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Cisco Unified Media Engine 2.4

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データ シート





Cisco Unified Media Engine 2.4


このデータ シートでは、Cisco® Unified Media Engine の機能概要および発注情報を示します。Cisco Unified Media Engine は、Cisco Unified Application Designer で構築するアプリケーション向けに、使いやすくて洗練されたメディア処理機能を提供します。

シスコ ユニファイド コミュニケーションは、音声、ビデオ、データ、モバイル製品およびアプリケーションから成る包括的な IP コミュニケーション システムです。効率性に優れたセキュアでパーソナルなコミュニケーションが実現するため、売上げと利益をすぐに向上させることができます。新しいコミュニケーション方式により、人々を結び付けることができます。ビジネスは常にユーザとともに移動し、セキュリティは万全に張り巡らされ、情報はいつでもどこでも必要なときに入手することができます。シスコ ユニファイド コミュニケーションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、モバイル性、ネットワーク管理製品、ライフサイクル サービス、フレキシブルな展開とアウトソース管理オプション、エンドユーザとパートナーの財務パッケージ、およびサードパーティ製の通信アプリケーションで構成される統合型ソリューションの一部です。


製品概要

Cisco Unified Application Environment の一環を成す Cisco Unified Media Engine は、Cisco Unified Application Designer で作成するアプリケーション向けに、Interactive Voice Response(IVR; 自動音声応答)、会議、トランスコーディング、Text-To-Speech(TTS; 音声合成)、音声認識、話者認識などの使いやすい洗練されたメディア処理機能を提供する、メディア サーバ ソフトウェアです。企業は、メディア処理機能を搭載した Cisco Unified Media Engine を使用することにより、豊富な機能を備えた音声、ビデオ、およびデータの統合アプリケーションを容易に作成し、組織の重要なビジネス プロセスを効率化できます。


主な機能と利点

  • IVR — Cisco Unified Media Engine は、プロンプトの再生、音声の録音、DTMF(Dual Tone Multifrequency)ディジットの検出と生成、無音条件と有音条件のモニタリングなどの IVR 機能をサポートしています。また、複雑な終了条件とバージ条件を活用して、高度に洗練された IVR システム用のアプリケーションを作成することも可能です。
  • 会議 — アプリケーションを開発する際には、Cisco Unified Media Engine のネイティブのオーディオ ミキシング機能を活用できます。Cisco Unified Media Engine は、アクティブ トーカー通知と n- ウェイ サミングを実行し、ウィスパーまたはトレーニング機能を必要とするアプリケーション向けに、「コーチと生徒」の接続もサポートしています。
  • トランスコーディング — Cisco Unified Media Engine を使用すると、トランスコーディングなど、メディア形式に関連する実装上の問題を気にせずにアプリケーションを開発できます。会議のようなマルチストリーム動作を実行する場合、Cisco Unified Media Engine はサポート対象のオーディオ コーデックを自動的にトランスコーディングします。
  • TTS — Cisco Unified Media Engine は、洗練されたオンボード TTS エンジンを搭載し、高度な音声生成機能を提供します。発音を変える必要のある言葉については独自の発音を追加することにより、TTS 辞書を調整できます。さらに、Speech Synthesis Markup Language(SSML)を使用して、語句の発音をきめ細かく制御することができます。
  • 音声認識 — アプリケーション開発に、音声認識機能を盛り込むことができます。たとえば、アカウント コードは、電話のキーパッドで入力しなくても、音声で告げれば認識されます。Cisco Unified Media Engine は、Nuance スピーチ プラットフォームおよび Grammar XML(GRXML)規格をネイティブでサポートしています。
  • 話者認識 — 話者認識機能を使用すると、たとえば、電話のキーパッドでアカウント コード番号と PIN を入力しなくても、音声によってユーザ認証を実行できます。このバイオメトリックな声紋認証機能により、アプリケーション開発者の選択肢は大きく広がります。声紋認証機能を使用すれば、ユーザは PIN コードを記憶する必要がなくなり、開発者は安全で耐障害性に優れたユーザ認証方式を実現できます。Cisco Unified Media Engine は、Persay スピーチ プラットフォームをネイティブでサポートしています。

製品仕様

表 1 に、Cisco Unified Media Engine の仕様を示します。

表 1 製品仕様

項目 仕様
製品の互換性 Cisco Unified CallManager 3.3、4.0、5.0、Cisco Unified Communications Manager 6.0、Cisco Unified Communications Manager Express 4.0 および 5.0、Cisco Unified Presence 1.0 および 6.0、Cisco Unified IP Phone、Cisco IP Communicator、Cisco Unified Application Designer 2.4、および Cisco Unified Application Server 2.4 と互換性があります。
オプション
  • Standard Edition を選択すると、サーバごとにライセンス対象のメディア リソースを無限に使用できます(サーバの処理能力とメモリ容量によって制限されます)。
  • Small Environment Edition を選択すると、サーバごとに各メディア リソース タイプ(音声、Real-Time Transport Protocol [RTP]、会議など)を最大 16 使用できます。


システムの容量

Cisco Unified Media Engine は、システムごとに最大 400 の同時接続に対応します(サーバの処理能力とメモリ容量によって制限されます)。複数のシステムを使用してクラスタ化することにより、容量を拡大してハイ アベイラビリティを確保できます。


機能

  • IVR
    • VOX および WAV 形式での再生および録音
    • 複数のプロンプトの連続再生
    • 帯域内(RFC 2833 を含む)および帯域外での DTMF 検出
    • 複雑な「終了」条件
    • IVR のマルチキャスト サポート
  • 会議
    • 個別の会議参加者の消音および強制退出
    • 会議の録音(ボックスごとに最大 64 の会議を同時録音)
  • 組み込みの NeoSpeech サーバによる TTS
  • Nuance または SpeechWorks による音声認識
  • Persay による話者認識
  • 低ビット レート コーダー(G.723 および G.729a)とトランスコーディングのサポート

システム要件

Cisco Unified Media Engine は、この資料の「発注情報」で表 3 に記載されている、互換性のあるシスコ製ハードウェア システムで構成された実稼働環境で使用できます。開発およびテストを目的とする場合に限り、Cisco Unified Media Engine を Windows PC にインストールすることができます。表 2 に、このような開発環境における Cisco Unified Media Engine のシステム要件を示します。

表 2 システム要件

項目 要件
ディスク スペース 128 MB(Cisco Unified Application Server を含む)
ハードウェア Pentium 4 以上のプロセッサ
メモリ 512 MB(Cisco Unified Application Server を含む)
ソフトウェア Windows XP


発注情報

Cisco Unified Media Engine を Cisco Unified Application Designer および Cisco Unified Application Server と併用して、音声、ビデオ、および IP コミュニケーション製品から成るシスコ ユニファイド コミュニケーション システム向けの新しいアプリケーションを開発する場合は、開発およびテスト用に Cisco Unified Media Engine を無料でダウンロードすることができます。このソフトウェアをダウンロードするには、Cisco Unified Application Environment 開発者 Web サイトの Download Page popup_icon にアクセスしてください。

実稼働環境への Cisco Unified Media Engine の導入を希望されるお客様は、ソフトウェア ライセンスをご購入いただく必要があります。シスコ製品の購入方法の詳細は、「購入案内」をご覧いただくか、または表 3 を参照してください。より詳細な発注情報および手順については、Cisco Unified Application Environment の発注ガイドをご覧いただくか、販売代理店の営業担当にお問い合わせください。

表 3 発注情報

製品名 製品番号
ソフトウェア ライセンス
SW/LIC/KEY Cisco Unified Media Engine 2.4 Standard Edition UME2.4-K9-H2.0
SW/LIC/KEY Cisco Unified Media Engine 2.4 Small Environment Edition、16 リソースまで UME2.4-K9-H2.0-SE
LIC/KEY Cisco Unified Media Engine 2.4 Media Resources UME2.4-MR
ハードウェア システム
HW Cisco Unified Application Environment 7845-H2 System UAE-S-7845-H2
HW Cisco Unified Application Environment 7845-I2 System UAE-S-7845-I2
HW Cisco Unified Application Environment 7835-H2 System UAE-S-7835-H2
HW Cisco Unified Application Environment 7835-I2 System UAE-S-7835-I2
HW Cisco Unified Application Environment 7825-H3 System UAE-S-7825-H3
HW Cisco Unified Application Environment 7825-I3 System UAE-S-7825-I3
HW Cisco Unified Application Environment 7816-H3 System UAE-S-7816-H3
HW Cisco Unified Application Environment 7816-I3 System UAE-S-7816-I3


関連情報

Cisco Unified Media Engine についての詳細は、http://www.cisco.com/jp/go/mediaengine/ をご覧ください。


シスコ ユニファイド コミュニケーションのサービスおよびサポート

シスコシステムズとパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムをサポートするための幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。これらのサービスは、IP コミュニケーション ソリューションの構築、運用、および最適化に効果のある手法を基にしています。たとえば、早期段階に計画サービスおよび設計サービスを活用すると、厳しいスケジュール要件を満たすことができ、導入作業中のネットワークの停止を最小限に抑えます。運用サービスを使用すると、専門家の技術サポートによって通信の中断リスクを軽減できます。最適化サービスを使用すると、ソリューションのパフォーマンスが向上し、運用効率が高まります。シスコとそのパートナーは、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築および維持に役立つシステムレベルのサービスおよびサポートを提供し、企業ニーズに対応しています。