Cisco Business Edition 7000

Cisco Business Edition 7000 ソリューション

データ シート





Cisco Business Edition 7000 ソリューション



コラボレーション システム リリース バージョン 10.6 および 9.1


増え続けるワークフォースを、単体のモジュール型プラットフォームにプリロードされた、フル セットの統合コラボレーション アプリケーションで 1 つにまとめましょう。Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS®)の仮想化プラットフォーム上に構築する Cisco® Business Edition 7000(BE7000)は、高品質の音声、ビデオ、モビリティ、メッセージング、会議、インスタント メッセージとプレゼンス、コンタクト センターなど、広範なコラボレーション アプリケーションを提供します。コラボレーション ニーズの増加にあわせてアプリケーションを利用可能にしたり、BE7000 サーバの追加により、ユーザやデバイスを簡単に増やすことができます。BE7000 のモジュール型ビルディング ブロック設計は、ユーザ数が数百人から数万人規模の環境への導入に適しており、将来、規模が拡大した場合でも柔軟に対応することができます。

選択と拡張が可能なシンプルな管理


電話システムのキャパシティが限界に達してしまったり ユーザが複数のデバイスを利用する必要があるにも関わらず、キャパシティが不足したことはないでしょうか。また、同僚と連絡が取りにくく、生産性が上がらないという不満が寄せられたことはないでしょうか。このような状況にはコラボレーション ソリューションが最適です。しかし、新たな IT の大規模導入には、不安を覚えるかもしれません。

Cisco BE7000 では、まず一部の従業員が複数のコラボレーション テクノロジーを試してから、すばやく拡張することができます。つまり、大規模な初期費用をかけるのではなく、成長に合わせた投資が可能です。Cisco BE7000 は、ユーザ数 1000 〜 5000 人、デバイス数 3000 〜 15,000 台の大規模企業向けに最適化されていますが、急成長が見込まれる中小規模の企業への導入にも適しています。また、サーバを追加すれば、ユーザ数 5000 以上の組織にもいつでも導入できます。

BE7000 ソリューションは、きわめて高い汎用性を誇っています。システムには、高品質な音声、ビデオ、モビリティ、メッセージング、会議、インスタント メッセージとプレゼンス、コンタクト センターなどのアプリケーションがプリロードされています。また、Cisco DevNet が提供する、幅広いサードパーティ パートナー アプリケーションの中から選択して追加することもできます。幅広いアプリケーションとビルディング ブロック設計の組み合わせにより、ユーザがより迅速かつ簡単にコラボレーションできるソリューションを構築できます。また、インストールも簡単にすばやく行うことができます。

コラボレーション アプリケーションには、幅広い選択肢が用意されています(図 1 参照)。

コラボレーション需要が拡大しているユーザ数 1,000 〜 5,000 人の大規模組織に Cisco BE7000 を導入すると、汎用性のあるプラットフォームにより、需要の変化に応じて新たなアプリケーションを簡単に追加できます。たとえば、すべての音声機能と IP テレフォニーから使い始め、後から、ビデオ、コンタクト センター、サードパーティ アプリなどの追加機能を簡単に有効化できます。

図 1 Cisco BE7000:スタッカブルで導入が簡単、さらに幅広いアプリケーションを選択可能

図 1 Cisco BE7000:スタッカブルで導入が簡単、さらに幅広いアプリケーションを選択可能


プラットフォーム モデル オプション


Cisco BE7000 プラットフォームは、幅広いビジネス ワークロードに対応できる、高性能および高密度設計の仮想化 Cisco Unified Computing System™(Cisco UCS®)を基盤として構築されています。

  • BE7000H:この高密度モデルは、ユーザ数 1000 〜 5000 人、デバイス数 3000 〜 15,000 台の複数サイト環境に導入した場合、通常 5 〜 10 のコラボレーション アプリケーションを使用できます。これよりも規模が大きい場合は、サーバを追加します。ユーザ数 1000 人未満の小規模導入では、各サーバでより多くのアプリケーションをサポートできます。
  • BE7000M:この中密度モデルは、ユーザ数 1000 〜 5000 人、デバイス数 3000 〜 15,000 台の複数サイト環境に導入した場合、通常 4 〜 6 のコラボレーション アプリケーションを使用できます。これよりも規模が大きい場合は、サーバを追加します。ユーザ数 1000 人未満の小規模導入では、各サーバでより多くのアプリケーションをサポートできます。

エンタープライズクラスの Cisco UCS C240 M4 ラックマウント サーバ ファミリでは、2 ラック ユニット(2RU)のフォーム ファクタに、エネルギー効率の高い Intel Xeon プロセッサ E5-2600 v3 製品ファミリを搭載し、高性能を実現しています。BE7000 プラットフォーム モデルは、仮想化ハイパーバイザがプリインストールされ、ソフトウェア アプリケーションの導入準備が整った状態で出荷されます。

基盤アプリケーション


BE7000 プラットフォームは、通常、包括的なシスコ コラボレーション ソリューションの一部であるコア アプリケーションを搭載できます。

  • Cisco Unified Communications Manager(Cisco Unified CM):シスコのコラボレーション アーキテクチャの呼制御エンジンです。Cisco Unified CM によって、音声およびビデオ機能を使用できる範囲が、IP 電話、TelePresence エンドポイント、メディア処理デバイス、ゲートウェイ、マルチメディア アプリケーションなどのネットワーク デバイスにまで拡張されます。Cisco Unified CM は、インスタント メッセージ、プレゼンス サービス サーバとともに使用し、マルチメディア会議コラボレーション コンタクト センター、インタラクティブなマルチメディア応答システムはオープンな Telephony API を通じて使用します。
  • Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service:Cisco Unified Communications の一部として、標準規格に準拠した組み込みのエンタープライズ インスタント メッセージング(IM)およびネットワーク ベースのプレゼンスを提供します。IM and Presence Service は、安全性と拡張性に優れ、管理が容易で、豊富な機能を備えています。このアプリケーションは、Cisco Jabber® デスクトップ/モバイル インスタント メッセージングおよびプレゼンス クライアント、さらに Cisco Jabber ソフトウェア開発キット(SDK)と緊密に統合されています。Cisco Jabber などのコラボレーション クライアントは、シスコ コラボレーション ポートフォリオの製品を利用して、インスタント メッセージング、プレゼンス、クリックツーコール、電話制御、音声、ビデオ、ビジュアル ボイスメール、Web コラボレーションなど、多数の機能を実行します。
  • Cisco Unity® Connection:ボイス メッセージングと音声認識機能を統合し、通話やメッセージに対する継続的でグローバルなアクセスを提供します。その高度なコンバージェンスベースのコミュニケーション サービスにより、自然言語の音声コマンドを使用して、ハンズフリー モードで電話をかけたりメッセージを聞いたりすることができます。また、電子メールの受信トレイや Web ブラウザを使用して、デスクトップでボイス メッセージを確認できます。さらに、着信コールに対するインテリジェント ルーティング、簡単にカスタマイズできる通話振り分け、メッセージ通知オプションなど、堅牢な自動応答機能も提供します。
  • Cisco Prime™ Collaboration Provisioning:初期導入時や、「翌営業日」の移動、追加、変更、削除の際に、自動処理を提供します。利用ユーザに対して、利用するサービスに関する情報を 1 つのビューに表示する直感的なユーザ インターフェイスも用意されています。Prime Collaboration Provisioning は、拠点展開を大幅に迅速化し、継続的な変更に必要な時間を劇的に削減します。その結果、飛躍的な生産性向上と運用コストの低減をもたらします。また、タスクがシンプルになるため、IT リソースの最適化と総所有コストのさらなる削減も可能になります。
  • Cisco Licensing(Cisco Prime Licensing Manager(PLM)を含む):ライセンスの使用方法とレポート作成をよりシンプルにします。PLM を使用すると、コンプライアンスを 1 ヵ所から一目で確認したり、サポートされている製品間でライセンスを再配布したりできます。ユーザ ライセンス(ユーザ プロファイルに基づく)は、Cisco User Connect License(UCL)購入モデルおよび Cisco Unified Workspace Licensing(UWL)購入モデルと連携します。

追加のコラボレーション オプション

前述したコアとなるユニファイド コミュニケーション アプリケーションを補完するものとして、次のコラボレーション アプリケーションも BE7000H および BE7000M プラットフォーム モデルとともに導入できます。

  • Cisco TelePresence Server:ブラウザから役員室まで、すべてのユーザにビデオ機能を提供できます。共存するアプリケーションとしてマルチパーティ高解像度(HD)ビデオ会議機能をサポートします。柔軟なライセンス オプションがあり、ニーズに最も適した方法で会議機能を導入できます。Cisco TelePresence Server は、Cisco Unified Workspace Professional Licensing または Personal Multiparty Conferencing を使用するか、同時発生コール(画面)に基づき、ユーザ単位で Cisco TelePresence Conductor と組み合わせてライセンス供与できます。これにより、小規模グループでの高品質なアドホック会議および MeetMe 会議を開くことができます。
  • Cisco TelePresence® Conductor:会議リソース管理をシンプル化して強化し、会議への参加と管理を容易にします。このアプリケーションは、利用可能なすべてのビデオ会議リソースおよび機能を把握して活用するので、動的でインテリジェントな会議の開催とリソース使用の最適化が可能になります。
  • Cisco TelePresence Management Suite:ビデオ会議の柔軟なスケジュール機能を提供します。これには、Microsoft Exchange および Microsoft Office 365 と統合する機能が含まれます。また、Cisco TelePresence Conductor と連携して動作し、ユーザによる個人の会議環境(Collaboration Meeting Room)のセルフサービス パーソナライゼーションも可能になります。
  • Cisco TelePresence Content Server:ビデオ会議、講義、トレーニング セッション、会議など、さまざまな種類のコンテンツを組織全体でキャプチャおよび共有するプロセスをシンプル化します。このアプリケーションにより、ビジネス品質のマルチメディア コンテンツを H.323 またはセッション開始プロトコル(SIP)ビデオ エンドポイントから簡単に作成および管理できるほか、そのコンテンツを PC、ポータブル メディア デバイス、または Cisco Show and Share に生中継または録画で配信できます (このオプションは 2015 年第 2 四半期にリリースされる予定です)。
  • Cisco Expressway:高度なマルチメディア ゲートウェイです。社内同様、社外でもシンプルでセキュア、かつ効果的なコラボレーションが可能になります。ビデオに対応している在宅勤務者、およびモバイルの Cisco Jabber ユーザは、VPN なしでフル コラボレーション ワークロードにアクセスできます。Cisco Expressway は、Business-to-Business ビデオをシンプル化し、Business-to-Consumer コラボレーションでは Jabber® Guest をサポートします。また、Microsoft Lync 2013 などのサードパーティ ベースのシステムとの相互運用性の有効化で、移行も簡単になります。
  • Cisco Unified Contact Center:高品質なコール センター機能を提供します。これらには、エージェント ベースのサービスのほか、完全に統合されたセルフサービス アプリケーション、洗練された分散型 Automatic Call Distributor(ACD)、Interactive Voice Response(IVR)、Customer Voice Portal(CVP)、および Computer Telephony Integration(CTI)が含まれます。
  • Cisco Unified Attendant Consoles:着信コールをすばやく受けて組織内の各個人に効率的に転送するツールをアテンダント コンソール オペレータに提供します。
  • Cisco WebEx® Web Conferencing:Web 会議の生産性を高めることにより、ビジネス上の成果の達成を迅速化します。人が主役となるクラウド ベースのコラボレーションを実現し、チーム メンバーが任意のコンピュータやモバイル デバイスを使って情報を簡単に共有できるようになります。WebEx® Meetings を利用することで、企業のファイアウォールの内外で、時間と場所を問わずに会議に出席することができます。
  • Cisco Emergency Responder:Unified Communications Manager から発信者の所在地の適切な米国公安応答局(PSAP)へ向けて、緊急コールの確実な送信を実現します。また、PSAP で発信者の所在地を特定できるので、PSAP から必要に応じて発信者に折り返し電話をかけることも可能です。機器の移動および変更が自動的に追跡、更新されるため、法律上または規制上の義務をより適切に遵守できます。その結果、緊急コールに関連する法的責任を問われるリスクが軽減されます(本機能は日本では利用できません)。
  • Cisco Paging Server:すべてのユーザにページング機能を提供します。基本的なページング機能と高度なページング機能をサポートしています。基本のページング機能には、ライセンスは不要です。最大で 50 台の Cisco IP Phone のグループ間で、ポイントツーポイントまたはグループの音声ページングが可能です。高度なページング機能のライセンスがあれば、無制限のページング グループを設定できます。また、その他の高度な機能も使用できるようになります。これらの機能には、天井のアナログおよび IP スピーカーへのページング、ベルのスケジューリング、コール割り込みによる緊急通知の優先処理、録音済みおよびテキストのみのページング、通知のためのソーシャル メディア サイトとの統合、電子メールおよびショート メッセージ サービス(SMS)の大規模通知、電話番号モニタリング、緊急サービス アラート、Jabber クライアントとの統合などが含まれます。

さらに、Cisco UC Virtualization Hypervisor ライセンスと組み合わせて使用することにより、BE7000H および BE7000M プラットフォーム モデルは、共存ポリシーに記載された承認済みのサードパーティ製コラボレーション アプリケーションの共存をサポートします。Virtualization Hypervisor ライセンスを上位ティアの機能エディションにアップグレードして、必要に応じて任意のアプリケーションをホストできます。

ソリューションの仕様:システム容量

表 1 に、BE7000 プラットフォーム モデルがサポートする一般的なシステム容量の一覧を示します(実際の容量はモデルのタイプおよび導入によって異なります)。詳細な設計ガイダンスと導入モデルに関しては、ソリューション リファレンス ネットワーク デザイン(SRND)ガイド [英語] およびエンタープライズ コラボレーション向けプリファード アーキテクチャ、virtualization docwiki ページ [英語]、Collaboration Virtual Machine Placement ツール [英語] を参照してください。

表 1 Cisco BE7000H および BE7000M モデルのシステム容量

属性 容量
最大容量 制限なし
モジュラー型で、ビルディング ブロック アプローチを採用した、サーバ スタックが可能なモデルにより、全体のシステム容量を増やすことができます
サポート可能なデバイスの数 制限なし:サーバのスタックが可能なモデルにより、全体のシステム容量を増やすことができます
共存アプリケーションの最大数 制限なし:通常の導入は、2 〜 4 台の物理サーバ モデルで構成されます
  • BE7000H モデル:通常、サーバごとに 5 〜 10 のアプリケーションをサポート(導入により異なります)
  • BE7000M モデル:通常、サーバごとに 4 〜 6 のアプリケーションをサポート(導入により異なります)


発注方法


BE7000 プラットフォーム モデルを発注するには、表 2 の部品番号を使用して必要な数のサーバを購入し、必要な各種機能の組み合わせおよびユーザ数を有効化するためのアプリケーション ライセンスを追加します。たとえば、User Connect Licensing(UCL)や Unified Workspace Licensing(UWL)は、BE7000 サーバの部品番号とは別に販売されています。シスコ チャネル パートナーおよびリセラーは、『Cisco Business Edition 7000 Ordering Guide(Cisco Business Edition 7000 発注ガイド)』[英語] を参照して詳細を確認できます。

発注の際は、地域のシスコの担当者に連絡するか、Cisco.com へアクセスの上、「Order Direct From Cisco(シスコに直接発注)」[英語] または「シスコ パートナーを検索」を利用してください。地域の認定ユニファイド コミュニケーション パートナーを検索するには、「Advanced Collaboration Architecture スペシャライゼーション(ACAS)」、「Advanced Unified Communications(AUC)」、または「Advanced Technology Partner(ATP)」で検索してください。

表 2 Cisco Business Edition 7000 プラットフォーム モデルの発注

部品番号 説明
BE7H-M4-K9 Cisco Business Edition 7000H サーバ(M4)、輸出規制対象ソフトウェア
BE7H-M4-XU Cisco Business Edition 7000H サーバ(M4)、輸出規制対象外ソフトウェア
BE7M-M4-K9 Cisco Business Edition 7000M サーバ(M4)、輸出規制対象ソフトウェア
BE7M-M4-XU Cisco Business Edition 7000M サーバ(M4)、輸出規制対象外ソフトウェア
BE7K-K9 Cisco Business Edition 7000 サーバ(M3)、輸出規制対象ソフトウェア
BE7K-K9-XU Cisco Business Edition 7000 サーバ(M3)、輸出規制対象外ソフトウェア


シスコ サービス


シスコ ユニファイド コミュニケーション サービスは、Cisco Unified Communications をネットワークに導入して、コスト節約と生産性の向上を促進するサービスです。シスコまたは認定パートナーによって提供される導入およびテクニカル サポートのサービス ポートフォリオは、固定およびモバイル ネットワーク上の音声、ビデオ、データ、およびモバイル アプリケーションを統合する実証済みの手法に基づいています。シスコ独自のサービス ライフサイクル アプローチでは、強力な新しい方法で同僚、パートナー、および顧客とあらゆる場所でコラボレーションできるようにすることで、ビジネスの優位性を促進します。

詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/solution/collaboration/services.html を参照してください。

詳細情報


Cisco Business Edition 7000 ソリューションの詳細については、http://www.cisco.com/jp/go/be7000 を参照してください。

仮想化ソリューション設計の詳細については、http://www.cisco.com/go/uconucs [英語]、http://www.cisco.com/go/uc-virtualized [英語]、および http://www.cisco.com/go/vmpt [英語] を参照してください。