Cisco Unified Attendant Console

Cisco Unified Application Designer 2.4

データ シート





Cisco Unified Application Designer 2.4


シスコ ユニファイド コミュニケーションは、音声、ビデオ、データ、モバイル製品およびアプリケーションから成る包括的な IP コミュニケーション システムです。効率性に優れたセキュアでパーソナルなコミュニケーションが実現するため、売上げと利益をすぐに向上させることができます。新しいコミュニケーション方式により、人々を結び付けることができます。ビジネスは常にユーザとともに移動し、セキュリティは万全に張り巡らされ、情報はいつでもどこでも必要なときに入手することができます。シスコ ユニファイド コミュニケーションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、モバイル性、ネットワーク管理製品、ライフサイクル サービス、フレキシブルな展開とアウトソース管理オプション、エンドユーザとパートナーの財務パッケージ、およびサードパーティ製の通信アプリケーションで構成される統合型ソリューションの一部です。


製品概要

Cisco Unified Application Environment の一環を成す Cisco Unified Application Designer は、企業アプリケーションとデータへの音声やビデオの統合、ビジネス プロセスの刷新、コミュニケーションの効率化、および競合他社への優位性の確立を容易にするアプリケーション開発のためのビジュアル IDE です。

IP コミュニケーションが広く普及し、企業のデータ センターがテレフォニーを担当するようになった結果、IT 部門の開発者は、音声とビデオ機能を搭載したアプリケーション開発を任されることが増えてきました。音声とビデオの開発に関連するテクノロジー(難解なテレフォニー プロトコル、メディア処理など)は、大部分の IT 開発者にとっては未経験の分野です。そのため、テレフォニーとデータの統合アプリケーションの開発プロジェクトは、時間とコストがかかりすぎ、限定された機能のアプリケーションしか作り出すことができず、失敗に終わりがちです。

Cisco Unified Application Designer を使用すると、テレフォニー未経験の開発者でも、豊富な機能を備えた音声、ビデオ、およびデータの統合アプリケーションを迅速かつ容易に作成できます。簡単なコミュニケーション ビジネス ロジックを使用することで、アプリケーションをドラッグアンドドロップ方式で視覚的に構築することが可能です。開発者は実装方法について悩むことなく、機能の構築そのものに集中して取り組むことができます。その結果、新しいアプリケーションの開発期間が月単位ではなく日または週単位に短縮されます。


主な機能と利点

グラフィカル アプリケーションの定義

Cisco Unified Application Designer では、グラフィカルなコミュニケーション ビジネス ロジックのキャンバスに、あらかじめ作成された機能をドラッグアンドドロップし、その機能に関連するパラメータを視覚的に更新することで、アプリケーションを視覚的に構築できます。アプリケーションで使用されるテクノロジーに関わる低次の詳細に煩わされることなく、構築だけに神経を集中させて、豊富な機能を備えたアプリケーションをすばやく作成できます。

アプリケーションの整合性チェック

Cisco Unified Application Designer は、設計中のアプリケーションに一般的な構文エラーおよびロジック エラーがないかどうかを自動的にチェックします。Cisco Unified Application Designer がエラーを検出すると通知が表示されるので、開発者は問題を予防的に解決することができます。

拡張性のあるツールボックス

Cisco Unified Application Designer では、拡張性のあるツールボックスを提供します。Session Initiation Protocol(SIP)、H.323、Skinny Client Control Protocol(SCCP)、Java Telephony Application Programming Interface(JTAPI)などの一般的なテレフォニー コール制御プロトコル用の組み込みのビジュアル アプリケーション機能のほか、Cisco IP Phone Services、DeviceListX、AVVID XML Layer Simple Object Access Protocol(AXL-SOAP)、Extension Mobility、その他の Cisco Unified Communications Manager(旧呼称 Cisco Unified CallManager)Application Programming Interfaces(API; アプリケーション プログラミング インターフェイス)など、他の IP コミュニケーション プロトコル用の機能も用意しています。このツールボックスには一般的なテレフォニー プロトコル以外にも、Web Services、HTTP、Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)、Structured Query Language(SQL)、Simple Mail Transfer Protocol(SMTP; シンプル メール転送プロトコル)など、一般的な企業アプリケーションおよびデータを統合するための組み込み機能も含まれています。このツールボックスは完全に拡張可能であるため、シスコのお客様およびパートナーは、標準に準拠したプロトコルや独自仕様のプロトコル、または他のインターフェイスのサポートを追加できます。

Web サービスの容易な統合

開発者はどのような Web サービスでも容易に搭載し、ビジュアル アプリケーションの構築に使用できます。Cisco Unified Application Designer では、Web サービス用の Web Services Description Language(WSDL)をポイントするだけで、Web サービス機能がツールボックスで使用できるようになり、ドラッグアンドドロップで簡単にアクセスして統合することができます。

組み込みコード

ツールボックスに用意された機能を利用して、アプリケーションを視覚的に構築するだけで、開発者は大きな成果を上げることができます。独自の機能が必要な場合は、Cisco Unified Application Designer で提供される .NET 準拠のコード エディタを使用して、アプリケーションに必要な機能のカスタム コードを記述します。

ランタイム デバッグ

アプリケーションの開発が終わった時点で、Cisco Unified Application Designer で提供される組み込みランタイム デバッガを使用して、迅速にエラーを検出して修正できます。このデバッガを使用すると、コミュニケーション ビジネス ロジック内の任意の場所にブレークポイントを設定できます。また、リアルタイム ブレーク機能を使用してアプリケーション実行を任意の時点で停止することも、シングル ステップと続行機能を使用して 1 ステップずつ実行することも可能です。アプリケーションの実行中にアプリケーション変数の状態を監視したり、コール スタックを検査したりすることも簡単にできます。

ワンクリックでの導入

納得のいく品質のアプリケーションが完成したら、Cisco Unified Application Server にアプリケーションをワンクリックで導入し、企業の世界各国の IP コミュニケーション インフラストラクチャに向けて即座に展開することができます。


製品仕様

表 1 に、Cisco Unified Application Designer の仕様を示します。

表 1 製品仕様

項目 仕様
製品の互換性 Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified CallManager バージョン 3.3、4.0、5.0、および 6.0、Cisco Unified Communications Manager Express、Cisco Unified CallManager Express バージョン 4.0 および 5.0、Cisco Unified Presence 1.0 および 6.0、Cisco Unified IP Phone、Cisco IP Communicator、Cisco Unified Application Server 2.4、Cisco Unified Media Engine 2.4 と互換
プロトコル SIP、H.323、SCCP、JTAPI、Cisco IP Phone Services、DeviceListX、AXL-SOAP、Extension Mobility、Cisco Unified Communications Manager API、Web Services、HTTP、LDAP、SQL、および SMTP。標準ベースまたは独自仕様のプロトコルやインターフェイスに容易に拡張可能


機能

グラフィカル アプリケーションの定義

  • キャンバス
  • 概要
  • エクスプローラ
  • ツールボックス
  • プロパティ
  • 変数
  • 出力

アプリケーションの整合性チェック

  • ダングリング ノードの検出
  • 重複リンクの特定
  • 使用されていない変数の検出
  • 組み込みコード構文エラーの検出

拡張性のあるツールボックス

  • コール制御
    • SIP
    • H.323
    • SCCP
    • JTAPI ファースト パーティおよびサードパーティ
  • シスコ ユニファイド コミュニケーション
    • Cisco IP Phone Services
    • DeviceListX
    • AXL-SOAP
    • Extension Mobility
    • Cisco Unified Communications Manager API
  • その他の一般的なテクノロジーによるインターフェイス
    • Web Services(クライアント)
    • HTTP(クライアントとサーバ)
    • LDAP(クライアント)
    • SQL(クライアント)
    • SMTP(クライアント)
  • 完全な拡張性
    • シスコのお客様およびパートナーは、標準に準拠したプロトコルや独自仕様のプロトコル、または他のインターフェイスのサポートを追加できます。

組み込みコード

  • .NET 準拠のコード エディタ

ワンクリックでの導入

  • Cisco Unified Application Server への導入
  • 自動実装
  • 新規導入
  • アップグレード導入

ランタイム デバッグ

  • ブレークポイント
  • リアルタイム ブレーク
  • シングル ステップと続行
  • 変数の監視
  • コール スタック

Web サービスの容易な統合

  • Web Services Client
  • WSDL ブラウザ
  • ツールボックスへの容易な移植

システム要件

表 2 に、Cisco Unified Application Designer のシステム要件を示します。

表 2 システム要件

項目 要件
ディスク スペース 50 MB
ハードウェア Pentium 4 以降のプロセッサ
メモリ 512 MB
ソフトウェア
  • Windows XP
  • .NET Framework 3.0
  • Microsoft Web Services Extensions
  • Cisco Unified Application Server(アプリケーション導入用)


発注情報

音声、ビデオ、および IP コミュニケーション製品から成る シスコ ユニファイド コミュニケーション システム用のアプリケーションの作成に関心のあるすべての開発者は、Cisco Unified Application Designer を無料のダウンロードとして利用できます。このソフトウェアをダウンロードするには、Cisco Unified Application Environment 開発者 Website の Download Page popup_icon にアクセスしてください。


関連情報

Cisco Unified Application Designer についての詳細は、http://www.cisco.com/jp/go/applicationdesigner/ をご覧ください。


シスコ ユニファイド コミュニケーションのサービスおよびサポート

シスコシステムズとパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムをサポートするための幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。これらのサービスは、IP コミュニケーション ソリューションの構築、運用、および最適化に効果のある手法を基にしています。たとえば、早期段階に計画サービスおよび設計サービスを活用すると、厳しいスケジュール要件を満たすことができ、導入作業中のネットワークの停止を最小限に抑えます。運用サービスを使用すると、専門家の技術サポートによって通信の中断リスクを軽減できます。最適化サービスを使用すると、ソリューションのパフォーマンスが向上し、運用効率が高まります。シスコとそのパートナーは、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築および維持に役立つシステムレベルのサービスおよびサポートを提供し、企業ニーズに対応しています。