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Cisco IOS VoiceXML ブラウザ

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Cisco IOS VoiceXML ブラウザ



Q: VoiceXML とは何ですか。
A: Voice Extensible Markup Language(VoiceXML)は、XMLベースの作成環境で、Automatic-Speech-Recognition(ASR; 音声自動認識)および Text-To-Speech(TTS; テキスト音声変換)処理で使用されるユーザ インターフェイスを備えた音声アプリケーションを対象にしています。VoiceXML の仕様は、World Wide Web Consortium(W3C)によって管理および公開されています。詳細については、以下の URL を参照してください。 http://www.w3.org/ 仕様に関する詳しい情報と参照先は、VoiceXML Forum のサイト(http://www.voicexml.org/)でも見つけることができます。
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Q: VoiceXML ブラウザとは何ですか。
A: VoiceXML ブラウザ(インタープリタとも呼ばれる)は Web ブラウザに似た機能を持っていますが、通常はプロンプトやメニュー オプションに対して、マウス クリックやキーボード入力の代わりに Dual Tone MultiFrequency(DTMF)や音声を入力として受け付けます。また、ユーザにテキストやグラフィックを表示する代わりに、事前に録音された、または合成された TTS の応答を再生します。
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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザをサポートするプラットフォームを教えてください。
A: Cisco IOS VoiceXML ブラウザ セッションは、Cisco ISR 2800 および 3800 サービス統合型ルータ、Cisco 3700 シリーズ マルチサービス アクセス ルータ、およびCisco AS5400HPX、AS5350XM、AS5400XM ユニバーサル ゲートウェイでサポートおよび推奨されています。参考用のいくつかのプラットフォームで、パフォーマンス テスト、ストレス テスト、および回帰テストが定期的に実施され、結果が公開されています。

Cisco 3600 シリーズも、Cisco 3640A と 3660(リリース 12.4)および Cisco 3620(リース 12.3)マルチサービス プラットフォームについては、技術的には Cisco IOS ソフトウェア メインライン リリース 12.4 および 12.3 でサポートされますが、これらの製品はソフトウェア サポートが終了に近づいています。したがって、これらの製品で Cisco IOS VoiceXML ブラウザを使用することは推奨されません。
同様に、Cisco AS5850 ユニバーサル ゲートウェイも Cisco IOS VoiceXML ブラウザをサポートしますが、Cisco AS5850 では VoiceXML コールをプロセス スイッチングする必要があるため、推奨されません。Cisco AS5850 は分散スイッチング用に最適化されており、プロセス スイッチングではきわめて少ない数のコールしかサポートしません。

表 1 に、Cisco IOS VoiceXML ブラウザをサポートするプラットフォームの一覧を示します。

表 1 Cisco IOS VoiceXML ブラウザをサポートするプラットフォーム

プラットフォーム サポート状況
Cisco 1751 および 1760 非推奨
Cisco 2600XM シリーズおよび Cisco 2691 非推奨
Cisco ISR 2800 シリーズ サービス統合型ルータ サポート対象
Cisco 3600 非推奨
Cisco 3700 シリーズ サポート対象
Cisco ISR 3800 シリーズ サービス統合型ルータ サポート対象
Cisco 5400HPX サポート対象
Cisco 5350XM サポート対象
Cisco 5400XM サポート対象
Cisco AS5850 非推奨

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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザは、どのバージョンの W3C VoiceXML をサポートしていますか。
A: Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(11)T 以降、Cisco IOS VoiceXML ブラウザは、2004 年 3 月付けの W3C 標準 VoiceXML 2.0(http://www.w3.org/TR/voicexml20/)に準拠しています。

Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(11)T より前のリリースの Cisco IOS VoiceXML ブラウザは、2002 年 4 月 24 日付の先行標準 VoiceXML 2.0 の W3C 暫定リリースに基づいています。Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(11)T は、このバージョンの VoiceXML と下位互換性を保っています。詳細については、http://www.w3.org/TR/2002/WD-voicexml20-20020424/ を参照してください。 2007 年第 1 四半期に登場する Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4T の第 6 リリースでは、2005 年 6 月 13 日付の W3C の最新ドラフトに基づく VoiceXML 2.1(http://www.w3.org/TR/2005/CR-voicexml21-20050613/)がサポートされる予定です。
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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザは VoiceXML Forum で認定されていますか。

A: はい。Cisco IOS VoiceXML ブラウザは VoiceXML Forum で認定されています(http://www.voicexml.org/platform_certification/certified_platforms.html)。

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Q: Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(11)T で新しくなった点を教えてください。
A: . 業界をリードする標準への準拠がこのリリースで新しくなった点です。また、次の新機能を含む VoiceXML 2.0 が新たに採用されました。
  • 転送が強化されて、アプリケーション間の情報データ受け渡しがサポートされ、ブラインド転送およびブリッジ転送に対応しました。
  • 「厳密な」語句認識と「おおよその」語句認識により、柔軟性に関するオプションが追加されています。
  • Cisco IOS ソフトウェア リリース 12.4(11)T では、以前のリリースで提供されていた VoiceXML の先行標準の実装が維持され、これらのバージョンとの下位互換性が保たれています。
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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザでは、どの ASR および TTS エンジンがサポートされていますか。
A: Cisco IOS VoiceXML ブラウザは、Nuance(http://www.nuance.com)および Scansoft の ASR および TTS メディア サーバと連携して動作します。Scansoft が 2006 年に Nuance を買収し、現在は Nuance と総称されています。Cisco IOS VoiceXML ブラウザは、Loquendo が提供しているメディア サーバでもテストされています。

メディア サーバへのインターフェイスでは、オープンに規定された IETF Real-Time Streaming Protocol(RFC 2326)の Media Resource Control Protocol(MRCP)拡張が使われています。現在、Cisco IOS VoiceXML インターフェイスは MRCPv.1 に基づいています。MRCPv.2 のサポートは 2007 年第 1 四半期に予定されています(http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-shanmugham-mrcp-02.txt)。
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Q: Cisco IOS VoiceXML には ASR および TTS のライセンスとサーバ ハードウェアが含まれていますか。
A: いいえ。ASR および TTS のソフトウェアは、Linux、Solaris、または Windows サーバに対応している Nuance など、シスコのパートナーから直接購入できます。
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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザでサポートされるテレフォニー インターフェイスを教えてください。
A: Cisco IOS 音声ゲートウェイで利用できるすべてのラインカード インターフェイスとシグナリング プロトコルがサポートされます。たとえば、T1/E1 ISDN 用の Primary Rate Interface(PRI; 1 次群速度インターフェイス)、Channel Associated Signaling(CAS; 個別線信号方式)、Signaling System 7(SS7; No.7 共通線信号方式) ISDN User Part(ISUP; ISDN ユーザ パート)などがあります。
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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザでサポートされる IP インターフェイスを教えてください。
A: VoiceXML 処理が発生した後、ゲートウェイは Media Gateway Control Protocol (MGCP; メディア ゲートウェイ コントロール プロトコル)、Session Initiation Protocol(SIP; セッション開始プロトコル)、または H.323 コールを開始できます。ダイヤル ピアのない MGCP 制御のゲートウェイは、発信コールを発生させる VoiceXML または Tool Command Language(TCL)スクリプトを起動できないことに注意してください。MGCP スクリプト パッケージはありますが、プロンプト再生などの機能しか実行できず、Cisco Unified CallManager には実装されていません。
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Q: . Cisco 2800 と 3800、Cisco 3700、および Cisco AS5000 製品は、音声ゲートウェイ サービスと Cisco IOS VoiceXML ブラウザ セッションを同時にサポートできますか。
A: はい。Public Switched Telephone Network(PSTN; 公衆電話交換網)音声ゲートウェイ サービスと VoiceXML ゲートウェイ サービスを同時にサポートできることが、Cisco IOS VoiceXML ブラウザの大きな強みです。PSTN ゲートウェイ、FAX、セキュリティ、IP テレフォニーなどの追加的なサービスが、各プラットフォームでサポートされる VoiceXML セッションの最大数に影響します。
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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザとの相互運用性が確保されている VoiceXML アプリケーション サーバを教えてください。
A: Cisco IOS VoiceXML ブラウザでは、Cisco Unified Customer Voice Portal(CVP)との相互運用性が確保されています。これらの製品は、セルフサービス アプリケーションを問題なく処理できるように、定期的にソリューション テストが行われています(http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1006/index.html)。
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Q: Cisco Unified CVP と Cisco IOS VoiceXML ブラウザの詳しい互換性情報はどこで入手できますか。
A: Cisco IOS 音声ゲートウェイを含む、Cisco Unified CVP の主要コンポーネントの推奨製品一覧は、『Cisco Unified CVP 3.1(0)Hardware and Software Specification(bill of materials)』(http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cust_contact/contact_center/customer_voice_portal/cvp3_1/reference/guide/BOM.pdf)に記載されています。

メモ:Cisco UCVP のお客様は、該当する『Cisco UCVP Hardware and Software Specification(bill of materials)』で明示的に推奨されていないバージョンに Cisco IOS ソフトウェアをアップグレードする際は、事前に Cisco Technical Assistance Center(TAC)にご相談ください。
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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザは Cisco TAC によるサポートの対象になりますか。
A: はい。適切なサポート契約とともにご購入いただければ、Cisco IOS VoiceXML ブラウザは Cisco TAC によるサポートの対象となります。
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Q: サードパーティによる独自の VoiceXML ベースのアプリケーションは Cisco TAC によるサポートの対象になりますか。
A: いいえ。Cisco Unified CVP に関連するものを除いて、VoiceXML アプリケーションに関するご質問やサポートは Cisco TAC によるサポートの対象外です。Cisco TAC では、Cisco IOS VoiceXML ブラウザおよび Cisco Unified CVP に関連する問題のみをサポートします。
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Q: 独自の VoiceXML ベースのアプリケーションに関してサポートを受けるには、どうすればよいですか。
A: サードパーティによる独自の VoiceXML ベースのアプリケーションを使用しているお客様は、Cisco Advance Services または開発者のサービス組織に参加していただく必要があります。開発者のサポート情報については、http://www.cisco.com/web/JP/specialprog/avvidprog/index.html を参照してください。
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Q: Developer Services Program とは何ですか。
A: Developer Services Program は、開発者、お客様、およびパートナーが提供するソリューションの間の互換性を高めるために、シスコシステムズのインターフェイスに対するサービスの形式を定型化します。この有料の加入プログラムでは、開発プロジェクトでシスコ インターフェイスを使用する際に、一貫したレベルのサービスが提供されます。Developer Services のエンジニアは、製品テクノロジー エンジニアリング チームを発展させたものです。彼らは、専門家のサポートをタイムリーに提供するために必要なリソースに直接アクセスすることができます。

詳細については、Developer Services Program の Web サイト(http://www.cisco.com/go/developersupport/)にある Q&A で、プログラムとサポートに関する一般的な情報を参照してください。
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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザの価格体系はどのようになっていますか。
A: Cisco IOS VoiceXML ブラウザ サービスは、セッション単位の価格体系になっています。Cisco 2800 と 3800 および Cisco 3700 のセッションに対しては、FL-VXML-1= および FL-VXML-12= という 2 つのフィーチャ ライセンスの部品番号があります。必要な最大同時セッション数になるように、ライセンスの部品番号を組み合わせてください。 Cisco AS5340XM と AS5400XM には、シャーシを専用の Cisco IOS VoiceXML ブラウザとして配置する場合に、特別なバンドルが用意されています。この構成では、Time-Division Multiplexing(TDM; 時分割多重化)や Digital Signal Processing(DSP; デジタル信号処理)リソースはバンドルに含まれません。

Cisco AS5350XM または AS5400XM を、TDM または Session Border Controller 機能が含まれるバンドルとして購入する場合は、シャーシあたり最大 240 セッションの VoiceXML を実行する権利がバンドル価格に含まれます。 価格については、シスコの担当者またはパートナーにお問い合わせください。
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Q: Cisco VoiceXML の機能には、特別なライセンスやキー コードが必要ですか。
A: VoiceXML ブラウザの機能は、Cisco IOS Voice イメージ以降に最初から備わっている機能です。Cisco IOS VoiceXML ブラウザ セッションをアクティブ化する CD、認証、またはキー コードはありません。Cisco IOS Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)で設定するだけで機能が有効になります。ただし、前述のように、通常はフィーチャ ライセンスを購入する必要があります。
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Q: Cisco IOS VoiceXML ブラウザに関するドキュメントはどこにありますか。
A: お客様およびパートナー向けに次のドキュメントが公開されています。
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