Cisco Unified Attendant Console

Cisco Unified Attendant Console Business Edition Version 9.1

データ シート





Cisco Unified Attendant Console Business Edition Version 9.1



Cisco® Unified Attendant Console は、オペレータおよび受付担当者が着信コールに応答し、その着信コールを意図された受信者またはそれに代わる適任者にすばやく取り次ぐことを可能にするクライアント/サーバ アプリケーションです。このアプリケーションは、コール キューイング エンジン、エンドポイント ビジー ステータス、プレゼンスの統合、Cisco Unified Communications Manager エンドユーザ ディレクトリ検索を含む多彩な機能を備えています。


製品概要


Cisco Unified Attendant Console Business Edition(図 1)は、Cisco Unified Communications Manager を導入している成長企業のお客様向けに特別に設計されたアテンダント コンソール ソリューションで、最大 500 台の IP Phone と 12 人のオペレータの同時ログインをサポートします。Cisco Unified Attendant Console Business Edition は、Cisco Unified IP Phone に関連付けられており、着信コールをすばやく受けて組織全体にわたり各宛先へ効率的に取り次ぐためのツールをアテンダント コンソール オペレータに提供します。

図 1 Cisco Unified Attendant Console Business Edition

図 1 Cisco Unified Attendant Console Business Edition


Cisco Unified Attendant Console Business Edition には、アプリケーション サーバに Cisco Unified Communications Manager を設定する手順をガイドする、Web ベースの管理ユーティリティが含まれています。Cisco Unified Attendant Console Business Edition クライアント ソフトウェアは、各オペレータのデスクトップ PC にロードされます。

機能と利点


Cisco Unified Attendant Console Business Edition は、強力なキューイング エンジンを使用してコールをオペレータに転送し、着信コールを効率的に処理するのに役立ついくつかのモニタリング機能をオペレータに提供します。このアプリケーションは、優先順位付けオプションとオーバーフロー オプションを備えた最大 3 個のコール キューを提供します。さらに、代替連絡番号と不在者メモのフィールドが提供されます。

表 1 に、Cisco Unified Attendant Console Business Edition の機能と利点を示します。

表 1 Cisco Unified Attendant Console Business Edition の機能と利点

機能 利点
キュー機能
優先順位付けできる 3 個のキューをサポート 顧客のニーズに合わせてキュー名と優先順位を個別に設定したり、コールに優先順位を付けて着信順以外の順序で応答したりできます。たとえば、Cisco Unified Communications Manager を使用しているお客様は、セールス キュー、サービス キュー、汎用ビジネス キューを設定できます。セールス コールを最優先に設定することで、サービス コールや汎用ビジネス コールより先に応答できます。
オペレータ キューの割り当て Web Admin では、1 つまたは複数のキューを各オペレータに割り当てることができます。これにより、ビジネス ニーズに合わせてコール応答プロセスをセグメント化できます。
キュー オペレータ ビュー オペレータは、各キューまたはすべてのキュー内のすべてのコールを確認できます。キュー内に多数のコールがあることがわかれば、コールを迅速に処理すべきことがわかります。キュー内に少数のコールしかないことがわかれば、各発信者により多くの時間を割き、より高いレベルのカスタマー サービスを提供できます。優先順位の高い発信者がいることがわかれば、着信順以外の順序でコールを選択して応答できます。
オーバーフロー オプション コール数オーバーフローは、コールの最大収容数がすでにキューに入っている場合に、コールをオーバーフロー宛先に送信します。
オペレータなしオーバーフローは、キューにログインしているオペレータがいない場合に、コールをオーバーフロー宛先に送信します。
待機時間オーバーフローは、コールがキュー内で一定期間待機している場合に、コールをオーバーフロー宛先に送信します。
オーバーフロー設定は、キュー単位で行います。
キューの音楽 Cisco Unified Communications Manager の保留音(MOH)機能により、発信者には音楽が聞こえます。
ディレクトリ機能
最大 500 人の IP Phone ユーザをサポート オペレータは、最大 500 人の IP Phone ユーザのコールに応答したり、ビジー ステータスを確認したりできます。
ディレクトリ統合 Cisco Unified Attendant Console Business Edition は、そのディレクトリを Cisco Unified Communications Manager のディレクトリから直接取得します。アプリケーションには、ディレクトリの同期を維持するためのユーティリティが付属しています。
パーソナル ディレクトリ グループ 各オペレータは、ディレクトリ上部のタブとして表示されるカスタム ディレクトリ グループを最大で 100 個まで作成できます。これらのディレクトリ グループは、Cisco Unified Communications Manager と同期されるフル ディレクトリのサブセットです。パーソナル ディレクトリ グループはライブ ディレクトリ フィルタを使用するか、個々の連絡先をドラッグ アンド ドロップすることによって作成されるため、オペレータはグループが常に最新の状態であることを確認できます。
検索オプション 4 つのディレクトリ検索フィールドが提供されます。これらのフィールドを使用すると、オペレータはコールの宛先をすばやく検索して、コールを迅速に取り次げます。検索オプションには、姓、名、部門、内線番号、役職、所在地が含まれます。これらのオプションは、各アテンダント コンソール クライアント内でカスタマイズできます。
在席情報(プレゼンス)の統合 オペレータは、各連絡先の Cisco Unified Presence ステータスをアテンダント コンソール ディレクトリから直接確認できます。この機能によりオペレータは、特定の連絡先がコールを受けられるかどうかを容易に確認できるため、コールを効率的に管理できます。
アテンダント コンソール ディレクトリでは、Microsoft OCS 2007 および Microsoft Lync もプレゼンス ソースとしてサポートされます。
テレフォニー機能
オペレータのハンドセットの呼び出し音 オペレータのハンドセットの呼び出し音が鳴るように設定されているキューにコールが着信すると、そのコールはそのキューに最も長い時間ログインしているオペレータのハンドセットに直接送信されます。この機能により、オペレータはデスクから離れているときでもワイヤレス ヘッドセットからコールに応答できます(ワイヤレス ヘッドセットは付属していません)。
転送復帰(コールのリコール) この機能を使用すると、転送されたコールをオペレータに戻すことができます。この機能により、コールに応答して新しい宛先に転送できるようになります。
コール パーク コール パークを使用すると、オペレータは発信者を保留状態にし、その間、コールが保留中であることをアナウンスしながら、特定の人物またはグループを待つことができます。このコールには、任意の電話機からパーク内線番号をダイヤルして応答できます。
コール パークのリコール パークされたコールが応答されない場合は、この機能を使用してコールをオペレータに戻し、新しい宛先に転送できます。
コール切り替え この機能を使用すると、オペレータは発信者を切り替えることができます。
会議 この機能を使用すると、オペレータは 3 名による電話会議を行えます。
緊急モード スイッチ この機能により、吹雪などの緊急事態の発生時、すべてのコールを別の宛先にリダイレクトして、新たに通知するまでは営業を停止する旨を発信者に通知する、アプリケーション内の手動スイッチを使用できます。
夜間サービス Cisco Unified Attendant Console Business Edition サーバで就業時間を指定し、コールを自動的に応答サービスまたはボイスメール システムに転送して、現在は就業時間外で営業を停止していることを発信者に通知できます。
その他の機能
変更可能なフォント サイズ 個々のユーザが Cisco Unified Attendant Console Business Edition アプリケーションをカスタマイズする方法は多数ありますが、フォント サイズの変更はそのうちの 1 つです。
サーバ ベース コンソール設定 多くの Attendant Console のクライアント設定は、Cisco Unified Attendant Console Business Edition が実行される異なる PC へユーザが移行した場合も、ともに移行されます。
レポート Web Admin ツールからアクセスできるアテンダント コンソール レポートを使用すると、オペレータとキューのコール数、放棄呼の数が最も多いキュー、およびその他の重要な指標に関する理解を深めることができます。
VMware のサポート Cisco Unified Attendant Console サーバは、シスコの仕様ベースのハードウェア サポート プログラムに準拠しているホスト マシンで実行されている VMware ESXi 4.x または 5.x の実稼働環境でサポートされます。このプログラムの詳細については、
http://docwiki.cisco.com/wiki/Specification-Based_Hardware_Support を参照してください。
注:この機能は、Cisco Unified Communications Manager 8.0(1)以降でのみサポートされます。
アクセシビリティ 視覚障がい者は、Cisco Unified Attendant Console Business Edition を使用できます。ZoomText と JAWS の両方のスクリプトがサポートされています。
アテンダント コンソール クライアントのローカリゼーション 英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、オランダ語、スウェーデン語、デンマーク語、ロシア語、アラビア語、韓国語、日本語、繁体字中国語、簡体字中国語がサポートされています。


製品仕様


Cisco Unified Attendant Console Business Edition Version 9.1 は、Cisco Unified Communications Manager Version 7.1(5)〜9.1(1)でサポートされます。Cisco Unified Communications Manager Express はサポートされません。

表 2 および表 3 に、Cisco Unified Attendant Console Business Edition のサーバとクライアントの要件を示します。

表 2 Cisco Unified Attendant Console Business Edition のサーバ要件

製品コンポーネント ハードウェアとソフトウェアの要件
Cisco Unified Attendant Console Business Edition サーバ
  • 2.2 GHz の Pentium 4 プロセッサ
  • 4 GB RAM
  • 72 GB のハード ディスク ドライブ
  • TCP/IP でネットワークに接続されているネットワーク カード
  • Windows の地域設定が英語に設定されている次のいずれかのオペレーティング システム:
    • Windows Server 2003 SP2(32 ビット)
    • Windows Server 2008 R1(32 ビット)
    • Windows Server 2008 R2(64 ビット)
  • 英語以外の文字を使用する場合は、インストールされているロケールに対応する言語パック
  • Internet Information Services(IIS)6.0 以降
  • [Add/Remove Windows Component] > [Application Server] > [Details] を使用してインストールされた ASP.NET
  • .Net Framework 3.5 SP1
  • 次のいずれかのデータベース:
    • MS SQL Server 2005 Express、Standard、または Enterprise
    • MS SQL Server 2008 Express、Standard、または Enterprise
注記
  • Cisco Unified Attendant Console サーバでは、Cisco Media Convergence Server(MCS)バージョンの Windows Server はサポートされません。
  • Cisco Unified Attendant Console サーバのインストーラは、サポートされているバージョンの Microsoft SQL Server を検出できない場合、自動的に Microsoft SQL Server 2008 Express をインストールします。
  • サーバの設定の詳細については、『Cisco Unified Attendant Console Web Admin and Installation Guide』を参照してください。


注: Cisco Unified Attendant Console Business Edition のオペレータ クライアントには、表 3 に示す PC 仕様が必要です。Cisco Unified Attendant Console Business Edition クライアント ソフトウェアは多数の PC にインストールできますが、最大で 12 人のオペレータのみサーバに同時にログインできます。ライセンスの詳細については、「発注情報」のセクションを参照してください。

表 3 クライアント要件

製品コンポーネント ハードウェアとソフトウェアの要件
Cisco Unified Attendant Console Business Edition
  • 2.0 GHz の Pentium 4 プロセッサ
  • メモリ 1 GB
  • 1 GB のハード ディスク空き容量
  • TCP/IP でネットワークに接続されているネットワーク カード
  • SVGA(1024 X 768)ディスプレイ カード
  • サウンド カードおよびスピーカー(強く推奨)
  • 17 インチ以上のモニタ(強く推奨)
  • テンキー付きのキーボード
  • Windows 7(32 ビットまたは WoW64)、Vista Professional SP2(32 ビットまたは WoW64)、または Windows XP Professional SP2


ダウンロード情報と 60 日間評価


Cisco Unified Attendant Console Business Edition の無料試用版をご利用いただけます。詳細については、http://www.cisco.com/go/ac/ を参照してください。Cisco Unified Attendant Console Business Edition サーバをダウンロードしてインストールすると、60 日間無償評価版に登録できます。

発注情報


Cisco Unified Attendant Console Business Edition ライセンスは、同時オペレータ ログインごとに発注する必要があります。1 台の Cisco Unified Attendant Console Business Edition サーバにつき最大 12 の同時オペレータ クライアント ログインがサポートされます。たとえば、12 個のアテンダント コンソールがサーバに同時にログインする必要がある場合は、12 ライセンスを発注する必要があります。

表 4 に、Cisco Unified Attendant Console Business Edition の発注情報を示します。

表 4 発注情報

製品名 バージョン 提供方法 上位設定品番 製品番号
Cisco Unified Attendant Console Business Edition 9.1 電子 L-CUAC9X-ATT-CON L-CUACB9X-ATT-CON
Cisco Unified Attendant Console Business Edition 9.1 書面 CUAC9X-ATT-CON CUACB9X-ATT-CON


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関連情報


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