、ボイスメール メッセージのリストを表示することができます。また、順次ではなく、聞きたい順にメッセージを再生することもできます。
ボイス メッセージのフィルタリング ボイス メッセージを表示し、開封済み、未開封、削除済み、または受信時間という条件に基づいてフィルタリングすることができます。
ボイスメール メッセージへの応答 クリック ツー コールまたはクリック ツー IM を使用して、ボイス メッセージに応答できます。
ボイスメール メッセージ ウェイティング インジケータ(MWI)およびボイスメールへのワンクリック アクセス 新しいビジュアル ボイスメール メッセージが届いたときにアラートを受信できます。ボイスメール メッセージには、メッセージ インジケータをクリックするだけで簡単にアクセスできます。
会議
クリック ツー会議 ビデオおよび音声会議セッションをワンクリックで簡単に開始できるため、会議のスケジュールや会議への招待または参加に他のアプリケーションやインターフェイスを使用する必要がありません。
ユーザおよびサポート ツール
サーバの健全性ツール Cisco Unified Communications Manager、Microsoft Active Directory、Domino および Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)Directory、Voicemail Server、および Cisco Unified Presence Server との接続を確認できます。
エラー レポート作成ツール トラブルシューティング用の診断情報を、必要に応じて簡単に作成できます。
導入
プッシュによる導入 システム管理者は、標準の IBM メカニズムを使用して、Cisco UC Integration™ for IBM の導入を自動化できます。
多言語対応 このソリューションは、管理インターフェイスについてはアメリカ英語で、クライアント ユーザ インターフェイスについては VTG-15 言語(英語、アラビア語、中国語(簡体字中国語および繁体字中国語)、デンマーク語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語)のいずれかで導入できます。
その他の機能
他の IBM Sametime 統合機能との共存 サードパーティ製の IBM 統合製品を併用できます。

注:* デスクトップ アプリケーションと Web ブラウザの互換性については、リリース ノートを参照してください。

システム要件


推奨される最小要件は、Cisco UC Integration™ for IBM Sametime が、基盤となるオペレーティング システム イメージの一部であるアプリケーションおよびサービスがインストールされているコンピュータで稼働していることを前提としています。管理者は、PC 上で動作するアプリケーション パフォーマンスに影響を与える可能性のあるその他アプリケーションについて、これらがワークステーション上で適切に動作できるかを考慮し、特に CPU 速度やメモリなどのシステム設定を決定する必要があります。

表 2 に、Cisco UC Integration™ for IBM Sametime のクライアント側のシステム要件を示します。

表 2 クライアントのシステム要件

プラットフォーム 説明
オペレーティング システム
  • Microsoft Windows XP Service Pack 3、32 ビット
  • Microsoft Windows 7、32 ビット(Professional、Enterprise、および Ultimate)
  • Microsoft Windows 7、64 ビット(Professional、Enterprise、および Ultimate)
CPU の最低速度と種類
  • モバイル AMD Sempron プロセッサ 3600+(2 GHz)
  • Intel Core 2 CPU T7400(2.16 GHz)
設置された RAM
  • 2 GB 以上の RAM
物理メモリの空き容量
  • 128 MB
ディスク空き容量
  • 256 MB
グラフィック処理
  • DirectX 9(XP SP3)
  • DirectX11(Windows 7)
I/O ポート
  • USB カメラと音声デバイスの使用時は USB 2.0 が必要
クライアント ソフトウェア
  • IBM Sametime 8.5.1 以降(スタンドアロン)
  • Lotus Notes 8.5.2 以降と Sametime 8.5.1 以降(統合)
Cisco Unified IP Phone(CTI 対応)
  • Cisco Unified IP Phone 9900 シリーズ
  • Cisco Unified IP Phone 8900 シリーズ
  • Cisco Unified IP Phone 7900 シリーズ
  • Cisco Unified IP Phone 6900 シリーズ


表 3 に、Cisco UC Integration™ for IBM Sametime のサーバ側のシステム要件を示します。

表 3 サーバのシステム要件

プラットフォーム 説明
Cisco Unified Communications Manager
  • 8.0(3) 以降
  • 7.1(3) 以降
Cisco Unified Communications Manager with IM and Presence
  • 9.0(1) 以降
Cisco Unified Presence Server
  • 8.6(4) 以降
Cisco Unity および Cisco Unity Connection アプリケーション
  • 9.0(1) 以降
  • 8.5(1) 以降


発注情報


表 4 に、Cisco UC Integration™ for IBM Sametime の発注情報を示します。

この製品は、Cisco Unified Workspace Licensing の一部です。これを使用してこの製品にライセンスを設定することをお勧めします。詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/workspace_licensing/ を参照してください。

表 4 Cisco UC Integration™ for IBM の発注情報

製品名 製品番号
Cisco UC Integration™ for IBM Sametime UCIST9-K9


シスコ ユニファイド コミュニケーションの製品番号および価格に関する追加詳細については、シスコ ユニファイド コミュニケーション アプリケーションの発注ガイドを参照してください。

シスコ製品の購入方法については、「購入案内」を参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには Cisco Software Center にアクセスしてください。

シスコ ユニファイド コミュニケーション サービス


シスコ ユニファイド コミュニケーション サービスを使用すると、安全で復元力のあるシスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションの導入に伴うコスト削減および生産性向上を促進できます。シスコまたは認定パートナーによって提供されるサービス ポートフォリオは、固定およびモバイル ネットワーク上の音声、ビデオ、データ、およびモバイル アプリケーションを統合する実証済みの手法に基づいています。シスコ独自のサービス ライフサイクル アプローチによって、テクノロジー エクスペリエンスをより良いものにし、ビジネスの優位性を促進することができます。

関連情報


Cisco UC Integration™ for IBM Sametime の詳細情報については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/iptel/cuciibm/index.html をご覧いただくか、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。

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