データ シートCisco Unified CallManager バージョン 5.1シスコ ユニファイド コミュニケーション ファミリにおける音声、ビデオ、および IP コミュニケーション製品およびアプリケーションは、コミュニケーションを円滑にし、ビジネス プロセスの短縮、適切なリソースの迅速な活用、およびコストの削減と収益性の拡大を可能にします。シスコ ユニファイド コミュニケーション システムは、包括的な統合ビジネス コミュニケーション ソリューションに不可欠です。シスコ ビジネス コミュニケーション ソリューションは、ネットワーク インフラストラクチャ、セキュリティ、ネットワーク管理の各製品、無線接続、ライフサイクル サービスなどから構成されます。 Cisco Unified CallManager は、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムの呼処理コンポーネントです。Cisco Unified CallManager は、エンタープライズ テレフォニー機能を、IP フォン、メディア処理デバイス、Voice-over-IP(VoIP)ゲートウェイ、マルチメディア アプリケーションなどのパケット テレフォニー ネットワーク デバイスにまで拡張します。Cisco Unified CallManager のオープンなテレフォニー API(Application Programming Interface)によって、ユニファイド メッセージング、マルチメディア会議、コンタクト センター、双方向マルチメディア応答システムなどのサービスが可能になります。Cisco Unified CallManager は、Cisco MCS 7800 シリーズのサーバ プラットフォームおよびシスコが指定する型式のサードパーティ製サーバにインストールできます。Cisco Unified CallManager は、Cisco Unified CallManager Attendant Console、アドホック会議アプリケーション、Cisco Unified CallManager Bulk Administration Tool、Cisco Unified CallManager Call Detail Record(CDR)Analysis and Reporting Tool、Cisco Unified CallManager Real-Time Monitoring Tool、Cisco Unified CallManager Assistant アプリケーションなどの統合音声アプリケーションとユーティリティを備えています。 機能と利点Cisco Unified CallManager 5.1 は、拡張性が高く分散が可能な、高い可用性を備えた企業向け IP テレフォニー呼処理ソリューションです。IP ネットワークでは複数の Cisco Unified CallManager サーバを 1 つにまとめてクラスタ化し、管理することができます。これは、業界有数の機能で、1 クラスタあたり 1 ~ 3 万台の IP フォンの収容、ロード バランシング、呼処理サービス冗長性を実現します。複数のクラスタを相互接続すると、100 サイト以上で 100 万人のユーザに対応できるようにシステム容量を拡張できます。クラスタ化によって、分散配置された複数の Cisco Unified CallManager の能力を集約すると、サーバから電話、ゲートウェイ、およびアプリケーションに対するアクセス性能を強化でき、呼処理サーバの三重の冗長性によってシステム全体のアベイラビリティを向上させることができます。 コール アドミッション制御により、集約された WAN リンク間で音声 QoS(Quality of Service)が確実に維持され、十分な WAN 帯域幅がない場合は代替の PSTN(公衆電話交換網)ルートにコールが自動転送されます。また、Web インターフェイスで構成データベースにアクセスすることにより、リモートからのデバイスおよびシステムの設定が可能になります。ユーザと管理者用に HTML ベースのオンライン ヘルプも用意されています。 Cisco Unified CallManager 5.1 は、Cisco Unified CallManager 5.0 および 4.1(3) で利用可能な機能をベースにして開発されました。また、Cisco Media Convergence Server(MCS)プラットフォームに Cisco Unified CallManager 5.0 を呼処理ソフトウェアとしてプリインストールしたアプライアンス モデルもあります。このソフトウェアは、お客様がお持ちのシスコが指定する型式のサーバでも利用できるように DVD キットを用意しています。Cisco Unified CallManager には、オペレーティング システムと Cisco Unified CallManager アプリケーションが収録されたファームウェア イメージが 1 つ付属しています。Cisco Unified CallManager は GUI(Graphical User Interface)あるいは CLI(Command Line Interface)を使って、診断のほかに、サービスの開始や停止、リブートなど基本的なシステム管理作業が行えます。オペレーティング システムにアクセスする必要はありません。ディスク スペース モニタリング、システム モニタリング、アップグレードなど、あらゆるシステム管理作業を、自動で実行することも、GUI から設定することもできます。オンボード エージェントがサポートされなくなった代わりに、サードパーティ製アプリケーションとの統合を高めるため、Cisco Unified CallManager の管理インターフェイスが拡張されています。SNMP(Simple Network Management Protocol; 簡易ネットワーク管理プロトコル)インターフェイスには Overall Syslog performance MIB、サービサビリティ インターフェイスには固有のカウンタ、プログラミング インターフェイスにはデータベース コマンド(挿入/更新/削除)の実行機能が用意されています。セキュリティを強化するために、Cisco Unified CallManager 用 Cisco Security Agent があらかじめインストールされています。クラスタ メンバー同士の IPSec(IP Security)接続機能とともに、ホストベースのファイアウォールも搭載されています。 Cisco Unified CallManager 5 では、シスコや他のベンダーが販売している IETF RFC 3261 準拠の回線側デバイスと SIP(Session Initiation Protocol)を用いて接続することができます。シスコの SIP 準拠デバイスには、Cisco Unified IP Phone 7905G、7912G、7940G、7960G モデルがあります。SIP は、Cisco Unified IP Phone 7911G、7941G、7941G-GE、7961G、7961G-GE、7970G、7971G-GE モデルでも使用できます。 SIP トランク インターフェイスは、RFC 3261 に準拠しています。また、SIP トランクでのビデオ コールをサポートしているため、Cisco Unity® および Cisco Unified MeetingPlace® ソリューションを使用しているときの会議およびアプリケーションの使用感も向上します。 Cisco Unified CallManager 5 では、RSVP(Resource Reservation Protocol)エージェントをサポートしています。シスコ製ルータの RSVP エージェントによって、CAC 機能はクラスタを必ずしもハブ アンド スポーク トポロジにする必要がなくなります。コールはハブを通過しないで直接 2 つの場所の間をルーティングされるので、代替ネットワーク トポロジを採用することができ、ネットワークを効率的に利用できます。 Cisco Unified CallManager 5.0 では日本語、韓国語、および中国語(繁体字および簡体字)がサポートされます。Cisco Unified CallManager 5.1 ではアラビア語のサポートが追加されています。 Cisco Unified CallManager 5.x は、SNMP を利用して管理することもできます。これにより、トラップの設定、およびサービスに影響を与える場合にはその報告、さらにリモート モニタリング システムへの送信が行えます。 Cisco Unified CallManager では、着信コールまたは接続中のコールをボイスメールに即時に転送できます。Cisco Unified CallManager 5.1 ではこの機能が改良され、転送されたコールにも対応しています。ユーザは自分に転送されたコールを、自分のボイスメールに転送することも、転送元のボイスメールに転送することもできます。 Cisco Unified CallManager 5.x では、オペレーティング システムに Windows ベース サーバ(リリース 4)またはアプライアンス モデル(リリース 5)のいずれかを選択できます。 ここで紹介しているこれらの機能が利用できるのは、現在のところアプライアンス モデルだけです。 仕様プラットフォーム
付属ソフトウェア
システム機能の概要アスタリスク(*)が付いている項目は、Cisco Unified CallManager 5.1 の新機能または拡張機能です。
ユーザ機能の概要アスタリスク(*)が付いている項目は、Cisco Unified CallManager 5 における SIP サポートを示しています。
管理機能の概要
Cisco Unified CallManager バージョン 5 の機能拡張SIP トランクおよびエンドポイントのサポートSIP トランクおよびエンドポイントのサポートによって、SIP およびホスト SIP フォンに対応でき、相互運用性が向上して画期的な利用につながります。Cisco Unified CallManager では、SCCP フォンと SIP フォンを併用でき、SIP に移行する場合にも既存デバイスへの投資が無駄になることがありません。Cisco Unified CallManager 5 は、次の SIP 機能を備えています。
ライセンス情報アプリケーションおよびソフトウェアには、ライセンスが必要です。設置できるデバイスの最大数は、システムによって管理されます。
ローカリゼーションサポートしているユーザ ロケール(言語):日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、デンマーク語、ポルトガル語、スウェーデン語、ノルウェー語、オランダ語、ロシア語、ギリシャ語、ハンガリー語、ポーランド語、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、カタルーニャ語、クロアチア語、ブルガリア語、スロバキア語、チェコスロバキア語、スロベニア語、ルーマニア語、セルビア語、およびアラビア語 日本語、韓国語、繁体字中国語、簡体字中国語、およびアラビア語が利用できるのは、Cisco Unified IP Phone 7911G、7941G、7941G-GE、7961G、7961G-GE、7970G、および 7971G モデルです。 サポートしているネットワーク ロケール(電話音とそのパターン):日本、アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、コロンビア、キプロス、チェコ、デンマーク、エジプト、フィンランド、フランス、ドイツ、ガーナ、ギリシャ、香港、ハンガリー、アイスランド、インド、インドネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、ヨルダン、ケニア、韓国、レバノン、ルクセンブルク、マレーシア、メキシコ、ネパール、オランダ、ニュージーランド、ナイジェリア、ノルウェー、パキスタン、パナマ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、スロバキア、スロベニア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、トルコ、イギリス、ベネズエラ、およびジンバブエ 発注情報ソフトウェア アップグレード既存のシステム用に、Cisco Unified CallManager 5.1 インストール CD を購入できます。 Cisco CallManager バージョン 3.2 か 3.3、または Cisco Unified CallManager 4.0 か 5.0 を使用し、Cisco Software Application Support plus Upgrades(SASU)にご加入のお客様で、Cisco Unified CallManager 5.1 へのアップグレードを希望される場合は、次の URL にある Product Upgrade Tool(PUT)を使用して無償アップグレードをご発注いただけます。 アップグレード メンテナンス契約に加入されていない、または以前のバージョンの Cisco Unified CallManager からアップグレードを希望されるお客様は、表 1 の製品番号からご購入ください。 表 1 Cisco Unified CallManager 製品番号
新規インストールCisco Unified CallManager を新規でインストールする場合は、Cisco Unified CallManager ソフトウェアおよびハードウェアをご発注いただく必要があります。表 2 に、これらの製品番号を示します。 表 2 新規用 Cisco Unified CallManager 製品番号
Cisco Unified CallManager バージョン 5.1 へのアップグレードを予定されているお客様は、次の URL でサポート対象サーバに対応するアップグレード プログラムをご確認ください。 72 GB 以上のハード ディスク容量が必要です。 デバイス ライセンスCisco Unified CallManager でプロビジョニングするデバイスには、デバイス ライセンスが必要になります。表 3 に、シスコ デバイスのライセンス製品番号を示します。 表 3 シスコ デバイスのデバイス ライセンス
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