Cisco Business Edition 6000 ソリューション

データ シート

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偏向のない言語

この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください

翻訳について

このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Cisco Business Edition 6000 14(コラボレーション システム リリースバージョン 14M6 アプライアンス

Cisco® Business Edition 6000BE6000)は高品質の音声、ビデオ、メッセージング、インスタント メッセージングとプレゼンス、会議、ビデオ会議、コンタクト センター サービス、モビリティ機能など、幅広いコラボレーション ツールを提供します。これらのツールにより、中小規模の企業では、従業員の生産性を高め、顧客やビジネス パートナーとの関係を強化できます。また、これらのツールは意思決定の迅速化と製品化までの時間の短縮にも役立ちます。

Cisco BE6000 は、従業員数が 25 1,000 人の企業向けに設計されています。これらのソリューションは 1 台以上のモジュール型スタッカブルアプライアンスで構成されるため、ユーザの増加に応じて簡単にキャパシティを拡張できます。また、仮想化テクノロジーを採用しているため、多数のコラボレーション ツールが小型フォーム ファクタ 1 つに集約されます。

Cisco BE6000 は、ユニファイド コミュニケーションおよびコラボレーション アプリケーション スイートが、すぐに使用できるようにプリロードされた状態で納入されます。また、ビジネス ニーズの拡大に応じて、緊急サービス、コンタクト センター、ビデオ会議、エッジ接続など、サポートされている追加のアプリケーションのオプションを簡単に「有効」にすることができます。Cisco BE6000 および Webex は、Cisco Collaboration Flex Plan を使用したサブスクリプションとともに購入できます。これにより、会議、メッセージング、通話機能を 1 つのオファーで簡単に購入することができます。

このように規模や機能について複数の選択肢が用意されているため、企業特有のニーズに合ったコラボレーション エンジンを選択できます。

プラットフォーム モデル オプション

Cisco BE6000 プラットフォームは、広範な企業規模やビジネス ワークロードに対応できる、高性能かつ高密度設計の仮想化された Cisco Unified Computing SystemCisco UCS®)製品を基盤としています。用意されているモデルは 1 つです。1 つの仮想化サーバープラットフォームで複数のアプリケーション(通常は 5 7 個)をサポートします。最大キャパシティは、ユーザ数 1,000、デバイス数 1,200、コンタクトセンター エージェント数 100 です。中規模のエンドツーエンドのコラボレーション展開に最適です。

アプライアンスには、仮想化ハイパーバイザとアプリケーション ソフトウェアが事前にインストールされており、すぐに導入してライセンスを適用できるようになっています。BE6000 プラットフォームの各コンポーネントの詳細は、次のセクションのリンクからご覧いただけます。

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図 1.                     

Cisco BE6000H/M:中規模のコラボレーション展開用に構築

Cisco BE6000 は、仮想化ソフトウェアおよびアプリケーション ソフトウェアがあらかじめロードされたパッケージ ソリューションです。コラボレーション アプリケーションを追加するだけで、ビジネス ニーズの拡大に対応できます。

アプリケーション

次のアプリケーションは通常、各 BE6000 ソリューションのコアとなる Unified Communications 機能を提供するために、組み合わせて使用されます。

Calling

      Cisco Unified Communications ManagerCisco Unified CM):シスコのコラボレーション アーキテクチャの呼制御エンジンです。Cisco Unified CM によって、音声およびビデオ機能を使用できる範囲が、IP 電話、TelePresence エンドポイント、メディア処理デバイス、ゲートウェイ、マルチメディア アプリケーションなどのネットワーク デバイスにまで拡張されます。Cisco Unified CM は、Instant MessagingIMand Presence Serviceを使用するために備わっています。さらに、マルチメディア会議やコラボレーション型コンタクト センター、インタラクティブ マルチメディア レスポンス システムなどのサービスは、オープン テレフォニー API を通じて提供されます。

      Cisco Unified Attendant Consoles:着信コールをすばやく受けて組織内の各個人に効率的に転送するツールをアテンダント コンソール オペレータに提供します。

      Cisco Emergency ResponderUnified Communications Manager から発信者の所在地の適切な米国公安応答局(PSAP)へ向けて、緊急コールの確実な送信を実現します。また、PSAP で発信者の所在地を特定できるので、PSAP から必要に応じて発信者に折り返し電話をかけることも可能です。機器の移動および変更が自動的に追跡、更新されるため、法律上または規制上の義務をより適切に遵守できます。その結果、緊急コールに関連する法的責任を問われるリスクが軽減されます(本機能は日本では利用できません)。

      Cisco Paging Server:すべてのユーザにページング機能を提供します。基本的なページング機能と高度なページング機能をサポートしています。基本のページング機能には、ライセンスは不要です。最大で 50 台の Cisco IP 電話のグループ間で、ポイントツーポイントまたはグループの音声ページングが可能です。高度なページング機能のライセンスがあれば、無制限のページング グループを設定できます。また、その他の高度な機能も使用できるようになります。これらの機能には、天井のアナログおよび IP スピーカーへのページング、ベルのスケジューリング、コール割り込みによる緊急通知の優先処理、録音済みおよびテキストのみのページング、通知のためのソーシャル メディア サイトとの統合、電子メールおよびショート メッセージ サービス(SMS)の大規模通知、電話番号モニタリング、緊急サービス アラート、Jabber クライアントとの統合などが含まれます。

Messaging

      Webex® アプリ:通話、会議、メッセージング、ホワイトボード、コンテンツ共有などの重要なチームコラボレーション機能を 1 つのシンプルなインターフェイスにまとめ、SharePoint Box など、他のさまざまなクラウドベースのビジネスアプリケーションと統合します。Webex は、お客様のチームを顧客やパートナーなどの外部チームと結び付け、あらゆるコラボレーション アクティビティを 1 か所から行える便利なスペースを提供します。

      Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service:標準規格に準拠した組み込みのエンタープライズ インスタント メッセージングおよびネットワーク ベースのプレゼンスを提供します。このサービスは、安全性と拡張性に優れ、管理が容易で、豊富な機能を備えています。このアプリケーションは、Cisco Jabber® デスクトップ/モバイル インスタント メッセージングおよびプレゼンス クライアント、さらに Cisco Jabber ソフトウェア開発キット(SDK)と緊密に統合されています。Cisco Jabber などのコラボレーション クライアントは、シスコ コラボレーション ポートフォリオの製品を使用して、インスタント メッセージング、プレゼンス、クリックツーコール、電話制御、音声、ビデオ、ビジュアル ボイスメール、Web コラボレーションなど、多数の機能を実行します。

      Cisco Unity® Connection:ボイス メッセージングと音声認識機能を統合し、通話やメッセージに対する継続的でグローバルなアクセスを提供します。その高度なコンバージェンスベースのコミュニケーションサービスにより、自然言語の音声コマンドを使用して、ハンズフリーモードで電話をかけたりメッセージを聞いたりすることができます。また、デスクトップから、電子メールの受信トレイや Web ブラウザでボイスメッセージを確認することもできます。さらに、着信コールに対するインテリジェント ルーティング、簡単にカスタマイズできる通話振り分け、メッセージ通知オプションなど、堅牢な自動応答機能も提供します。

コンタクト センター

      Cisco Unified Contact Center Express の製品ラインは、企業や組織が、接続された状態のデジタル エクスペリエンスを提供するのに役立ちます。それにより、時間やチャネルをまたいで、状況に応じた継続的かつ機能豊富なサービスを提供できます。導入が簡単で使いやすいこのソリューションは、中規模企業または大企業のブランチ オフィス向けに設計されています。安全で可用性に優れ、強力なエージェント ベースのサービスに加え完全に統合されたセルフサービス アプリケーションをサポートします。自動着信呼分配(ACD)、音声自動応答(IVR)、コンピュータ テレフォニー インテグレーション(CTI)などの機能が含まれています。

Edge

      Cisco Expressway は高度なマルチメディア ゲートウェイです。社内同様、社外でもシンプルでセキュア、かつ効果的なコラボレーションが可能になります。Expressway は、モバイル ユーザや在宅勤務者が、VPN クライアントを別途使用せずにアクセスできるようにリモート アクセスを提供します。Business-to-Business および Business-to-Consumer のコラボレーション、およびサードパーティ製の標準ベースのシステムとのビデオの相互運用性をサポートしています。また、Expressway はシームレスなハイブリッド コラボレーション エクスペリエンスも提供し、オンプレミス型ユニファイド コミュニケーション アセットを Webex® クラウドサービスに接続します。

管理

      Cisco Prime Collaboration Deployment は、Unified Communication アプリケーションの管理支援を目的としたアプリケーションです。以前のバージョンのソフトウェアから新しい仮想マシンへの移行、新規インストール、既存のアプリケーションでのアップグレードなどのタスクを実行できます。

      Cisco TelePresence® Management Suite(プリロードされていません)は、ビデオ会議の柔軟なスケジュール機能を提供します。これには、Microsoft Exchange および Microsoft 365 と統合する機能が含まれます。シスコのコラボレーション インフラストラクチャ ポートフォリオの中核をなすこのスイートは、社内のビデオ コラボレーションを簡素化します。Cisco Meeting Server および Cisco TelePresence Server の導入で機能します。

ミーティング

      Cisco Meeting Serverプリロードされていません)は、プレミスベースのビデオ、音声、Web コミュニケーションを統合して、今日の職場で求められるコラボレーションを実現します。サードパーティのデバイスと連携でき、快適で直感的なユーザ エクスペリエンスを提供します。また、簡単に拡張され、シスコ、オールインワンのユーザベース マルチパーティ ランセンスのオファーを使用して購入できます。

さらに、Business Edition 6000 アプライアンスは、共存ポリシーに記載されているように、承認されたサードパーティ製コラボレーション アプリケーションの共存をサポートしています。

ソリューションの仕様:システム容量

1 および表 2 に、BE6000 プラットフォーム モデルがサポートするシステム容量を示します。ソリューション設計ガイダンスと導入モデルについては、「中堅・中小企業のコラボレーション向けシスコ プリファード アーキテクチャ」と「シスコ検証済み設計(CVD)ガイド」を参照してください。より高度な実装向けに、必要に応じてシスコ ソリューション リファレンス ネットワーク デザイン(SRND)ガイドシスコ コラボレーション仮想化のドキュメントも利用できます。

表 1.        Cisco BE6000M および BE6000M モデルのシステム容量

属性

容量

最大ユーザ数

1,000

メールボックスとボイスメール ポートの最大数

1,000 個のメールボックスと 24 個のボイスメール ポート

コンタクト センターのエージェント数

100

プレゼンス ユーザ数

1,000

サポート可能なデバイスの数

1200

共存アプリケーションの最大数

展開によって異なり、通常はアプライアンスごとに 5 7

表 2.        Cisco Business Edition 6000 プラットフォーム モデルの発注

製品番号

説明

BE6K-M6-K9

Cisco Business Edition 6000 サーバー(M6)、輸出規制対象ソフトウェア

BE6K-M6-XU

Cisco Business Edition 6000 サーバー(M6)、輸出規制対象外ソフトウェア

ライセンス

BE6000 アプライアンスには、VMware vSphere ESXi のライセンスが必要です。これは、シスコから購入することも、お客様が用意することもできます。BE6000 プラットフォーム モデルのコラボレーション アプリケーションは、ユーザ単位でライセンスが供与されます。BE6000をご利用のお客様は、ユーザや共用部のデバイスごとに、さまざまな機能レベルの Cisco Collaboration Flex Plan サブスクリプションを購入することができます。Cisco Collaboration Flex Plan では、柔軟な支払い方法による購入の簡素化、通話やメッセージングから会議やコンタクトセンターまで簡単に拡張できる機能性、クラウドへの柔軟な移行、コラボレーションの利用状況の可視化の強化を実現しています。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/products/unified-communications/collaboration-flex-plan/index.html をご覧ください。

発注情報

BE6000 プラットフォームモデルを注文するには、アプライアンスを必要な数だけ購入します(表 2 の部品番号を使用します)。次に、シスコから仮想化ソフトウェアのライセンスを購入するか、独自に用意したライセンスを適用し、アプリケーションのサブスクリプションを追加して、必要な数のユーザが必要な機能を使用できるようにします。シスコ チャネル パートナーおよびリセラー向けの詳細情報については、Cisco Business Edition 6000 の発注ガイド [英語] を参照してください。

発注するには、シスコ代理店に問い合わせるか、cisco.com パートナーを検索してください。「Advanced Collaboration Architecture スペシャライゼーション(ACAS)」または「Cisco Express Collaboration スペシャライゼーション」で検索すると、お住まいの地域のユニファイド コミュニケーション認定パートナーが見つかります。

シスコ サービス

シスコ サービスは、ネットワークへの Cisco Unified Communications の展開に関連するコストの節約と生産性の向上を促進するサービスです。シスコまたは認定パートナーによって提供される導入およびテクニカル サポートのサービス ポートフォリオは、固定およびモバイル ネットワーク上の音声、ビデオ、データ、およびモバイル アプリケーションを統合する実証済みの手法に基づいています。

シスコ独自のサービス ライフサイクル アプローチでは、強力な新しい方法で同僚、パートナー、および顧客とあらゆる場所でコラボレーションできるようにすることで、ビジネスの優位性を促進します。

詳細については、https://www.cisco.com/jp/go/ucservices を参照してください。

Cisco Capital

目的達成に役立つ柔軟な支払いソリューション

Cisco Capital により、目標を達成するための適切なテクノロジーを簡単に取得し、ビジネス変革を実現し、競争力を維持できます。総所有コスト(TCO)の削減、資金の節約、成長の促進に役立ちます。シスコの柔軟な支払いソリューションは 100 か国以上で利用可能であり、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、およびサードパーティ製の補完的な機器を、利用しやすい計画的な支払方法で購入できます。詳細はこちらをご覧ください

詳細情報

Cisco Business Edition 6000 ソリューションの詳細については、https://www.cisco.com/jp/go/be6000 を参照してください。

シスコの中規模企業向けポートフォリオの詳細については、https://www.cisco.com/jp/go/midmarket を参照してください。

シスコ チャネル パートナー向けのリソースの詳細については、https://www.cisco.com/go/bepartner を参照してください。

文書の変更履歴

新規トピックまたは改訂されたトピック

説明

日付

以下に関する更新

  サポート終了のお知らせ
  アプライアンスハードウェアの更新
  仮想化ソフトウェアライセンスの変更


www.cisco.com/jp/go/be6000 のサポート情報

www.cisco.com/go/be7000

www.cisco.com/jp/go/virtualized-collaboration の仮想化に関するドキュメント

2022 12 15

 

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