Cisco Business Edition 6000

Cisco Business Edition 6000 ソリューション

データ シート





Cisco Business Edition 6000 ソリューション



Collaboration システム リリース バージョン 10.5 および 10.6


シスコの Business Edition 6000(BE6000)ソリューション ファミリは、高品質の音声、ビデオ、メッセージング、インスタント メッセージングとプレゼンス、会議、ビデオ会議、コンタクト センター サービス、モビリティ機能など、広範なコラボレーション ツールを提供します。これらのツールにより、中小規模の企業では、従業員の生産性を高め、顧客やビジネス パートナーとの関係を強化できます。また、これらのツールは意思決定の迅速化と製品化までの時間の短縮にも役立ちます。

Cisco BE6000 ファミリは、従業員数が 25 〜 1,000 人の企業向けに設計されています。これらのソリューションは 1 つまたは複数のモジュール型スタッカブル サーバで構成されるため、ユーザの増加に応じて簡単に容量を拡張できます。また、仮想化テクノロジーを採用しているため、多数のコラボレーション ツールが小型フォーム ファクタ 1 つに集約されます。

Cisco BE6000 は、10 のユニファイド コミュニケーションおよびコラボレーション アプリケーション スイートが、すぐに使用できるようにプリロードされた状態で納入されます。ビジネス ニーズの拡大に応じて、コンタクト センターやビデオ会議など、サポートされているアプリケーション オプションを簡単に追加することができます。

このように規模や機能について複数の選択肢が用意されているため、企業特有のニーズに合ったコラボレーション エンジンを選択できます。

プラットフォーム モデル オプション


Cisco BE6000 プラットフォームは、広範な企業規模やビジネス ワークロードに対応できる、高性能かつ高密度設計の仮想化された Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS®)製品を基盤としています。このプラットフォームには次の 3 つのモデルがあります。

  • BE6000H:1 つの仮想化サーバ プラットフォームで 9 つのコラボレーション アプリケーション オプションをサポートします。最大容量は、ユーザ数 1,000、デバイス数 2,500、コンタクト センター エージェント数 100 です。中〜大規模のエンドツーエンドのコラボレーション展開に最適です(図 1 を参照)。
  • BE6000M:1 つの仮想化サーバ プラットフォームで 5 つのコラボレーション アプリケーション オプションをサポートします。最大容量は、ユーザ数 1,000、デバイス数 1,200、コンタクト センター エージェント数 100 です。中規模のエンドツーエンドのコラボレーション展開に最適です。
  • BE6000S:1 つの統合型ルータ/ゲートウェイ/仮想化ブレード サーバ プラットフォームで 5 つの固定コラボレーション アプリケーションをサポートします。最大容量は、ユーザ数 150、デバイス数 300 です。小規模の「オフィス イン ア ボックス」コラボレーション展開に最適です(図 2 を参照)。

これらのサーバは、すぐに使用できるように、仮想化ハイパーバイザがプリインストールされ、10 のアプリケーションがプリロードされた状態で納入されます。BE6000 プラットフォームの各コンポーネントの詳細は、次のセクションのリンクからご覧いただけます。

Cisco BE6000 は、仮想化ソフトウェアとアプリケーション ソフトウェアがプリロードされ、コア UC アプリケーションが事前に設定された状態で提供されるパッケージ ソリューションです。追加のコラボレーション アプリケーションをオンにするだけで、ビジネス ニーズの拡大に対応できます。

図 1 Cisco BE6000H/M:中規模のコラボレーション展開用に構築

図 1 Cisco BE6000H/M:中規模のコラボレーション展開用に構築


これは、統合型ルータおよびゲートウェイの機能を持つ、低密度のブレード サーバであり、基本的なエントリレベルの音声および IP テレフォニー機能と強力で使いやすいコラボレーション ツールを必要とする小規模なサイトに最適です。

図 2 Cisco BE6000S:小規模のコラボレーション展開用に構築

図 2 Cisco BE6000S:小規模のコラボレーション展開用に構築


ライセンス


BE6000 プラットフォーム モデルのコラボレーション アプリケーションは、ユーザ単位でライセンスが供与されます。各 BE6000 プラットフォーム モデルには、次のセクションに示す基盤アプリケーションの最初の 25 ユーザ用に、ディスカウント率の高い Cisco User Connect License(UCL)または Cisco Unified Workspace License(UWL)を購入するオプションが用意されています。BE6000 モデルのタイプに基づき、追加のアプリケーションやユーザ ライセンスを個別に購入できます。

基盤アプリケーション


各 BE6000 プラットフォーム モデルのコアとなるユニファイド コミュニケーション機能を提供するために、通常、次のアプリケーションを組み合わせて使用します。

  • Cisco Unified Communications Manager(Cisco Unified CM):シスコのコラボレーション アーキテクチャの呼制御エンジンです。Cisco Unified CM によって、音声およびビデオ機能を使用できる範囲が、IP 電話、TelePresence エンドポイント、メディア処理デバイス、ゲートウェイ、マルチメディア アプリケーションなどのネットワーク デバイスにまで拡張されます。Cisco Unified CM はインスタント メッセージングおよびプレゼンス サービスの機能を備え、Cisco Unified CM のオープン テレフォニー API によって、マルチメディア会議、コラボレーティブ コンタクト センター、およびインタラクティブ マルチメディア レスポンス システムが実現されます。
  • Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service:Cisco Unified Communications の一部として、各種の標準規格に準拠したネイティブなエンタープライズ インスタント メッセージング(IM)およびネットワーク ベースのプレゼンスを提供します。IM and Presence Service は、安全性と拡張性に優れ、管理が容易で、豊富な機能を備えています。このアプリケーションは、Cisco Jabber® デスクトップ/モバイル インスタント メッセージングおよびプレゼンス クライアント、さらに Cisco Jabber ソフトウェア開発キット(SDK)と緊密に統合されています。Cisco Jabber などのコラボレーション クライアントは、IM and Presence Service を利用して、インスタント メッセージング、プレゼンス、クリックツーコール、電話制御、音声、ビデオ、ビジュアル ボイスメール、Web コラボレーションなど、多数の機能を実行します。
  • Cisco Unity® Connection:ボイス メッセージングと音声認識機能を統合し、通話やメッセージに対する継続的でグローバルなアクセスを提供します。その高度なコンバージェンスベースのコミュニケーション サービスにより、自然言語の音声コマンドを使用して、ハンズフリー モードで電話をかけたりメッセージを聞いたりすることができます。また、電子メールの受信トレイや Web ブラウザを使用して、デスクトップでボイス メッセージを確認できます。さらに、着信コールに対するインテリジェント ルーティング、簡単にカスタマイズできる通話振り分け、メッセージ通知オプションなど、堅牢な自動応答機能も提供します。
  • Cisco Prime™ Collaboration [英語]:最初の導入時や、「翌営業日」の移動、追加、変更、削除の際に、自動処理を提供します。加入者と加入者のサービスに関する情報が 1 つのビューに表示される、直感的なユーザ インターフェイスも用意されています。Prime Collaboration は、拠点展開を大幅に迅速化し、継続的な変更に必要な時間を劇的に削減します。その結果、 飛躍的な生産性向上と運用コストの低減をもたらします。また、タスクがシンプルになるため、IT リソースの最適化と総所有コストのさらなる削減も可能になります。
  • Cisco Licensing(Cisco Prime Licensing Manager(PLM)を含む):ライセンスの使用方法とレポート作成をよりシンプルにします。PLM を使用すると、コンプライアンスを 1 ヵ所から一目で確認したり、サポートされている製品間でライセンスを再配布したりできます。ユーザ ライセンス(ユーザ プロファイルに基づく)は、Cisco User Connect License(UCL)購入モデルおよび Cisco Unified Workspace Licensing(UWL)購入モデルと連携します。

その他のコラボレーション オプション

前述したコアとなるユニファイド コミュニケーション アプリケーションを補完するものとして、次のコラボレーション アプリケーションも BE6000M および BE6000H プラットフォーム モデルとともに導入できます。

  • Cisco TelePresence Server:ブラウザから役員室まで、すべてのユーザにビデオ機能を提供できます。共存するアプリケーションとしてマルチパーティ高解像度(HD)ビデオ会議機能をサポートします。柔軟なライセンス オプションがあり、ニーズに最も適した方法で会議機能を導入できます。Cisco TelePresence Server は、Cisco Unified Workspace Professional Licensing または Personal Multiparty Conferencing を使用するか、同時発生コール(画面)に基づき、ユーザ単位で Cisco TelePresence Conductor と組み合わせてライセンス供与できます。これにより、小規模グループでの高品質なアドホック会議および MeetMe 会議を開くことができます。
  • Cisco TelePresence® Conductor:会議リソース管理をシンプル化して強化し、会議への参加と管理を容易にします。このアプリケーションは、利用可能なすべてのビデオ会議リソースおよび機能を把握して活用するので、動的でインテリジェントな会議の開催とリソース使用の最適化が可能になります。
  • Cisco TelePresence Management Suite:ビデオ会議の柔軟なスケジュール機能を提供します。これには、Microsoft Exchange および Microsoft Office 365 と統合する機能が含まれます。また、Cisco TelePresence Conductor と連携して動作し、ユーザによる個人の会議環境(Collaboration Meeting Room)のセルフサービス パーソナライゼーションも可能になります。
  • Cisco TelePresence Content Server:ビデオ会議、講義、トレーニング セッション、会議など、さまざまな種類のコンテンツを組織全体でキャプチャおよび共有するプロセスをシンプル化します。このアプリケーションにより、ビジネス品質のマルチメディア コンテンツを H.323 またはセッション開始プロトコル(SIP)ビデオ エンドポイントから簡単に作成および管理できるほか、そのコンテンツを PC、ポータブル メディア デバイス、または Cisco Show and Share に生中継または録画で配信できます。
  • Cisco Expressway:高度なマルチメディア ゲートウェイです。社内同様、社外でもシンプルでセキュア、かつ効果的なコラボレーションが可能になります。ビデオに対応している在宅勤務者、およびモバイルの Cisco Jabber ユーザは、VPN なしでフル コラボレーション ワークロードにアクセスできます。Cisco Expressway は、Business-to-Business ビデオをシンプル化し、Business-to-Consumer コラボレーションでは Jabber® Guest をサポートします。また、Microsoft Lync 2013 など、サードパーティの標準ベースのシステムとの相互運用性の有効化で、移行も簡単です。
  • Cisco Unified Contact Center:高品質なコール センター機能を提供します。これらには、エージェント ベースのサービスのほか、完全に統合されたセルフサービス アプリケーション、洗練された分散型 Automatic Call Distributor(ACD)、Interactive Voice Response(IVR)、Customer Voice Portal(CVP)、および Computer Telephony Integration(CTI)が含まれます。
  • Cisco Unified Attendant Consoles:着信コールをすばやく受けて組織内の各個人に効率的に転送するツールをアテンダント コンソール オペレータに提供します。
  • Cisco WebEx® Web Conferencing [英語]:Web 会議の生産性を高めることにより、ビジネス上の成果の達成を迅速化します。人が主役となるクラウド ベースのコラボレーションを実現し、チーム メンバーが任意のコンピュータやモバイル デバイスを使って情報を簡単に共有できるようになります。WebEx® Meetings を利用することで、企業のファイアウォールの内外で、時間と場所を問わずに会議に出席することができます。
  • Cisco Emergency Responder [英語]:Unified Communications Manager から発信者の所在地の適切な米国公安応答局(PSAP)へ向けて、緊急コールの確実な送信を実現します。また、PSAP で発信者の所在地を特定できるので、PSAP から必要に応じて発信者に折り返し電話をかけることも可能です。機器の移動および変更が自動的に追跡、更新されるため、法律上または規制上の義務をより適切に遵守できます。その結果、緊急コールに関連する法的責任を問われるリスクが軽減されます(本機能は日本では利用できません)。
  • Cisco Paging Server [英語]:すべてのユーザにページング機能を提供します。基本的なページング機能と高度なページング機能をサポートしています。基本的なページング機能はライセンス不要で、最大 50 台の Cisco IP Phone で構成されるグループ間で、ポイントツーポイントまたはグループのオーディオ ポケットベルを利用できます。高度なページング機能のライセンスがあれば、無制限のページング グループを設定できます。また、その他の高度な機能も使用できるようになります。これらの機能には、天井のアナログおよび IP スピーカーへのページング、ベルのスケジューリング、コール割り込みによる緊急通知の優先処理、録音済みおよびテキストのみのページング、通知のためのソーシャル メディア サイトとの統合、電子メールおよびショート メッセージ サービス(SMS)の大規模通知、電話番号モニタリング、緊急サービス アラート、Jabber クライアントとの統合などが含まれます。

さらに、Cisco UC Virtualization Hypervisor ライセンスと組み合わせて使用することにより、BE6000M および BE6000H プラットフォーム モデルは、共存ポリシーに記載された承認済みのサードパーティ製コラボレーション アプリケーションの共存をサポートします。ライセンスは、必要に応じて、アプリケーションをホストするためにアップグレードできます。

警告:BE6000 プラットフォーム モデルへの認定外のアプリケーションのインストールは、Virtualization Hypervisor ライセンス条項に抵触し、製品保証とサポートが無効になります。

ソリューションの仕様:システム容量


表 1 および表 2 に、BE6000 プラットフォーム モデルがサポートするシステム容量を示します。設計ガイダンスと導入モデルの詳細については、シスコ検証済みデザイン ガイド [英語]、ソリューション リファレンス ネットワーク デザイン(SRND)ガイド [英語]、および Wiki ページ [英語] を参照してください。

表 1 Cisco BE6000S モデルのシステム容量

属性 容量
最大ユーザ数 150
メールボックスとボイスメール ポートの最大数 150 個のメールボックスと 24 個のボイスメール ポート
プレゼンス ユーザ数 150
サポート可能なデバイスの数 300
固定アプリケーションの最大数 固定アプリケーションは次の 5 つ:Cisco Unified Communications、Cisco Unity Connection、Cisco Instant Messaging and Presence Service、Cisco Paging Server、Cisco Prime Collaboration Provisioning(管理アプリケーション)。その他のシスコ アプリケーションおよびサードパーティ製アプリケーションはサポートされていません。


表 2 Cisco BE6000M および BE6000H モデルのシステム容量

属性 容量
最大ユーザ数 1,000
メールボックスとボイスメール ポートの最大数 1,000 個のメールボックスと 24 個のボイスメール ポート
コンタクト センターのエージェント数 100
プレゼンス ユーザ数 1,000
サポート可能なデバイスの数 BE6000H:2,500 台
BE6000M:1,200 台
共存アプリケーションの最大数 BE6000H:最大 9 つのアプリケーション(コラボレーション アプリケーション:8、管理アプリケーション:1)を選択
BE6000M:最大 5 つのアプリケーション(コラボレーション アプリケーション:4、管理アプリケーション:1)を選択


表 3 Cisco Business Edition 6000 プラットフォーム モデルの発注

製品番号 説明
BE6H-M4-K9=
BE6H-M4-XU=
Cisco Business Edition 6000H Server(輸出規制対象ソフトウェア)
Cisco Business Edition 6000H Server(輸出規制対象外ソフトウェア)
BE6K-STBDL-PLS-K9=
BE6K-STBDL-PLS-XU=
Cisco Business Edition 6000H Server(輸出規制対象ソフトウェア)
Cisco Business Edition 6000H Server(輸出規制対象外ソフトウェア)
BE6K-ST-BDL-K9=
BE6K-ST-BDL-XU=
Cisco Business Edition 6000M Server(輸出規制対象ソフトウェア)
Cisco Business Edition 6000M Server(輸出規制対象外ソフトウェア)
BE6S-PRI-M2-K9 Cisco Business Edition 6000S Server/Router/Gateway(1 PRI + 10 CUBE)
BE6S-BRI-M2-K9 Cisco Business Edition 6000S Server/Router/Gateway(4 BRI + 10 CUBE)
BE6S-FXO-M2-K9 Cisco Business Edition 6000S Server/Router/Gateway(4 FXO + 10 CUBE)


発注情報


BE6000 プラットフォーム モデルを発注するには、サーバを必要な数だけ購入し、必要な数のユーザが必要な機能を使用できるようにアプリケーション ライセンスを追加してください。シスコ チャネル パートナーおよびリセラー向けの詳細情報については、Cisco Business Edition 6000 の発注ガイド [英語] を参照してください。

発注の際は、地域のシスコの担当者に連絡するか、Cisco.com へアクセスの上、「シスコ パートナーを検索」を利用してください。地域の認定ユニファイド コミュニケーション パートナーを検索するには、「Express Collaboration スペシャライゼーション(ECS)」、「Advanced Collaboration Architecture スペシャライゼーション(ACAS)」、「Advanced Unified Communications(AUC)」、または「シスコ認定 Business Edition リセラー」で検索してください。

シスコ ユニファイド コミュニケーション サービス


シスコ ユニファイド コミュニケーション サービスは、Cisco Unified Communications をネットワークに導入して、コスト節約と生産性の向上を促進するサービスです。シスコまたは認定パートナーによって提供される導入およびテクニカル サポートのサービス ポートフォリオは、固定およびモバイル ネットワーク上の音声、ビデオ、データ、およびモバイル アプリケーションを統合する実証済みの手法に基づいています。シスコ独自のサービス ライフサイクル アプローチでは、強力な新しい方法で同僚、パートナー、および顧客とあらゆる場所でコラボレーションできるようにすることで、ビジネスの優位性を促進します。

詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/solution/collaboration/services.html を参照してください。

関連情報


Cisco Business Edition 6000 ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/be6000 を参照してください。

シスコの中規模企業向けポートフォリオの詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/midsize/index.html を参照してください。