|
Q & A
レイヤ2トンネリング プロトコル
一般
Q. レイヤ2トンネリング プロトコル バージョン3とは何ですか?
A. Layer 2 Tunneling Protocol Version 3(L2TPv3;レイヤ2トンネリング プロトコル バージョン3)は、IPネットワーク上でレイヤ2パケットを送信するためのシスコのソリューションです。L2TPv3は、IPインフラストラクチャでレイヤ2フレームの伝送を可能にすることで、IPネットワークの使いやすさを拡張します。L2TPv3は、IPインフラストラクチャでのレガシー サービスのサポートや、レイヤ2 Virtual Private Network(VPN;仮想私設網)およびレイヤ2の仮想専用線を含む、複数の新しい接続オプションのサポートのために必要です。
Q. L2TPv3によるレイヤ2 VPNとは何ですか?
A. L2TPv3を利用したレイヤ2 VPNは、ポイントツーポイントのレイヤ2 L2TPv3回線の集まり、またはグループでVPN接続を構築します。回線の構築には、Network Management System(NMS;ネットワーク管理システム)アプリケーション、またはルータに基づいたシグナリングを使用することができます。
L2 VPNの詳細情報については、次のURLにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/warp/public/732/Tech/unified_vpn/
Q. L2TPv3の基本は何ですか?
A. L2TPv3はRFC2661(L2TPv2)を更新したものです。L2TPv2は元々、パケット スイッチ形式のデータ ネットワーク上のPPPフレームをトンネリングするために定義されました。しかし、パケット ネットワーク上でトンネリングが必要な、すべてのレイヤ2カプセル化を含めるために、このドラフトをアップデートする必要が生じ、L2TPv3が開発されました。
L2TPv3では、2つの大きな変更があります。1つはL2TPv2ヘッダーのPPP特定の部分を取り払ったことです。これによって、他のアプリケーションに対して適用できるようになりました。もう1つは、高速なカプセル化解除に対応するためのパフォーマンスに優れたフォーマットに変更したことです。
Q. L2TPv3の仕組みを教えてください。
A. L2TPv3は、エッジ ルータ間で管理された制御チャネル セッションを使用して接続の作成と維持を行います。転送は、2つのエッジ デバイス間で転送されるIPパケットを使い、発生します。IPヘッダーとL2TPv3ヘッダーを使うことで、ルータ間のパケットを転送します。外側のヘッダーはIPヘッダーで、トンネル化されたパケットをIPバックボーンを介して、出力のProvider Edge(PE;プロバイダー エッジ)デバイスにルーティングします。L2TPv3ヘッダーは出力インターフェイスを確認し、レイヤ2の出力インターフェイスをトンネルと結合します。
Q. L2TPv3がターゲットにしている顧客は?
A. L2TPv3は、ネイティブIPコア ネットワーク上で、レイヤ2 VPNサービスを提供したいサービス プロバイダーに適しています。また、ルーティングおよびセキュリティ ポリシー上で、自主性を維持したい企業顧客にもオプションを提供することができます。
Q. L2TPv3が準拠している標準、またはドラフトの標準は何ですか?
A. シスコはL2TPv3の開発とマーケティングを先導し、Internet Engineering Task Force(IETF)での標準化を推進しています。
IETFは現在、L2TPv3の機能および動作に関する書類(ドラフト)を検討しています。
http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-l2tpext-l2tp-base-11.txt
Q. どういったときにL2VPNかL3VPNを選択すべきですか?
A. L2TPv3は、シスコが開発した広範囲なL3VPN機能を補完するL2VPN接続を可能にします。
Q. L2TPv3では、どのレイヤ2カプセル化がサポートされていますか?
A.
L2TPv3でのイーサネット
Q. L2TPv3でのイーサネットの主なアプリケーションは何ですか?
A.
Q. L2TPv3でのイーサネットでは、どのQuality of Service(QoS;サービス品質)メカニズムがサポートされていますか?
A. 末端では、イーサネット フレームに優先順位をつけることができ、最先端のService Level Agreement(SLA;サービス レベル契約)を実践するために、クラス間で帯域幅を割り当てることができます。コアでは、IP DSCPマーキング、およびネットワーク コアに実装されているQoSポリシーに応じて、パケットが処理されます。L2TPv3でのイーサネットはDSCPビットに対する802.1pのマッピングをサポートします。
他に、DSCP値を割り当て、着信のインターフェイスから来る802.1p値を無視することもできます。一般的に、サービス プロバイダーは、サポートされるQoSメカニズムにより、スケーラブルなコアのデザインを維持する一方で、イーサネットの加入者に対し最先端のSLAを実装することができます。
Q. L2TPv3でのイーサネット接続でトラフィック シェーピングはできますか?
A. できます。トラフィック シェーピングをL2TPv3でのイーサネット接続に適用することができます。トラフィック シェーピングは、IPドメインに対してインターフェイスごと、またはVLANごとに実行できます。
L2TPv3でのフレーム リレー
Q. L2TPv3でのフレーム リレーの仕組みを教えてください。
A. トラフィックはIPとL2TPv3パケットでカプセル化され、IPネットワーク上に転送されます。IP上でフレーム リレーがカプセル化されると、フレーム リレー ヘッダーがパケットのペイロード内に渡されます。これにより、Backward Explicit Congestion Notification(BECN)、Forward Explicit Congestion Notification(FECN)、Discard Eligibility(DE;廃棄適正)、およびCommand/Response(C/R)のビットがIPネットワーク上で運ばれます。
Q. L2TPv3でのフレーム リレーの主なアプリケーションは何ですか?
A.
Q. Local Management Interface(LMI;ローカル管理インターフェイス)メッセージは、トランキング(ポート)モードでどのように処理されますか?
A. 2番目の方法で、LMIはトンネル上をトランスペアレントに通過するため、終端されません。通常、これはトランキング アプリケーションで使用されます。
Q. LMIメッセージはDLCI単位モードでどのように処理されますか?
A. LMIメッセージを処理する方法は2つあります。1つ目は、LMIをPEの地点で終端させる方法で、ネットワーク上を伝送しません。LMIメッセージを終端させる利点は、PVCがない場合、PEがラベル引出しの要求を開始し、リモートの末端に、PVCが使用できないことを伝えることです。
L2TPv3でのATM
Q. どのタイプのL2TPv3でのATM伝送メカニズムが使用できますか?
A. セル リレー モード:ATMインターフェイスは、セルを受信し、それをIPコア ネットワーク上に伝送します。セルで包まれたセル リレーは、複数のセルを1つのIPフレームで送信するために使用され、セルの伝送効率を向上させます。VP用の単一のセル リレーは、Cisco IOS Software Release 12.0(25)Sで使用できます。また、将来に向けて、VCおよびポート モードが計画されています。この詳細に関しては、L2VPNのロードマップを参照してください。
Q. ATMのシグナリングは、L2TPv3でのセル リレーでどのように処理されますか?
A. セル リレー モードの場合、シグナリングはPE地点で終端されずに、トランスペアレントにIPクラウドを通過します。
サポートする機能およびロードマップ
Q. 現在、どのIOSリリースでL2TPv3がサポートされていますか?
A. Cisco IOS Software Release 12.0Sおよび12.3Tでサポートされています。
All contents are Copyright ? 1992--2003 Cisco Systems, Inc. All rights reserved.
Important Notices and Privacy Statement.