データシートCisco Unified Communications Manager Business Editionシスコ ユニファイド コミュニケーションは、音声、ビデオ、データ、およびモビリティ製品とアプリケーションで構成される包括的な IP コミュニケーション システムです。シスコ ユニファイド コミュニケーションを利用することによって、より効果的で安全かつパーソナルなコミュニケーションが実現し、売上と利益の両方に直接的な効果が現れます。このシステムによって新しい形のコミュニケーションが実現し、人と人の距離が縮まります。ユーザはどこに移動してもビジネスを遂行でき、あらゆる場所がセキュリティで保護され、いつでもどこでも必要なときに情報を手に入れることができます。シスコ ユニファイド コミュニケーションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、モビリティ、ネットワーク管理製品、ライフサイクル サービス、柔軟な導入と管理オプションのアウトソーシング、エンドユーザとパートナー向けのファイナンス パッケージ、およびサードパーティのコミュニケーション アプリケーションを含む統合ソリューションの一部です。 Cisco Unified Communications Manager Business Edition は、音声、ビデオ、モビリティ、メッセージングの利点を単一のサーバ上で組み合わせることにより、システム管理を簡素化し、ハードウェアおよび運用コストを軽減するソリューションです。このソリューションは、Cisco Unified Communications Manager(旧 Cisco Unified CallManager)、Cisco Unity® Connection、Cisco Unified Mobility(旧 Cisco Unified MobilityManager)の高度な機能すべてを必要とする中規模企業に提供します。単一サーバでの統合管理が可能なため、導入に伴う IT スタッフの負荷が軽減され、ユニファイド コミュニケーションへの移行が促進されます。 このソリューションには、Do Not Disturb(DND; 着信拒否)、インターコム、ボイス メッセージ ウェイティング インジケータ、Cisco Unified IP Phone 7931G など、中規模企業向けに特別に設計された多数の新機能が含まれます。また、音声認識、統合メッセージング、コール ルーティング ルール、SNR(Single Number Reach)などの従来型のエンタープライズ機能にもアクセスできます。 急成長している企業にとっては、このソリューションを導入することで、複数の拡張オプションが提供されます。将来的に Cisco Unified Presence、Cisco Unified Personal Communicator、Cisco Unified MeetingPlace® Express、Cisco Unified Contact Center Express、Cisco Unified Application Environment などのシスコ ユニファイド コミュニケーションのアプリケーションを導入する際にも、透過的な統合が可能となります。 さらに Cisco Unified Communication Manager Business Edition は、中規模企業向けの使いやすい監視機能と診断機能を提供する、Cisco netManager Unified Communications との統合もサポートします。Cisco netManager Unified Communications では、IP トランスポート インフラストラクチャを含むシステムのすべてのコンポーネントを監視することによって、中規模企業がユニファイド コミュニケーションをプロアクティブに管理するのを支援します。Cisco netManager Unified Communications は、潜在的な停止要因を事前に通知することで管理を改善し、ダウン時間を短縮します。 概要Cisco Unified Communications Manager Business Edition は、従業員が最大 500 人、リモート サイトが最大 5 か所までの中規模企業向けに設計されています。Cisco Unified Communications Manager Business Edition は、音声、ビデオ、モビリティ、およびメッセージングを単一のプラットフォーム上に統合します。これまで、企業ではアプリケーションごとにハードウェア サーバを用意する必要がありました。Cisco Unified Communications Manager Business Edition は、単一のサーバ上にアプリケーションを統合しているため、各アプリケーションを実行するために複数のハードウェア サーバを用意する必要がありません。このソリューションは、システムのインストール、サポート、および継続的な管理も大幅に簡素化するため、コスト効率のよい運用管理が可能となり、TCO(Total Cost of Ownership; 総所有コスト)も削減されます。Cisco Unified Communications Manager Business Edition を使用することにより、中規模企業でも、エンタープライズクラスのシスコ ユニファイド コミュニケーション機能およびアプリケーションの導入が容易になります。
Cisco Unified Communications Manager Business Edition は、Cisco Unified Communications Manager リリース 5.0 がインストールされた、シスコ ユニファイド コミュニケーションの Linux ベースのアプライアンス プラットフォームがベースとなっています。このプラットフォームの上で、Cisco Unified Communications Manager Business Edition はワールドクラスの Cisco Unified Communications Manager 呼処理機能と Cisco Unity Connection メッセージングをサポートします。これらのアプリケーションは、信頼性の高い 1 ラックユニットの Cisco Media Convergence Server プラットフォームにプリロードされています。サーバにプリロードされているソフトウェアは、単一のファームウェア イメージで構成され、このなかに基盤となる OS だけでなく、呼処理およびメッセージングのアプリケーションが含まれています。Cisco Unified Communications Manager Business Edition は、OS および複数のアプリケーション間でシステム管理とサービサビリティのための共通のツール セットを使用することにより、一貫したエクスペリエンスを提供し、シスコ ユニファイド コミュニケーション ソリューションの継続的な管理と運用を合理化するように設計されています。 Cisco Unified Communications Manager リリース 6.0 ソフトウェアは、Cisco Unified Communications Manager Business Edition の呼処理コンポーネントです。Cisco Unified Communications Manager は、テレフォニー機能を拡張し、IP 電話、メディア処理デバイス、VoIP(Voice over IP)ゲートウェイ、マルチメディア アプリケーションなどのパケット テレフォニー ネットワーク デバイスを利用可能にします。マルチメディア会議、コラボレーティブ コンタクト センター、インタラクティブなマルチメディア対応システムといった追加サービスは、Cisco Unified Communications Manager のオープンなテレフォニー API を通じて実現されます。Cisco Unified Communications Manager に統合されている音声アプリケーションおよびユーティリティには、Cisco Unified Communications Manager Attendant Console、アドホック会議アプリケーション、Cisco Unified Communications Manager Bulk Administration Tool、Cisco Unified Communications Manager CDR Analysis and Reporting Tool、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool、および Cisco Unified Communications Manager Assistant アプリケーションなどがあります。 さらに Cisco Unified Communications Manager ソフトウェアは、標準の呼処理機能に加えて、モバイル従業員の生産性を向上させる機能も提供します。これには、単一のビジネス ボイス メールボックスと、従業員の IP フォンとリモート携帯電話の間でコールのインテリジェントな管理、フィルタリング、ルーティング、および転送を行う SNR アプリケーションを提供する Cisco Unified Mobility が含まれます。 Cisco Unity Connection リリース 2.0 は、Cisco Unified Communications Manager Business Edition のメッセージング コンポーネントです。Cisco Unity Connection は、メッセージング機能と音声認識機能を Cisco Unified Communications Manager に透過的に統合し、コールおよびメッセージへの中断のないグローバル アクセスを提供します。Cisco Unity Connection の高度なコンバージェンスベースのコミュニケーション サービスにより、エンドユーザは音声コマンドを使用してコールを発信したり、メッセージをハンズフリー モードで聞いたり、統合された E メールの受信トレイまたは Web ブラウザを通じてデスクトップからボイス メッセージを聞いたりすることができます。Cisco Unity Connection は、インテリジェントなルーティングと、カスタマイズが容易なコール スクリーニングおよびメッセージ通知オプションを含む、堅牢な自動アテンダント機能も提供します。 機能と利点Cisco Unified Communications Manager Business Edition は、Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unity Connection 製品の中心的な機能を継承しています。コア アプリケーションの一部について、以下に説明します。詳細については、Cisco Unified Communications Manager リリース 6.0 データ シートおよび Cisco Unity Connection リリース 2.0 データ シートを参照してください。 サーバの数を減らすことは、中規模企業にとって重要となる費用とスペースの節約につながります。使用するサーバの数が少なければ、機器室の電力と冷却にかかる費用を節約すると共に、機器室またはデータ センターのラック スペースを節約することができます。費用を節約することに加えて、使用する機器および電力を減らすことは、環境保護にも貢献します。 呼制御コール カバレッジ、コール転送、コール待機、保留、会議、パーク、ピックアップなどの標準的なテレフォニー機能に加えて、Cisco Unified Communications Manager は中規模企業向けの強力なテレフォニー機能を提供します。これには、インターコム、Do Not Disturb、保留復帰、ボイスメールへの即時転送、ハント グループが含まれます。
ボイス メッセージングCisco Unified Communications Manager Business Edition には、強力なボイス メッセージング システムである Cisco Unity Connection が含まれています。このシステムは、個人およびチームの生産性を最大限に高めるようにカスタマイズできる多数の高度な機能を提供します。従業員は、コミュニケーション オプションをパーソナライズし、最も快適かつ便利な方法でシステムと対話して、コールおよびメッセージを管理できます。柔軟なユーザ インターフェイスにより、ボイスメールを頻繁に使用するユーザにとっても、ときどき使用するユーザにとっても、効率的なメッセージング管理が可能になります。たとえば、従来のボイスメール システムからの移行を容易にするために、各ユーザ用の電話ユーザ インターフェイスとタッチトーンのマッピングをカスタマイズすることができます。新しいビジュアル メッセージ ロケータを使用すると、ユーザは Cisco Unified IP Phone のディスプレイを使用して、ボイス メッセージを表示したり、検索したり、並べ替えたりすることができます。ユーザは、電話のソフト キーを使用して、すべてのメッセージ、新しいメッセージ、または特定のサブスクライバや外部発信者からのメッセージを表示したり、再生したりすることができます。
このインターフェイスを使用すると、シンプルで自然な音声コマンドにより、ボイス メッセージのブラウズや管理を行ったり、他の Cisco Unity Connection ユーザまたは個人連絡先に電話をかけたりすることができます。 仕様プラットフォームCisco Unified Communications Manager Business Edition のソフトウェアは、Cisco Media Convergence Server ファミリのメンバーである Cisco MCS 7828 でサポートされます。Cisco MCS 7828 の詳細については、Cisco MCS 7828 データ シートを参照してください。 システム容量表 1 に、Cisco Unified Communications Manager Business Edition によってサポートされるシステム容量を示します。詳細なデザイン ガイダンスについては、http://www.cisco.com/go/srnd (英語)にある ソリューション リファレンス ネットワーク デザイン ガイドを参照してください。 表 1 システム容量
ユーザおよび管理者機能ユーザおよび管理者機能については、Cisco Unified Communications Manager 6.0 および Cisco Unity Connection 2.0 のデータ シートを参照してください。 ローカライゼーションCisco Unified Communications Manager Business Edition は、ユーザ ロケール、ボイスメール電話ユーザ インターフェイス、および GUI について、次の代表的な言語をサポートします。
これらの言語に加えて、Cisco Unified Communications Manager は、次のユーザ ローカライゼーションをサポートします。ノルウェー語、ギリシャ語、ハンガリー語、ポーランド語、カタルーニャ語、クロアチア語、ブルガリア語、スロバキア語、チェコスロバキア語、スロベニア語、ルーマニア語、セルビア語、ヘブライ語。 サポートされるネットワーク ローカリゼーション(トーンおよびケーデンス)は次のとおりです。アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、コロンビア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エジプト、フィンランド、フランス、ドイツ、ガーナ、ギリシャ、香港、ハンガリー、アイスランド、インド、インドネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、ヨルダン、ケニア、韓国、レバノン、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、ネパール、オランダ、ニュージーランド、ナイジェリア、ノルウェイ、パキスタン、パナマ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、ロシア連邦、サウジ アラビア、シンガポール、スロバキア、スロベニア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、トルコ、イギリス、アメリカ合衆国、ベネズエラ、ジンバブウェ。 端末デバイスのライセンスCisco Unified Communications Manager Business Edition に端末デバイスを接続して利用するためには、デバイス ライセンスが必要です。プロビジョニング可能なデバイスの最大数は、システムによって管理されます。
発注情報Cisco Unified Communications Manager Business Edition は、新規インストールについてのみ提供されます。Cisco Unified Communications Manager Business Edition への移行パスは用意されていません。 Cisco Unified Communications Manager Business Edition を発注する際には、単一のトップレベル バンドル製品番号を使用してください。トップレベル部品番号を使用すると、ハードウェア、ソフトウェア、およびユーザ ライセンスを含むシステム全体を構成できます。 企業では、いずれかの基本パッケージを選択することができます。Cisco Unified Communications Manager Business Edition の基本パッケージには、Cisco MCS 7828 アプリケーションとプリロードされたソフトウェア、および最初の 50 ユーザのシート ライセンスが含まれます。基本パッケージに含まれるシート ライセンスは、初期システムに必要なサーバ ライセンス、メールボックス、およびポートをカバーします。これらのシート ライセンスには、電話デバイスのライセンスが含まれていないことに注意してください。 その後、企業では適切な数量のユーザ パッケージを選択することにより、ユーザを追加することができます。ユーザ パッケージはユーザ総数に達するまで 10 シートまたは 50 シートずつ購入できます。アドオンのユーザ ライセンスは、サーバ ライセンス、メールボックス、およびポートをカバーし、累積されます。 電話および上級ユーザ用のその他のメッセージング オプションについては、トップレベル製品番号下で、デバイス ライセンスを追加できます。 Cisco Unified Communications Manager Business Edition は、Cisco MCS 7828 サーバでのみ使用できます。 表 2 に、Cisco Unified Communications Manager Business Edition を発注するための製品番号を示します。 表 2 システム容量
シスコ ユニファイド コミュニケーションのサービスおよびサポートシスコとパートナーは、シスコのライフサイクル サービスの考え方を活用して、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムをサポートするための幅広いエンドツーエンド サービスを提供しています。これらのサービスは、IP コミュニケーション ソリューションの構築、運用、および最適化に効果のある手法を基にしています。たとえば、早期段階に計画サービスおよび設計サービスを活用すると、厳しいスケジュール要件を満たすことができ、導入作業中のネットワークの停止を最小限に抑えます。運用サービスを使用すると、専門家の技術サポートによって通信の中断リスクを軽減できます。最適化サービスを使用すると、ソリューションのパフォーマンスが向上し、運用効率が高まります。シスコとそのパートナーは、耐障害性の高い統合型ネットワークの構築および維持に役立つシステムレベルのサービスおよびサポートを提供し、企業ニーズに対応しています。 |
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