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Q & A
Cisco CallManagerバージョン4.0
Q. Cisco® CallManagerとは何ですか?
A. Cisco CallManagerとは、ソフトウェアベースの呼処理コンポーネントで、Cisco AVVID(Architecture for Voice, Video and Integrated Data)に対応したエンタープライズIPテレフォニー ソリューション製品です。Cisco CallManagerソフトウェアは、エンタープライズ テレフォニー機能を、IP Phone、メディア処理デバイス、Voice over IP(VoIP)ゲートウェイ、マルチメディア アプリケーションなどのパケット テレフォニー ネットワーク デバイスにまで拡張します。Cisco CallManager のオープンなテレフォニー アプリケーション プログラミング インターフェイスを通じてIPテレフォニー ソリューションと相互動作することにより、ユニファイド メッセージング、マルチメディア会議、統合コンタクト センター、双方向マルチメディア応答システムなど、データ、音声、ビデオのサービスがさらに可能になります。
Q. Cisco CallManager 4.0の新機能はどのようなものですか?
A. 新機能は以下のとおりです。
- ユーザ機能の強化
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- 短縮ダイヤル(3プッシュで可能なクイック短縮ダイヤル)
- Attendant Consoleの強化(コールのキューイング、共有ラインのサポート)
- バージおよびコンファレンス バージ(機能を向上)
- コールの結合(ライン上の複数の発信者をコンファレンス ブリッジに結合)
- 直接転送(ライン上の2人の発信者へまとめて転送)
- 即時転送(着信、アクティブ、または保留の各コールをボイス メールに転送)
- IP Manager Assistant(IPMA)の強化(共有ラインのサポート)
- 悪意のあるコールの識別(悪意のあるコールをマーキングし、通知)
- 1ラインあたりの複数コール(1ラインあたり複数のコールを可能にして、呼処理モデルを向上)
- プライバシ(コール情報と共有ラインの表示の抑制、およびバージの防止)
- サービスURL(ワンプッシュで可能なサービスへのクイック アクセス)
- ビデオ(Cisco CallManagerのSkinny Client Control Protocol[SCCP]およびH.323でのビデオ サポート)
- WebDialer(クリック方式のダイヤル機能)
- システム機能の強化
-
- AVVID XML Layer(AXL)Simple Object Access Protocol(SOAP)APIの強化(パフォーマンス情報も付属)
- Cisco Telephony Service Provider(TSP)の強化(4.0の新機能をサポート)
- 設定可能なコール転送(コール転送の設定情報を表示)
- H.323の強化
- ハント グループ(Cisco CallManagerでの固有機能、拡張性の向上)
- Java Telephony Application Program Interface(JTAPI) - 新機能および自動アップグレードのサポート
- Multilevel Precedence and Preemption(MLPP) - 優先順位レベルおよび優先コールを設定する機能
- Q.SIG(ISO版、名前抑制、MWI、コール転送、転送)
- セキュリティ認証、Certificate Trust List、Cisco CallManagerおよび電話間のTransport Layer Security(TLS) 、シグナリングとデータ暗号化、署名付き電話の設定とファームウェア(電話およびCisco CallManagerの証明書)
- Session Initiation Protocol(SIP)トランク(SIPネットワークと接続するためのSIPトランク)
- 新しい電話のサポート(Cisco IP Phone 7905、Cisco Wireless IP Phone 7920、Cisco IP Conference Station 7936、Cisco IP Phone 7970G)
- 管理機能の強化
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- Bulk Admin Tool(BAT)の強化
- 新機能用のCDR Analysis and Reporting(CAR)ツールのサポート
- Dialed Number Analyzer(ダイヤル プラン障害のトラブルシューティング用ツール)
- Cisco CallManagerへのMultiLevel Administration(MLA)の統合
- 新機能用パフォーマンス モニタのサポート
- Real Time Monitoring Tool(RTMT)の強化(定義済みのモニタ ビュー、警告、およびレポート、操作性およびパフォーマンスの向上)
- メディア リソースの向上(指定のエラー発生時にプロンプトを表示するアナンシエータ、RFC 2833 MTPのサポート)
- 拡張SNMP Management Information Base(MIB)
- トレース収集ツール
- トレース設定ツール
機能
アナンシエータ
Q. アナンシエータとは何ですか?
A. アナンシエータとは、無効な番号のダイヤル時、プロンプトを表示したり、警告音を発するメディア デバイスで、クラスタ間トランク コール、およびMLPPに対してアラートを出します。現在実装されているのは、これらの機能のみです。
Q. ほかの目的のためにメッセージをアナンシエータで表示するように設定できますか?
A. 現在のところ、こうした設定はできません。新しい通知を表示するために新しいトリガを追加または定義する設定機能はありません。
Q. アナンシエータで表示する新しいプロンプトを記録できますか?
A. できます。Cisco CallManager 4.0の文書に方法が記載されています。
Attendant Console
Q. Attendant ConsoleのどのバージョンがCisco CallManager 4.0でサポートされていますか?
A. Attendant Console 1.3(1)がサポートされています。
Q. Attendant Console 1.3(1)でキューイングはサポートされていますか?
A. サポートされています。Attendant Console 1.3(1)では基本的なコール キューイング機能が利用できます。ただし、キューイングされているコールは表示されません。コールがパイロット ポイントに着信したときにハント グループのすべてのメンバーが通話中の場合、キューが満杯でなければ、応答が行われキューに追加されます。このコールは、キューに追加されている間は保留にされ、デバイス プールに応じて、発信者に対してMusic on Hold(MOH)が再生されます。キューが満杯の場合、コールは[AlwaysRoute]メンバーにリダイレクトされます。ハント グループ メンバーが通話可能になると、コールはこのメンバーにリダイレクトされます。
Q. 新しいハント リスト/ライン グループ機能ではキューイング機能はサポートされていますか?
A. サポートされていません。キューイング機能は、Attendant Consoleで使用できるTelephony Call Dispatcher(TCD)ベースのハント グループでのみサポートされています。
Q. Attendant Console 1.3(1)では共有ラインがサポートされていますか?
A. サポートされています。アテンダント フォンは、他のアテンダントまたはアテンダント以外の電話とラインを共有できます。共有ラインが使用されている場合、パイロット ポイントに着信したコールは、アテンダント フォンの共有ラインのインスタンスにはルーティングされません。電話の場合と違い、共有Directory Numbers(DN)にコールがある場合、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)には1行のみ表示されます。共有ラインが使用中であることを示す新しいコール状態である[Remote In Use]が導入されました。
AVVID XML Layer(AXL)
Q. AVVID XML Layer(AXL)インターフェイスはどのように強化されましたか?
A. Cisco CallManager 4.0のAXL SOAP APIでは、以前のバージョンではサポートされていなかったサービス情報にアクセスできます。現在、Cisco CallManager perfmonカウンタで利用可能なサービス情報にアクセスすることができます。AXLを使用して、リアルタイム情報デバイス ステータスおよびCTI情報も利用できます。クラスタで稼働するCallManagerのコア サービスを保護するためにメッセージの抑制も用意されています。
バージ
Q. Cisco CallManager 4.0ではバージ(割り込み)はサポートされていますか?
A. サポートされています。
Q. バージの対象(コールの割り込み対象者)が通話を切るとどうなりますか?
A. 割り込みをする側とされる側の間でポイントツーポイント コールが確立されます。
Q. 発信者とラインを共有していない場合、このコールに割り込むことはできますか?
A. できません。
Q. 割り込みでは、コンファレンス ブリッジ リソースを使用する必要がありますか?
A. 必要ありません。割り込みでは、電話に搭載されている組み込みバージという機能を使用します。
Bulk Admin Tool(BAT) - Tool for Auto-Registered Phones Support(TAPS)
Q. Cisco CallManager 4.0は、どのバージョンのBATをサポートしていますか?
A. Cisco CallManager 4.0ではBAT-TAPS 5.0(1)がサポートされています。
Q. BATにはどのような新機能がありますか?
A. このバージョンのBATには、インストレーションの向上、一括設定用ウィザード、柔軟なCSVフォーマットの使用(データ入力ファイル)、レポート作成ユーティリティ、マスター電話テンプレート、デバイス サマリー レポート、インポート情報の依存性をチェックする検証機能、カスタム ファイルのサポートなどの機能があります。
Q. TAPS機能だけを使用したい場合でも、BATをインストールする必要がありますか?
A. 必要ありません。Cisco CallManager 4.0の場合、TAPSだけをインストールすることができます。
Call Detail Records(CDR)/CDR Analysis and Reporting Tool(CAR)
Q. Cisco CallManager 4.0のCDRで強化された機能はありますか?
A. Cisco CallManager 4.0のCDRには、MLPP、悪意のあるコール、およびビデオに関する詳細情報が記録されます。origIpPortとdestIpPortフィールドは使用されず、データは記録されません。OnBehalf Of、Q.SIG理由コードなど、いくつかのフィールドに変更が行われました。MLPPおよびコンファレンス ドロップ機能に新しい理由コードが導入されました。
Q. CDRは、コールに残った会議参加者が2人だけになったときにコンファレンス ブリッジ リソースをクリアするCisco CallManagerの機能をどのように処理するのですか?
A. Cisco CallManager 4.0では、会議に残った最後の参加者2人に対して別のCDRを作成します。会議に残った参加者が2人だけになると、両方の参加者が直接接続されます。これによりコンファレンス リソースが解放されますが、直接接続されたコールは、会議に対して別のCDRを作成します。
Q. ビデオ コールは、Cisco CallManager CDRレコードに反映されますか?
A. 反映されます。ビデオ コールと音声コールの両方が同じCDRにまとめられます。これにより、サードパーティ製の課金パッケージ等を使用する場合、ビデオおよび音声コールの情報を1つの場所で得ることができます。
Q. CARは、Cisco CallManager 4.0でビデオ コールをサポートしていますか?
A. 現在のところCARではビデオをサポートしていません。
会議、結合、直接転送
Q. 1度アドホック会議が確立された後、2人の参加者だけが残った場合どうなりますか?
A. その場合、コンファレンス リソースは解放され、この2人の間にコールが確立されます。
Q. コンファレンス ブリッジのチェーン(複数の参加者によってコンファレンス ブリッジに追加の参加者が加入する機能)は、Cisco CallManager 4.0でサポートされていますか?
A. サポートされていません。参加者を追加できるのは会議の主催者だけです。
Q. 1つの会議コールに同時に参加できる最大人数はどれくらいですか?
A. これは[Maximum Ad Hoc Conference]パラメータで設定可能です。このパラメータに、1つのアドホック会議に参加できる参加者の最大数を指定します。このパラメータの値は、コンファレンス ブリッジの機能がソフトウェアベースかハードウェアベースかによって異なります。標準的なコンファレンス ブリッジの場合の最大参加者数は、ソフトウェアベースの場合は64、Cisco Catalyst® WS-X6608の場合は16、Cisco Catalyst 4000の場合は16、NM-HDVの場合は6です。この値が会議への参加可能な最大人数以上に設定されている場合、設定数より多いポートを特定のコンファレンス ブリッジに追加しようとすると、入力は失敗します。
警告:CTIアプリケーションとDrop Any Party(参加者の削除)機能(ConfListソフトキーから利用可能)は、16より多い会議参加者数をサポートしていません。アドホック会議は16を超える会議参加者をサポートできますが、CTIアプリケーションおよびDrop Any Party機能で使用される会議参加者リストには、直近の参加者16人のみが表示されます。
Dialed Number Analyzer(DNA)
Q. DNAとは何ですか?
A. DNAとは、Cisco CallManagerダイヤル プランの着信および発信コールを分析するツールです。コールを分析し、ダイヤルした数字に適用されるコール パターン、発信者/受信者変換など、コールの詳細情報を表示します。DNAでは以下のことが実行できます。
Q. DNAはいつから利用できますか?
A. Cisco CallManager 4.0の場合、シスコシステムズ®のWebサイトhttp://www.cisco.comでCisco CallManager 4.0とともにリリースされます。3.3(4)の場合、インストール時のプラグインとしてCisco CallManager 3.3(4)とともにリリースされます。
Extension Mobility
Q. Cisco CallManager 4.0のExtension Mobilityは変更されましたか?
A. Extension Mobilityのコア機能に変更はなく、機能的にエンド ユーザから見た場合は、Cisco CallManager 3.3と同じです。ただし、Cisco CallManager 4.0のExtension Mobilityアーキテクチャは、Tomcat Webサーバを使用するように変更され、新しいサービスURLが定義されました。さらに、サービス名が新たに「Cisco Extension Mobility」に変更されました。CallManagerサービスは、サービス ページから制御できます。
転送機能の強化
Q. 自分にコールをリダイレクトした人を着信時に表示することはできますか?
A. できます。Cisco CallManager 4.0ではシステム管理者は、コールを転送する際に表示される情報を設定することができます。表示される情報には、Original Dialed Number(ODN)(有効)、Redirected Dialed Number(RDN)(無効)、Calling Line ID(CLID)(有効)、Calling Name ID(CNID)(無効)があります。この各パラメータは、ラインごとに設定できます。
ハント グループ
Q. Cisco CallManager 4.0のハント グループ機能で強化された点はありますか?
A. Cisco CallManager 3.3以前では、ハント グループ機能はTCDサービスで提供されていました。Cisco CallManager 4.0では、この機能はハント リストおよびライン グループとともにCallManagerの基本機能としてサポートされています。ハント リストには、ライン グループまたはルート グループを追加することができます。
Q. Cisco CallManager 4.0のハント リストおよびライン グループ機能は、以前のバージョンのCisco CallManagerのルート リストおよびルート グループ機能とどのように違いますか?
A. 概念は同じです。ルート グループにはゲートウェイ リストが含まれています。ルート リストにはルート グループ リストが含まれています。Cisco CallManagerの管理者は、ルート リストとルート グループの組み合わせによって、発信コールを非常に柔軟に設定することができます。ハント リストとライン グループにも同様の柔軟性があります。システム管理者は、ライン グループを作成し、ハント グループに追加することによって、さまざまなグループを作成できます。
Q. ライン グループとは何ですか?
A. ライン グループとはディレクトリ番号の集合です。ライン グループは、ブロードキャスト(全メンバーを呼び出す)、トップダウン、循環、および最長アイドル ハンティングをサポートしています。次のポイントへ移るまでの待機時間を求めるために、呼び出し無応答タイマーをライン グループに適用することができます。
Q. システム管理者は、使用するハンティング アルゴリズムをどのように求めるのですか?
A. ハンティングまたは分散アルゴリズムは、ライン グループごとにシステム管理者が設定します。
Q. システム管理者は、ブロードキャスト ハンティングの機能を持つライン グループと、循環ハンティングの機能を持つライン グループを同じハント リストに追加できますか?
A. できます。システム管理者は、さまざまな分散アルゴリズムをハント リストの各ライン グループに割り当てることによって、各種のハント グループを柔軟に作成することができます。
即時転送
Q. アクティブ コールの場合、このコールをボイス メール システムに転送できますか?
A. できます。即時転送機能は、着信、アクティブ、または保留中のコールに使用できます。
Q. ボイス メール以外の番号にコールを転送するために即時転送を使用できますか?
A. できません。この機能はCisco CallManager 4.0ではサポートされていません。
IP Manager Assistant(IPMA)
Q. Cisco CallManager 4.0では、IPMAは共有ラインをサポートしていますか?
A. サポートしています。これは4.0の新しいIPMA機能です。
Q. IPMAは、以前のバージョンのCisco CallManagerのプロキシ ライン サポート モデルに対応していますか?
A. 対応しています。IPMAは引き続き従来のプロキシ ライン モデルをサポートしています。新しい共有ライン モデルに移行する必要はありません。
Q. IPMAで共有ラインを使用する場合、IPMAマネージャではどのような機能がサポートされていますか?
A. 共有ライン用のIPMAマネージャ機能は、即時転送または転送、着信拒否、インターコム、短縮ダイヤル、バージ、直接転送、結合をサポートしています。
Q. IPMAで共有ラインを使用する場合、IPMAアシスタントではどのような機能がサポートされていますか?
A. IPMAアシスタントで使用できる機能は、マネージャの呼処理、マネージャのステータスおよびコールの表示、よく使用する番号の短縮ダイヤル作成、企業/Cisco CallManagerディレクトリの検索、各ラインの呼処理、即時転送または転送、インターコム、バージ、プライバシ、1ラインあたりの複数コール、直接転送、結合、コンソールからのDTMFディジットの送信、およびマネージャ フォンのMWIステータスです。
Java Telephony API(JTAPI)
Q. Cisco CallManager 4.0でサポートされているJTAPIのバージョンは何ですか?
A. Cisco CallManager 4.0ではJTAPI 2.0がサポートされています。
Q. JTAPI 2.0は1ラインあたりの複数コールをサポートしていますか?
A. サポートしています。コール数はラインごとにプロビジョニング可能です。
Q. JTAPI 2.0は共有ラインをサポートしていますか?
A. JTAPIを使用することにより、1) ある共有DNでコールを保留し、このコールを別のDNから保留解除し、2) 2つの共有ラインの間でコールを行い、3) ある共有ライン ターミナルでアクティブ コールを維持したまま、別の共有ライン ターミナルから別のコールを開始し、4) 異なるデバイス同士にある同じDNでアクティブ コールを同時に使用することができます。
Q. JTAPI 2.0は直接転送および結合をサポートしていますか?
A. サポートしています。
悪意のあるコール(Malicious Call)
Q. Malicious Callソフトキーを押すとどうなりますか?
A. 悪意のあるコールがプロビジョニングされた場合、SNMPまたはRTMT警告によってただちにCisco CallManagerのシステム管理者に通知されます。さらに、Cisco CallManagerクラスタCDRのフラグが設定され、このコールの悪意性がオフネットワーク(PSTN)システムに通知されます。これにより、オフネットワーク システムでは取締当局への通知などの対策をとることができます。
Q. 悪意のあるコールのトレースをPSTNと連動させるためにどのような標準規格が使用されていますか?
A. Q.932(Digital Subscriber Signaling System No. 1 [DSS 1]:ISDN補完サービスの一般手順)、Q.951.7(DDS 1を使用した番号確認補完サービスのStage 3記述)、およびEN 300 130-1(ISDN Malicious Call Identification [MCID]補完サービス)が使用されています。
Multilevel Administration Access(MLA)
Q. MLAは、Cisco CallManager 4.0とは別にインストールする必要がありますか?
A. MLAは現在Cisco CallManagerに統合されています。
Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)
Q. Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)とは何ですか?
A. MLPPは、CallManagerのシステム管理者がユーザに最大優先順位レベルを割り当てることができるようにします。コールの許可の優先順位が高いユーザは、優先順位が低いユーザのコールよりも優先的にコールを発信することができます。MLPP機能は、IP Phone間コールのユーザにコールが優先扱いされていることを知らせる音を発します。また、優先順位が高いユーザは、ゲートウェイの外部宛てのコールも優先順位が低いコールより優先されます。この機能にはAlternate Party Diversion機能もあり、これによってCallManagerの管理者は、優先処理ができない場合または優先された当事者が優先コールに応答しない場合、別の電話へコールを転送することができます。
Q. IP Phone間コールが優先されていることを、ユーザーはどのように知ることができますか?
A. 優先コールの対象者には、コールが優先されていることを通知する音が発信されます。ユーザが既存のコールを切ろうとすると、優先音が鳴らされ、この優先コールが延長されます。
1ラインあたりの複数コール
Q. 1ラインに複数のコールがある場合、なぜディスプレイが変わるのですか?
A. 1つのラインで最大200のコールを使用できるようにするために、新しいユーザ インターフェイスが開発されました。新しいインターフェイスでは、ラインにあるコールを表示したり、起動する機能(保留、再開、会議、転送、結合、直接転送など)を選択することができます。
Q. どのモデルの電話が1ラインあたりの複数コールをサポートしていますか?
A. Cisco IP Phone 7940、7960、および7970で、1ラインあたり最大200のコールがサポートされます。Cisco CallManager 4.0のリリース時では、他の電話は1ラインあたり最大2つのコールをサポートしています。さらに多くの複数コール数に対応するために、Cisco IP Phone 7905および7912用のファームウェアが、2004年後半にリリースされる予定です。
Q. 共有ラインではどの点が強化されましたか?
A. 1つのライン上の多くのコールを簡単に操作できるようにするために、強化したユーザ モデルが実装されました。Cisco IP Phone 7940、7960、および7970では、電話に付いているロッカー キーとソフトキーを使用し、ライン上のコールを簡単にスクロールしてコールを選択することができます。この選択したコールから、保留、再開、転送、会議などのいずれかを選ぶことが可能です。Cisco IP Phone 7970Gの場合、タッチスクリーンを利用してコール インスタンスに触れて操作を実行します。
Q. 1つのラインで使用できるコール数を制限できますか?
A. システム管理者は、ラインの[Maximum Number of Calls]パラメータを設定することにより、コール数を制限することができます。
オペレーティング システム
Q. Cisco CallManager 4.0には、どのバージョンのオペレーティング システムが必要ですか?
A. Windows OSバージョン2000.2.5 SR2が必要です。
プライバシの拡張
Q. Cisco CallManager 4.0には新しいプライバシ機能はありますか?
A. あります。システム管理者は、Cisco IP Phone 7940、7960、または7970でプライバシ ボタンをライン ボタンに割り当てることができます。プライバシ ボタンは、押すたびにオンとオフが切り替わります。プライバシを有効にした場合、新しいコールをピックアップするとプライバシが自動的に起動します。コールが確立されてからプライバシを起動することもできます。プライバシ ボタンが無効(デフォルト)の場合、ラインを共有する他のユーザは共有ライン上の発信者の名前と番号情報を参照できます。他のユーザが割り込むこともできます。プライバシが起動していると、コールのインスタンスは共有ラインの他のインスタンスには表示されません。この場合ユーザはコールに割り込むことはできません。
Q.SIG
Q. Cisco CallManager 4.0ではどのQ.SIGがサポートされていますか?
A. CallManager 4.0はISO版のQ.SIGに適合し、名前抑制(CNIR、CONR)、MWI、転送スイッチによるコール転送、および結合による転送機能をサポートしています。Q.SIG機能の強化により、Cisco CallManagerは他のQ.SIG PBXシステムに接続し、システム間で透過的に機能を提供します。
Q. どのようなQ.SIGインターオペラビリティ テストが実行されるのですか?
A. Avaya Definity、Nortel Meridian、Alcatel 4400、Siemens HiPath(Hicom)、Ericsson MD110、IPC IPMX trading turret key system、BT Syntegra trading turret systemとのインターオペラビリティ テストが実行されます。
Q. Cisco CallManagerは、Message Waiting Indicator(MWI)Application Protocol Data Unit(APDU)の送受信をしますか?
A. します。これにより、Cisco CallManagerクラスタはMWI APDUをリモートPBXから受信すると、クラスタにある電話のMWIライトを点灯させます。また、Cisco CallManagerに接続されているボイス メール ボックスにメッセージが残されていると、Cisco CallManagerはMWI APDUをリモートPBXに送信します。ただし、電話はリモートPBX上にあります。
Q. Cisco CallManagerは、どのような方法でQ.SIGのコール転送を行うのですか?
A. Cisco CallManagerは、転送スイッチによるコール転送を行います。
Q. どのような転送がサポートされていますか?
A. Cisco CallManagerは、SS-CFU(無条件コール転送/すべてコール転送)、SS-CFB(通話中コール転送)、SS-CFNR(応答なしコール転送/応答なしコール転送)をサポートしています。
セキュリティ
Q. Cisco CallManager 4.0の新機能は自動的に有効になるのですか?
A. なりません。Cisco CallManagerは以下の2つのモードで動作します。
1. 非セキュア モード:インストール時のデフォルト モードです。
セキュア モードを有効にするには、USB eTokenおよび新しいCertificate Trust List(CTL)クライアント ユーティリティを使用します。このeTokenには、シスコのX.509v3証明書が組み込まれており、電話用のCTLファイルを作成したり、クラスタのセキュリティ モードを設定する場合に使用します。
Q. CTLファイルとは何ですか?
A. CTLファイルとは電話に対して送信されるファイルで、このファイルには、ネットワーク上で信頼出来る電話のデバイスおよび資格証明のリストが入っています。CTLファイルには、ID、公開鍵、およびロールの情報が格納されており、管理者ワークステーションのCTLクライアントで作成されます。USB eTokenによって署名が付けられ、TFTP処理時に電話にロードされます。
Q. CallManagerのセキュリティ機能を有効にするには、eTokenが必要ですか?
A. 必要です。
Q. eTokensはCallManager 4.0に付属していますか?
A.付属していません。シスコのX.509v3証明書が組み込まれているUSB eTokenを別途購入します。USB eTokenの部品番号はKEY-CCM-ADMIN-K9=です。
サービスURL
Q. サービスURLとは何ですか?
A. Cisco CallManager 4.0では、ライン ボタンまたは短縮ダイヤル ボタンは、[MyFastDials]、[Weathers]、[Stock Quote]など、指定したExtensible Markup Language(XML)サービスのショートカットとして使用できます。
Q. サービスURLはどのように設定するのですか?
A. システム管理者が電話ボタン テンプレートを作成し、ボタンをサービスURLボタンとして割り当てることができます。
Q. 電話ボタン テンプレートを作成すると、サービスURLにサービスを割り当てることができますか?
A. CallManagerのユーザまたはシステム管理者は、URLをボタンに割り当てると、ボタンを1回押すだけでサービスを起動できます。
サービス性の強化
Real Time Monitoring Tool(RTMT)
Q. Real Time Monitoring Tool(RTMT)とは何ですか?
A. RTMTとは、システム管理者がCisco CallManagerの重要な情報、OSリソース、および重要なサービスをモニタできるようにするサービス ツールです。RTMTは、Cisco CallManagerクラスタで問題が発生したときに、重要な警告または情報の通知を発するアラート システムを搭載しています。サービス ツールには、重要なクラスタ情報に関する履歴レポートを自動的に作成するレポート作成機能があります。
Q. RTMTはどの点が強化されましたか?
A. Cisco CallManagerでは、RTMTが、以前のバージョンのCisco CallManagerにはなかったクライアント/サーバ機能を提供するために強化されました。これにより、RTMTパフォーマンスおよび使いやすさが向上しました。RTMTのバージョン4.0では、標準的なパッケージ済み警告、モニタ、およびレポートが提供されます。パッケージ済みモニタを使用すると、システム管理者は、RTMTをほとんど設定せずにCisco CallManagerクラスタ全体の総合ビューを表示できます。パッケージ済み警告を使用すると、システム管理者には電子メールまたは電子メール ページャで、標準的なCisco CallManager、サーバ、またはサービスの問題に関する警告が通知されます。パッケージ済みレポートを使用すると、詳細な状況把握および発生した問題のトラブルシューティングができます。
Q. RTMTクライアントは、どのようにリモートPCにインストールされるのですか?
A. RTMTは、Cisco CallManagerプラグイン ページからリモートPCにインストールされます。
トレースの収集と設定用ツール
Q. 新しいトラブルシューティング用トレース設定機能の目的は何ですか?
A. システム管理者がクラスタのすべてのノードに対して特定のトレース レベルを簡単に設定するために使用します。
Q. デフォルトのトレース設定とトラブルシューティング用トレース設定に違いはありますか?
A. あります。トラブルシューティング用トレース設定は、トラブルシューティングする各開発チームの目的に合わせてCisco CallManagerサービスごとに事前に設定されています。トラブルシューティング用トレースを設定すると、トレース設定ページの大半のトレース設定パラメータが無効になります。
SNMPおよびパフォーマンス モニタ
Q. Cisco CallManager 4.0のSNMPは変更されましたか?
A. 変更されました。Cisco CallManager 4.0 SNMPには新しいMIBオブジェクトであるccmSystemVersionおよびccmInstallationIdが追加されました。SIPトランク情報を提供する新しいテーブルも提供されています。また、新しい製品タイプを迅速に実装するために、新しい製品タイプを動的に取り込む機能が追加されました。さらに、システム管理者に悪意のあるコールに対するレポートまたは品質レポートを通知するために、新しい2つのトラップおよびSIP、H.323情報が追加されました。Cisco IP Phone 7970G向けのサポートも追加されました。Cisco CallManagerでサポートされているメディア デバイスの進歩に合わせるために、メディア デバイス タイプも追加されました。
Q. Cisco CallManager SNMP MIBは公開されていますか?
A. 公開されています。詳細については、ftp://ftp.cisco.com/pub/mibs/supportlists/callmanager/callmanager-supportlist.htmlを参照してください。
Q. 悪意のあるコールのトレース用SNMPトラップはありますか?
A. Cisco CallManager SNMP MIBには、Severity、CalledPartyName、CalledPartyNumber、CalledDeviceName、CallingPartyName、CallingPartyNumber、CallingDeviceName、およびTimeを提供するトラップがあります。
Q. パフォーマンス モニタ カウンタは強化されましたか?
A. Cisco CallManager 4.0のperfmonのサポートによって、新機能をサポートするためのカウンタが複数追加されました。perfmonにより、アプリケーション制御ブリッジ デバイス、アナンシエータ、セキュリティ 、ビデオ、ハント リスト、SIP、トランスコーダ、MTP、ソフトウェア コンファレンス ブリッジ、およびハードウェア コンファレンス ブリッジ用の各カウンタが追加されました。システム パフォーマンス カウンタの一部について、名前が変更されました。
Session Initiation Protocol(SIP)トランク
Q. Cisco CallManager 4.0のSIPトランクの目的は何ですか?
A. SIPトランクの目的は、Cisco CallManagerを分散SIPネットワークに接続することです。
Q. どのようなSIP標準がサポートされていますか?
A. SIP標準RFC 2543 bis4がサポートされ、RFC 3261については一部がサポートされています。SIPトランクはRFC 2833 DTMFを使用します。
Q. RFC 3261の一部がサポートされているということですが、サポートされていないのはどの部分ですか?
A. Cisco CallManager 4.0では、RFC 3261の以下の部分がサポートされていません。
Q. なぜSIPトランクにMTPが必要なのですか?
A. SIPトランクを通るコールに必要なCisco MTPは、2833 DTMFリレー機能を提供します。インバンド2833 DTMFは、CallManagerで使用するSCCP、MGCP、およびH.323アウトオブバンドDTMFと相互動作が必要なためです。
Q. SIPトランクとCisco CallManagerとのインターオペラビリティについては、どのようなデバイスがサポートされていますか?
A. Cisco SIP Proxy Server(CSPS)、Cisco BTS 10200、Cisco PGW 2200、26xx、36xx、37xx、53xx、54xx、58xx、Microsoft Messenger、および別のCisco CallManagerクラスタとのクラスタ間通信がサポートされています。
Telephony Service Provider(TSP)の強化
Q. Cisco CallManager 4.0でサポートされているTAPIのバージョンはどれですか?
A. Cisco CallManager 4.0では、TSPはTAPIバージョン2.1をサポートしています。
Q. 新しい機能はサポートされていますか?
A. 以下の機能がサポートされています。
Tomcat Web Server
Q. どのサービスでTomcat Webサーバは使用されるのですか?
A. Cisco CallManager 4.0では、Tomcat 4.1.12がインストールされ、Cisco IPMA、Cisco WebDialer、Cisco Extension Mobility、Cisco CDR Analysis and ReportingなどのWebサーバとして使用されます。
Q. なぜTomcat WebサーバがCisco CallManager 4.0に付属しているのですか?
A. Tomcatを導入したのは、パフォーマンスを向上させ、システム管理者がTomcat Web Application Managerアプリケーションを使用してWebサービスを管理できるようにするためです。Tomcat Web Application Managerは、現在導入されているWebアプリケーションの表示、既存アプリケーションの強制リロードまたは開始/停止を可能にする新しいWebアプリケーションの導入をサポートしています。
ビデオ
Q. Cisco CallManager 4.0では、SCCPデバイスでのビデオ サポートはありますか?
A. あります。ビデオをサポートするために、Cisco CallManager 4.0のSCCPスタックが強化されました。
Q. 従来のH.323ビデオ システムはCisco CallManagerで使用できますか?
A. 使用できます。Cisco CallManager 4.0はH.323ビデオ システムをサポートしています。
Q. シスコは、H.323ビデオ システムでインターオペラビリティ テストは実施したのですか?
A. Cisco CallManager 4.0のリリース時点では実施していません。
Q. Cisco CallManager 4.0では、どのビデオ エンドポイントがサポートされていますか?
A. ビデオ対応エンドポイントは、Cisco CallManagerのリリースと関係ありません。Cisco CallManager 4.0のリリース時点では、Cisco CallManagerはTandbergとH.323エコシステム パートナーが開発したサードパーティ製SCCPビデオ エンドポイントをサポートしています。Cisco CallManager 4.0のリリースのすぐ後に、ビデオの関連づけがサポートされます。
WebDialer
Q. WebDialerとは何ですか?
A. Cisco WebDialerとは、Webベースおよびデスクトップ ベースのアプリケーションからクリックでダイヤルできるようにする機能を付加するアドオン アプリケーションです。
Q. どのプラットフォームでサポートされていますか?
A. IE5.5以降、Netscape 4.7x以降、Opera 7.0以降、Mozilla1.3以降を搭載したWindowsプラットフォームでサポートされています。
Q. クリック方式によるダイヤル機能を企業HTTPディレクトリに追加できますか?
A. できます。WebDialerの文書に、クリック方式によるダイヤル機能を企業ディレクトリに追加するために、JavaScriptを使用して既存のHTMLを変更する方法が記載されています。
パッケージング
Q. Cisco CallManager 4.0のパッケージングはどのようになっていますか?
A. Cisco CallManager 4.0へのアップグレード ソフトウェアが、CD-ROMバンドルとして購入できます。
Q. ソフトウェア アプリケーション サポー ト プラス アップグレード(SASU)を所有している場合のアップグレード価格はどれくらいですか?
A. SASUをお持ちのお客様の場合、アップグレードは無料です。Product Upgrade Tool(PUT)を使用して、Cisco CallManager 4.0移行ソフトウェアを無料で注文することができます。PUTは、http://www.cisco.com/upgradeにあります。
Q. Cisco CallManager 4.0のリリースによりMCSサーバの価格は変更されますか?
A. されません。Cisco CallManager 4.0が付属した新しいMCSサーバの購入価格は、以前のバージョンのCisco CallManagerの場合と同じです。
Q. Cisco CallManager 4.0を利用できるサーバ モデルはどれですか?
A. 以下のサーバが利用できます。詳細については、個々のサーバ モデルを参照してください。